渋谷区 継続審議中の「宮下公園等整備事業」 渋谷区長はホテル建設に前向き!
-宮下公園-
「宮下公園」は、JR山手線渋谷駅~原宿駅間の線路と明治通りに囲まれた南北に細長い形状の公園です。公園は人工地盤の上に整備されています。
● 宮下公園等整備事業
「宮下公園等整備事業」は、渋谷駅中心地区の再開発と連携して、渋谷川から原宿や代々木方面への緑の連担性を形成するために宮下公園及び渋谷駐車場を緑の拠点として整備するものです。
「宮下公園等整備事業」の実施に当たっては、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業を基本として、質の高い公共施設を民間の資金やノウハウ等を活用し、より効果的、効率的な事業を進めるために公募型プロポーザルを実施し、「三井不動産」を候補事業者に決定しました。
引用資料 渋谷区(2015/03/12)
宮下公園等整備事業の候補事業者を決定しました
「三井不動産」の提案にによると「宮下公園」の敷地面積約10,808㎡全面に地上3階の商業施設を建設します。
「立体都市公園制度」を活用し、商業施設の屋上部には公園を配置し、敷地北側には高層ホテルも整備する計画です。ホテルは北側の敷地面積約1,000㎡に整備する予定です。
● 継続審議
しかし、渋谷区議などから区民への説明不足を指摘する声が上がったため、区議会に付議されていた「三井不動産」との基本協定案と定期借地権の設定に関する条例案が継続審議となっていました。
渋谷区長は継続審議となっている「宮下公園等整備事業」について、「地元要望などを踏まえた上で、2015年12月(第4回定例)区議会で審議したい」との方針を明らかにしました。
建設通信新聞(2015/10/26)
12月議会で修正案審議/長谷部渋谷区長 ホテル建設に前向き/宮下公園等整備
候補事業者である「三井不動産」の提案をもとに、修正案をまとめる考えで、検討項目の1つであるホテル建設についても前向きな姿勢を示しました。
公園の配置図です。「立体都市公園制度」を活用し、商業施設の屋上部には公園を配置し、「多目的広場、フットサルコート、バスケットコート」などを配置します。
現地に掲示してある「宮下公園」の配置図です。
「宮下公園」は、人工地盤上に整備されており、公園下の1階部分には駐車場(約8,400㎡)を備えています。
一番南側に「スケート場」があります。
次に「フットサル場 A」があります。
「フットサル場 A」の北側です。
公園の南側と北側を結び陸橋です。
陸橋の下を西側に抜けると「公園通り」に出る事が出来ます。
陸橋を渡ると「フットサル場 B」があります。
「フットサル場 B」の北側は広場となっています。
「宮下公園」の北端部分です。この部分に地上17階の高層ホテルを建設する予定です。
「宮下公園」の東側は、幹線道路の「明治通り」となっています。
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