総工費約290億円のビッグプロジェクト 東京メトロ銀座線「渋谷駅」の移設工事 2015年5月末の建設状況
-東京メトロ銀座線・渋谷駅の移設工事-
怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷地区ですが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」は渋谷駅街区基盤整備に合わせて大規模なリニューアル工事を進めています。
現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の3階に位置していますが、現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に移設します。総工費約290億円のビッグプロジェクトとなります。
引用資料 東京メトロ(PDF)
銀座線渋谷駅改良工事編
新・銀座線ホーム平面図(イメージ)
現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に「銀座線渋谷駅」を移設します。
現在、東口広場及び明治通りに7基ある銀座線の橋脚が3基となります。橋脚を減少させることで高架下の空間を広げ、駅前広場空間の拡充や道路交通の円滑化を図ります。
新・銀座線ホーム断面図(イメージ)
新しいホームは、現在の相対式2面2線から島式1面2線に変更します。ホーム幅を従来の約1.7倍に拡幅し、ホーム上の混雑を緩和させるほか、ホームドアを設置することにより安全性を向上させます。
大規模に行われている東京メトロ銀座線「渋谷駅」の移設工事です。
「構台」の上で「クローラークレーン」が稼働しています。どのような工程で移設が行われるのか? 皆目見当がつきません・・・
ただ、営業中の路線を生かしたまま工事を行っているので、超難工事である事は間違いないです。
本設の橋脚は一部先行して完成しています。
現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の地上3階部分にホームがある相対式2面2線の高架駅です。
別角度から見た様子です。
地上から見た「構台」です。
「構台」を支える橋脚です。
写真左側の「構台」と写真右側の「東京メトロ銀座線」の高架橋です。
| 固定リンク
« プラムシティ(PLUM CITY) (仮称)武蔵浦和駅第1街区第一種市街地再開発事業 B3-1棟新築工事 2015年5月末の建設状況 | トップページ | 港区 TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ) & 六本木ヒルズの「スター・ウォーズ展」 »
「125 東京都・渋谷区」カテゴリの記事
- 原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る (仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事 2024年9月末の建設状況(2024.10.07)
- 渋谷区 都市再生ステップアップ・プロジェクト「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」 2024年9月末の建設状況(2024.10.05)
- JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 原宿駅旧駅舎跡地開発 2024年9月末の建設状況!(2024.10.02)
- 国家戦略特区 総事業費約1,800億円 地上41階、高さ約208mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2025年2月以降に解体工事が始まる!(2024.09.25)
- 都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!(2024.08.28)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2024年9月末の建設状況(2024.10.06)
- JR東日本「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」環境影響調査書の閲覧 「高層部、北口歩行者広場」の詳細な配置図・緑化計画図が公開!(2024.10.03)
- JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 原宿駅旧駅舎跡地開発 2024年9月末の建設状況!(2024.10.02)
- 東京地下鉄(東京メトロ) 2024年10月下旬にも株式上場 詳細を9月20日に発表する見通し 時価総額は7,000億円規模!(2024.09.19)
- 川崎市 JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間) 都市計画変更について告示 「高架化」へ向けて前進!(2024.09.09)