新宿駅南口地区基盤整備事業 「新宿駅新南口ビル(仮称)、新宿交通結節点整備工事、新宿跨線橋の架け替え工事」 2016年春の供用開始!
-新宿駅新南口ビル(仮称)-
「新宿駅新南口ビル(仮称)」は、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つで、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎跡に建設中の超高層ビルです。
概要は、地上33階、地下2階、高さ約170m(建築計画のお知らせでは168.16m)、延床面積約111,000㎡となっています。竣工は2016年3月31日を予定しています。
地下1階・2階は駐車場、1階~5階は商業施設(JR東日本子会社のルミネ約9,400㎡)、6階~33階はオフィスを予定しています。
引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2012/09/04)
新宿駅周辺が回遊性のある交流拠点へと進化します
新宿駅新南口ビル(仮称)の概要
◆ 計画名-新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口開発ビル
◆ 所在地-東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目他
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-最高部168.16m、軒高167.31m
◆ 敷地面積-17,860.96㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-18,416.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-136,541.88㎡(施設全体)、約111,000㎡(ビル本体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(6階~33階)、店舗 (1階~5階)、文化交流施設
◆ 建築主-国土交通省、東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-大林組、鉄建建設、大成建設JV
◆ 着工-2013年09月(本体工事)
◆ 竣工-2016年03月31日予定
「断面図」です。
「新宿駅新南口ビル(仮称)」の建設現場です。新宿駅周辺には、強固な地盤の「東京礫層(とうきょうれきそう)」が比較的浅い場所にあるので、「東京礫層」を支持地盤とする直接基礎の超高層ビルが多いですが、このビルは「杭基礎」です。
「新宿駅新南口ビル(仮称)」は、エレベーター、非常階段、トイレ等の建物の「コア」部分を南側に配置しているようです。
「新宿駅新南口ビル(仮称)」の最高部です。
西隣には、4階までの「新宿交通結節点」の上部5階~7階部分に「文化交流施設」が建設中です。超高層棟本体から少し離れていますが、この部分も「新宿駅新南口ビル(仮称)」に含まれます。
北西側から見た「新宿駅新南口ビル(仮称)」です。
新宿交通結節点整備工事
「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設するプロジェクトです。
◆ 4階-高速バス関連施設
◆ 3階-タクシー乗降場、一般車乗降場
◆ 2階-歩行者広場(サザンテラスと一体化)、駅施設
「新宿交通結節点整備工事」の建設現場です。2016年春の供用開始予定です。
4階の「高速バス関連施設」です。駅周辺の10ヶ所以上に散らばっているバス発着場を集約する予定です。
南側から見た様子です。
北西側から見た様子です。4階建てですが、「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう」の路面が2階床の高さになるので、「新宿跨線橋」から見ると3階建てに見えます。
新宿跨線橋の架け替え工事
「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の架け替え工事です。老朽化した新宿跨線橋は、道路の幅が広く、耐震性に優れた橋に生まれ変わります。
道路の幅を30m(歩道5m+6車線20m+歩道5m)から50m(歩道8m+6車線・停車帯30m+歩道8m)に広げ、歩道の幅も8mに広げることで、歩きやすくゆとりある空間として生まれ変わります。
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