豊島区 池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)整備基本構想 「南デッキ&北デッキ」の整備イメージ
-池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)-
スペインのバルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリファイナルで、羽生結弦選手が合計330.43点で優勝しました。1人だけ次元が違いますね。もはや神の領域で、「神に選ばれし者」という表現がピッタリだと思います。
フィギュアの日本女子は黄金期が終わったのかな? と思っていましたが、優秀な選手が次々と出てきました。女子も今後が非常に楽しみです。
本題に戻って、巨大ターミナルの池袋駅ですが、南北に伸びる池袋駅が東西の街を分断していますが、地下には、地下通路が3本(北通路、中央通路、南通路)あり、歩行者にとっては決して東西の交通が不便な訳ではありません。
しかし、2011年3月に発生した「東日本大震災」は、地震災害に対する大都市の脆弱性を露わにするとともに、とりわけ、ターミナル駅における安全確保対策が急務となり、池袋駅の防災対策の柱の一つとして、東西デッキの役割がクローズアップされました。
東西デッキは、民間事業者、国、東京都で構成される「池袋駅及び駅周辺整備検討委員会」において、整備に向けた検討が進められ、また、2013年度からは、関係鉄道事業者の協力を得て、東西デッキの整備に向けた基礎調査(現況測量等)を実施しています。
引用資料 豊島区
池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)整備基本構想
「池袋駅におけるデッキネトワークの考え方」です。「南デッキ」と「北デッキ」を整備する予定です。
● 南デッキの先行整備
西口のメトロポリタンプラザビルに東西デッキとの接続を考慮した施設が既に設置されていること、また、避難経路等として有効な機能を備えた「西武鉄道池袋ビル建替え計画」が建設されていること等を踏まえ、「南デッキ」を先行して整備することとします。
南デッキの整備にあたっては、駅施設の機能更新など、池袋駅全体の再生に資する事業となるよう、西武鉄道、JR東日本、隣接する百貨店などの関係事業者と連携を図ります。
● 北デッキの整備
「北デッキ」は、池袋駅周辺における開発整備の動向を踏まえて整備することとします。池袋駅西口においては、現在、東武百貨店エリア(メトロポリタンプラザビルを除く)を含めた駅前街区のまちづくりが事業化に向けて検討、協議されています。
このまちづくり事業と北デッキとの関連性等を検討するとともに、「東武鉄道」を始めとする関係事業者とともに北デッキのあり方について協議を進めます。
「南デッキ」は、JRの「メトロポリタン改札口」と直結、西武鉄道側は、野外広場の南側に「南デッキ上改札口」を整備する予定です。
「南デッキ」は、「メトロポリタンプラザビル」側からJR池袋駅上空をまたぎ、「西武池袋本店」側につなぐ計画です。
さらにデッキで「西武池袋線」を上空をまたぎ、建て替え中の「西武鉄道池袋ビル建替え計画」までつなぐイメージとなっています。
西口の「メトロポリタンプラザビル」には、JRの「メトロポリタン改札口」の南側に東西デッキとの接続を考慮した広場が設置されています。
JRの「メトロポリタン改札口」の改札内コンコースです。今は脇役の改札口ですが、「南デッキ」が整備されると一気にメインの改札口の1つになると思われます。
北側には、「西武池袋本店」と「東武百貨店池袋本店」を線路上空で結ぶもう1つの東西連絡通路「北デッキ」を整備する予定です。
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