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2015年11月 7日 (土)

東京都 「泉岳寺駅」の大幅な機能強化 & 泉岳寺駅周辺における市街地再開発事業の実施

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-泉岳寺駅周辺における市街地再開発事業の実施-

 品川駅周辺地域は、空の玄関口である「羽田空港」に近く、世界と日本各地を繋ぐ結節点としての役割が期待されており、日本の成長を牽引する国際交流拠点として、開発が進められています。

 「東京都」は、この開発に伴い、駅の機能強化が必要となる泉岳寺駅の改良を実現するため、市街地再開発事業により、駅とまちの一体的な整備に取り組むこととしました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2015/11/06)
 泉岳寺駅周辺における市街地再開発事業を実施 

● 泉岳寺駅の機能強化
 「泉岳寺駅」は、現状でもホーム(幅員5m)がラッシュ時に混雑しており、今後、周辺開発により利用者が大幅に増加することが見込まれます。

 このことから、駅利用者の安全性・利便性の向上や交通結節機能の更なる強化を図るため、ホームの拡幅など泉岳寺駅の大規模改良を進めていきます。

京都による一体的なまちづくり
 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による第二種市街地再開発事業を実施していきます。

今後のスケジュール
◆ 調査・設計等-2015年度・2016年度
◆ 都市計画決定-2017年度(予定)
◆ 工事等-2018年度~2024年度(予定)


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「位置図」です。国道15号の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行います。


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「イメージ図」です。ホームの大幅な拡幅を行います。国道15号の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、再開発ビルの地下も使用します。


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泉岳寺駅(せんがくじえき)
 「泉岳寺駅(せんがくじえき)」です。「東京都交通局(都営地下鉄)」と「京浜急行電鉄」の共同使用駅です。島式2面4線の地下駅となっています。

● 都心直結線構想
 実現するかは別として、「泉岳寺駅」には「都心直結線構想(浅草線短絡新線構想)」もあります。「泉岳寺駅」から「都営地下鉄浅草線」に並行して、「京成電鉄押上線押上駅」を結ぶ構想です。


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ホーム幅は、幅員5mで広くありません。今後、周辺開発により利用者が大幅に増加することが見込まれていることから、駅の機能強化が求められていました。


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2番ホームは、「五反田・西馬込方面」に分岐します。「泉岳寺駅」をを中心に「逆Y字型」の配線になっています。


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ホームの壁を撤去してホーム幅を大幅に拡幅します。そのため新駅を建設するくらいの大規模な工事になります。

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