港区 東京慈恵会医科大付属病の「西新橋キャンパス再整備計画」 2016年2月上旬に「(仮称)新大学2号館」を先行して着工!
-東京慈恵会医科大付属病院-
「学校法人慈恵大学」は、東京都港区の西新橋キャンパスで計画している「(仮称)新大学2号館」と「(仮称)新病院」の複合施設の本体工事に2016年2月に着手します。建設予定地は、港区西新橋三丁目の「都立港工業高等学校跡地」の敷地面積5,385.30㎡です。
日刊建設工業新聞(2015/11/04)
慈恵大学/新大学2号館・新病院建設(東京都港区)/竹中工務店で16年2月本体着工
建設通信新聞(2015/11/04)
竹中で2月着工/東京慈恵会医科大付属病院新大学2号館、病院/慈恵大学
「都立港工業高校」は2004年に廃校となっています。「学校法人慈恵大学」は東京都と50年間の定期借地権設定契約を締結し、土地を借り受けて病院を建設します。高校の校舎は既に解体済みで、現在は更地となっています。
東京都への提案時は、大学施設と病院施設の2棟構成としていましたが、実施設計の段階で、二つの施設を合築した1棟に変更しました。
2016年2月上旬に「(仮称)新大学2号館」を先行して着工し、2017年夏ごろに供用を開始する予定です。「(仮称)新病院」は、2018年10月末の竣工を目指します。
延床面積約32,000㎡の「(仮称)新外来棟」の建設も計画しており、「(仮称)新大学2号館」の完成後に大学本館や大学2号館の解体工事に着手し、2019年秋ごろの竣工を目指します。
(仮称)新大学2号館・(仮称)新病院の概要
◆ 所在地-東京都港区西新橋三丁目85-1
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆
高さ-約60m
◆ 敷地面積-5,385.30㎡
◆
延床面積-約30,822㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-大学、病院
◆
建築主-学校法人慈恵大学
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年02月上旬予定(新大学2号館部分)
◆
竣工-2018年10月末予定(新病院部分)
西新橋キャンパス再整備計画
「西新橋キャンパス再整備計画」の完成予想図です。「(仮称)新大学2号館」を先行して着工し、続けて「(仮称)新病院」を着工します。「(仮称)新外来棟」は、「(仮称)新大学2号館」の完成後に着工します。
引用資料 学校法人慈恵大学
西新橋キャンパス再整備計画
東京慈恵会医科大付属病院の「(仮称)新大学2号館」と「(仮称)新病院」の建設予定地を南西側から見た様子です。
「都立港工業高校」は解体されて更地になっています。現在は、既存建物の地下部分の解体工事を「竹中工務店」の施工で行っているようです。
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