JR東日本 品川車両基地跡開発 「品川開発プロジェクトにおけるまちづくりの基本概要」を公表
-品川開発プロジェクト-
JR東日本は、2020年に田町駅~品川駅間に新駅の暫定開業を目指すとともに、周辺地域と連携した国際的に魅力のあるまちづくりの実現に向けた検討を進めています。
JR東日本から「品川駅周辺地区 地区計画、品川駅周辺土地区画整理事業、都市計画道路(補助線街路第332号線)」の都市計画(素案)の概要が公表されました。
引用資料 JR東日本(PDF:2015/08/31)
品川開発プロジェクトにおけるまちづくりの基本概要について
国内屈指の開発規模となり、用地面積は約13haあり、延床面積は100万㎡ほどになる見込みです。投資規模は5,000億円程度で、オフィスや住宅をメインに、ホテルや商業・文化施設などの高層ビル建設を予定しています。
2014年7月17日の日経新聞では、約13haの土地に超高層ビル8棟を建設、高さは160m前後で3棟が超高層マンション、5棟がオフィスや商業施設の入る超高層複合ビルになる予定と報道されていました。
「国家戦略都市計画建築物等整備事業(都市計画法の特例活用)による都市基盤整備」です。北がら「区域1~区域6」までの6区域に街区が分割されるようです。
地区内広場
JR東日本の資料によると「区域4」には、「国道15号(第一京浜)」沿いに南北に細長い「地区内広場」が整備されるようです。
環状第4号線延伸部(西側)
西側の「桜田通」から湾岸部に伸びる予定の「環状第4号線延伸部」ですが、桜田通側はここで途切れます。この場所にはかつて「衆議院高輪議員宿舎」がありました。
東京都は、「衆議院高輪議員宿舎」を購入して解体済みです。この土地は「環状4号線」の整備に充てられますが、それ以外の周辺の用地の買収は進んでいません。
環状第4号線延伸部(東側)
「環状第4号線延伸部」の東側は、2015年5月28日にグランドオープンした「品川シーズンテラス」南側の道路につながります。
しかし、この間の品川駅北側の線路(東海道新幹線、JR在来線、京急本線」の部分はどうするのでしょうか?
JR東日本の資料を見ると「オーバーパス」するように見えますが、Googleマップの空撮写真を見ると新幹線の品川駅の建物が障害になってかなり難しそうに見えます・・・
新駅東側連絡通路
新駅と東側の「港区立芝浦中央公園」側を結ぶ「新駅東側連絡通路」が整備されます。
「新駅東側連絡通路」はこのあたりに整備されると思われます。
「品川シーズンテラス」の北側には、「港区立芝浦中央公園」と一体となった約3.5haの緑地が整備されました。新駅と緑地が「新駅東側連絡通路」で結ばれます。
地区幹線道路(第二東西連絡道路)
「芝浦水再生センター」の北側には、東西に抜ける事が出来る「地区幹線道路(第二東西連絡道路)」が整備されます。
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