横浜市 地上31階、高さ約152mの「横浜市市庁舎移転新築工事」 約679億(税込)で「竹中・西松建設共同企業体」に決定!
-横浜市市庁舎移転新築工事-
ちょっとUPするのが遅くなりましたが、この話題に触れない訳にはいかないのでUPします。横浜市は、2015年12月4日に「横浜市市庁舎移転新築工事」の一般競争入札で「竹中・西松建設共同企業体」を落札者として決定したと発表しました。
引用資料 横浜市・記者発表資料(PDF:2015/12/04)
「横浜市市庁舎移転新築工事」の落札者が決定しました。
「横浜市市庁舎移転新築工事」については、2015年6月16日に「高度技術提案(設計・施工一括)型総合評価落札方式」による一般競争入札(WTO)の公告を行い、10月8日~13日の期間に5者から技術提案資料の提出及び入札がありました。
入札金額は大成建設の626億円(税抜き)に次いで2番手でしたが、技術提案と入札金額を総合的に評価し、「竹中・西松建設共同企業体」を落札者として決定しました。
契約金額は629億円(税込679億3200万円)です。予定価格(税込)718億9560万円の94.5%です。建設資材や労務費の高騰はやっと落ち着いたようで、一部ですが値下がりする現象も起きているようです。
横浜市市庁舎移転新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区本町六丁目50番地の10ほか
◆ 階数-地上31階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約152m
◆ 敷地面積-約13,486㎡
◆ 延床面積-約140,700㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT柱)、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間免震構造+制震構造
◆ 用途-市庁舎、店舗
◆ 建築主-横浜市
◆ 設計者・監理者-竹中・西松建設共同企業体(竹中工務店、西松建設JV)
◆ 施工者-竹中・西松建設共同企業体(竹中工務店、西松建設JV)
◆ 着工-2017年夏頃着予定
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 新市庁舎供用開始-2020年06月末予定
◆ 契約金額(税込)-679億3200万円 *低層部内装工事費約30億円は別途
低層部のイメージ図です。2枚のイメージ図は、技術提案の補足資料として提出されたイメージ図です。実際の建物は今後設計を行い決定します。
横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「横浜市市庁舎移転新築工事」の建設予定地です。
街区の東側には、地上27階、塔屋2階、地下3階、高さ119.12mの「横浜アイランドタワー」が建っています。西側には、地上41階、高さ約180mの「第二期工事」が計画されていましたが、計画は立ち消えになり、いろいろな開発案が提案されていました。
今にして思えば、交通至便なこの土地を更地として残しておて本当に良かったと思います。JR桜木町駅に近く、横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」直結の抜群の立地です。
ちなみに現在の「横浜市役所」は、写真の奥に見える「横浜スタジアム」の西隣にあるので、距離的にはそんなに移動しません。
「横浜市市庁舎移転新築工事」の建設予定地です。現在は掘削して「遺跡発掘調査工事」を行っているようです。
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