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2015年6月 1日 (月)

中央区 地上32階、高さ約170mの「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2015年5月末の建設状況

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-京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 東京駅近くの京橋二丁目では、「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。

 引用資料 日本土地建物(PDF:2013/10/02)
 「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)」の着工について 

 2つのプロジェクトで構成されおり、計画名は「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(再開発棟)」と「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(歴史的建築物棟)改修工事」となっています。

 下記の数値には、地上8階、地下2階、高さ30.32mの歴史的建築物「明治屋京橋ビル」は含んでいません。
 「明治屋京橋ビル」は、改修工事を実施して保存され、「免震構造」のビルに生まれ変わります。

京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(再開発棟)
◆ 所在地-東京都中央区京橋二丁目2番27
◆ 交通-東京メトロ銀座線「京橋」駅直結、JR「東京」駅徒歩5分
◆ 階数-地上32階、地下3階
◆ 高さ-最高部170.41m、軒高167.56m
◆ 敷地面積-7,994.44㎡(施設全体)
◆ 建築面積-5,182.84㎡(再開発棟)
◆ 延床面積-113.562.67㎡(再開発棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎-直接基礎、一部場所打ち杭(アースドリル工法、拡底杭)
◆ 地震対策-中間層免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、公益施設
◆ 建築主-京橋二丁目西地区市街地再開発組合(参加組合員 日本土地建物、東京建物、清水建設)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2016年10月31日予定


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断面図です。「中間層免震構造」を採用しています。低層部とオフィスの切り替え部分に「免振層」があります。


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南東側(中央通り側)から見た様子です。


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「再開発棟」はタワークレーン3基で建設しています。


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東側から見た様子です。


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自然光を取り入れた高さ約31mの開放的な「ガレリア空間」です。敷地内の道路は廃道となり、東側の「中央通り」と西側の「柳通り」を結ぶ貫通通路が設けられます。


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窓の無い部分が「免震層」となります。再開発棟は、「中間層免震構造」の採用により高度な耐震性能を確保します。「免震層」の上がオフィスフロアとなります。


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歴史的建築物の「明治屋京橋ビル」は、改修工事を実施して保存され、「免震構造」のビルに生まれ変わります。外観の美装化が行われピカピカのビルに生まれ変わりました。


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北東側(中央通り側)から見た様子です。


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歴史的建築物の「明治屋京橋ビル」を北東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南西側(柳通り側)から見た様子です。


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鉄骨の周囲に鉄筋の配筋が行われています。地上階も低層部とオフィスの切り替え部分の「免振層」までは、「鉄骨鉄筋コンクリート造」のようです。

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