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2015年9月

2015年9月30日 (水)

川崎市 竣工した地上45階、高さ約159mの「プラウドタワー武蔵小杉」

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-プラウドタワー武蔵小杉-

 「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事」は、地上45階の「分譲住宅棟」、地上13階の「賃貸住宅棟」、2棟の「商業・業務棟」で構成されています。

 街区中央の「ユニオンビル」は、再開発の対象ではなくそのまま残ったので、再開発区域は漢字の「回」の字型になりました。

 超高層の「分譲住宅棟」は、地上45階、地下1階、高さ158.95m、総戸数450戸(事業協力者住戸(非分譲住戸)17戸含む)で、正式名称は「プラウドタワー武蔵小杉」となっています。2015年1月下旬に竣工し、2015年2月下旬から入居開始しています。

プラウドタワー武蔵小杉の概要
◆ 計画名-小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町三丁目1501番、1502番(地番)
交 通:東横線 「武蔵小杉」駅徒歩4分、目黒線「武蔵小杉」駅徒歩4分、南武線「武蔵小杉」駅徒歩4分、横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅徒歩10分
階数-地上45階、地下1階(分譲住宅棟)
◆ 高さ-最高部158.95m
◆ 敷地面積-9,069.50㎡(施設全体)、6,523.60㎡(分譲住宅棟)
◆ 建築面積-4,048.84㎡ (分譲住宅棟)
◆ 延床面積-65,754.17㎡(容積対象外面積24,977.30㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリ-ト造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭 
◆ 地震対策-制震構造(低降伏点鋼を使用した境界梁ダンパーを設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、店舗、オフィス、保育所
◆ 総戸数-高層棟450戸(事業協力者住戸(非分譲住戸)17戸含む)
◆ 建築主-小杉町3丁目中央地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、相鉄不動産)
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2011年05月30日
◆ 竣工-2015年01月下旬
◆ 入居開始-2015年02月下旬


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「プラウドタワー武蔵小杉」を西側の「府中街道」側から見た様子です。


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「プラウドタワー武蔵小杉」を北西側から見た様子です。


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ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉

 賃貸住宅棟の「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」です。地上13階、地下1階、総戸数139戸(他集会室1戸)で、2013年8月末日に竣工、2013年10月から入居開始しています。


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セントア武蔵小杉B棟
 商業・業務棟の「セントア武蔵小杉B棟」です。セントア武蔵小杉は、敷地北側の「A棟」とイトーヨーカドー側の「B棟」で構成されます。イトーヨーカドー側の「B棟」が先行して2013年9月1日にオープンしています。


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「セントア武蔵小杉B棟」の東側の道路も綺麗に整備されています。


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「セントア武蔵小杉B棟」を北東側から見た様子です。「セントア武蔵小杉B棟」と「プラウドタワー武蔵小杉」の間の建物は、「ユニオンビル」です。

 「ユニオンビル」は、再開発の対象ではなくそのまま残ったので、再開発区域は漢字の「回」の字型になりました。「ユニオンビル」も違和感なく馴染んでいます。


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セントア武蔵小杉A棟

 敷地北側の商業・業務棟の「セントア武蔵小杉A棟」です。2014年7月7日にオープンしています。


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「セントア武蔵小杉A棟」を北東側から見た様子です。


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「セントア武蔵小杉A棟」と「JR南武線」の間です。以前は物凄く狭い空間でしたが、歩道付きの都市計画道路が整備されてかなり広くなりました。道路の部分には「ケイアイビル」がありましたが解体されています。


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「セントア武蔵小杉A棟」を北西側から見た様子です。


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「JR南武線」と「セントア武蔵小杉A棟」の間に整備された歩道付きの都市計画道路です。見違えるように広くなり、歩道も歩きやすくなりました。


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西隣の「中原区役所」との間は、南北に抜けられるようになっています。


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西隣の「中原区役所」の前も歩道付きの都市計画道路が整備されて西側の幹線道路(府中街道)と接続されています。

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2015年9月29日 (火)

港区 JR田町駅直結の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」 2015年10月1日着工!

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-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト-

 昨日の「福山雅治」と「吹石一恵(」の結婚のニュースにはビックリしました。「ブラタモリ」でもおなじみの桑子真帆アナウンサーも思わず、「NHKニュース7」で「ショック…」とNHKでは珍しく本音を漏らす場面も・・・

 「千原ジュニア」の結婚も大きなニュースでしたが、完全に吹き飛んでしまいました。でもこの事をずっと自虐ネタに出来るので、意外とおいしかったかも?(笑)

 本題に戻って、「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めていますが、2015年9月28日に、A棟及びホテル棟、またスマートエネルギーセンター(B棟Ⅰ期工事)の起工式を行い、2015年10月1日に着工することとなりました。

 引用資料 三井不動産(2015年9月28日)
 「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」着工 -東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結の大規模複合開発- 

 2015年9月1日に着工する予定だったのでほぼ計画通りです。A棟、ホテル棟及びスマートエネルギーセンターは2018年春竣工予定、B棟(Ⅱ期工事)は2019年中の竣工予定です。

 「A棟」は、建築計画のお知らせでは、地上32階、地下2階、高さ(最高部169.10m、軒高169.10m)となっていましたが、地上31階、地下2階、高さ約165mになるようです。
 「B棟」は、当初計画では、地上36階、地下2階、高さ約185mとなっていましたが、階数は同じで、高さが約180mになるようです。

(仮称)TGMM芝浦プロジェクト A棟の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目1番20ほか
◆ 階数-地上31階、地下2階
◆ 高さ-約165m
◆ 敷地面積-10,717.56㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 延床面積-約132,600㎡(A棟)
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2018年春予定

(仮称)TGMM芝浦プロジェクト ホテル棟の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目1番20ほか
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-10,717.56㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 延床面積-約16,360㎡(ホテル棟)
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2018年春予定

(仮称)TGMM芝浦プロジェクト B棟の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目1番20ほか
◆ 階数-地上36階、地下2階
◆ 高さ-約180m(Ⅰ期工事約22m)
◆ 敷地面積-13,659.94㎡
◆ 延床面積-約150,000㎡(Ⅰ期工事約4,740㎡含む)
◆ 用途-オフィス、店舗、スマートエネルギーセンター
◆ 建築主-(Ⅰ期工事)東京ガス、(Ⅱ期工事)三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-清水建設(スマートエネルギーセンター)
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-(Ⅰ期工事)2018年春予定、(Ⅱ期工事)2019年中予定


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夜間のイメージパースです。外装デザインは、世界的な建築設計事務所である「KPF(Kohn Pedersen Fox Associates)」が担当します。

 東京のスカイラインに浮かび上がる、2棟のオフィスタワーの門型フレームは、本プロジェクトや国際都市・東京を訪れる人々を迎え入れる「ゲート」をイメージしています。
   

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「配置図」です。


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「A棟」の建設予定地です。


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「B棟」の建設予定地です。


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現在の「芝浦公園」です。上空を東京モノレールが走っています。「芝浦公園」は「公園街区」に移転します。移転後は、都市計画公園では無くなりますが、広場として既存の緑を保つ計画です。

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2015年9月27日 (日)

港区 森トラストの「赤坂ツインタワー」の建て替え計画 近隣の地権者と共同で事業を進めるとは、具体的にどのビル?

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-赤坂ツインタワー-
 
アップルの新製品「iPhone 6s」の国際版CMに「Perfume(パフューム)」が起用されています。楽しそうに自撮りをしている3人(あ~ちゃん、かしゆか、のっち)が2回登場します。ファンの一人としてちょっと誇らしいです。

 YouTube(1分) 日本語版
 iPhone 6s - 唯一変わったのは…

 YouTube(1分) 英語版
 iPhone 6s - The Only Thing That’s Changed Is… 

 撮影場所は、背景を見ると「香港」ですね。超高層ビルの室内から撮影しています。大体の場所は分かりましたが、どのビルかまでは特定出来ませんでした・・・

 本題に戻って、森トラストは、「虎ノ門パストラル」跡地、「赤坂ツインタワー」建て替え、「三田43MTビル」を中心とした再開発など、東京都港区内で計画している3件の開発予定地に積極投資します。
 
 「赤坂ツインタワー」には、「赤坂ツインタワー本館、赤坂ツインタワー東館、ATT新館」の3棟がありますが、 建て替えの対象は、「赤坂ツインタワー本館、赤坂ツインタワー東館」の2棟です。 
 
赤坂ツインタワーの概要
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下4階
◆ 敷地面積-11,866.50㎡(本館・東館合計)
◆ 延床面積-98,033.02㎡(本館・東館合計)
◆ 構造- 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1983年03月(2002年リニューアル工事実施)


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MTG赤坂2丁目駐車場

 「赤坂ツインタワー」は、解体工事が完了して「MTG赤坂2丁目駐車場」として暫定的に使用されています。写真を「タイム氏」に送って頂いたので、UPしたいと思います。

 「日刊建設工業新聞」によると、近隣の地権者と共同で事業を進めたりして、4000坪(約13,200㎡)程度の敷地を確保する見込みです。
 再開発ビルは超高層ビル1棟となる見通しで、2020年の東京オリンピックに間に合うよう事業が進められます(写真提供タイム氏)。


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「MTG赤坂2丁目駐車場」の一部は、「コンクリートミキサー車」が専属契約しているようです(写真提供タイム氏)。


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南西側から見た様子です(写真提供タイム氏)。


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敷地南東側に隣接する手前の「NTT赤坂ビル」と奥の「テレコム・アイザックジャパン」のビルです(写真提供タイム氏)。


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北東側から見た様子です。手前が「テレコム・アイザックジャパン」のビル、奥の塔があるビルが「NTT赤坂ビル」です。

 「近隣の地権者と共同で事業を進めたりして」ということですが、具体的にはどのビルか分かりません。このビルのどちらか? それとも両方でしょうか?(2015年5月25日撮影)


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敷地西側に隣接する「扇が丘会館」も可能性があります。それ以外にも敷地北東側に隣接しているマンションも可能性があります(写真提供タイム氏)。

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2015年9月26日 (土)

中野区 総延床面積約117,000㎡の「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」 地区計画及び関連都市計画(素案)

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-中野囲町東地区第一種市街地再開発事業-

 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。

 「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。

 引用資料 中野区(PDF:2015/06/04)
 囲町地区まちづくり説明会資料

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。

● 2棟で、総延床面積約117,000㎡
 「A地区(東地区)」の「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」は、2棟・総延床面積約117,000㎡の再開発施設を想定しています。

 JR中野駅に近い「A敷地」に、住宅棟と業務棟を一体化した延床面積約87,500㎡規模の再開発施設を想定、一体化する低層部には商業施設を計画しています。
 「囲町ひろば」を挟んだ西側の「B敷地」には、延床面積約29,500㎡規模の住宅棟を想定しています。

中野囲町東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 高さ制限-(A敷地)100m、(B敷地)90m
◆ 敷地面積-(A敷地)約10,050㎡、(B敷地)約3,160㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約6,800㎡、(B敷地)約1,700㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約87,500㎡、(B敷地)約29,500㎡
◆ 容積対象面積-(A敷地)約60,290㎡、(B敷地)約18,960㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、オフィス、店舗、(B敷地)共同住宅
◆ 総戸数-約600戸(A敷地とB敷地の合計)
◆ 建築主-(仮)中野囲町東地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産レジデンシャル、大成建設)
◆ 都市計画決定-2015年12月予定
◆ 組合設立-2016年度予定
◆ 権利変換計画認可-2017年度予定
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2022年度予定


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街区図です。囲町地区は「A地区(東地区)、B地区(西地区)、C地区(鉄道関連地区)」の3地区で構成されています。


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配置図です。「A地区(東地区)」は広場を挟んで、東側の「A敷地」、西側の「B敷地」に分かれます。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」は、「中野四季の都市」の南側に計画されれています。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の予定地を北東側から見た様子です。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の予定地を南西側から見た様子です。JR線沿いに「都市計画道路補助221号線」などの整備も計画しています。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(B敷地)」の予定地を南東側から見た様子です。JR線沿いに「都市計画道路補助221号線」などの整備も計画しています。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(B敷地)」の予定地を南西側から見た様子です。


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囲町地区の「B地区(西地区)」を南東側から見た様子です。


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囲町地区の「B地区(西地区)」を南西側から見た様子です。

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2015年9月25日 (金)

中野区 竣工した地上27階、高さ約102mの「クラッシィタワー東中野」

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-クラッシィタワー東中野-

 個人的な事ですが、母の葬儀で数日間、実家の高知に帰っていました。心に大きな穴がぽっかり開いてしまいました。心が折れそうですが、ブログは続けます。

 本題に戻って、JR中央・総武線、都営大江戸線「東中野」駅から徒歩1分の「山手通り」沿い東側に「(仮称)東中野4丁目計画」が建設されました。

 地上27階、地下1階、高さ102.00m、総戸数245戸(他に管理事務室1戸)のタワーマンションで、正式名称は「クラッシィタワー東中野」となっています。2015年3月下旬に竣工し、2015年3月下旬から入居開始しています。

クラッシィタワー東中野の概要
◆ 計画名-(仮称)東中野4丁目計画
◆ 所在地-東京都中野区東中野四丁目5番10号 
◆ 交通-JR中央・総武線、都営大江戸線「東中野」駅 徒歩1分、東京メトロ東西線「落合」駅 徒歩5分、西武新宿線「中井」駅 徒歩12分、東京メトロ丸ノ内線「中野坂上」駅 徒歩13分
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-最高部102.00m、建築物96.55m
◆ 敷地面積-6,148.21㎡
◆ 建築面積-4,654.16㎡
◆ 延床面積-31,847.89㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(28本)
◆ 地震対策-制震構造(間柱ダンパーと境界梁ダンパーの2種類の制震装置を組み合わせ)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-245戸(他に管理事務室1戸)
◆ 建築主-住友商事
◆ デザイン監修-アルキフォルマ(有)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年11月21日
◆ 竣工-2015年01月30日(工事完了)、2015年03月下旬(竣工)
◆ 入居開始-2015年03月下旬

(注意)
 上記の概要は建築計画のお知らせと公式HPの数値です。竣工後の「東京都環境局」のHPでは、建築面積4,626.79㎡、延床面積31,698.67㎡となっています。


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南西側から見た様子です。地震対策として、「間柱ダンパー」と「境界梁ダンパー」という2種類の制震装置を組み合わせた「制震構造」を採用しています。


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南西側から見た下層階の様子です。基礎は、地表面から約33mの「細砂層」まで「場所打ちコンクリート拡底杭」を28本打ち込んでいます。


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下層外の商業施設には「サミットストア」と「コルモピア(サミット衣料館)」が入っています。元々この敷地にはスーパーマーケットの「サミットストア」がありました。

 ちなみに建築主の「住友商事」は、スーパーマーケットチェーン「サミットストア」を展開している「サミット」の親会社です。「サミット」は、住友商事の100%子会社となっています。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「クラッシィタワー東中野」のエントランス部分です。


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「サミットストア」と「コルモピア(サミット衣料館)」の駐車場の出入口と「クラッシィタワー東中野」の駐車場の出入口は、幹線道路の「山手通り」沿いの北側に設けられています。


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北側が「サミットストア」と「コルモピア(サミット衣料館)」の駐車場の出入口、南側が「クラッシィタワー東中野」の駐車場の出入口となっています。


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すぐ南側では、中野区が東中野駅西口において、駅前広場・地下駐輪場・連絡通路などを整備する「東中野駅西口整備事業」が行われました。


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膜構造の屋根も設置されています。


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交通広場です。

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2015年9月24日 (木)

港区 青山霊園近く 地上26階、高さ約105mの超高層タワーマンション「(仮称)港区南青山二丁目計画」

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-(仮称)港区南青山二丁目計画-
 「青山霊園」近くに「(仮称)港区南青山二丁目計画」が計画されています。地上26階、地下1階、高さ105.04mの超高層タワーマンションです。

 地上26階で、最高部105.04m(軒高99.99m)とは随分階高が高いです。用途は「共同住宅」のみとなっているので、下層階の店舗で階高を稼いでいる訳でもありません。
 階高が高い贅沢な造りになりそうです。場所的にも超の上に超が付く超高級マンションとなりそうですね。

(仮称)港区南青山二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都港区南青山二丁目27番地1他
◆ 階数-地上26階、地下1階
◆ 高さ-最高部105.04m、軒高99.99m
◆ 敷地面積-3,910.57㎡
◆ 建築面積-1,955.00㎡
◆ 延床面積-27,930.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(不明))
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2015年09月14日(当初計画)
◆ 竣工-2018年02月28日予定


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「(仮称)港区南青山二丁目計画」の建設予定地を六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た様子です。


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「(仮称)港区南青山二丁目計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)港区南青山二丁目計画」の建設予定地を東側から見た様子です。


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「(仮称)港区南青山二丁目計画」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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「(仮称)港区南青山二丁目計画」の建築計画のお知らせです。

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2015年9月22日 (火)

江戸川区 竣工した地上29階、高さ約105mの「アルファグランデ小岩スカイファースト」

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-アルファグランデ小岩スカイファースト-

 「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR総武本線の「小岩駅」から南側にフラワーロード(商店街)を約200mくらい歩いた東側の再開発プロジェクトです。

 地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の超高層タワーマンションです。
 正式名称は「アルファグランデ小岩スカイファースト」で、2015年4月下旬に竣工し、2015年6月下旬から入居開始しています。

アルファグランデ小岩スカイファーストの概要
◆ 計画名-南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目2354番(地番)
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部105.20m、建築物99.90m
◆ 敷地面積-3,159.49㎡
◆ 建築面積-2,209.21㎡
◆ 延床面積-32,112.82㎡(うち容積対象面積22,084.17㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(55本)
◆ 地震対策-中間免震構造(5階と6階の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-177戸(地権者住戸12戸)
◆ 建築主-スターツコーポレーション、一般財団法人首都圏不燃建築公社
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業建設工事 共同企業体(大成建設、スターツCAM共同企業体)
◆ 着工-2012年12月20日
◆ 竣工-2015年04月下旬
◆ 入居開始-2015年06月下旬


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭」となっています。硬い支持層がある地下約47mまで合計55本の杭を打設しています。

 地震対策として「中間免震構造」を採用しています。5階と6階の間に、鋼板とゴムを層状に積み重ねて中央に鉛を埋め込んだ「鉛プラグ入り積層ゴム等」を設置しています。

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2015年9月21日 (月)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 旧牛込駅の遺構や牛込見附など「飯田橋駅」周辺は見所がいっぱい!

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-JR飯田橋駅-

 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

 現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。

 実際にJR飯田橋駅を見てどのようになるのか妄想するのは楽しいです。JR飯田橋駅周辺には、旧牛込駅の遺構や牛込見附などの見所がいっぱいあり、歴史的にも楽しい場所です。


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平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。

 ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「現在の連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
 JR中央線飯田橋駅ホームにおける抜本的な安全対策の着手について


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急曲線区間(曲線半径R=300m)です。


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急曲線区間(曲線半径R=300m)は、列車とホームの隙間が大きくなります。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。


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この先は、JR飯田橋駅の西口への連絡通路です。


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JR飯田橋駅の西口への連絡通路です。この部分が新しいホームになります。


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「牛込橋(早稲田通り)」の北側にJR飯田橋駅の西口があります。ホーム移設にあわせ「西口駅舎」を建て替えます。また、駅舎建替えに合わせて小規模な店舗を計画するとともに、千代田区と連携し駅前広場(約1,000㎡)を整備します。


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「牛込橋(早稲田通り)」を新宿方(南西側)に越えてホームが伸びます。敷地に余裕があるのでホーム設置には問題はありません。

 ホーム移設を計画する範囲の一部は史跡区域(江戸城外堀跡)に指定されています。そのため、文化財に配慮した計画となるよう検討を進めていきます。


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東側は「中央線快速」のためホームは設けません。


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旧牛込駅

 この場所にはかつて「牛込駅」がありました。「ブラタモリ」でも放送していましたが、中央線の複々線化に伴い、従来からあった「牛込駅」と「飯田町駅」を統合して中間に飯田橋駅を開業しました。

 そのため、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設するのjは、旧牛込駅の復活とも言えますね。


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旧牛込駅の駅舎があった場所

 ピザ屋さんと薬局がある場所に、かつての「牛込駅」の駅舎がありました。


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旧牛込駅の遺構

 この石垣が旧牛込駅の遺構です。このあたりは「飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業」を撮影するために何度も歩いたのですが、「ブラタモリ」を見て知るまでは普通に通り過ぎていました。


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江戸城の牛込見附跡
 JR飯田橋西口のすぐ近くに巨大な石垣があります。江戸城の牛込見附跡です。ここは見張り番が常駐する門でした。

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2015年9月20日 (日)

JR東日本 八高線「拝島駅」上りホームに試行導入された高見沢サイバネティックス製の「昇降式ホーム柵」

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-拝島駅(はいじまえき)-

 「拝島駅(はいじまえき)」は、東京都昭島市と福生市にまたがる「JR東日本、日本貨物鉄道(JR貨物)、西武鉄道」の駅です。こんな趣味が無かったら関西人の私は一生来ることは無かったと思います。


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JR拝島駅の改札内コンコースです。JR拝島駅は橋上駅舎となっています。


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「JR東日本」は、2015年3月28日から、拝島駅の八高線拝島駅上りホーム(5番線)で「昇降式ホーム柵」の試験運用を開始しています。

 JR東日本 プレスリリース(PDF:2014/12/16)
 昇降式ホーム柵の試行導入について 


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JR拝島駅に着いた時に電車が出てしまいました。次の電車は30分後でした。スケジュールがタイトだったので待つ事が出来ず、残念ながら「昇降バー」が上昇した時の写真はありません。


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3本の「昇降バー」を使ったタイプです。


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高見沢サイバネティックス製

 ホームでの事故を防ぐ「切り札」といえる「ホームドア(可動式ホーム柵)」は、高額な設置コストが、さらなる普及の妨げとなっています。
 そこで注目を集めているのが、「昇降式ホーム柵」です。安全を確保する「仕切り」が左右にではなく上下に動くものです。

 JR拝島駅の「昇降式ホーム柵」は、相模鉄道「弥生台駅」で1年間に渡って試験運用が行われてきた「高見沢サイバネティックス製」の改良型です。

 高見沢サイバネティックス(2014/12/17)
 東日本旅客鉄道株式会社様 八高線 拝島駅 「昇降式ホーム柵システム」のご採用について 


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八高線拝島駅上りホーム(5番線)の4両編成分に設置しています。


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横から見た様子です。


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幅の広いタイプです。


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幅の狭いタイプです。


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JR西日本の昇降式ホーム柵(六甲道駅)
 
JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 JR西日本は、神戸線の「六甲道駅」の上り線3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置し、2014年12月13日~2015年3月末まで試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ったため、2015年4月以降も継続設置されています。

 この結果、JR京都線の「高槻駅」で工事を進めている「新快速専用の新設ホーム」に「昇降式ホーム柵」を整備することとなりました。
 2016年春の「新快速専用の新設ホーム」の供用開始と同時に「昇降式ホーム柵」も供用開始されます。

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2015年9月18日 (金)

横浜市 「上大岡C北地区再開発事業」は、地上32階、延床面積約49,000㎡の超高層複合ビルを想定!

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-上大岡駅前地区-
 
京浜急行電鉄本線「上大岡駅」と横浜市ブルーライン「上大岡駅」周辺一帯は、大規模な再開発が行われ、横浜市の副都心となっています。
 
 上大岡駅前地区には、「ゆめおおおか・オフィスタワー、横浜ヘリオスタワー、上大岡タワー ザ レジデンス」の3棟の超高層ビルが竣工済みです。

● 上大岡C北地区再開発事業
 更に4棟目の超高層ビルを建設する計画があります。「上大岡C北地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルを地上32階、地下1階、延床面積約49,000㎡、下層階に商業施設、上層階に約320戸の共同住宅が入る複合施設にすることを想定しています。

 日刊建設工業新聞(2015/09/17)
 上大岡C北地区再開発(横浜市港南区)/32階建て複合ビル想定/準備組合

 再開発事業の計画地は、対象区域面積約8,000㎡です。現在は「富士ショッピングセンター」などの商業施設や店舗ビルが建っています。「C北地区再開発事業」が完成すれば、上大岡駅前地区で計画中の再開発事業は全て完了します。


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「上大岡C北地区再開発事業」の予定地です。現在は「富士ショッピングセンター」などの商業施設や店舗ビルが建っています。


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「上大岡C北地区再開発事業」の範囲です。

 引用資料(PDF)
 上大岡C北地区市街地再開発準備組合


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「A地区」の「ゆめおおおかオフィスタワー」です。地上26階、地下3階、高さ約113mの超高層オフィスビルです。1997年3月に竣工しました。
 
 
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「B地区」の「横浜ヘリオスタワー」です。地上30階、地下2階、高さ99.95m、総戸数307戸のタワーマンションです。下層階は商業施設になっています。2003年11月に竣工しました。
 
 
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「C南地区」の「ミオカ(上大岡タワー ザ レジデンス)」です。地上34階、塔屋2階、地下3階、高さ約128m、総戸数346戸(事業協力者住戸41戸含む)のタワーマンションです。下層階は商業施設になっています。2010年2月に竣工しました。


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(おまけ)
 「Perfume(パフューム)」の結成15周年&メジャーデビュー10周年を記念して開催される、「Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP」のチケットが自宅に届きました。3人の顔写真入りのメチャメチャ可愛いチケット(正確には座席指定券 引換券)でした。

 9月29日(火)に「日本武道館」でライブを見て、ついでに超高層ビルも撮影しようと思っていましたが、家庭の事情で行く事が出来ない可能性が高くなってきました。「あ~ちゃん、かしゆか、のっち」の3人を見るのがメチャメチャ楽しみだったのですが・・・

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2015年9月17日 (木)

幕張新都心 「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 イーストウイング新築工事」着工 総客室数2001室(客室収容人数4000人超)の日本最大級のホテルに!

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-アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉-

 「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」は、幕張新都心で一番高さが高いビルです。外観は巨大なプリズムのような三角柱になっています。
 
 西武鉄道グループの「幕張プリンスホテル」としてオープンしましたが、2005年12月に約132億円でAPAグループに売却され、2006年7月1日に「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」としてオープンしました。
 
 客室稼働率が高く、今後の集客も大いに期待出来るため、2014年4月10日に増築第一弾として、客室数500室(全室ツインルーム)、大浴場・露天風呂を併設した「ウエストウイング」を開業しました。
 幕張地区で圧倒的客室数である1,501室体制となった後も、年間平均稼働率93.4%を記録したことから、第二弾の増築を決定しました。

● イーストウイングの増築
 「アパグループ」は、2015年9月1日、千葉市の幕張新都心地区にある「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」の敷地内で、増築棟「イーストウイング」の起工式を行い、建設に着手しました。

 引用資料 アパグループ(2015/09/01)
 アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 増築第二弾 イーストウイング新築工事 起工式 

 計画名は「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 イーストウイング新築工事」です。客室数500室(トリプル26室、ツイン268室、ダブル62室、シングル144室)を設けるほか、女性専用の露天風呂付き大浴場を設置します。

 完成すると、既存の「セントラルタワー」と「ウエストウイング」の2棟を合わせた総客室数は2,001室、客室収容人数は4,000人を超え、日本最高層(ホテル単体)かつ日本最大級のホテルとなります。

 最新の写真を「bgds氏」に送って頂いたのでUPしたいと思います。写真の提供いつも本当にありがとうございます。

イーストウイング新築工事の概要
◆ 計画名-アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 イーストウイング新築工事
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区ひび野2-3
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 敷地面積-45,717.45㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,947.87㎡
◆ 延床面積-12,034.79㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-客室数500室(トリプル26室、ツイン268室、ダブル62室、シングル144室)
◆ 建築主-アパホーム
◆ 設計者・ 監理者-イチケン
◆ 施工者-イチケン
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2016年10月31日予定


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完成イメージです。


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「イーストウイング(仮)工事範囲」です。

 引用資料 アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉(2015/07/27)
 東京ベイ幕張 増築工事について  


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「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 イーストウイング新築工事」の建設現場です(写真提供bgds氏)。


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計画名は「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 イーストウイング新築工事」です(写真提供bgds氏)。


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週間の「作業予定」です(写真提供bgds氏)。

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2015年9月16日 (水)

千代田区 着工した延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワー「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」

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-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約24,000㎡、 敷地面積19,898.68㎡に延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。

 「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されます。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されます。

 代表施行者の「独立行政法人都市再生機構」と共同施行者の「NTT都市開発」は、「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」につき、2015年5月15日に新築工事に着手しました。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/05/11)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事着工のお知らせ

 NTT都市開発 ニュースリリース(PDF:2015/09/03)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 店舗・国際会議室のリーシング及びプロパティ・マネジメント業務受託のお知らせ 

 「三菱地所」の地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡の「常盤橋街区再開発プロジェクト」は、JR線を挟んですぐ南東側になります。バランス的にも「「大手町二丁目地区」は、高さ220mくらいのツインタワーだったらいい感じになっていたと思うんですが・・・

大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約178m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約202,000㎡(A棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(NTT都市開発)
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定

大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約163m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約152,000㎡(B棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定


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「配置図(イメージ)」です。「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されます。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されます。


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「断面図(イメージ)」です。「A棟」が、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約178m、「B棟」が、地上32階、塔屋1階、地下3階、 高さ約163mとなります。地下と低層部は、A棟とB棟が一体化します。

 地下と低層部の一体化した部分に、大手町地区における地域冷暖房施設のループ化を実現します。
 災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)、帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力を強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)します。


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「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されます。


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「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されます。


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敷地東側の「補助第98号線」は、北側に行き止まりになっていますが、再開発後も行き止まりのままです。


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その代わりに、大手町と神田をつなぐセントラルプロムナードと「日本橋川」を渡る人道橋が整備されます。


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「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです。「NTT都市開発」のニュースリリースとは少し数値が異なっています。「A棟」の最高部は約182mの可能性があります。


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まだ具体的に決まっていませんが、「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」北側の「NTTコミュニケーションズ大手町ビル」と「NTTコミュニケーションズ大手町ビル別館」も再開発される予定です。

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2015年9月15日 (火)

渋谷区 高さ約180m、高さ約150mの「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」 2015年9月15日に再開発組合の設立を認可!

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-渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業-

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合」の設立を2015年9月15日(火)に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2015/09/14)
 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合の設立認可について

 東急不動産 ニュースリリース(PDF:2015/09/15)
 『渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合の設立認可』 ~住・働・遊を兼ね備えた大型再開発事業が本格始動~ 

 「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地には、中小の多数の雑居ビルが密集しているので地権者の合意形成が大変だったと思いますが、東急グループが渋谷に賭ける執念が勝ったという事でしょうか?

渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区桜丘町1番地、2番地、3番地、及び4番地、8番地の各地内、他
◆ 対象区域-約26,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約16,960㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約252,870㎡(施設全体)
◆ 事業主体-渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ 着工-2017年12月予定
◆ 竣工-2020年12月予定
◆ 総事業費-約1,630億円

A街区の概要
◆ 階数-(A-1棟)地上37階、地下4階、(A-2棟)地上16階、地下4階
◆ 高さ-(A-1棟)約180m、(A-2棟)約90m
◆ 敷地面積-約8,070㎡
◆ 延床面積-約183,830㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、起業支援施設、駐車場等

B街区の概要
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-約8,470㎡
◆ 延床面積-約68,220㎡
◆ 用途-共同住宅(約170戸)、オフィス、店舗、生活支援施設、駐車場等

C街区の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ- 約約16.5m
◆ 敷地面積-約420㎡
◆ 延床面積-約820㎡
◆ 用途-教会等


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「配置計画図」です。


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「断面図」です。


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「渋谷ヒカリエ」から見た「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。テナントも多く、地権者の合意形成は本当に大変だと思います。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の中央を貫く「補助第18号線」は、幅員15mに拡幅されます。


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JR渋谷駅の埼京線ホームからは西側に「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地がよく見えます。再開発が始まると定点観測にいいかも知れません。

 埼京線ホームを2020年春を目標として、山手線と並列の位置への移設工事を進めていますが、「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の 竣工は2020年12月予定なので、外観がほぼ完成するまで見る事が出来そうです。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地には、このように中小の多数の雑居ビルが密集しています。

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2015年9月14日 (月)

JR東日本 大規模に行われている総武本線「新小岩駅」の南北自由通路整備事業  総武快速線へ可動式ホーム柵(ホームドア)も導入

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-新小岩駅南北自由通路整備事業-

 葛飾区にある総武本線「新小岩駅」は、1日あたり約14万人(2014年度の乗車人員72,148人)の乗降人員があり、総武快速線と総武緩行線の2面4線のホームを有する駅です。

 駅構内に自由通路が無いために、駅周辺の南北の往来は、駅近隣の都道を使用する必要があります。
 そのため、既存改札内コンコースの東京寄りへ新たに「南北自由通路」を整備し、駅周辺の一体性・回遊性を向上させます。

 自由通路整備に合わせて、北口・南口改札の統合及び駅施設の集約を行います。さらに、新たにエレベーターを各ホームに2基整備し、利便性向上を図ります。

 引用資料 葛飾区 公式ホームページ(2015/09/01)
 新小岩駅南北自由通路の整備を進めています

 JR総武本線による地域の南北分断を解消し、地域の活性化を図るために、24時間往来できる歩行者専用道路として線路下に「南北自由通路」を整備します。
 高齢者や障害のある方など全ての利用者がエレベーターやエスカレーターを使わずに通行できるよう、移動の高低差を最小限に抑えます。

 整備主体は「葛飾区、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR貨物(日本貨物鉄道)」の3者で、2018年度の竣工を予定しています。


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「自由通路工事着手前」の配置図です。


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現在のJR新小岩駅の改札内コンコースです。


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現在の「北口改札」です。整備される「南北自由通路」は、階段を無くしてスロープにします。


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現在の「南口改札」です。


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JR貨物線の北側で工事が行われています。


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「日立建機」の低空頭型鋼管杭打機「SPD20」です。リーダが4m以下なので、高さ制限がある現場でも作業が出来ます。


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総武快速線新小岩駅へのホームドア導入

 JR東日本は、総武本線の「新小岩駅」に可動式ホーム柵(ホームドア)の導入を検討することを発表しています。
 総武快速線用ホーム1面2線に、15両編成に対応したホームドアを整備します。総武快速線ホームにホームドアが完成すると約300mの長さになります。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF: 2015/03/24)
 総武快速線新小岩駅へのホームドア導入の検討について

 JR東日本は現在、山手線でホームドアの設置を進めており、それ以外の路線では京浜東北線の「大井町駅」など、全体の利用者数や視覚障害者の利用が多い駅を優先して導入を検討しています。

 JR新小岩駅では、「葛飾区、JR東日本、JR貨物」の3者で、南北自由通路整備事業を行っています。
 その過程で総武快速線ホームの大規模な改修が行われるため、ホームドア設置の検討を進める事になりました。


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総武快速線用ホームです。


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「大規模な改修」ということですが、ホームを造り替えるのでしょうか?


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総武快速線用ホームには「ゴムマット」が敷かれています。「南北自由通路整備事業」に合わせて、可動式ホーム柵(ホームドア)の導入を予定しています。

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2015年9月13日 (日)

港区 高さ約99mと高さ約179mの「(仮称)虎ノ門二丁目計画」 環境影響調査書の縦覧により詳細が判明!

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-(仮称)虎ノ門二丁目計画-

 東京都港区は、港区環境影響調査実施要綱に基づく「(仮称)虎ノ門二丁目計画」の環境影響調査書の縦覧を行っています。

 縦覧期間は、2015年9月11日(金)~2015年10月13日(火)までです。下記の電子縦覧で詳細を見る事が出来ます。
 縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。

 引用資料 港区・公式ホームページ(2015/09/11)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)虎ノ門二丁目計画】 

 「(仮称)虎ノ門二丁目計画」は、東京都港区虎ノ門二丁目の「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。
 地上19階、地下4階、高さ約99mの「病院棟」と地上36階、地下3階、高さ約179mの「業務棟」が建設されます。

(仮称)虎ノ門二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目及び赤坂一丁目各地内
◆ 階数-(業務棟)地上36階、地下3階、(病院棟)地上19階、地下4階
◆ 高さ-(業務棟)最高部約179m、(病院棟)最高部約99m
◆ 敷地面積-約22,500㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約15,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約255,200㎡(施設全体) *容積対象床面積約225,000㎡(施設全体)
◆ 基礎工法-直接基礎(病院棟、業務棟)
◆ 地震対策-免震構造(病院棟)、制振構造(業務棟)
◆ 用途-病院、オフィス、国際医療施設、外国企業業務・生活支援施設、店舗等
◆ 施行者-独立行政法人都市再生機構、国家公務員共済組合連合会
◆ 着工-(病院棟)2015年度予定、(業務棟)2019年度予定
◆ 竣工-(病院棟)2018年度予定、(業務棟)2022年度予定、(公共施設)2024年度予定
◆ 総事業費-約1,456億円


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「配置計画図」です。「共同通信会館」がある敷地西側は、かなり敷地が削られ南側の「霊南坂」とほぼ直線になります。

 「アメリカ大使館」前の交差点を挟んで、3方向で大規模な再開発が行われている凄い状況です。3プロジェクト共に「アメリカ大使館」のすぐ近くのため警備が非常に厳しく、撮影が非常に難しいです。


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「東立面図」です。


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「断面図」です。基礎工法は、病院棟・務棟共に「直接基礎」、病院棟は「順打ち工法」、業務棟は「逆打ち工法」で建設されます。


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(仮称)虎ノ門二丁目計画の整備手順

(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 現在の「虎の門病院」を解体
(5) 現在の「虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良


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南側から見た様子です。最初に国立印刷局が解体され、その跡地に「病院棟」が建設されます。写真左側の道路は、「特別区道1014号」です(写真提供タイム氏) 。


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敷地南東側の「特別区道1009号」側の解体工事の様子です(写真提供タイム氏) 。


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北東側から見た様子です。「病院棟」の竣工後に、現在の「虎の門病院」を解体して「業務棟」が建設されます。


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敷地北東側に「環状2号線」が整備されてメチャメチャ広くなりました。


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街区内の「JTビル」は再開発の対象外です。

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2015年9月11日 (金)

横浜市 着工した地上29階、高さ約99mの「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」

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-二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業-

 「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」は、相模鉄道「二俣川駅(ふたまたがわえき)」南口の再開発事業です。2015年3月23日に新築工事の「起工式」を行い着工しました。

 引用資料 公式ホームページ
 二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業 

● 施設規模縮小
 延床面積を当初計画の約113,300㎡から約98,360㎡㎡に縮小しました。建設費の高騰により、建設費を縮減するためです。「イメージパース」も当初計画から大幅に変更になっています。

(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟
◆ 所在地-神奈川県横浜市旭区二俣川二丁目50-1外
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、(商業棟・業務棟)地上11階
◆ 高さ-(住宅棟)99.90m、(商業棟・業務棟)約50m
◆ 敷地面積-17,414.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約13,780㎡(施設全体)、2,732.30㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-約98,360㎡(施設全体)、52,943.19㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、交通広場、商業施設、オフィス、駐車場等
◆ 総戸数-約420戸
◆ 建築主-二俣川駅南口地区市街地再開発組合(参加組合員 相鉄不動産、三井不動産レジデンシャル、野村不動産)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年03月31日予定
◆ 総事業費-約405億円


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「位置図」です。


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「断面図}です。「住宅棟」の高さ99.90mは建築物の高さのようで、塔屋を含む最高部は100mを超えているようです。


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街区の南西側にあった「旧YCV」は、現在は解体済みです。


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交通広場の南西側にあった「三井住友銀行」は、現在は解体済みです。


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「二俣川グリーングリーン」も解体工事に着手しています。手前の「交通広場」は、2015年10月上旬に閉鎖予定です。それに伴い、仮バス乗降場及び仮タクシー乗車場が、2015年10月上旬から供用開始予定です。


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「二俣川グリーングリーン」の北東側に「横浜銀行」がありました。


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「横浜銀行」は、街区の北東角に建設された仮設店舗に現在は移転済みです。


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街区の北東側にあった「タウンガレージ」は、現在は解体済みです。


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街区は、北東側が低いかなりの急傾斜地となっています。


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「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟」の建築計画のお知らせです。

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2015年9月 9日 (水)

横浜市 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 大規模に行われている「新横浜駅(仮称)」の建設工事

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-相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線-
 「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線「西谷駅」とJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近と東急東横線・目黒線「日吉駅」間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行うものです。

 公式HP → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 

 「相鉄・JR直通線」は、当初2015年4月の開業を目指していましたが、JR東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどにより、開業は3年遅れの2018年度内となります。事業費は約782憶円の予定です。

 「相鉄・東急直通線」は、開業は2019年4月の予定で、現在のところ当初計画から変更はありません。事業費約1,957憶円の予定です。


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新横浜駅(仮称)
 「相鉄・東急直通線」の「新横浜駅」は、新横浜駅前を走っている「環状2号線」の地下に建設されます。地下駅舎の部分は「開削工法(オープンカット工法)」で建設されます。


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「新横浜駅(仮称)」の完成予想図です。横浜市営地下鉄3号線「ブルーライン」と交差するのでホームが地下約30mと深くなります。

 引用資料 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 公式HP
 新横浜駅工事概要 


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「新横浜駅(仮称)」の標準断面図です。4層構造になっています。ホームは地下約30mに位置し、島式2面3線となります。

 島式1面2線もしくは相対式2面2線でないのは、東急線内での「新横浜駅」折り返し電車を設けるためです。


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「相鉄・東急直通線」の「新横浜駅」は、新横浜駅前を走っている「環状2号線」の地下に建設されます。


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「東工区(日吉方)」の工事の様子です。


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「西工区(羽沢方)」の工事の様子です。


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公式ホームページの工程表を見ると、現在は「鋼製地中連続壁工事」を行っているようです。アスファルトを剥がした部分に「鋼製地中連続壁」を構築するのでしょうか?

 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 公式HP
 新横浜駅(仮称)工事施工順序図

 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線(PDF:2015/07/31)
 平成27年8月1日からの新横浜駅工事に伴う環状2号線車線規制等のお知らせを掲載しました。

 地上から見ると何をしているのかさっぱり分かりませんが、「鋼製地中連続壁打設、中間杭打設」の後に本格的な「開削掘削」が始まるようです。

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2015年9月 8日 (火)

さようなら「ホテルオークラ東京本館」 (仮称)虎ノ門2-10計画 4年後の2019年に、地上38階、高さ約195mの新しい本館へ!

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-ホテルオークラ東京本館建替計画-

 53年間の歴史を刻んだ「ホテルオークラ東京本館」は、建替え工事のために2015年8月31日(月)を持って閉館しました。

 2015年9月から既存建物の解体工事に着手する予定です。2016年6月に本体工事に着工、2019年6月の竣工を目指します。
 

 引用資料 ホテルオークラ東京・公式ホームページ
 2019年新しい本館へ

 客室数は、
地上38階、地下4階、高さ約195mの高層棟が約400室、地上13階、地下6階、高さ約85mの低層棟が約150室です。本館の客室数は、建て替え前の408室から約550室に増えます。

 ただし、NHKが ”客室は今の408室から、合わせて510室に増えるだけでなく、広くもなります。現在の標準的な客室は約30平方メートルですが、それが50から60平方メートルほどになるとしています。”  と報道していたので客室数が変更になった可能性もあります。

ホテルオークラ東京本館建替計画の概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門2-10計画
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目103番1号外
◆ 階数-<高層棟>地上38階、地下4階(運用呼称 地上41階、地下1階)、<低層棟>地上13階、地下4階
◆ 高さ-最高部約195m(高層棟)、最高部約85m(低層棟)
◆ 敷地面積-約20,420㎡(本館全体)
◆ 建築面積-約12,000㎡(本館全体)
◆ 延床面積-約182,900㎡(本館全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎及び杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、駐車場
◆ 客室数-約550室(高層棟約400室+低層棟約150室) *510室という情報もあり
◆ 建築主-ホテルオークラ
◆ 設計者-(仮称)虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ、谷口建築設計研究所、観光企画設計社)
◆ 施工者-(未定)
◆ 本館閉館-2015年08月31日
◆ 解体工事-2015年09月01日
◆ 着工-2016年06月01日予定
◆ 竣工-2019年06月30日予定
◆ 総事業費-約1,000億円


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立体イメージ
 各社の報道を元に書いた立体イメージです。推測で描いたイメージ図なので幅や高さ等はいい加減です。「建築計画のお知らせ」では、地下は4階までです。

● 「高層棟」と「低層棟」の両棟共に地下は6階までで、地下で一体化します。
● 高層棟は、地下が「宴会場、駐車場」、1階~3階が「ロビー、エントランス、婚礼付帯、レストラン、フィットネス、スパなど」、4階~21階が「オフィス」、22階~38階が約400室の客室、最上階には「レストラン、婚礼施設」なども想定しています。
● 低層棟は、地下にレストランなどを配置し、地上は約150室の客室となる予定です。


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ホテルオークラ東京・本館

 ホテルオークラ東京の「本館」は、東京オリンピックの迫った1962年5月20日に開業しました。建築基準法上では地上6階、地下6階(運用呼称では地上10階、地下2階)、延床面積約63,777㎡、客室数408室です。東翼、南翼、北翼の3翼からなる「三ツ矢式建築」となっています。


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海外から「文化的価値」を指摘
 
日本の建物としては珍しく、「ホテルオークラ東京本館」の休業は、外国メディアも報じました。また、文化的な価値が高いとして海外のメディアなどから取り壊しの見直しを求める指摘も出されました。

 日本は建物を大切にしないですぐ解体するイメージがありますが、これは地震国の日本の宿命です。建物の耐震性を高めるのは緊急の課題です(写真提供タイム氏) 。


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「ホテルオークラ東京本館」を別角度から見た様子です(写真提供タイム氏)。


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敷地南東側の「江戸見坂(えどみざか)」から見た様子です。かなりの急傾斜地に建設されています。この角度から見ると「三ツ矢式建築」が良く分かります。

 あまりにも急坂なので歩いていると平衡感覚を失いそうになります。急傾斜地に建設されているために、(建築基準法上)地上6階、地下6階、(運用呼称)地上10階、地下2階となっています。


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「ホテルオークラ東京本館」を南西側から見た様子です。


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解体工事のお知らせです。解体工事の工事名は「(仮称)虎ノ門2-10計画に係る解体工事」です。解体工事は「第一期」と「第二期」に分かれます。


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「(仮称)虎ノ門2-10計画」の建築計画のお知らせです。


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大倉集古館

 美術館の「大倉集古館」は、2014年4月1日より施設改修工事のため約4年間の予定で休館しています。


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「(仮称)大倉集古館改修・増築工事」の建築計画のお知らせです。


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ホテルオークラ東京・別館

 ホテルオークラ東京の「別館(サウスウイング)」は、1973年12月1日に開業しました。地上13階、地下4階、延床面積約60,000㎡となっています。

 「本館」の建て替え期間中も「別館」は営業を続けます。2015年9月1日~新しい本館の開業までの間は、「別館(サウスウイング)」のみの営業になります。

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2015年9月 7日 (月)

西武ホールディングス 着工した地上20階、高さ約100mの「西武鉄道池袋ビル建替え計画

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-西武鉄道池袋ビル建替え計画-
 「西武ホールディングス」は、東京都豊島区にある西武鉄道の池袋旧本社ビルを建て替える計画を進めています。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2015/03/25)
 「池袋旧本社ビル建替え計画」の事業決定について 

 従来の計画の西武池袋線東側の敷地に加え、西側の敷地を取得したことで、合計敷地面積5,530.96㎡となりました。線路上空をまたぐ形で延床面積49,661.63㎡のオフィスビルを建設します。

 総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなり、オフィスフロアの基準階貸室面積は約2,100㎡(約640坪)となります。

 「西武ホールディングス」は、2015年6月16日に「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の起工式を着工に先立ち行いました。現在は本格的に工事が行われています。

西武鉄道池袋ビル建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋一丁目21番23他(地名地番)
◆ 階数-地上20階、地下2階(地上18階、塔屋2階、地下2階)
◆ 高さ-最高部99.98m
◆ 敷地面積-5,530.96㎡
◆ 建築面積-3,894.12㎡
◆ 延床面積-49,661.63㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西武鉄道
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林・西武 建設工事共同企業体(大林組、西武建設JV)
◆ 着工-2015年06月16日(起工式)、2015年08月01日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 開業-2019年春予定
◆ 総事業費-約380億円


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「断面イメージ図」です。搭屋を含めた最高部の高さが99.98mになります。完全に1階の「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形になっています。

 地震対策として3階の「機械室」と4階の間に中間免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています。


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JR池袋駅の「メトロポリタン改札」前から見た様子です。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設予定地を北側から見た様子です。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設予定地を北西側から見た様子です。西武池袋線の線路上空をまたぐ形で、手前の敷地と一体的に再開発されます。線路の路面の高さが1階床の高さとなります。こちら側の路面は地下1階の高さとなります。

 線路の下をビル東側の地下駐車場に抜ける「地下車道」が設けられます。写真左側の開口部は「ビックリガード」です。

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2015年9月 6日 (日)

江東区 総延床面積約465,000㎡の巨大プロジェクト「臨海副都心有明北地区計画」 都市計画(素案)公表!

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-臨海副都心有明北地区計画-

 8月28日の小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅間の駅間地区の発表から大ニュースが続きました。とりあえず「臨海副都心有明北地区計画」でやっとUPが一段落します。来週はどんな大きなニュースがあるのでしょうか?

 東京都と都市再生機構が臨海副都心で進めていた江東区の「有明北3-1地区」の共同売却公募で2010年12月16日、「住友不動産」が事業進出予定者に決定しました。

 事業コンセプトは、「ARIAKE Garden City~住・商・業・文化が複合したまちづくり~」で、総事業費約1028億円(用地代含む)を投じ、住宅や大型ショッピングセンターなど総延床面積約28万㎡超の大規模開発を行い、2015年年1月の一部開業を目指す予定でした。その後動きがなかったのですが、やっと動き出します。

● 臨海副都心有明北地区・都市計画(素案)
 2015年8月31日に、「第6回 東京都都市再生分科会」の配布資料で、「資料8 都市計画(素案)臨海副都心有明北地区」を公表しました。整備イメージや配置図などかなり詳細が分かります。

 引用資料 首相官邸・内閣府(PDF:2015/08/31)
 資料8 都市計画(素案)臨海副都心有明北地区

 街区を「A街区、B街区、C街区」の3街区に分けて開発します。2016年10月に「A街区」から順次着工し、「B街区」の施設までを2020年3月に竣工させる予定です。「C街区」は2022年10月の着工し、2026年3月の竣工を見込みます。

3-1-A街区の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明二丁目
◆ 階数-地上33階、地下1階×3棟
◆ 高さ-約115m(AP+約120m)×3棟
◆ 敷地面積-約107,200㎡(施設全体)、約32,600㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-約161,000㎡(A街区全体) *容積対象面積約104,400㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(約1,540戸)、保育施設、商業、駐車場(約770台)など
◆ 着工-2016年10月予定
◆ 竣工-2019年10月予定

3-1-B街区の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明二丁目
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-約58m(AP+約64m)
◆ 敷地面積-約107,200㎡(施設全体)、約42,900㎡(B街区全体)
◆ 延床面積-約175,000㎡(B街区全体) *容積対象面積約137,400㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-商業、ホテル、サービスアパートメント、ホール、駐車場(約1,500台)など
◆ 着工-2017年04月予定
◆ 竣工-2020年03月予定

3-1-C街区の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明二丁目
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-約44m(AP+約50m)
◆ 敷地面積-約107,200㎡(施設全体)、約31,700㎡(C街区全体)
◆ 延床面積-約129,000㎡(C街区全体) *容積対象面積約101,400㎡
◆ 構造-(不明)
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場(約1,500台)など
◆ 着工-2022年10月予定
◆ 竣工-2026年03月予定


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配置図です。


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動線図です。


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「臨海副都心有明北地区計画」の予定地の南側には、「首都高速道路湾岸線」と「国道357号」があります。敷地南側が「3-1-A街区」の予定地です。


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「臨海副都心有明北地区計画」の予定地を北西側から見た様子です。敷地北西側が「3-1-B街区」の予定地です。


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「臨海副都心有明北地区計画」の予定地を北東側から見た様子です。敷地北東側が「3-1-C街区」の予定地です。

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2015年9月 4日 (金)

JR東日本 品川車両基地跡開発 「品川開発プロジェクトにおけるまちづくりの基本概要」を公表

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-品川開発プロジェクト-
 JR東日本は、2020年に田町駅~品川駅間に新駅の暫定開業を目指すとともに、周辺地域と連携した国際的に魅力のあるまちづくりの実現に向けた検討を進めています。

 JR東日本から「品川駅周辺地区 地区計画、品川駅周辺土地区画整理事業、都市計画道路(補助線街路第332号線)」の都市計画(素案)の概要が公表されました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2015/08/31)
 品川開発プロジェクトにおけるまちづくりの基本概要について

 国内屈指の開発規模となり、用地面積は約13haあり、延床面積は100万㎡ほどになる見込みです。投資規模は5,000億円程度で、オフィスや住宅をメインに、ホテルや商業・文化施設などの高層ビル建設を予定しています。

 2014年7月17日の日経新聞では、約13haの土地に超高層ビル8棟を建設、高さは160m前後で3棟が超高層マンション、5棟がオフィスや商業施設の入る超高層複合ビルになる予定と報道されていました。


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「国家戦略都市計画建築物等整備事業(都市計画法の特例活用)による都市基盤整備」です。北がら「区域1~区域6」までの6区域に街区が分割されるようです。


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地区内広場
 JR東日本の資料によると「区域4」には、「国道15号(第一京浜)」沿いに南北に細長い「地区内広場」が整備されるようです。


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環状第4号線延伸部(西側)

 西側の「桜田通」から湾岸部に伸びる予定の「環状第4号線延伸部」ですが、桜田通側はここで途切れます。この場所にはかつて「衆議院高輪議員宿舎」がありました。

 東京都は、「衆議院高輪議員宿舎」を購入して解体済みです。この土地は「環状4号線」の整備に充てられますが、それ以外の周辺の用地の買収は進んでいません。


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環状第4号線延伸部(東側)
 「環状第4号線延伸部」の東側は、2015年5月28日にグランドオープンした「品川シーズンテラス」南側の道路につながります。

 しかし、この間の品川駅北側の線路(東海道新幹線、JR在来線、京急本線」の部分はどうするのでしょうか?
 JR東日本の資料を見ると「オーバーパス」するように見えますが、Googleマップの空撮写真を見ると新幹線の品川駅の建物が障害になってかなり難しそうに見えます・・・


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新駅東側連絡通路

 新駅と東側の「港区立芝浦中央公園」側を結ぶ「新駅東側連絡通路」が整備されます。


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「新駅東側連絡通路」はこのあたりに整備されると思われます。


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「品川シーズンテラス」の北側には、「港区立芝浦中央公園」と一体となった約3.5haの緑地が整備されました。新駅と緑地が「新駅東側連絡通路」で結ばれます。


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地区幹線道路(第二東西連絡道路)

 「芝浦水再生センター」の北側には、東西に抜ける事が出来る「地区幹線道路(第二東西連絡道路)」が整備されます。

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2015年9月 3日 (木)

JR東日本 新宿の新たなランドマークとなる複合施設「JR新宿ミライナタワー」 2016年3月に完成!

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-JR新宿ミライナタワー-

 「新宿駅新南口ビル(仮称)」は、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つで、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎跡に建設中の超高層ビルです。

 「新宿駅新南口ビル(仮称)」の正式名称が、「JR新宿ミライナタワー」に決定しました。オフィスを主用途とし、低層部の商業施設、線路上空部の文化施設等(多目的ホール、保育所等)から構成されます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2015/09/02
 新宿駅が生まれ変わります~新たなランドマークとなる複合施設が誕生します~

JR新宿ミライナタワーの概要
◆ 計画名-新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口開発ビル
◆ 所在地-東京都新宿区新宿四丁目1番6号、都渋谷区千駄ヶ谷五丁目24番55号
◆ 階数-地上32階(建築基準法上33階)、地下2階
◆ 高さ-最高部168.16m、軒高167.31m
◆ 敷地面積-17,860.96㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-18,416.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-136,541.88㎡(施設全体)、約111,000㎡(ビル本体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(5階~32階)、店舗(1階~4階、M2階含む)、文化交流施設(線路上空部5階~7階)、駐車場(地下1階~地下2階)
◆ 建築主-国土交通省、東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-東日本旅客鉄道(JR東日本)、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-<オフィス・商業施設>大林・大成・鉄建建設共同企業体(大林組、大成建設、鉄建建設JV)、<文化施設等>大林・鉄建・大成・大和小田急共同企業体(大林組、鉄建建設、大成建設、大和小田急建設JV)
◆ 着工-2013年09月(本体工事)
◆ 竣工-2016年03月予定(オフィス・商業施設)、2016年04月予定(文化施設等)


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「JR新宿ミライナタワー」の地上5階~32階がオフィスフロアとなります。総貸室面積約55,000㎡、天井高3,000mm、1フロア基準階面積約2,100㎡の整形・無柱空間となります。


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JR新宿ミライナタワーの「断面図」です。地上32階(建築基準法上33階)、地下2階となっています。このビルは下層階を建設中に階数が分からず謎でしたが、やっと理由が分かりました。

 「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の路面レベルの高さを2階床にするために、「M2階」を設けて階数調整をしています。やっとスッキリしました(笑)。


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西隣には、4階までの「新宿交通結節点」の上部5階~7階部分に「文化施設等」が建設中です。超高層棟本体から少し離れていますが、この部分も「JR新宿ミライナタワー」に含まれます。


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「完成イメージ(文化施設等)」です。多目的ホール・スタジオ(5階)、保育所(5階)、屋外広場(5階/回廊空間)、カフェ(6階)、屋外広場(6階/イベント広場)、屋外広場(7階/芝生広場)が整備されます。


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新宿交通結節点整備工事
 「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設するプロジェクトです。

◆ 4階-高速バス関連施設
◆ 3階-タクシー乗降場、一般車乗降場
◆ 2階-駅施設、広場等


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「広場(鳥瞰)完成イメージ」です。新駅舎の南側には約2,000㎡の広場を整備します。線路上空より行き交う列車を眺めながら、憩い、集える空間づくりを行います。


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「2階平面図」です。劇的に動線が改善されます。新宿の重心が徐々に南側に移動する起爆剤になると思われます。

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2015年9月 2日 (水)

横浜みなとみらい21地区 みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業 「竹中工務店グループ」が落札者に決定 「リゾートトラスト」の斬新なホテルも!

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-みなとみらい21中央地区20街区-

 「Google」のロゴが今朝から変わっていたのでビックリしました。まだ慣れないので違和感がありますが、小さい画面でも視認しやすい考えられたロゴだと思います。

 本題に戻って、大きなニュース続きます。「臨海副都心有明北地区地区計画(有明ガーデンシティ)」か「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」かどちらをUPしようか悩みましたが、「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」にしました。

 横浜市は、「パシフィコ横浜」の隣接地に「新たなMICE施設整備事業」を計画しています。MICEとは、Meeting(企業等の会議)、Incentive travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際機関等が行う会議)、Exhibition(イベントや展示会)の総称です。

● 竹中工務店グループを落札者として決定
 横浜市は、「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」をPFI事業として実施する入札を行い、「竹中工務店グループ」を落札者として決定しました。
 落札額は、約378億円、正確には37,817,854,756円(消費税及び地方消費税相当額を含む)となっています。

 引用資料 横浜市・文化観光局(PDF:2015/08/31)
 「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の落札者が決定しました 

 引用資料 リゾートトラスト(PDF:2015/08/31)
 『みなとみらい21中央地区 20 街区MICE施設整備事業』におけるホテル事業展開予定について 

 「竹中工務店グループ」は、代表企業「竹中工務店 (統括管理、設計、建設)」、構成員「小俣組(建設)、日本管財(維持管理・保全)、三菱UFJリース(資金調達)」、協力会社「佐藤総合計画(設計、工事監理)」、その他企業「リゾートトラスト(民間収益事業)」が参画しています。


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MICE施設

 「MICE施設」は、2015年12月~2020年3月(予定)が設計・建設期間、2020年4月(予定)が供用開始、2040年3月31日がPFI事業の事業終了(予定)となっています。

MICE施設の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目9番他
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-最高部約36.35m
◆ 敷地面積-22,120.48㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約43,770㎡
◆ 用途-多目的ホール7,604㎡(ホワイエを含め10,007㎡)、会議室6,562㎡(大会議室8室、中会議室10室、小会議室12室)


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民間収益施設
 
「民間収益施設」には、「リゾートトラスト」進出します。会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部(仮称)」と一般高級ホテルを併設します。

 「横浜ベイコート倶楽部(仮称)」は、「東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」、「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」に続くハイエンドブランド、“ベイコート倶楽部”として3つ目の施設となります。

 一般高級ホテルは、MICE誘致の相乗効果を図るため、国際会議に出席する政府要人の宿泊にも対応可能な客室を有するホテルを予定しています。2020年春頃のホテル開業を目指しています。

民間収益施設の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目9番他
◆ 階数-地上14階
◆ 高さ-最高部約60m
◆ 敷地面積-22,120.48㎡(施設全体)、9,475.19㎡(民間収益施設)
◆ 延床面積-約45,122㎡
◆ 用途-ホテル(一般利用ホテル、会員制ホテル)


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の予定地です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「パシフィコ横浜」です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の予定地です。


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「MICE施設」には、「パシフィコ横浜」の歩行者デッキから直接行けるようになります。

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2015年9月 1日 (火)

三菱地所 総事業費1兆円超 地上61階、高さ約390mの「常盤橋街区再開発プロジェクト」を正式に発表!

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-常盤橋街区再開発プロジェクト-

 「三菱地所」が、8月31日(月)に「常盤橋街区再開発プロジェクト」を正式に発表しました。地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡、総事業費は、土地・建物を含め1兆円超と国家プロジェクト並の規模となります。

 このニュースは、非常に関心が高かったようで、このブログの昨日のアクセス数は、訪問者数が1万、ページビューが2万を超えていました。
 訪問者数1万というのは、「大阪城ホール」のライブ時の収容人数なので、先日行った「カナやん(西野カナ)」のライブの客席を思い出して、訪問者数の多さに ♪震える♪ 状態でした(笑)。

 日経新聞は、お得意の「飛ばし記事」か多いのでまた飛ばし記事? と半信半疑でしたが、ほぼ事実でした。ただ予想通り三菱地所が「当社が発表したものではありません。」と発表しました。
 三菱地所は日経新聞に対して ”先走りやがって!(怒)” とちょっと前に流行った言葉ですが、「激おこぷんぷん丸」のようです(笑)。

 引用資料 三菱地所(PDF:2015/08/31)
 東京駅前3ha 超の大規模複合再開発 「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について

 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/08/31)
 8月29日(土)の日本経済新聞の報道に関して

常盤橋街区再開発プロジェクの概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目、中央区八重洲一丁目
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 階数-地上61階、地下5階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 延床面積-約680,000㎡(容積対象延面積約552,000㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場
◆ 関係権利者-三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力、大手町開発、都市再生機構、他
◆ 着工-2017年度予定
◆ 竣工-2027年度予定

A棟の概要
◆ 階数-地上37階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 延床面積-約140,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 着工-2018年度予定 
◆ 竣工-2021年度予定

B棟の概要
◆ 階数-地上61階、地下5階
◆ 高さ-最高部約390m
◆ 延床面積-約490,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 着工-2023年度予定 
◆ 竣工-2027年度予定

C棟の概要
◆ 階数-地下4階
◆ 高さ-0m
◆ 延床面積-約20,000㎡
◆ 用途-店舗、変電所、駐車場
◆ 着工-2018年度予定 
◆ 竣工-2027年度予定

D棟の概要
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 高さ-最高部約65m
◆ 延床面積-約30,000㎡
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ場、駐車場
◆ 着工-2017年度予定 
◆ 竣工-2022年度予定


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高さ約390mは圧倒的高さです。「A棟」も高さ約230mありますが低く見えます。1棟飛び抜けて高いビルがあると景観が一気に引き締まりますね。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 都市再生特別地区 大手町地区(D-1街区)都市計画(素案)の概要

 高さ約390mの超高層ビルは、世界的には珍しくもありません。中国では普通に建設されており、技術的にもメチャメチャ高度な技術ではありません。

 しかし日本は例外です。恐ろしい「長周期地震動」に備える必要があるからです。高さ約390mだと地震の周期とビル固有の周期が「共振」した時の揺れは半端ではありません。
 高さ約390mだと上層階でしか「免震装置」は使えません。非常に高度な「制振装置」の開発が必要になります。ゼネコンの技術者には大いに期待したいです。


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「B棟」の最上階に展望台が設置されるようです。超高層ビル群のど真ん中に立地しているので、絶好の撮影ポイントになりそうです。

 「皇居」側にも展望台が設置されるのかはこの図だけでは分かりませんが、距離的にかなり離れているので、設置してもそれ程問題にならないような気がします。


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「常盤橋地区」の位置図です。「常盤橋街区再開発プロジェクト」は、「大手町連鎖型都市再生プロジェクト」の「第4次事業」となります。


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「常盤橋街区再開発プロジェクト」は、「朝日生命大手町ビル(3,654.72㎡)、日本ビル(15,484.89㎡)、JXビル(3,353.00㎡)、大和呉服橋ビル(2,681.52㎡)、JFE商事ビル(1,528.49㎡)」の5棟が対象になります。カッコ内は敷地面積です。

 現在の権利関係者は、「朝日生命大手町ビル」が常盤橋インベストメント特定目的会社、「日本ビル」が三菱地所、東京都下水道局、三越伊勢丹、「JXビル」が三菱地所、東京電力、「大和呉服橋ビル」が大和証券、「JFE商事ビル」が三菱地所となっています

 「JFE商事ビル」の建て替えは行わず、解体して道路南側に「容積率移転」を行うようです。「JFE商事ビル」の跡地は、「常盤橋公園」を拡張再整備します。


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段階的に開発を行います。なんでこんなに長期間かかるの? と不思議に思っていましたが、街区内には「下水ポンプ場」や東京電力の「変電所」という非常に重要なインフラ設備があったんですね。これらを維持しながら建て替えを行うので、長期間かかるのも納得です。


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(おまけ)
 すぐ近くの首都高速道路の高架の下では、「常盤橋」の改修工事が行われています。2015年7月20日放送の「ブラタモリ スペシャル 東京駅」で放送された改修工事中の橋です。

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