江東区 東京ワンダフルプロジェクト 「SKYZ TOWER&GARDEN」の竣工により周囲が見違えるように綺麗に!
-東京ワンダフルプロジェクト-
「東京ワンダフルプロジェクト」は、東京電力・新東京火力発電所跡地の「豊洲六丁目3-2街区」で行われている大規模プロジェクトです。西側の「B3街区」と東側の「B2街区」で構成されています。
引用資料 東京ワンダフルプロジェクト・公式HP(リンク切れ)
先に西側の「B3街区」が竣工しました。「B3街区」の計画名は「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」で、正式名称は「SKYZ TOWER&GARDEN(スカイズタワー&ガーデン)」となっています。
東側の「B2街区」には、「(仮称)豊洲3-2街区計画B2街区新築工事」が建設中です。正式名称は「BAYZ TOWER&GARDEN(ベイズタワー&ガーデン)」となっています。
2棟合わせると総戸数1,660戸の大規模プロジェクトです。「SKYZ TOWER&GARDEN」と「BAYZ TOWER&GARDEN」に入っている施設などは団地共用部分となっています。住民は2棟のマンションを行き来して共用施設をすべて利用できます。2棟共に完売しています。
配置図です。東日本大震災による福島第一原子力発電所事故により、「東京電力」主導の開発が不可能になりました。
そのため「東京電力」主導の当初計画から大幅に変更になりましたが、外部の資本を大幅に入れた事により、すべての街区で竣工および着工しました。
SKYZ TOWER & GARDEN
「SKYZ TOWER&GARDEN」は、地上44階、地下2階、高さ154.90m、延床面積138,588.10㎡(住宅棟)、総戸数1,110戸の「トライスター型」の超高層タワーマンションです。2014年9月19日に工事完了、2015年3月2日から入居開始しています。
SKYZ TOWER & GARDENの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目2番31号
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅下車徒歩12分、ゆりかもめ「新豊洲」駅下車徒歩5分
◆ 階数-地上44階、地下2階
◆ 高さ-最高部154.90m、軒高148.9m
◆ 敷地面積-14,798.77㎡(B3街区全体)
◆ 建築面積-4,498.84㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-138,588.10㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(84本)
◆ 地震対策-免震装置(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)、制震装置(建物内部に「境界梁ダンパー」を設置)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-1,110戸(B3街区)
◆ 建築主-(建物売主)三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産、(土地売主)東京電力
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年04月05日
◆ 竣工-2014年09月19日(工事完了)
◆ 入居開始-2015年03月02日
「SKYZ TOWER & GARDEN」は地震対策として、免震装置(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)と制震装置(建物内部に「境界梁ダンパー」を設置)する清水建設の先進技術「シミズ・トライスター型ハイブリッド免制震システム」を日本で初めて採用しています。
「SKYZ TOWER & GARDEN」の下層階の様子です。
「SKYZ TOWER & GARDEN」のエントランスは北側にあります。
「テプコ豊洲ビル(通称ビッグドラム)」側から見た「SKYZ TOWER & GARDEN」です。
「SKYZ TOWER & GARDEN」の入居開始に合わせて、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の「新豊洲駅」から「テプコ豊洲ビル(通称ビッグドラム)」を経由して、「SKYZ TOWER & GARDEN」まで結ぶペデストリアンデッキが供用開始されました。ペデストリアンデッキの建築主は「東京電力」となっています。
地上から見たペデストリアンデッキです。
ペデストリアンデッキの両側には、植栽が大規模に行われています。樹木が大きく育つと見事な緑の帯になりそうです。
ペデストリアンデッキの上は絶好の撮影ポイントですが、両側のガラスが高くて、接写しても周囲の景色が写り込むので撮影には向いていません。
ペデストリアンデッキは、「鉄筋コンクリート造(RC造)」です。
「SKYZ TOWER & GARDEN」がペデストリアンデッキの終点です。エレベーターも設置されています。
ペデストリアンデッキは途中で北側に分岐していますが、まだ行き止まりとなっています。
これには笑ってしまいました。
ペデストリアンデッキの先では、「芝浦工業大学附属中学高等学校」の「豊洲新校舎」の建設が行われています。
「芝浦工業大学附属中学高等学校」は、2017年4月に「豊洲新校舎」に移転する予定です。
「SKYZ TOWER & GARDEN」の入居開始に合わせて、「新豊洲CUBE(データセンター)」の外周道路が供用開始されました。
BAYZ TOWER&GARDEN
BAYZ TOWER&GARDEN(ベイズタワー&ガーデン)」は、地上31階、地下1階、高さ110.0m、総戸数550戸の超高層タワーマンションです。
BAYZ TOWER&GARDENの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲3-2街区計画B2街区新築工事
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目10-9(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅より徒歩14分(2015年4月完了予定の護岸工事に伴う歩道の整備により徒歩11分となる予定)、新交通ゆりかもめ「新豊洲」駅より徒歩6分
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部110.0m、軒高103.3m
◆ 敷地面積-21,242.52㎡(施設全体)、11,094.98㎡(B2街区)
◆ 建築面積-3,305.00㎡
◆ 延床面積-66,156.13㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)、制震構造(建物内部に「U型鋼材ダンパー」60基を設置)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-550戸
◆ 建築主-(建物売主)東京建物、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産、(土地売主)東京電力
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年07月01日
◆ 竣工-2016年07月下旬予定
◆ 入居開始-2016年10月下旬予定
「(仮称)豊洲3-2街区計画B2街区新築工事」の建築計画のお知らせです。2012年5月22日から掲示されているはずですが、今までは立入禁止の部分に掲示されていたようで、初めて見ました。
「BAYZ TOWER&GARDEN(ベイズタワー&ガーデン)」の計画名は、「(仮称)豊洲3-2街区[B2街区]開発計画」かと思っていましたが、「(仮称)豊洲3-2街区計画B2街区新築工事」が正解のようです。
パークアクシス豊洲キャナル
「BAYZ TOWER&GARDEN(ベイズタワー&ガーデン)」の北隣には、高級賃貸マンション「パークアクシス豊洲キャナル」が建設中です。
パークアクシス豊洲キャナルの概要
◆ 計画名-(仮称)江東区豊洲六丁目計画(住宅棟)
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目10番10(仮換地地番)
◆ 階数-地上19階、地下1階
◆ 高さ-最高部65.38m、軒高59.90m
◆ 敷地面積-8,721.41㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,004.35㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-35,709.77㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-498戸
◆ 建築主-三井不動産 アコモデーション事業本部
◆ 設計者・監理者-東急建設
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2014年01月06日
◆ 竣工-2015年11月30日予定
商業・公益施設棟の「キャナルプレイス豊洲」です。
「(仮称)江東区豊洲六丁目計画」の建築計画のお知らせです。住宅棟の「パークアクシス豊洲キャナル」と商業・公益施設棟の「キャナルプレイス豊洲」で構成されています。
「東雲運河」と「東電堀」沿いには、津波や高潮から守る堤防を兼ねているプロムナード(遊歩道)が整備されています。
撮影時、「東電堀」沿いのプロムナード(遊歩道)が一部供用開始されていました。
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