横浜市 「横浜市山下ふ頭開発基本計画」を答申 大規模集客施設やコンベンション機能、スポーツ・エンターテインメント機能などの集積!
-横浜市山下ふ頭開発基本計画-
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる「新国立競技場」の建設計画が迷走に次ぐ迷走を重ねています。総工費が2,520億円に膨らんだ問題で、国民から猛反発を受けて政府が方針転換するようです。
デザイン変更や規模縮小は仕方がないですが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに間に合わないという醜態を世界にさらすのだけは避けて欲しいです。
ただ、過去に「ザハ・ハディド・アーキテクツ」による新競技場の当選案に大喜びしていた私には、今回の迷走について批判する資格は全くありません。
本題に戻って、横浜市の「山下ふ頭地区」の開発について議論してきた「横浜市山下ふ頭開発基本計画検討委員会」は、7月15日に答申をまとめました。
横浜市港湾局
横浜市山下ふ頭開発基本計画検討委員会
● 横浜市山下ふ頭開発基本計画を答申
横浜市は、この答申をもとにした最終的な基本計画を2015年8月中にまとめ、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催までに、一部の利用が始められるよう計画を進める方針です。
「山下ふ頭(山下埠頭)」の埠頭面積は約47.1haです。大規模集客施設やコンベンション機能、スポーツ・エンターテインメント機能などの集積を図ることを提案しています。
うち山下公園側の約13haについては、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年の一部供用を目指して先行的な事業推進を目指すとしました。全体完成は2025年頃を想定しています。
横浜港の物流の中心であった「山下ふ頭(山下埠頭)」ですが、海運の中心がコンテナとなったため、物流の中心が「本牧埠頭」や「南本牧埠頭」に移行しています。
現在の「山下ふ頭(山下埠頭)」の機能は、横浜ベイブリッジより外側の外港(南本牧埠頭、本牧埠頭、大黒埠頭)に移転・集約する考えです。
「ゾーニング図」です。
引用資料 横浜市港湾局(PDF:2015/07/15)
横浜市山下ふ頭開発基本計画 答申
「山下ふ頭(山下埠頭)」です。埠頭面積は約47.1haです。
「山下公園」側の約13haについては、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに一部供用を目指して先行的な事業推進を目指すとしました。
現在の「山下ふ頭(山下埠頭)」の機能は、横浜ベイブリッジより外側の外港(南本牧埠頭、本牧埠頭、大黒埠頭)に移転・集約する考えです。
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