JR東日本 八高線「拝島駅」上りホームに試行導入された高見沢サイバネティックス製の「昇降式ホーム柵」
-拝島駅(はいじまえき)-
「拝島駅(はいじまえき)」は、東京都昭島市と福生市にまたがる「JR東日本、日本貨物鉄道(JR貨物)、西武鉄道」の駅です。こんな趣味が無かったら関西人の私は一生来ることは無かったと思います。
JR拝島駅の改札内コンコースです。JR拝島駅は橋上駅舎となっています。
「JR東日本」は、2015年3月28日から、拝島駅の八高線拝島駅上りホーム(5番線)で「昇降式ホーム柵」の試験運用を開始しています。
JR東日本 プレスリリース(PDF:2014/12/16)
昇降式ホーム柵の試行導入について
JR拝島駅に着いた時に電車が出てしまいました。次の電車は30分後でした。スケジュールがタイトだったので待つ事が出来ず、残念ながら「昇降バー」が上昇した時の写真はありません。
3本の「昇降バー」を使ったタイプです。
高見沢サイバネティックス製
ホームでの事故を防ぐ「切り札」といえる「ホームドア(可動式ホーム柵)」は、高額な設置コストが、さらなる普及の妨げとなっています。
そこで注目を集めているのが、「昇降式ホーム柵」です。安全を確保する「仕切り」が左右にではなく上下に動くものです。
JR拝島駅の「昇降式ホーム柵」は、相模鉄道「弥生台駅」で1年間に渡って試験運用が行われてきた「高見沢サイバネティックス製」の改良型です。
高見沢サイバネティックス(2014/12/17)
東日本旅客鉄道株式会社様 八高線 拝島駅 「昇降式ホーム柵システム」のご採用について
八高線拝島駅上りホーム(5番線)の4両編成分に設置しています。
横から見た様子です。
幅の広いタイプです。
幅の狭いタイプです。
JR西日本の昇降式ホーム柵(六甲道駅)
JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。
JR西日本は、神戸線の「六甲道駅」の上り線3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置し、2014年12月13日~2015年3月末まで試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ったため、2015年4月以降も継続設置されています。
この結果、JR京都線の「高槻駅」で工事を進めている「新快速専用の新設ホーム」に「昇降式ホーム柵」を整備することとなりました。
2016年春の「新快速専用の新設ホーム」の供用開始と同時に「昇降式ホーム柵」も供用開始されます。
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