JR東日本 新宿の新たなランドマークとなる複合施設「JR新宿ミライナタワー」 2016年3月に完成!

-JR新宿ミライナタワー-
「新宿駅新南口ビル(仮称)」は、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つで、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎跡に建設中の超高層ビルです。
「新宿駅新南口ビル(仮称)」の正式名称が、「JR新宿ミライナタワー」に決定しました。オフィスを主用途とし、低層部の商業施設、線路上空部の文化施設等(多目的ホール、保育所等)から構成されます。
引用資料 JR東日本(PDF:2015/09/02
新宿駅が生まれ変わります~新たなランドマークとなる複合施設が誕生します~
JR新宿ミライナタワーの概要
◆ 計画名-新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口開発ビル
◆ 所在地-東京都新宿区新宿四丁目1番6号、都渋谷区千駄ヶ谷五丁目24番55号
◆ 階数-地上32階(建築基準法上33階)、地下2階
◆ 高さ-最高部168.16m、軒高167.31m
◆ 敷地面積-17,860.96㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-18,416.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-136,541.88㎡(施設全体)、約111,000㎡(ビル本体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(5階~32階)、店舗(1階~4階、M2階含む)、文化交流施設(線路上空部5階~7階)、駐車場(地下1階~地下2階)
◆ 建築主-国土交通省、東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-東日本旅客鉄道(JR東日本)、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-<オフィス・商業施設>大林・大成・鉄建建設共同企業体(大林組、大成建設、鉄建建設JV)、<文化施設等>大林・鉄建・大成・大和小田急共同企業体(大林組、鉄建建設、大成建設、大和小田急建設JV)
◆ 着工-2013年09月(本体工事)
◆ 竣工-2016年03月予定(オフィス・商業施設)、2016年04月予定(文化施設等)
「JR新宿ミライナタワー」の地上5階~32階がオフィスフロアとなります。総貸室面積約55,000㎡、天井高3,000mm、1フロア基準階面積約2,100㎡の整形・無柱空間となります。
JR新宿ミライナタワーの「断面図」です。地上32階(建築基準法上33階)、地下2階となっています。このビルは下層階を建設中に階数が分からず謎でしたが、やっと理由が分かりました。
「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の路面レベルの高さを2階床にするために、「M2階」を設けて階数調整をしています。やっとスッキリしました(笑)。
西隣には、4階までの「新宿交通結節点」の上部5階~7階部分に「文化施設等」が建設中です。超高層棟本体から少し離れていますが、この部分も「JR新宿ミライナタワー」に含まれます。
「完成イメージ(文化施設等)」です。多目的ホール・スタジオ(5階)、保育所(5階)、屋外広場(5階/回廊空間)、カフェ(6階)、屋外広場(6階/イベント広場)、屋外広場(7階/芝生広場)が整備されます。
新宿交通結節点整備工事
「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設するプロジェクトです。
◆ 4階-高速バス関連施設
◆ 3階-タクシー乗降場、一般車乗降場
◆ 2階-駅施設、広場等
「広場(鳥瞰)完成イメージ」です。新駅舎の南側には約2,000㎡の広場を整備します。線路上空より行き交う列車を眺めながら、憩い、集える空間づくりを行います。
「2階平面図」です。劇的に動線が改善されます。新宿の重心が徐々に南側に移動する起爆剤になると思われます。
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