西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業 上下線共に高架に移行した「石神井公園~大泉学園駅間」
-石神井公園~大泉学園駅間-
「西武鉄道」は、東京都・練馬区と進めている「西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業」において、2015年1月25日(日)に「石神井公園駅付近~大泉学園駅間(Ⅱ期区間)」の高架化が完了しました。これにより2007年度より進めてきた全線高架化が完了しました。
引用資料 西武鉄道(PDF:2014/11/27)
2015年1月25日(日)初電車より石神井公園~大泉学園駅間の上り線を高架化します。
高架化により、2011年4月になくなった6ヶ所(Ⅰ期区間)とあわせて、事業区間の9ヶ所すべての踏切がなくなり、踏切による交通渋滞が解消されました。引き続き、2016年度の完了に向けて、鉄道施設工事や東京都による側道整備などを進めています。
連続立体交差事業の概要
◆ 事業名-西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業
◆ 事業者-東京都
◆ 事業延長-約2.4km(Ⅰ期区間:約1.2km、Ⅱ期区間:約1.2km)
◆ 事業費-約383億円(複々線化事業を含む総事業費約509億円)、(負担内訳: 国、都及び練馬区約306億円、西武鉄道約203億円)
◆ 事業認可期間-2007年度~2016年度
(備考) 「西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業」は、東京都が事業主体となり、道路整備の一環として進めている都市計画事業であり、西武鉄道は東京都・練馬区とともに事業を推進しています。
「大泉学園駅」のホーム東端から見た様子です。
「大泉学園駅」の手前で高架工事が終わっているので、大泉学園駅の東側にある「石神井公園第10号踏切」の1ヶ所だけ踏切が残ります。
写真左側が2015年1月25日(日)から高架に切り換えられた「上り線」、写真右側が2013年11月24日(日)から高架に切り換えられた「下り線」です。
「西武30000系電車」が、高架に切り換えられた「上り線」を駆け上がって行きます。
「西武鉄道池袋線(練馬高野台駅~大泉学園駅間)連続立体交差事業」という事業名ですが、「大泉学園駅」は島式1面2線の地上駅のままで変更はありません。
「大泉学園駅」に停車中の「西武30000系電車」です。愛称は「スマイルトレイン(Smile Train)」です。
「大泉学園駅」は、橋上駅舎になっています。
「大泉学園駅」の周囲には、橋上駅舎の高さに合わせて歩行者デッキが整備されています。奥に見えるのは、整備が完了した「大泉学園駅北口地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物及び公共施設新築工事」です。
施設全体の名称は「リズモ大泉学園」で、低層部分の商業施設「Grand Emio(グランエミオ)大泉学園」は、2015年4月10日にオープンしています。タワーマンションの部分は「プラウドタワー大泉学園」となっています。
「石神井公園駅」のホーム西端から西側(大泉学園駅側)を見た様子です。
アップです。複々線はここで終わり、ここから先は複線になります。
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