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2015年12月 5日 (土)

千代田区 JR飯田橋駅周辺 「飯田橋駅中央地区再開発事業」が本格始動 事業協力者に「野村不動産」を選定!

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-JR飯田橋駅周辺-

 「EXILE」の「ATSUSHI」が5大ドームツアーを行うそうです。凄まじい観客動員力ですね。過去に日本人ソロアーティストとして5大ドームツアーを開催したのは、「桑田佳祐、MISIA、小田和正、安室奈美恵、福山雅治」の5名のみのようです。

 本題に戻って、JR飯田橋駅周辺は、2000年代前半まで拠点となる施設がほとんどありませんでしたが、「飯田橋プラーノ」に続き、「飯田橋サクラパーク」と再開発が続き、都心の北西側の玄関口として急速に整備が進んでします。

 「飯田橋駅」は、JR総武線・中央線、東京メトロ東西線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線とJR線、地下鉄×4線が集まる鉄道交通の要衝でもあります。

● 飯田橋駅中央地区市街地再開発事業
 2015年9月に設立された「飯田橋駅中央地区再開発準備組合」は、千代田区飯田橋四丁目及び富士見二丁目の一部他の再開発計画につき、事業協力者として「野村不動産」を選定し、具体的な計画策定に着手しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2015/11/30)
 飯田橋駅中央地区再開発事業 本格始動 ~事業協力者に野村不動産選定~ 駅中央地区再開発準備組合、野村不動産)

 日刊建設通信新聞(2015/12/01)
 飯田橋駅中央地区再開発(東京都千代田区)/事業協力者に野村不/準備組合

 「日刊建設通信新聞」によると現時点では、オフィス、商業施設、共同住宅などの複合用途を持った再開発ビルを建設する計画です。
 街づくりの目標を「駅前広場一体型複合都市拠点の形成」と設定し、JR中央本線と東京メトロ東西線の両飯田橋駅をつなぐように立体的な駅前広場を整備するほか、ゆとりある歩道状空地も設けます。これらの歩行者動線に沿って店舗を配置します。

 新設するビルの規模などは今後の計画策定や行政協議の中で決めますが、「野村不動産」は参加組合員予定者として保留床のオフィス床面積約20,000㎡、住宅約170戸を取得する方向で調整を進めています。

飯田橋駅中央地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区飯田橋四丁目8番及び9番、富士見二丁目6番の一部
◆ 施行区域面積-約10,000㎡
◆ 従前権利者数-53名(うち、土地所有者41名、借地権者12名)
◆ 従前建物棟数-35棟(登記簿情報による)
◆ 地域地区-商業地域(700%、500%)、第二種住居地域(400%)
◆ 計画建物用途-オフィス、商業、住宅、その他(予定)
◆ スケジュール
 2015年09月-飯田橋駅中央地区再開発準備組合設立
 2016年度-都市計画決定(予定)
 2017年度-組合設立認可(予定)
 2018年度-権利変換計画認可(予定)
 2019年度-除却・本体工事着工(予定)
 2022年度-工事完了・竣工(予定)


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「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の位置図です。少し前までは「飯田橋四丁目8番・9番街区」と呼ばれていました。まちづくり協議会が発足して、長期に渡って検討を進めていました。


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「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。「目白通り」地下の東京メトロ東西線「飯田橋駅」の南側になります。


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「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。「飯田橋プラーノ」の北東側に位置しますが、このように雑居ビルが密集しています。


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飯田橋駅東地区市街地再開発(飯田橋三丁目6、7)

 「目白通り」の北側の飯田橋三丁目6番、7番にも再開発構想があります。「飯田橋駅東地区市街地再開発」です。

 再開発協議会が立ち上がっており、小さい街区の中央が「タワー飯田橋通り」で分断されているため、虎ノ門ヒルズのような立体道路制度導入の話題も出ているようです。


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JR飯田橋駅
 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

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