千代田区 地上35階、高さ約191m「(仮称)新日比谷プロジェクト」 2015年6月27日の建設状況
-(仮称)新日比谷プロジェクト-
「三井不動産」は、日比谷公園東側の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地において「(仮称)新日比谷プロジェクト」として一体的な再開発計画を推進しています。
2015年1月28日に着工し、2015年3月23日に起工式を行いました。「(仮称)新日比谷プロジェクト」は、2018年1月末に竣工する予定です。
引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2015/03/23)
2018年 日比谷が再び輝きだす 都心型スマートシティ ~国際ビジネス・芸術文化都心「日比谷」の街づくり~ 「(仮称)新日比谷プロジェクト」着工
建物4階には11スクリーン、約2,300席の「シネマコンプレックス」の新設に加え、隣接する東京宝塚ビル内のスカラ座・みゆき座(約800席)との一体運営により、全体で13スクリーン、約3,000席の「(仮称)TOHOシネマズ日比谷」が誕生します。
「(仮称)新日比谷プロジェクト」は、私が首都圏から帰った直後にタワークレーンが登場し、またお蔵入りか・・・ と思いましたが、「タイム氏」から6月27日(土)の写真を送って頂いたのでUPしたいと思います。本当にいつもありがとうございます。
(仮称)新日比谷プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目1番他
◆ 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅直結、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部191.46m
◆ 敷地面積-10,702.32㎡
◆ 建築面積-8,690.23㎡
◆ 延床面積-188,619.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎と直接基礎の併用
◆ 地震対策-制震構造(オイルダンパー等)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化交流施設、産業支援施設等
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本設計・デザイン監修-日建設計
◆ 設計者(実施設計)・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年01月28日(着工)、2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年01月31日予定
配置図です。超高層ビルは長方形では無く、四方の側面中央部分が少しくびれています。
日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備します。
北西側から見た様子です。タワークレーンが2基登場しています(写真提供タイム氏)。
この現場は「逆打ち工法」が採用されています。そのため地下躯体の構築時に既存建物の地下躯体を解体します。
解体工事の工事名は「日比谷三井ビルディング・三信ビルディング地下解体工事」で、工期は2017年1月31日(予定)までとなっています。
西側の「日比谷公園」側から見た様子です。「(仮称)新日比谷プロジェクト」の基礎工法は「杭基礎と直接基礎」の併用となっています。「パイルド・ラフト基礎」の事だと思われます。
「パイルド・ラフト基礎」は、「杭に支持された(パイルド)+直接基礎(ラフト)」という意味でです。原則として全荷重を「直接基礎」で支持しますが、沈下抑止の為に「杭基礎」にも鉛直力を分担させます(写真提供タイム氏)。
西側の「日比谷公園」側から見た様子です。5月23日時点ではタワークレーンはまだ登場していませんでした。
敷地北側部分です(写真提供タイム氏)。
敷地内部です。見た感じでは、地上部分の鉄骨建方が始まるのはもう少し先でしょうか?(写真提供タイム氏)
「(仮称)新日比谷プロジェクト」の建築計画のお知らせです。
「(仮称)有楽町一丁目地区土地区画整理事業 広場関連施設新築工事」の建築計画のお知らせです。「(仮称)新日比谷プロジェクト」と一体的にに行われています。
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