港区 民間における過去最大規模の再開発プロジェクト 地区面積約9.5ha、延床面積約1,050,000㎡で計画されている「六本木五丁目西地区」の予定地
-六本木五丁目西地区-
「森ビル」は、今後10年間に虎ノ門・六本木エリアを中心とした約10ヶ所で、総区域面積約22ha、総延床面積約220万㎡に及ぶ再開発プロジェクトを推進する方針を明らかにしています。総事業費は約1兆円に上る見通しです。
その中で最大規模の再開発プロジェクトが、「六本木五丁目西地区」と「虎ノ門・麻布台地区」です。この2件は当然のことながら「国家戦略特区」に指定されます。
● 六本木五丁目西地区は、延床面積約1,050,000㎡!
「六本木五丁目西地区」の事業主体は「森ビル、住友不動産」となっています。住友不動産の「再開発への取り組み」を見ると、「六本木五丁目西地区」は、地区面積約9.5ha、延床面積約1,050,000㎡ととんでもない規模になるようです。
住友不動産 → 再開発への取り組み
まだ正式に決まった訳ではないので大幅な変更があると思いますが、地区面積約9.5ha、延床面積約1,050,000㎡は、「六本木ヒルズ」の開業時の面積である敷地面積84,801.02㎡、延床面積724,524.60㎡を上回ります。
「三菱地所」から、地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡、総事業費は、土地・建物を含め1兆円超と国家プロジェクト並の「常盤橋街区再開発プロジェクト」の発表がありましたが、延床面積約1,050,000㎡はそれを遥かに上回ります。
順調に行けば2015年中に都市計画決定となっていましたが、その後、新しいニュースがありません。真偽の程は分かりませんが、航空法の高さ制限を大幅に上回る高さ300mを超えるとのウワサもあります。
森ビルの“国際新都心”形成に向けたプロジェクトです。「六本木五丁目西地区」がいかに広大な地区面積か良く分かります。
引用資料 森ビル(PDF:2014/11/18)
2015年3月期 中間決算報告
六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た「六本木五丁目西地区」の北西側です。敷地の一部が「六本木通」の「六本木交差点」に接しています。
「六本木五丁目西地区」の北側部分です。駐車場が目立ちます。
「六本木五丁目西地区」の南側部分です。このあたりは緑が多いです。
「六本木五丁目西地区」西側の「芋洗坂」です。「芋洗坂」沿いには雑居ビルが連なっています。芋洗坂の地下を「都営地下鉄大江戸線」が走っています。
「六本木五丁目西地区」東側の「鳥居坂」です。「鳥居坂」の両側には「東洋英和女学院中学部・高等部、東洋英和女学院小学部、東洋英和幼稚園」などが立地する閑静な場所です。
「六本木五丁目西地区」の南東角です。写真右側が「鳥居坂」です。
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