港区 竣工した地上32階、高さ約155mの巨大なオフィスビル「品川シーズンテラス」 Part1・タワー棟編
-品川シーズンテラス-
「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」は、「東京都下水道局」が「芝浦水再生センター」で実施する雨天時貯留池の建設にあわせ、上部空間を利用し業務・商業系ビルを建設するプロジェクトです。
地上32階、地下1階、高さ155.27m、延床面積206,025.07㎡(下水道施設含む)の巨大なオフィスビルが建設されました。
タワー棟は、1フロア約1,500坪(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアとなっています。正式名称は「品川シーズンテラス」です。
「品川シーズンテラス」は、2015年2月25日に竣工し、3月19日に竣工式を行い、商業ゾーン「品川シーズンテラスSHOP&RESTAURANT」を含む「品川シーズンテラス」全体が、2015年5月28日にグランドオープンしました。
品川シーズンテラスの概要
◆ 計画名-芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目2番70号
◆ 交通-JR「品川」駅徒歩6分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部155.27m、軒高144.32m
◆ 敷地面積-49,547.86㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,128.39㎡
◆ 延床面積-206,025.07㎡(下水道施設含む)
◆ 構造-地上:鉄骨造(柱CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、減衰機能付き積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス(5階~31階)、店舗、集会場、駐車場等
◆ 建築主-NTT都市開発、大成建設、ヒューリック、東京都市開発、東京都下水道局
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ、NTT都市開発、大成建設、日本水工設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年02月22日
◆ 竣工-2015年02月12日(工事完了)、2015年02月25日(竣工)、2015年03月19日(竣工式)
◆ オープン-2015年05月28日(全体のグランドオープン)
南東側から見た様子です。タワー棟は、1フロア約1,500坪(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアのためめちゃめちゃ太い超高層ビルです。
「断面図」です。オフィス(5階~31階)、店舗、集会場、駐車場等で構成されています。
引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/03/19)
「品川シーズンテラス」 5月28日グランドオープン
少し角度を変えて見た様子です。
南西側から見た様子です。
南西側から見た下層階の様子です。地震対策として「免震構造」を採用しています。地震による揺れを緩やかにする「天然ゴム系積層ゴム支承」、揺れを減衰させる「減衰機能付き積層ゴム支承」、地震のエネルギーを吸収する「オイルダンパー」を建物に最も適したバランスで配置しています。
4階の部分に窓がありませんが、この部分は免震層ではなく「機械式駐車場」です。免震層は1階床の下に設置されています。
西側の「アネックス棟」です。
「品川シーズンテラス」のロゴです。
アプローチ部です。階段もしくはエスカレーターを上るとエントランスがあります。ここから北側に抜ける事も出来ます。
北側から見た様子です。
「品川シーズンテラス」の北側です。4階の部分に窓がありませんが、この部分は「機械式駐車場」です。
北側から見た様子です。
北側から見た下層階の様子です。
北側から引いて見た様子です。北側には人工地盤の上に、樹木、水辺、広々とした芝生の広場「ノースガーデン」が整備されています。
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