« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月

2016年1月31日 (日)

千葉市 地上46階、高さ約150mのトリプル超高層タワーマンション「幕張新都心若葉住宅地区」の予定地

Chibamakuhari15033
-幕張新都心若葉住宅地区-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 引用資料 千葉県(2015/03/31)
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について 

 全区画一括土地分譲で、募集区画は8区画(総面積175,808.59㎡)、参考価格(全8区画の総額)271億2209万8,000円となっていましたが、280億円で土地を取得しました。

 「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」は、「三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、丸紅、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業」の計8社で構成されています。

 総事業費は約1800億円で、「A区画」に低層の店舗、「B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」に4390戸の住宅棟を建設します。
 住宅棟は、JR京葉線沿いに地上46階、高さ約150mの3棟の超高層タワーマンションを建設します。残る区画は最高18階とします。

 中央の「若葉3丁目公園」沿いの低層階には非住宅機能も設けます。2019年度~2029年度にかけ区画ごとに入居を開始します。


Chibamakuhari15032
「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。


Chibamakuhari16011
B-2街区
 地上46階、高さ約150mの超高層タワーマンションの建設が計画されている北西側の「B-2街区」です。敷地面積は約25,000㎡です。


Chibamakuhari16012
B-3街区
 地上46階、高さ約150mの超高層タワーマンションの建設が計画されている中央の「B-3街区」です。敷地面積は約21,000㎡です。


Chibamakuhari16013
B-4街区
 地上46階、高さ約150mの超高層タワーマンションの建設が計画されている南東側の「B-4街区」です。敷地面積は約21,000㎡です。


Chibamakuhari16014
若葉3丁目公園
 「幕張新都心若葉住宅地区」の中央には、「若葉3丁目公園」が整備されています。


Chibamakuhari16015
京葉線の複々線化用の敷地

 すぐ南側には、「JR京葉線」が走っています。千葉県企業庁がJRに売却する予定で将来に備えて「京葉線」の複々線化用の敷地を確保しています。

 しかし、2006年度以降は複々線用地として確保する必要がなくなったとして、一部が既に売却されています。千葉県知事が、京葉線の輸送力増強として「複々線化は有力な手段の一つ」と発言していますが、すでに一部売却されているので現実的には厳しいです。

|

2016年1月30日 (土)

「日本橋再生計画」第2ステージ 着工した延床面積約168,000㎡の大規模プロジェクト「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」

Tokyonihonbashi160131
-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「日本橋三井タワー」北側の一帯の再開発プロジェクトです。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。

 「三井不動産」から2016年1月29日に「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」の起工式を執り行ったと発表がありました。1ヶ月以上前の2015年12月17日にすでに着工しており、今回の起工式に合わせて詳細な概要が発表されました。

 引用資料 三井不動産(2016/01/29)
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」着工 ~「日本橋再生計画」第二ステージの中核プロジェクト・日本橋における「都心型スマートシティ」を実現するミクストユースの大規模再開発 

日本橋室町三丁目地区再開発事業A地区の概要
◆ 計画名-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町三丁目10番
◆ 交通-東京メトロ銀座・半蔵門線「三越前」駅地下直結、JR横須賀・総武快速「新日本橋」駅地下直結、JR中央・山手・京浜東北線「神田」駅徒歩4分、 JR各線「東京」駅徒歩9分
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部約142m
◆ 地区面積-約21,000㎡
◆ 敷地面積-11,483.91㎡
◆ 建築面積-約8,600㎡ 
◆ 延床面積-約168,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 基本設計-日本設計
◆ 実施設計-KAJIMA DESIGN(鹿島建設)
◆ 監理-日本設計
◆ デザインアーキテクト-Pelli Clarke Pelli Architectts,inc (ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン)
◆ 施工者-鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同企業体(鹿島建設、清水建設、佐藤工業JV)
◆ 着工-2015年12月17日(着工)、2016年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 総事業費-約1,265億円(B地区含む)


Tokyonihonbashi160132
「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」は、三井不動産の ”「日本橋再生計画」 第2ステージ” の1つとして位置付けられています。


Tokyonihonbashi160133
「位置図」です。再開発予定地は「日本橋三井タワー」北側の一帯です。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。


Tokyonihonbashi160134_2
「断面イメージ」です。5階~25階が「オフィスフロア」、4階が「機械室」、3階が「ホール」、地下1階~地上2階が「商業施設」となります。

 オフィスフロアは、基準階専有面積が約4,300㎡(約1,300坪)と都心最大級のフロアプレートを実現しており、効率的な執務室のレイアウトが可能となります。


Tokyonihonbashi160135
「広場イメージ」です。地上1階には、豊かな緑のランドスケープによる、潤いと賑わいの大規模大屋根広場空間が創出されます。


Tokyonihonbashi15067
B地区
 今回は「A地区」着工のニュースリリースでしたが、「B地区」もあります。「B地区」は、「江戸通り」を挟んだ北側の「三井第二別館ビル」が再開発対象となります。

B地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋本石町四丁目地内他
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-約26m
◆ 敷地面積-約1,390㎡
◆ 延床面積-約3,390㎡
◆ 用途-公共公益施設、駐車場等

|

2016年1月29日 (金)

新宿区 国家戦略特区指定案件 西新宿二丁目地区(住友不動産) 「新宿住友ビル」の敷地内に広大なアトリウム空間の整備!

Tokyoshinjuku16011
東京圏国家戦略特別区域-
 東京圏国家戦略特別区域会議で、都市計画法の特例対象として6つの都市再生プロジェクトが追加対象とされています。

 ①有楽町駅周辺地区(東京都等)、②日本橋兜町・茅場町一丁目地区(平和不動産)、③芝浦一丁目地区(野村不動産、NREG東芝不動産)、④三田三・四丁目地区(住友不動産)、⑤虎ノ門一・二丁目地区(森ビル、UR都市機構)、⑥西新宿二丁目地区(住友不動産)の6プロジェクトです。

 イメージ等の引用 首相官邸(PDF)
 第4回東京圏国家戦略特別区域会議東京都提出資料

 今後、国家戦略特別区域諮問会議での審議を経て、正式認定されます。区域計画の認定により、容積率の規制緩和などの措置が受けられることになります。

● 西新宿二丁目地区(住友不動産)
 追加対象の6つの都市再生プロジェクトの中に「新宿住友ビル」を含む「西新宿二丁目地区(住友不動産)」が入っています。
 昨年、最初にこの情報を見た時に「えっ! あの新宿住友ビルを建て替えるの?」と思いましたが、流石にそれは無かったです(笑)。


Tokyoshinjuku16012
西新宿二丁目地区(住友不動産

 「西新宿二丁目地区(住友不動産)」は、 ”都庁前のエリマネと連携した、観光都市としての魅力向上等に資する広大なアトリウム空間の整備” となっています。都市計画の決定等の目途は、2016年中です。


Tokyoshinjuku16013
広大なアトリウム空間

 「広大なアトリウム空間」のイメージです。


Tokyoshinjuku16014
「新宿住友ビル」の敷地南東側に「広大なアトリウム空間」を整備するようです。


Tokyoshinjuku16015
新宿住友ビル

 「新宿住友ビル」は、地上52階、塔屋2階、地下4階、高さ210.3m、延床面積約172,348㎡ の超高層オフィスビルです。第1次石油ショック直後の1974年3月に竣工しました。

 「新宿住友ビル」は、日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを越えました。上から見ると三角形(正確には六角形)のため、愛称は「三角ビル」です。竣工後、40年以上経過しましたが、新宿副都心で存在感を放っています。

 私が超高層ビルヲタになったのは、小学校の時に見た新宿住友ビル建設のNHKニュースがきっかけです。だから「新宿住友ビル」には物凄く思い入れがあります。


Tokyoshinjuku16016
「新宿住友ビル」の低層部です。写真は南西側部分ですが、南東側部分に広大なアトリウム空間を整備するようです。

|

2016年1月28日 (木)

リニア中央新幹線プロジェクト 超難工事となる「中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)」 2016年1月27日に着工!

Linearchuoshinkansen14081
-リニア中央新幹線プロジェクト-
 「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。

 建設通信新聞(2016/01/28)
 リニア品川駅新設(北・南工区)で安全祈願・起工式/新幹線直下の難工事 

 日刊建設工業新聞(2016/01/28)
 JR東海/リニア中央新幹線品川駅に着工/新幹線直下で段階施工 
 
 
Tokyojrcentral16011
工事位置

 「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)」と「中央新幹線品川駅新設(南工区)」に分かれています。

 引用資料 JR東海・ニュースリリース(2016/01/20)
 中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について

 リニア中央新幹線の「品川駅」は、施工延長約450mです。このうち、東京方の北工区は施工延長約150m、名古屋方の南工区は施工延長約300mとなっています。
 北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」が担当、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」が担当します。


Tokyojrcentral16012
土留め壁構築
 
最初に「土留め壁」の構築を行います。大規模な「連続地中壁」が構築されます。多数の「水平多軸式地中連続壁掘削機」が登場するのは間違いないので、私的には非常に楽しみです。


Tokyojrcentral16013
品川駅の施工手順
 起点となる「品川駅」の施工手順です。「品川駅」の工事は開削工法で行われますが、東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。

 東海道新幹線の「品川駅」の真下の地下約40mに設置します。新幹線のホームに並行する形で、最大幅約60mの巨大な地下空間に島式2年4線ホームを建設します。各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。

|

2016年1月27日 (水)

千代田区 国家戦略特区指定案件 「有楽町駅周辺地区(東京都等(官民連携))」の予定地

Tokyometrotokyo14091
-東京圏国家戦略特別区域-
 東京圏国家戦略特別区域会議で、都市計画法の特例対象として6つの都市再生プロジェクトが追加対象とされています。

 ①有楽町駅周辺地区(東京都等)、②日本橋兜町・茅場町一丁目地区(平和不動産)、③芝浦一丁目地区(野村不動産、NREG東芝不動産)、④三田三・四丁目地区(住友不動産)、⑤虎ノ門一・二丁目地区(森ビル、UR都市機構)、⑥西新宿二丁目地区(住友不動産)の6プロジェクトです。

 今後、国家戦略特別区域諮問会議での審議を経て、正式認定されます。区域計画の認定により、容積率の規制緩和などの措置が受けられることになります。

● 有楽町駅周辺地区(東京都等(官民連携))
 「有楽町駅周辺地区(東京都等(官民連携))」は、 ”旧都庁舎跡地等を活用し、歩行者の回遊性の向上や周辺施設と連携したMICE機能等の拡充” となっています。

 隣接する「東京国際フォーラム」がなどと連動した国際会議場や商業施設の機能拡充を図り、国際ビジネス・観光拠点として整備する計画で、都市計画の決定等の目途は、2017年度中の予定です。

 ちなみに「MICE」とは、「Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行), Convention またはConference(大会・学会・国際会議), Exhibition(展示会)」の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一形態を指します。

 一度に大人数が動くだけでなく、一般の観光旅行に比べ参加者の消費額が大きいことなどから、「MICE」の誘致に力を入れる国や地域が増えています。


Tokyoyurakucho16011
旧都庁舎跡地の現状

 「東京都庁舎」は1991年4月1日から丸の内の旧庁舎から西新宿二丁目に移転しています。旧庁舎のうち、JR線の西側にあった「第一本庁舎、西一号庁舎、西二号庁舎、西三号庁舎」などはすべて解体され、跡地には「東京国際フォーラム」が建設されました。

 JR線の東側には「第二本庁舎、第三本庁舎、東六号庁舎」がありました。ただし、JR線の西側と違って再開発されていません。

第二本庁舎跡地
 「第二本庁舎」は解体されて大型バスなどの駐車場となっています。

第三本庁舎
 1975年1月に竣工した地上15階、塔屋2階、地下3階の「第三本庁舎」のビルは残っています。住友不動産に貸し出され、「住友不動産丸の内ビル(1999年10月リニューアル済)」として賃貸オフィスビルとなっています。

東六号庁舎跡地
 「東六号庁舎」は解体されて地上3階の暫定的な建物が建っています。跡地の利用方法が決まっていなかったため、2011年6月~2016年5月までの5年間の貸付期間で新たな契約を募集し、「住友不動産」が再び落札しています。

 現在は「有楽町インフォス」となっています。「無印良品」と「有楽町ロフト」がテナントとして入っています。「有楽町インフォス」の賃貸契約期間は2016年5月までとなっていました。
 しかし、「無印良品」が2015年9月4日に1~3階の全フロアを全て改装し、リニューアルオープンしました。閉店が迫った店はリニューアルしないので、賃貸契約期間が更に延びている可能性が高いです。


Tokyoyurakucho16012
「有楽町駅周辺地区(東京都等(官民連携))」の予定地を北東側から見た様子です。


Tokyoyurakucho16013
第二本庁舎跡地

 「第二本庁舎」は解体されて大型バスなどの駐車場となっています。


Tokyoyurakucho16014
第三本庁舎

 1975年1月に竣工した地上15階、塔屋2階、地下3階の「第三本庁舎」のビルは残っています。住友不動産に貸し出され、「住友不動産丸の内ビル(1999年10月リニューアル済)」として賃貸オフィスビルとなっています。

|

2016年1月26日 (火)

港区 芝浦一丁目建替え(国家戦略特区指定案件) 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」を将来的に建て替え?

Tokyotoshiba16011
-芝浦一丁目建替え(国家戦略特区指定案件)-

 「野村不動産ホールディングス」のIR資料や首相官邸の「国家戦略特区」の資料を見ていると「芝浦一丁目建替え」とか「芝浦一丁目地区」が出てきます。

 これは、「野村不動産ホールディングス」が所有する「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」周辺の再開発事業です。「国家戦略特区指定案件」となっており、早ければ2017年中の都市計画決定を見込んでいます。

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」に東芝の本社機能が集中しているようなイメージがありますが、本社機能のかなりの部分が川崎市の「スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)」に移転しています。

 現在、東芝の本社機能は、東京都港区の「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」、川崎市の「スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)」、東京都江東区の「NBF豊洲ガーデンフロント」の3ヶ所に分かれています。

 東芝は、「不適切会計問題」の渦中にあります。これからリストラによる事業部や子会社の売却が本格化します。「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」からの更なる撤退も考えられます。

● NREG東芝不動産
 「NREG東芝不動産」は、「東芝住宅産業」として設立され、その後はグループ各社と合併を繰り返します。2008年12月に東芝の子会社だった「東芝不動産」の株式の65%を約800億円で「野村不動産ホールディングス」に売却して「NREG東芝不動産」となります。
 
 2015年9月には、更に株式の30%を370億円で売却しました。「NREG東芝不動産」の現在の出資比率は、「野村不動産ホールディングス」が95%、「東芝」が5%となっています。


Tokyotoshiba16012
浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 
「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」は、地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ165.9mのオフィスビルです。「東芝ビルディング」として、1984年3月に竣工しました。

 現在は、「NREG東芝不動産(野村不動産ホールディングス95%、東芝5%)」が所有し、ビル名は「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」となっています。

 「耐震補強・長周期地震動対策工事」が行われ、地震による水平方向の揺れを吸収する「ダイナミックスクリュー」と「オイルダンパー」を、低層階を中心に102ヶ所設置しました。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング) の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1号
◆ 交通-JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.9m 
◆ 敷地面積-34,506.91㎡
◆ 建築面積-14,741.10㎡(東芝浜松町ビルを含む場合16,464.58㎡)
◆ 延床面積-162,612.86㎡(東芝浜松町ビルを含む場合176,567.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造(水平方向の揺れを吸収するダイナミックスクリューとオイルダンパーを低層階を中心に102ヶ所設置)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-港建物、第一生命保険
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、鹿島建設JV
◆ 着工-1981年08月
◆ 竣工-1984年03月

(備考) 高さは、最高部166.65m、軒高165.8mという資料もあります。

 
Kawasakitoshiba140312
スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)
 
「スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)」は、JR川崎駅西口の東芝の「川崎事業所(旧堀川町工場)」跡地に建設された地上15階、塔屋1階、地下0階、高さ約71m(軒高約65m)、延床面積104,594.45㎡の大規模なオフィスビルです。

 基準階面積2,000坪は日本最大級の面積になります。竣工前から「東芝」が全フロア一括賃借する事が決まっており、2013年10月31日に東芝の「スマートコミュニティセンター」が開所しました。
 
ラゾーナ川崎東芝ビル(スマートコミュニティセンター)の概要
◆ 計画名-(仮称)ラゾーナ川崎東芝ビル新築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34(地番)
◆ 交通-JR川崎駅徒歩1分、京急川崎駅徒歩5分
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部約71m、軒高64.830m
◆ 敷地面積-9,765.58㎡
◆ 建築面積-7,777.15㎡
◆ 延床面積-104,594.45㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム84本、オイルダンパー16本)
◆ 用途-オフィス、博物館、駐車場
◆ 建築主-NREG東芝不動産
◆ プロジェクトマネジメント-野村不動産
◆ 基本設計-野村不動産、日建設計
◆ 実施設計・監理-野村不動産、大林組
◆ 設計監修-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2011年07月
◆ 竣工-2013年03月31日
◆ オープン-2013年10月31日(スマートコミュニティセンター開所)
◆ 総事業費-500億円弱(土地代を含む)


Tokyotoshiba16013
NBF豊洲ガーデンフロント
 
「NBF豊洲ガーデンフロント」は、東京都江東区豊洲五丁目6番15号にある地上9階、敷地面積12,551.33㎡、延床面積35,621.93㎡のオフィスビルです。

|

2016年1月25日 (月)

江東区 延床面積約258,600㎡の大規模プロジェクト「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 2016年5月着工へ!

Tokyotoyosu15111_2
-豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「豊洲2街区」は、IHI(旧:石川島播磨重工業)の工場跡地に残された最後の大規模未開発用地です。先行して江東区の「豊洲シビックセンター」がオープンし、現在は「消防署棟」の建設が進められています。

 「豊洲二・三丁目地区2-1街区」には、地上35階、地下2階、最高部約180mの「A棟」と地上23階、地下1階、最高部約140mの「B棟」と最高部約80mの「C棟」が建設される予定ですが、着工は大幅に遅れています。

 引用資料 東京都都市整備局
 豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業

● 豊洲二・三丁目地区2-1街区
 「建設通信新聞」によると遅れていた「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」ですが、「豊洲二・三丁目地区2-1街区」に建設する「A棟、B棟、C棟」の設計・施工を「大成建設」に決め、実施設計を進めているそうです。

 順調にいけば、先行する「A棟、C棟」は2016年5月にも着工、2019年11月の完成を目指します。「B棟」については2017年10月の着工、2020年8月の完成を見込みます。

 建設通信新聞(2016/01/25)
 設計施工は大成建設/豊洲二・三丁目2-1再開発/三井不、IHI   

豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目地内
◆ 階数-(A棟・C棟)地上35階、地下2階、(B棟)地上23階、地下1階
◆ 高さ-(A棟・C棟)最高部約180m、最高部約80m、(B棟)最高部約140m
◆ 敷地面積-約27,900㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約258,649㎡(施設全体)
◆ 用途-(A棟・C棟)オフィス、ホテル(200室)、商業施設、エネルギーセンター、(B棟)オフィス、商業施設
◆ 建築主-IHI、三井不動産
◆ 基本設計-日建設計
◆ 実施設計-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年05月予定(A棟、C棟)、2017年10月予定(B棟)
◆ 竣工-2019年11月予定(A棟、C棟)、2020年08月予定(B棟)

(備考) 上記の概要は、「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のうち「豊洲二・三丁目地区2-1街区」の部分です。その他に、竣工した江東区の「豊洲シビックセンター」と建設中の「消防署棟」があります。


Tokyotoyosu12082
「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。


Tokyotoyosu15112
「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のうち「豊洲二・三丁目地区2-1街区」の建設予定地です。奥に見えるのは、竣工した「豊洲シビックセンター」です。


Tokyotoyosu16011
「豊洲二・三丁目地区2-1街区」の「ボーリング調査」は、すでに終わっているようです。

|

2016年1月24日 (日)

中央区 大規模な再開発が計画されている「日本橋室町一丁目地区(日本橋川~室町ちばぎん三井ビルディング間)」の予定地

Tokyonihonbashi16011
三井不動産・日本橋再生計画の第2ステージ-
 「三井不動産」は、官民および地元と一体となって開発を進める「日本橋再生計画」の第2ステージを始動しています。

 具体的には、「(1)新東京武田ビル、(2)日本橋二丁目再開発計画(C街区)、(3)日本橋室町三丁目地区市街地再開発計画」、2020年以降に「(4)日本橋室町一丁目地区、(5)日本橋一丁目1,2街区、(6)日本橋一丁目中地区(4-12街区)、(7)八重洲二丁目北地区、(8)八重洲二丁目中地区」の8プロジェクトを予定しています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2015/11)
 投資家説明資料(2016年3月期) 

● 日本橋室町一丁目地区
 「日本橋室町一丁目地区」は、「日本橋川」~「室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3)」間を想定しています。敷地面積約約8,000㎡です。

 現状では南北の間に3本の東西に抜ける道路があるので、敷地が4分割されています。道路1本くらいは廃道が可能かもしれませんが、他の「三井不動産」が主導する再開発予定地と違って敷地が細分化されます。


Tokyonihonbashi150452
「日本橋室町一丁目地区」の南端のブロックを西側から見た様子です。南端が「日本橋川」、北側が幹線道路に面している東西に細長い敷地です。

 南北の幅が非常に狭いので大規模なビルの建設は不可能です。「日本橋川」の親水エリアを活用した低層の商業施設等が考えられます。


Tokyonihonbashi160121
「日本橋室町一丁目地区」の南端のブロックを北東側から見た様子です。


Tokyonihonbashi160122
「日本橋室町一丁目地区」の南側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。

 「日本橋川」を挟んで、写真左側に「野村證券日本橋本社ビル」が少し見えています。「日本橋川」の南側でも「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」として大規模な再開発が計画されています。


Tokyonihonbashi150454
道路を挟んで、「日本橋室町一丁目地区」の北側のブロックを南西側から見た様子です。


Tokyonihonbashi160123
道路を挟んで、「日本橋室町一丁目地区」の北側のブロックを南東側から見た様子です。黒いビルは「日本橋スルガビル」ですが、北側のブロックは、東西が「日本橋スルガビル」の幅しかないので狭いです。


Tokyonihonbashi160124
「日本橋室町一丁目地区」の東側の道路を北側に見た様子です。


Tokyonihonbashi150459
「日本橋室町一丁目地区」の再開発対象区域を南側に見た様子です。


Tokyonihonbashi160125
「日本橋室町一丁目地区」の東側の道路を南側に見た様子です。先に「野村證券日本橋本社ビル」が見えます。

|

2016年1月23日 (土)

千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業 JR千葉駅西口のシンボルとして竣工した「WESTRIO(ウェストリオ)」

Chibawestrio16011
-千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業-

 「JR千葉駅」には、メインである「東口」の他に、駅西側の北側にある「北口」、「北口」の反対側にある「西口」の3つの玄関口があります。
 
 メインの「東口」に比べ影の薄い西口ですが、新たな玄関口になるよう再開発工事が行われています。「千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業」です。
 
 先行して「A1棟、A2棟、A3棟」が、3棟の商業ビル「WESTRIO(ウェストリオ)」として2013年9月30日に竣工しました。引き続き「千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業B工区」が建設予定です。

WESTRIO(ウェストリオ)
 
「WESTRIO(ウェストリオ)」は、千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業の中核施設として建設された3棟のビルです。名称の由来は「WEST(西)+TRIO(3つ)」となっており、JR千葉駅西口のシンボルとして期待されています。

  中央の建物内は、JR千葉駅西口自由通路が貫通し、JR千葉駅西口改札、および、駅前広場のペデストリアンデッキと同じレベルで接続され、コンコースとして、24時間利用可能となっています。建物間もコンコース階で接続されており、スムーズに移動できます。


Chibawestrio16012
「WESTRIO(ウェストリオ)」の施設概要です。

 引用資料 千葉市・公式ホームパージ
 千葉駅西口再開発ビルA棟「WESTRIO(ウェストリオ)」トップページ 


Chibawestrio16013
「WESTRIO(ウェストリオ)」は、規模・用途の異なる3棟の建物により構成されますが、3棟の建物が一体的に見えるよう配慮を行っています。


Chibawestrio16014
WESTRIO1(ウェストリオワン:旧A2棟)

 地上13階、地下1階、延床面積約8,990㎡の「ウェストリオ1」です。低層部は店舗、高層部はホテル(ホテルサンルート)となっています。「ロイヤルリース」が取得しています。


Chibawestrio16015
WESTRIO2(ウェストリオツー:旧A3棟)

 地上11階、延床面積約6,050㎡の「ウェストリオ2」です。低層部は店舗、高層部はオフィスとなっています。千葉市と地権者が所有しています。


Chibawestrio16016
中央の「WESTRIO2(ウェストリオツー)」の建物内は、JR千葉駅西口自由通路が貫通し、JR千葉駅西口改札、および、駅前広場のペデストリアンデッキと同じレベルで接続され、コンコースとして、24時間利用可能となっています。


Chibawestrio16017
WESTRIO3(ウェストリオスリー:旧A1棟)

 地上11階、地下1階、延床面積約10,550㎡の「ウェストリオ3」です。低層部は店舗、高層部はオフィスとなっています。「富国生命保険相互会社」が取得しています。


Chibawestrio16018
整備された「ペデストリアンデッキ」です。


Chibawestrio16019
整備された「JR千葉駅西口駅前広場」です。

|

2016年1月22日 (金)

品川区 延床面積約22万㎡の大規模プロジェクト「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」全体着工!

Tokyoshinagawa16011
-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「住友不動産」が地権者並びに参加組合員として参画している約3.9haの広大なエリアを施行区域とする大規模再開発プロジェクトです。

 「住友不動産」から、1月21日に「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」が全体工事に着手したとニュースリリースがありました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2016/01/21)
 大崎駅前の発展する都市機能と連続した“業務×住宅×商業等の大規模複合開発”「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」全体着工 

 建設費の高騰を受けて着工時期を変更していた「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」ですが、「A街区」が2015年7月に先行して本格着工しました。今回、「B街区」が着工したので、全体着工となりました。

  総事業費は、2013年7月時点で約1,033億円を見込んでいましたが、建設費の高騰を受けて約1,346億円と大幅に上昇しています。

 「完成イメージ」の左側が「業務棟」、右側が「住宅棟」となります。A街区の「業務棟」は、地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ約115m、延床面積約177,990㎡、B街区の「住宅棟」は、地上22階、塔屋1階、地下2階、高さ約87m、延床面積約41,430㎡です。

西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)の概要
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目778番1他
◆ 交通-JR線・りんかい線「大崎」駅徒歩6分
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約115m
◆ 敷地面積-19,927.70㎡
◆ 建築面積-約7,750㎡
◆ 延床面積-約177,990㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造(柱CFT造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-柱頭免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設、前田建設工業
◆ 着工-2015年07月
◆ 竣工-2018年予定
◆ 総事業費-約1,346億円(施設全体)

西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業(B街区)の概要
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目778番1他
◆ 交通-JR線・りんかい線「大崎」駅徒歩6分
◆ 階数-地上22階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約87m
◆ 敷地面積-10,153.09㎡
◆ 建築面積-約2,800㎡
◆ 延床面積-約41,430㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、事業所、駐車場等
◆ 総戸数-423戸
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設、前田建設工業
◆ 着工-2015年11月(事業所工区着工)、2016年01月(住宅工区着工)
◆ 竣工-2019年予定
◆ 総事業費-約1,346億円(施設全体)


Tokyoshinagawa16012
敷地配置図

 「敷地配置図」です。A街区とB街区の間に約6,000㎡+A街区の両端に約1,000㎡×2=約8,000㎡の広場が整備されます。

 大崎駅前と計画地を隔てていた街区の骨格となる東側の「都市計画道路 補助163号線」は、幅員12.0m~16.0mに拡幅されます。


Tokyoshinagawa16013_2
基準階平面図 (12階平面図)

 <基準階平面図 (12階平面図)>です。東京都内最大級(住友不動産最大)の基準階賃貸面積約1,647坪(約5,444㎡)を誇るメガオフィスロアとなります。

 室内に柱型がない整形無柱空間となっています。幅が約132mもありビックリ!です。400mリレーが出来そうですね(笑)。


Tokyoshinagawa15086
A街区とB街区の間の約6,000㎡の「広場1号」から伸びるこの部分は、東海道新幹線・JR横須賀線をくぐり、JR大崎駅への大きなアクセス通路になります。この先がJR大崎駅です。

|

2016年1月21日 (木)

中央区 大規模な再開発が計画されている「日本橋一丁目1,2街区」の予定地

Tokyonihonbashi16011
三井不動産・日本橋再生計画の第2ステージ-
 「三井不動産」は、官民および地元と一体となって開発を進める「日本橋再生計画」の第2ステージを始動しています。

 具体的には、「(1)新東京武田ビル、(2)日本橋二丁目再開発計画(C街区)、(3)日本橋室町三丁目地区市街地再開発計画」、2020年以降に「(4)日本橋室町一丁目地区、(5)日本橋一丁目1,2街区、(6)日本橋一丁目中地区(4-12街区)、(7)八重洲二丁目北地区、(8)八重洲二丁目中地区」の8プロジェクトを予定しています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2015/11)
 投資家説明資料(2016年3月期) 


Tokyonihonbashi160111
日本橋一丁目1,2街区
 「日本橋一丁目1,2街区」の予定地を北東側から見た様子です。敷地面積約7,000㎡を想定しています。


Tokyonihonbashi160112
「日本橋一丁目1,2街区」の道路の北側部分を東側から見た様子です。手前に「K&K」で有名な「国分グループ本社」があります。国分グループは、300年の歴史を誇る食品・酒類の総合問屋です。

 :2014年12月期の連結売上高は1,603,433百万円と1兆円を超えています。食品の専門商社としては、三菱商事系の「三菱食品」、伊藤忠商事系の「日本アクセス」に次ぐ全国3位の売上高です。


Tokyonihonbashi160113
「日本橋一丁目1,2街区」の道路の南側部分を北東側から見た様子です。


Tokyonihonbashi160114
「日本橋一丁目1,2街区」の北側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。


Tokyonihonbashi160115
「日本橋一丁目1,2街区」の道路の北側部分を北西側から見た様子です。


Tokyonihonbashi160116
「日本橋一丁目1,2街区」の中間を東西に道路が貫いていますが、この道路は北側か南側に付け替えられて一体的に再開発されると思われます。


Tokyonihonbashi160117
「日本橋一丁目1,2街区」の道路の南側部分を北西側から見た様子です。

|

2016年1月20日 (水)

2015年(1月~12月)の訪日外客数の速報 前年比47.1%増の1,973万7,000人 2,000万人突破まであと少し!

Tokyohaneda11011
-2015年の訪日外客数は1,973万7,000人-
 「日本政府観光局(JNTO)」は1月19日、2015年(1月~12月)の訪日外客数を発表しました。前年比47.1%増の1,973万7,000人で、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、最大の伸び率となりました。

 残念ながら2,000万人は突破しませんでしたが、過去最高であった2014年の1,341万3,000人より600万人余り上回る驚異的な伸びでした!

 引用資料 日本政府観光局(JNTO/PDF:2016/01/19)
 2015 年の訪日外客数は1,973 万7 千人!45 年ぶりに訪日外客数と出国日本人数が逆転!

 1970年以来45年ぶりに訪日外客数が出国日本人数(2015年は1,621万2,000人)を上回りました。通常このような変化は数年かけて徐々に起きるのですが、一気に訪日外客数が出国日本人数に大差をつけて逆転しました。

 JNTOは主な要因に、クルーズ船の寄港増加、航空路線の拡大、燃油サーチャージの値下がりによる航空運賃の低下、これまでの継続的な訪日旅行プロモーションによる訪日旅行需要の拡大を挙げています。

 市場別では主要20市場のうち、ロシアを除く19市場が年間での過去最高を記録し、中でも中国は前年比107.3%増の499万人に達し、初めて最大市場となりました。
 その他、米国が欧米市場で初めて100万人を超えたほか、東南アジア6市場(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)が合計で200万人を超える規模となりました。


Tokyohaneda11014
羽田空港国際線旅客ターミナル
 「成田国際空港」と共に日本の空の玄関口となった「羽田空港国際線旅客ターミナル」です。


Kansaiairport15086
関西国際空港・第2ターミナルビル(T2)
 「成田国際空港」や「羽田空港国際線旅客ターミナル」と比べて影が薄かった「関西国際空港」ですが、外国人観光客の急増により状況が一変しています。

 2015年(1月~12月)の外国人旅客数が初めて1,000万人を突破しました。前年比159%という驚異的な伸び率を記録しており、日本人国際線旅客数を一気に抜き去りました。
 国際線旅客数は過去最高の1,625万人となり、総旅客数も同様に過去最高となる2,321万人を記録して、新たなステージに突入しています。

 「新関西国際空港会社」は、関西国際空港にLCC(格安航空会社)専用の「第3ターミナルビル(T3)」を建設しています。
 急増する外国人観光客のため「第2ターミナルビル(T2)」の処理能力に近い将来、限界が生じると予測されており、「第3ターミナルビル(T3)」の整備を決めました。
 
 
Tokyoasakusa09074
外国人観光客訪問率第1位・東京都
 都道府県別外国人観光客訪問率第1位は「東京都」です。訪日外国人観光客が初めて日本を訪れる場合も東京が多いようです。

 東京は超巨大で、何でもあるので、「東京を案内して!」と言われると逆に困ってしまいます(笑)。またそれが東京の魅力だと思います。


Osakadonki15061
外国人観光客訪問率第2位・大阪府
 
都道府県別外国人観光客訪問率第2位は「大阪府」です。大阪でもキタに比べてミナミが人気です。「関西国際空港」に近い事もありますが、観光目的が、「ショッピング、街歩き、グルメ」に重点を置いているためだと思われます。

 ミナミの魅力は、徒歩圏内に多彩でなんでもありの観光スポットが密集している「ワンストップ型」である事です。「大丸、心斎橋筋商店街、御堂筋沿いの高級ブランド街、道頓堀、グリコの看板、 ドン・キホーテ、高島屋、ビックカメラ、でんでんタウン、黒門市場、アメリカ村、etc」など何でも揃っています。


Kyotounesco1407113
外国人観光客訪問率第3位・京都府 
 
都道府県別外国人観光客訪問率第3位は「京都府」です。世界で最も影響力がある旅行雑誌の一つとされるアメリカの「トラベル+レジャー(T+L)」では、読者による世界の観光都市の人気投票で、京都市が2年連続1位となっています。

 また、トリップアドバイザーが発表した「外国人に人気の日本の観光スポット」において京都市の「伏見稲荷大社」が1位に選ばれています。

|

2016年1月19日 (火)

新宿副都心 「西新宿六丁目西第5東地区」の土地基盤整備準備組合が解散 「住友不動産」が、建て替えを検討していく模様

Tokyoshinjuku151151
-西新宿六丁目西第5東地区-
 新宿副都心は、「公園通り」から東側はほぼ再開発が終わりましたが、公園通り西側の「西新宿六丁目」は、再開発が終わった場所と終わっていない場所がまだら模様になっています。

 「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」と「コンシェリア西新宿TOWER’S WEST」に挟まれた「西新宿六丁目西第5地区東」でも再開発が計画されています。「西新宿六丁目西第5東地区」には、「住友不動産が」が事業協力者として参画しています。

 地権者任意による「西新宿六丁目西第5ブロック東地区土地基盤整備準備組合」は、共同建て替え、再開発事業、区画整理事業など、さまざまな事業手法を視野に入れ、まちづくりについての検討を進めていました。

● 準備組合が解散
 
「建設通信新聞」によると「西新宿六丁目西第5ブロック東地区土地基盤整備準備組合」が、2015年末に組織を解散したそうです。

 建設通信新聞(2016/01/19)
 準備組合を解散/住友不が建て替え検討へ/西新宿六丁目西第5東地区  

 今後は事業協力者として参画していた「住友不動産」が、建て替えを検討していく模様のようです。開発手法に加え、単独開発となるかどうかは現時点で未定となっています。

 超高層タワーマンションが建設されると言われていましたが、周囲を超高層ビルで囲まれていて眺望が見込めないので、オフィスビルになる可能性もありますね。


Tokyoshinjuku151152
「西新宿六丁目西第5地区東」の予定地です。区域面積は約6,000㎡です。西新宿六丁目の超高層ビルの谷間で再開発から取り残されたようなところです。


Tokyoshinjuku151154
”敷地中央に区道が通っているため、まとまった建物が建てられない課題があるという。” となっていますが、多くの再開発で実施しているように道路を街区の端に付け替えればいいような気がしますが・・・


Tokyoshinjuku151155
街区内には駐車場や空き家が多く防犯上にも問題があるようです。


Tokyoshinjuku10092
街区の南東側には、幅の広い地上45階、塔屋2階、高さ167.43mの超高層タワーマンションの「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」が建っているので、超高層タワーマンションを建設しても眺望は期待出来ません。

 また、住友不動産の高級賃貸住宅「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」からの眺望も悪くなり、価値が下がります。

 この事から「新宿セントラルパークシティ」の拡張という形で、北側に建っている地上17階、地下2階のオフィスビル「住友不動産新宿セントラルパークビル」と同程度の高さのオフィスビルの建設を想定しているのではないか? と私は予想しています。

|

2016年1月18日 (月)

川崎市 地上44階、高さ約160mの「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2016年1月18日から特定業務代行者の公募手続きを開始!

Kawasakikosugi15031
-小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業-
 グループ消滅危機の渦中にある「SMAP」ですが、残留の道も少し見えてきたようです。今回の騒動で、日本における「SMAP」の存在の大きさや偉大さを改めて実感しました。

 ただ、「独立組の4人がすべて悪い!」というマスコミの事務所寄りの報道には毎日辟易しています。この構図は「安室ちゃん」の独立騒動の時と全く同じです。
 「安室ちゃん」の独立騒動の時に、週刊誌等の大ネガティブキャンペーンに私は物凄く心を痛めていたので、「SMAP」のファンの気持ちが痛いほど分かります。

 本題に戻って、「プラウドタワー武蔵小杉」と「エクラスタワー武蔵小杉」の間に「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上44階、地下2階、高さ約160m、総戸数約520戸の超高層タワーマンションです。

 「建設通信新聞」によると「小杉町3丁目東地区市街地再開発組合」は、2016年1月18日から「特定業務代行者」の公募手続きを開始します。

 建設通信新聞(2016/01/18)
 川崎市の小杉町3丁目東再開発/特定業務代行者を公募 

 完成予想図等の引用資料 
 小杉町3丁目東地区市街地再開発組合 

 2016年3月中にも事業者を決定する見込みです。順調に進めば、2016年10月に既存施設の解体工事に着手、2017年3月に本体工事に着手、2020年3月の完成を目指しています。

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町三丁目414番他
◆ 階数-地上44階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 施行地区面積-約11,000㎡
◆ 敷地面積-8,347.32㎡
◆ 建築面積-約5,200㎡
◆ 延床面積-約72,900㎡(容積対象床面積約50,000㎡) 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(4階~44階)、商業・業務施設(1階~3階)、公共公益施設(3階・4階に総合自治会館やこども文化センター等)
◆ 総戸数-約520戸
◆ 建築主-小杉町3丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員-三井不動産レジデンシャル、東急不動産、事業協力者-大成建設)
◆ 事業コンサルタント-協同組合都市設計連合
◆ 基本設計-日本設計
◆ 施工者-未定
◆ 解体-2016年10月予定(既存施設の解体工事)
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2020年03月予定


Kawasakikosugi15032
「導入機能」です。1階~3階が「商業・業務施設」、3階・4階が総合自治会館やこども文化センター等の「公共公益施設」、4階~44階が「共同住宅」となります。


Kawasakikosugi130321
配置図です。敷地は、「イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」を避けているため「逆L字型」になります。超高層棟は、完成予想図では四角の超高層タワーマンションに見えますが、南側が尖った二等辺三角形となります。


Kawasakikosugi16011
再開発予定地を北東側から見た様子です。


Kawasakikosugi16012
敷地北側の「JR南武線」沿いを東西に貫く「地区幹線道路」を整備します。


Kawasakikosugi16013
西側から見た様子です。「JR南武線」沿いに東西に貫く「地区幹線道路」を整備します。


Kawasakikosugi150920
更に西側の「地区幹線道路」は、「プラウドタワー武蔵小杉」の竣工に合わせて完成しています。西隣の「中原区役所」の前を経由して、西側の幹線道路(府中街道)と接続されています。


Kawasakikosugi16014
再開発予定地の東側を南北に走る道路です。道路の東側は「エクラスタワー武蔵小杉」です。


Kawasakikosugi16015
再開発予定地を南東側から見た様子です。


Kawasakikosugi16016
再開発予定地を南西側から見た様子です。

|

2016年1月17日 (日)

中央区 「野村證券日本橋本社ビル」を含む大規模な再開発が計画されている「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」の予定地

Tokyonihonbashi16011
三井不動産・日本橋再生計画の第2ステージ-
 「三井不動産」は、官民および地元と一体となって開発を進める「日本橋再生計画」の第2ステージを始動しています。

 具体的には、「(1)新東京武田ビル、(2)日本橋二丁目再開発計画(C街区)、(3)日本橋室町三丁目地区市街地再開発計画」、2020年以降に「(4)日本橋室町一丁目地区、(5)日本橋一丁目1,2街区、(6)日本橋一丁目中地区(4-12街区)、(7)八重洲二丁目北地区、(8)八重洲二丁目中地区」の8プロジェクトを予定しています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2015/11)
 投資家説明資料(2016年3月期) 


Tokyonihonbashi140219 
日本橋一丁目中地区(4-12街区)
 「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」は、COREDO日本橋がある「日本橋一丁目ビルディング」北側一帯の区画です。敷地面積約23,000㎡を想定しています。


Tokyonihonbashi16012
野村證券日本橋本社ビル
 再開発対象区域には、1930年竣工の昭和初期のモダニズム建築で知られる建築家「安井武雄氏」が設計した「野村證券日本橋本社ビル」も含みます。ビルは保存して、美術館やレストランとして活用する案が有力となっています。


Tokyonihonbashi16013
「野村證券日本橋本社ビル」を北東側から見た様子です。東西に細長いビルです。


Tokyonihonbashi16014
「野村證券日本橋本社ビル」南側の通りです。


Tokyonihonbashi16015
首都高速都心環状線

 「野村證券日本橋本社ビル」の北側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。この部分を地下化するという構想がありますが、最近そのニュースをあまり聞きません。

 高架橋が無くなると護岸に遊歩道を整備して抜群の親水エリアが誕生するのですが、高架橋の地下化には数千億円という莫大な工事費がかかります。


Tokyonihonbashi150413
日本橋御幸ビル
 「野村證券日本橋本社ビル」の南側の「日本橋御幸ビル」も再開発対象区域となります。


Tokyonihonbashi150414
日本橋西川ビル
 「日本橋御幸ビル」と「日本橋一丁目ビルディング」の間の「日本橋西川ビル」も再開発対象区域となります。


Tokyonihonbashi150416
第二柳屋ビル・野村アセットマネジメント本社ビル
 ここから北側が再開発対象区域となります。写真手前の南側のビルが「第二柳屋ビル」、北側の少し高いビルが「野村アセットマネジメント本社ビル」です。


Tokyonihonbashi150417
江戸橋ビル(第一江戸橋ビル)・第二江戸橋ビル
 更に北側の写真手前の南側の「江戸橋ビル(第一江戸橋ビル)、北側の「第二江戸橋ビル」も再開発対象区域となります。


Tokyonihonbashi16016
「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」の予定地を南東側から見た様子です。南東角の解体された「日鐵日本橋ビル」と奥のCOREDO日本橋がある「日本橋一丁目ビルディング」および「COREDO日本橋アネックス」は対象地域に含みません。

● (仮称)日鐵日本橋ビル建替計画
 解体された「日鐵日本橋ビル」の跡地には、「新日鉄興和不動産」が、地上18階、地下3階、高さ91.66mの「(仮称)日鐵日本橋ビル建替計画」を建設する予定です。工期は2015年4月1日~2017年10月31日の予定となっていましたが、まだ着工していません

 建設費高騰のため着工が延期されているのでしょうか? ひょっとしたら「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」に編入されるための計画見直し? なんて妄想してしまいます(笑)。

|

2016年1月16日 (土)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part2・オープンした商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」

Tokyotamagawa160151
-二子玉川ライズ-

 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット
 二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]において、新たに商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」がオープンしました。

 第1弾(2015年4月24日)では、IMAXデジタルシアターを含む10スクリーンを備えた世田谷区初のシネマコンプレックス「109シネマズ二子玉川」や、日本初出店となるスペイン王室御用達の老舗デリカ「Mallorca(マヨルカ)」など、幅広いラインナップの商業17店舗が開業しました。

 第2弾(2015年5月3日)では、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手掛ける新業態「二子玉川 蔦屋家電」が開業し、家電や雑誌・書籍販売のほか、家具販売の「ARFLEX TAMAGAWA (アルフレックス タマガワ)」やボタニカルショップの「SOLSO HOME Futako(ソルソ ホーム フタコ)」などのストア内9テナントが開業しました。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


Tokyotamagawa160152
「Ⅱ-a街区」を北西側から見た様子です。「楽天」は、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約し、より一層の業務の効率化を図るため、本社を東京都品川区東品川の「品川シーサイド楽天タワー」から「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に移転しました。

 占有フロアは、地上2階~27階(楽天クリムゾンハウス アネックスの3階・4階も占有)で、延床面積は、楽天クリムゾンハウス63,449.51㎡、楽天クリムゾンハウスアネックス1,058.43㎡となっています。入居人数は約10,000人です。


Tokyotamagawa160153
Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を北西側から見た様子です。


Tokyotamagawa160154
先に竣工した「Ⅰ-b街区」とは、2本の「歩行者専用通路(リボンストリート)」で結ばれています。


Tokyotamagawa160155
Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を西側から見た様子です。手前には、「バス・タクシーのりば」が整備されています。


Tokyotamagawa160156
Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を「多摩堤通り」側から見た様子です。


Tokyotamagawa160157
東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」側の先に竣工した「Ⅰ-b街区」を見た様子です。


Tokyotamagawa160158
歩行者専用通路(リボンストリート)
 2階床レベルで、東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」と世田谷区が整備した「二子玉川公園」をつなぐ「歩行者専用通路(リボンストリート)」が整備されています。

 Ⅱ-a街区には、「歩行者専用通路(リボンストリート)」が沿いに、商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、ホテル、スタジオ・ホールなどを設けています。


Tokyotamagawa160159
2階の歩行者専用通路(リボンストリート)沿いの「中央広場」です。


Tokyotamagawa160160
「二子玉川ライズ・タワーオフィス」の北東側に隣接する「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


Tokyotamagawa160161
「歩行者専用通路(リボンストリート)」は、Ⅲ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」、更に先の世田谷区が整備した「二子玉川公園」まで伸びています。


Tokyotamagawa160162
Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を東側から見た様子です。


Tokyotamagawa160163
「Ⅱ-a街区」とⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」を接続する「歩行者専用通路(リボンストリート)」を地上から見た様子です。


Tokyotamagawa160164
「Ⅱ-a街区」とⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」を接続する「歩行者専用通路(リボンストリート)」を上から見た様子です。更に先には、世田谷区が整備した「二子玉川公園」があります。

|

2016年1月15日 (金)

2020年東京オリンピック 3施設「オリンピックアクアティクスセンター、有明アリーナ、海の森水上競技場」の建設プロジェクトが始動!

Tokyoolympic16011
-2020年東京オリンピック-
 
2020年の東京オリンピックで使用される競技施設で、新たに「オリンピックアクアティクスセンター(水泳)」、「有明アリーナ(バレーボール)」、「海の森水上競技場(ボート、カヌー)」の3施設の建設プロジェクトが始動します。

 東京都財務局は2016年1月14日に、実施設計と施工を一括するデザインビルド(DB)発注方式を採用した3施設の一般競争入札を開札し、設計・施工を行う事業者を決定しました。

 日刊建設工業新聞(2016/01/15)
 東京都財務局/五輪競技3施設、DB方式で始動/アクアティクスセンターは大林組JV 

 建設通信新聞(2016/01/15)
 アクアティクスCは470億で大林・東光・エルゴ・東熱JV/東京五輪3競技施設 


Tokyoolympic16012
オリンピックアクアティクスセンター
 
「オリンピックアクアティクスセンター」は、江東区臨海部の辰巳地区の「辰巳の森海浜公園」に整備されます。オリンピックでは「水泳(競泳、飛込、シンクロナイズドスイミング)」の会場となります。

 辰巳地区には既に水泳のメッカ「東京辰巳国際水泳場」があります。「東京辰巳国際水泳場」を大改修して運河側に客席を大規模に増設する案も検討されましたが、「運河の上に席を造るのは難しい」として断念されました。

 50mのメーンプールとサブプールの床や壁を可動式にし、水深を浅くしたり、25mに区切ったりできるようにし、大会後も子供らが使えるようにします。大会時は約20,000席ですが、大会終了後は約5,000人席に減築して維持費を抑制します。

 「オリンピックアクアティクスセンター」の隣接地に「ウォーターポロアリーナ」の整備も計画されていましたが、競技会場見直しで整備が中止になりました。代替施設は既存の「東京辰巳国際水泳場」を予定しています。

オリンピックアクアティクスセンターの概要
◆ 計画名-オリンピックアクアティクスセンター(仮称)(27)新築工事
◆ 所在地-東京都江東区江辰巳二丁目2
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-約122,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約77,700㎡(オリンピック開催時)、約46,600㎡(大会終了後)
◆ 座席数-約20,000席(オリンピック開催時)、約5,000席(大会終了後)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 建築主-東京都
◆ 基本設計-山下設計
◆ 実施設計・施工者-大林組・東光電気工事・エルゴテック・東洋熱工業異業種特定JV
◆ 竣工-2019年12月20日予定
◆ 落札額-469億8000万円(税込み)


Tokyoolympic16013
有明アリーナ
 「有明アリーナ」は、座席数は約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)で、オリンピックでは「バレーボール(インドア)」の会場となります。

 有明地区には、既存施設の改修を行う「有明テニスの森」以外に、「有明アリーナ、有明BMXコース、有明体操競技場」の3競施設が新たに建設されますが、「有明アリーナ」以外は仮設のため大会終了後には解体されます。

 大会終了後は、様々な室内競技大会やコンサートなどのイベントを行うことができる大規模体育館となります。そのため機材搬入用の大型車が入れるようメーンアリーナの床はコンクリートとなります。

 首都圏では、「代々木第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ6ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。

有明アリーナの概要
◆ 計画名-有明アリーナ(仮称)(27)新築工事
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目9
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-約36,700㎡
◆ 延床面積-約45.600㎡
◆ 座席数-約12,700席、約15,000席(オリンピック開催時)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 建築主-東京都
◆ 基本設計-久米設計
◆ 実施設計・施工者-竹中工務店・東光電気工事・朝日工業社・高砂熱学工業異業種JV
◆ 竣工-2019年12月09日予定
◆ 落札額-360億2880万円(税込み)


Tokyoariake15013
「有明アリーナ」の建設予定地です。


Tokyoolympic16014
海の森水上競技場

 「海の森水上競技場」は、東京港中央防波堤内側及び外側埋立地間の水路に新しく整備される施設です。オリンピックでは「ボート、カヌー(スプリント)」の競技場となります。

 国際大会が開催できるボート・カヌーの競技場及び育成・強化の拠点とするほか、多面的な水面利用を図り、東京都民のレクリエーションの場、憩いの場となります。

海の森水上競技場の概要
◆ 計画名-平成27年度海の森水上競技場整備工事
◆ 所在地-東京都江東区青海三丁目
◆ 階数-地上2階
◆ 延床面積-約13,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 建築主-東京都
◆ 基本設計-パシフィックコンサルタンツ
◆ 実施設計・施工者-大成建設・東洋建設・水ing・日立造船異業種JV
◆ 竣工-2019年03月28日予定
◆ 落札額-248億9832万円(税込み)

|

2016年1月14日 (木)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part1・竣工した「楽天」の新本社「二子玉川ライズ・タワーオフィス(楽天クリムゾンハウス)」

Tokyotamagawa160111
-二子玉川ライズ・タワーオフィス-

 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 楽天クリムゾンハウスに楽天の本社が移転
 「楽天」は、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約し、より一層の業務の効率化を図るため、本社を東京都品川区東品川の「品川シーサイド楽天タワー」から「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に移転しました。

 2015年6月22日(月)から順次移動し、2015年8月24日(月)には登記上の本社も移転しています。新本社の名称は「楽天クリムゾンハウス」です。予想されていた「楽天タワー」という名称にはなりませんでした。

 占有フロアは、地上2階~27階(楽天クリムゾンハウス アネックスの3階・4階も占有)で、延床面積は、楽天クリムゾンハウス63,449.51㎡、楽天クリムゾンハウスアネックス1,058.43㎡となっています。入居人数は約10,000人です。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


Tokyotamagawa160112
東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」のホームから見た「二子玉川ライズ・タワーオフィス」です。


Tokyotamagawa160113
北西側から見た様子です。


Tokyotamagawa160114
西側から見た様子です。2階~27階が「楽天」の新本社「楽天クリムゾンハウス」となっています。


Tokyotamagawa160115
もう少し東側から見た様子です。


Tokyotamagawa160116
「カーテンウォール」です。


Tokyotamagawa160117
南西側の「多摩堤通り」沿いの植栽です。


Tokyotamagawa160118
南側から見た様子です。超高層オフィスビルでは珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」です。「梁」も「鉄筋コンクリート造(RC造)」となっています。

 海外では「鉄筋コンクリート造(RC造)」の超高層オフィスビルは普通にありますが、日本ではまだ珍しいです。


Tokyotamagawa160119
東側から見た様子です。正方形ではなく変則的な「L字型」となっています。


Tokyotamagawa160120
「二子玉川ライズ・タワーオフィス」の北東側に隣接する「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


Tokyotamagawa160121
「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


Tokyotamagawa160122
北側から見た様子です。

|

2016年1月13日 (水)

港区 田町駅東口北地区地区計画 開院した「愛育病院」

Tokyoaiiku151611
-愛育病院-
 
人気グループの「SMAP」が事実上の解散というニュースを見て朝からビックリしました。一瞬「エイプリルフール」かと思いましたが、今日は4月1日じゃないし、もし本当なら残念でしかたがありません・・・

 本題に戻って、「愛育病院」は、皇室とつながりが深い非常に由緒ある病院です。港区南麻布五丁目にありましたが、「田町駅東口北地区地区」に移転する事になりました。

 JR田町駅東口の「田町駅東口北地区地区計画」は、旧東京ガス研究所跡地を中心とした約7.7haを再開発する大規模プロジェクトです。その中で最大規模のプロジェクトが「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」です。 

 新病院の建設工事は、東日本大震災を踏まえた防災機能の向上の見直しもあり、工事着工も遅れましたが、2014年10月31日に竣工し、2015年2月1日に開院しました。
 
愛育病院の概要
◆ 計画名-愛育病院 新築整備工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目16番10号
◆ 交通-JR「田町」駅徒歩7分、都営三田線・浅草線「三田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上10階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-50.80m
◆ 敷地面積-4,500.45㎡
◆ 建築面積-2,933.13㎡
◆ 延床面積-17,586.05㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ ベッド数-160床(NICU12床、GCU24床、MFICU9床、PICU12床含)
◆ 診療科目-産婦人科、小児科、小児外科、女性内科、女性外科、麻酔科、放射線科、児童精神科
◆ 施設設備-MRI、CT、超音波診断装置、手術室3室、LDR9室、救急処置室、女性ドック、売店、レストラン
◆ 建築主-社会福祉法人 恩賜財団母子愛育会 
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年06月01日
◆ 竣工-2014年10月31日(工事完了、竣工)
◆ 開院-2015年02月01日


Tokyoaiiku151612
南東側から見た様子です。


Tokyoaiiku151613
南東側から見た下層階の様子です。


Tokyoaiiku151614
「愛育病院」のロゴです。


Tokyoaiiku151615
高級感が漂っています。


Tokyoaiiku151616
北側から見た「車寄せ」です


Tokyoaiiku151617
「車寄せ」のアップです。病院とは思えないような豪華な造りです。


Tokyoaiiku151618
エントランス部分です。


Tokyoaiiku151619
西側から見た様子です。


Tokyoaiiku151620
「みなとパーク芝浦」に設置された歩行者デッキで、「愛育病院」に直接入る事も出来ます。将来的には、JR田町駅まで歩行者デッキで直結します。


Tokyoaiiku151621
歩行者デッキを直角に曲がります。


Tokyoaiiku151622
「愛育病院」の南西側2階歩行者デッキ側に設けてある入口から入る事が出来ます。


Tokyoaiiku151623
(おまけ)
 「日本武道館」で収録されたPerfume(パフューム)のLIVE DVD&Blu-ray ”Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP「LIVE 3:5:6:9」” が、2016年1月13日にリリースされました。

 前日の1月12日に、セブン-イレブンの店舗で「初回限定盤 (Blu-ray)」を受け取ってきました。このライブは、昨年の10月6日と7日の2日間「広島グリーンアリーナ」で見たので思い入れがあります。

 今回の「SMAP」のニュースを見て、グループである以上、彼女たちにもいつかそのような日が来るのかな・・・ 思ってしまいました。

|

2016年1月12日 (火)

品川区 パークシティ大崎 竣工した地上31階、高さ約143mの超高層業務棟「大崎ブライトタワー」

Tokyoosaki160111
-パークシティ大崎-

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、「目黒川」北側のすでに再開発が終わった「オーバルコート」の南東側一帯約36,000㎡です。一帯には、住宅、オフィス、工場、倉庫、駐車場などが混在していました。

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」では、地上40階の超高層住宅棟と地上31階の超高層業務棟を中心に合計7棟のビルが建設されました。街区の正式名称は「パークシティ大崎」となっています。

● 大崎ブライトタワー
 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層業務棟(A1棟)」は、地上31階、塔屋1階、地下2階、最高高さ142.90mの超高層オフィスビルで、正式名称は「大崎ブライトタワー」となっています。

 「大崎ブライトタワー」は、2015年4月15日に竣工し、低層部および街区内の商業店舗「パークシティ大崎 Shop&Restaurant」は、2015年9月11日にグランドオープンしました(一部店舗については先行オープン)。

大崎ブライトタワーの概要
◆ 計画名-北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層業務棟(A1棟)
◆ 所在地-東京都品川区北品川五丁目6番1号
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」徒歩5分、JR山手線「五反田」駅徒歩12分、都営浅草線「五反田」駅徒歩12分、東急池上線「五反田」駅徒歩11分
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部142.90m
◆ 敷地面積-7,813.22㎡
◆ 建築面積-5,261.30㎡
◆ 延床面積-91,957.17㎡(事務室専有面積53,670.85㎡、店舗専有面積2,074.67㎡)
◆ 構造-鉄骨造(柱:コンクリート充填鋼管造)、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部(場所打ちコンクリート杭・アースドリル拡底工法)
◆ 地震対策-制振構造(アンボンドブレース、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(参加組合員:日本土地建物、日本土地建物販売、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年04月02日(本体工事)
◆ 竣工-2015年04月15日
◆ オープン-2015年09月11日(パークシティ大崎 Shop&Restaurantグランドオープン) *一部店舗については先行オープン


Tokyoparkcityosaki15121
「パークシティ大崎」全体俯瞰です。

 引用資料 三井不動産(2015/05/20)
 業・住・商からなる新しい街『パークシティ大崎』 2棟の業務・商業棟、2棟の住宅棟、1棟の商業棟竣工  商業ゾーン「パークシティ大崎 Shop&Restaurant」出店店舗決定


Tokyoosaki160112
「大崎ブライトタワー」を東側から見上げた様子です。


Tokyoosaki160113
「大崎ブライトタワー」の下層階を東側から見た様子です。


Tokyoosaki160114
「大崎ブライトタワー」と北側の「大崎ブライトコア」は、2階床レベルで屋根付きの歩行者デッキで結ばれています。


Tokyoosaki160115
「大崎ブライトタワー」東側の大幅に拡幅されたの道路です。「自転車専用レーン」も両側に設けられています。


Tokyoosaki160116
東側から見た様子です。


Tokyoosaki160117
「大崎ブライトタワー」1階のエントランスです。


Tokyoosaki160118
2階への階段です。


Tokyoosaki160119
2階の広場です。3階レベルの「目黒川歩行者デッキ」が見えます。


Tokyoosaki160120
2階からも「大崎ブライトタワー」に入れます。


Tokyoosaki160121
「大崎ニューシティ」側を見た様子です。「大崎ニューシティ」側に「目黒川歩行者デッキ」が伸びています。


Tokyoosaki160122
3階の「目黒川歩行者デッキ」への階段とエスカレーターです。


Tokyoosaki160123
3階から見た2階の広場です。


Tokyoosaki160124
3階レベルの「目黒川歩行者デッキ」です。


Tokyoosaki160125
3階からも「大崎ブライトタワー」に入れます。


Tokyoosaki160126
「大崎ニューシティ」とは目黒川を跨いで、「目黒川歩行者デッキ」で結ばれます。「大崎ニューシティ」を経由する事によってJR大崎駅と直結します。

 ただし、「目黒川歩行者デッキ」は、現在も途切れたままで接続されていないようです。普通は同時に開通しますが、どのような大人の事情があるのでしょうか??


Tokyoosaki160127
「大崎ブライトタワー」北側の道路です。


Tokyoosaki160128
「大崎ブライトタワー」の下層階を北西側から見た様子です。敷地の北西側には「大崎ブライトタワー広場」が整備されています。


Tokyoosaki160129
「大崎ブライトタワー」西側の2階部分です。ここから「大崎ブライトタワー広場」に降りる事が出来ます。


Tokyoosaki160130
北西側にある「大崎ブライトタワー広場」の植栽です。

|

2016年1月11日 (月)

千葉県松戸市 JR東日本が、常磐線松戸駅(上野方)に人工地盤を構築して新駅ビルの建設を計画 遅れている計画の現状

Chibamatsudo16011
-松戸駅(JR東日本、新京成電鉄)-

 千葉県松戸市は、推計人口482,533人(2015年5月1日の推計人口)です。東京のベッドタウンとして発展し、千葉県内では千葉市、船橋市に次いで人口が多いです。

 松戸市の玄関口がJR常磐線の松戸駅です。松戸駅には、「新京成電鉄」も乗り入れています。JRが島式3面6線(1番~6番)の地上駅で、新京成電鉄が島式1面2線(7番・8番)の地上駅です。

 松戸駅では、JR東日本、新京成電鉄、松戸市が協議を行い、「松戸駅バリアフリー施設整備に伴う駅改良計画」を進めています。

● 人工地盤の上に新駅ビルを建設
 JR東日本は、やがてやってくる少子高齢化による鉄道収入の減少に備えて商業施設の整備に力を入れています。

 松戸駅でも上野側軌道上に人工地盤を構築して、地上7階、最大高さ約34m、延床面積約10,600㎡の新駅ビルを建設します。駅ビルの3階~6階には売場面積約4,500㎡の店舗を設ける予定です。

 上野方面側の常磐線軌道敷地内に基礎杭を打設し、その上に奥行き約60m(建築面積約2,700㎡)の新たな人工地盤を構築し、人工地盤上に新駅ビルを建設します。

● 計画の見直し
 2014年春に着工予定でしたが、工事費高騰のため着工が大幅に遅れています。駅構内のバリアフリー化と新駅ビル建設を2期に分割し、バリアフリー化を先行して着工する方向で計画を見直し中です。

松戸駅駅改良計画の概要(当初計画)
◆ 階数-地上7階
◆ 高さ-最高部約34m
◆ 敷地面積-約26,970㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約2,700㎡(新規人工地盤部)
◆ 延床面積-約10,600㎡(新規人工地盤部)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-駅施設、店舗
◆ 竣工-2018年度(バリアフリー化工事)、2019年度(新駅ビルを含めた全工事)


Chibamatsudo14071
松戸駅3階の計画平面図です。

 引用資料 松戸市・公式HP(2013/11/25)
 松戸駅バリアフリー施設整備に伴う駅改良計画について(vol.1)


Chibamatsudo14072
松戸駅3階の現状平面図です。


Chibamatsudo16012
松戸駅は、ホームの北側に乗換改札のある「跨線橋」、南側に東西連絡通路がある「橋上駅舎」を有しています。


Chibamatsudo16013
新駅ビルを建設予定地
 橋上駅舎の南側(上野方面側)の常磐線軌道敷地内に基礎杭を打設し、その上に奥行き約60m(建築面積約2,700㎡)の新たな人工地盤を構築し、人工地盤上に新駅ビルを建設する予定です。


Chibamatsudo16014
橋上駅舎にあるJR東日本の改札内コンコースです。改札内コンコースの南側には、東西連絡通路が併設されています。


Chibamatsudo16015
橋上駅舎の北側です。写真左側(東側)が、「新京成電鉄」のホームとなります。


Chibamatsudo16016
北側には、「JR東日本」と「新京成電鉄」の乗換改札のある「跨線橋」があります。

|

2016年1月10日 (日)

港区 竣工した地上32階、高さ約155mの巨大なオフィスビル「品川シーズンテラス」 Part3・約3.5haの広大な緑地 大幅に拡張された「港区立芝浦中央公園」編

Tokyoshinagawa160171
-品川シーズンテラス-

 「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」は、「東京都下水道局」が「芝浦水再生センター」で実施する雨天時貯留池の建設にあわせ、上部空間を利用し業務・商業系ビルを建設するプロジェクトです。

 地上32階、地下1階、高さ155.27m、延床面積206,025.07㎡(下水道施設含む)の巨大なオフィスビルが建設されました。
 タワー棟は、1フロア約1,500坪(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアとなっています。正式名称は「品川シーズンテラス」です。

 「品川シーズンテラス」は、2015年2月25日に竣工し、3月19日に竣工式を行い、商業ゾーン「品川シーズンテラスSHOP&RESTAURANT」を含む「品川シーズンテラス」全体が、2015年5月28日にグランドオープンしました。

品川シーズンテラスの概要
◆ 計画名-芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目2番70号
◆ 交通-JR「品川」駅徒歩6分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部155.27m、軒高144.32m
◆ 敷地面積-49,547.86㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,128.39㎡
◆ 延床面積-206,025.07㎡(下水道施設含む)
◆ 構造-地上:鉄骨造(柱CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、減衰機能付き積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス(5階~31階)、店舗、集会場、駐車場等
◆ 建築主-NTT都市開発、大成建設、ヒューリック、東京都市開発、東京都下水道局
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ、NTT都市開発、大成建設、日本水工設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年02月22日
◆ 竣工-2015年02月12日(工事完了)、2015年02月25日(竣工)、2015年03月19日(竣工式)
◆ オープン-2015年05月28日(全体のグランドオープン)


Tokyoshinagawa160152
「緑地イメージ」です。

  引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/03/19)
 「品川シーズンテラス」 5月28日グランドオープン 


Tokyoshinagawa160153
全体で約35,000㎡の広大な緑地は、「品川シーズンテラス」の敷地内と「港区立芝浦中央公園」に分かれています。

● 港区立芝浦中央公園を大幅に拡張
 「港区立芝浦中央公園」は、「品川シーズンテラス」の竣工に合わせて大幅に拡張されました。既存の「港区立芝浦中央公園」の緑地ともリンクしながら、樹木、水辺、広々とした芝生の広場などが整備されました。


Tokyoshinagawa160172
タワー棟の北側の水再生施設の上を「覆蓋」して人工地盤が構築されています。「覆蓋」は「ふくがい」と読みます。意味は覆いかぶせる事です。

 既存の「芝浦水再生センター」の西側の「港区立芝浦中央公園」と一体化して、全体で約35,000㎡の広大な緑地が整備されました。


Tokyoshinagawa160173
あくまでも「水再生施設」がメインのため、人工地盤は撤去可能な造りになっています。


Tokyoshinagawa160174
広大な緑地は、手前の「品川シーズンテラス」の敷地内と奥の「港区立芝浦中央公園」をフェンスで区切っています。


Tokyoshinagawa160175
手前の「港区立芝浦中央公園」と奥の「品川シーズンテラス」の敷地内はフェンスで区切られていますが、広大な緑地は連続しています。


Tokyoshinagawa160176
拡張された「港区立芝浦中央公園」の東側の外周歩道です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160177
拡張された「港区立芝浦中央公園」の北側の外周歩道です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160178
拡張された「港区立芝浦中央公園」の西側の外周歩道です。西側の歩道は綺麗に路面タイルが敷かれています(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160179
品川駅の近くとは思えない広大な緑地です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160180
西側の外周歩道を南側から見た様子です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160181
樹木、水辺、広々とした芝生の広場などが整備されました(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160182_2
「噴水」です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160183
「湿生花園」です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160184
「水飲み場」です。これは私のようなビルヲタには助かります。撮影時に1日に20km以上歩く事もあるので、暑い時の水分の補給は必須です。

 一気に1リットルくらい飲むことがあるので、公園の水飲み場がどこにあるのか把握しておく必要があります(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160185
既存の「港区立芝浦中央公園」です(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160186
既存の「港区立芝浦中央公園」内のトイレが綺麗に建て替えられました。トイレもどこにあるか把握していないとビルヲタは大変な事になります(港区立芝浦中央公園内)。


Tokyoshinagawa160187
「港区立芝浦中央公園」には、「品川シーズンテラス」西側に新たに設置された階段から入る事も出来ます。

|

2016年1月 9日 (土)

港区 竣工した地上32階、高さ約155mの巨大なオフィスビル「品川シーズンテラス」 Part2・約3.5haの広大な緑地の敷地内編

Tokyoshinagawa160151
-品川シーズンテラス-

 「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」は、「東京都下水道局」が「芝浦水再生センター」で実施する雨天時貯留池の建設にあわせ、上部空間を利用し業務・商業系ビルを建設するプロジェクトです。

 地上32階、地下1階、高さ155.27m、延床面積206,025.07㎡(下水道施設含む)の巨大なオフィスビルが建設されました。
 タワー棟は、1フロア約1,500坪(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアとなっています。正式名称は「品川シーズンテラス」です。

 「品川シーズンテラス」は、2015年2月25日に竣工し、3月19日に竣工式を行い、商業ゾーン「品川シーズンテラスSHOP&RESTAURANT」を含む「品川シーズンテラス」全体が、2015年5月28日にグランドオープンしました。

品川シーズンテラスの概要
◆ 計画名-芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目2番70号
◆ 交通-JR「品川」駅徒歩6分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部155.27m、軒高144.32m
◆ 敷地面積-49,547.86㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,128.39㎡
◆ 延床面積-206,025.07㎡(下水道施設含む)
◆ 構造-地上:鉄骨造(柱CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、減衰機能付き積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス(5階~31階)、店舗、集会場、駐車場等
◆ 建築主-NTT都市開発、大成建設、ヒューリック、東京都市開発、東京都下水道局
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ、NTT都市開発、大成建設、日本水工設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年02月22日
◆ 竣工-2015年02月12日(工事完了)、2015年02月25日(竣工)、2015年03月19日(竣工式)
◆ オープン-2015年05月28日(全体のグランドオープン)


Tokyoshinagawa160152
緑地イメージ
 タワー棟の北側の水再生施設の上を「覆蓋」して人工地盤が構築されています。「覆蓋」は「ふくがい」と読みます。意味は覆いかぶせる事です。

 既存の「芝浦水再生センター」の西側の「港区立芝浦中央公園」と一体化して、全体で約35,000㎡の広大な緑地が整備されました。

  引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/03/19)
 「品川シーズンテラス」 5月28日グランドオープン 


Tokyoshinagawa160153
全体で約35,000㎡の広大な緑地は、「品川シーズンテラス」の敷地内と「港区立芝浦中央公園」に分かれています。


Tokyoshinagawa160154
「品川シーズンテラス」の敷地内の配置図です。


Tokyoshinagawa160155
「品川シーズンテラス」の南側です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160156
「エコ広場」です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160157
南側部分の東側の植栽です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160158
南側部分の西側の植栽です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160159
「品川シーズンテラス」の西側です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160167
「品川シーズンテラス」の北側です(敷地内)。



Tokyoshinagawa160160
別角度から見た「品川シーズンテラス」の北側です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160161
北側部分の西側の「シーズンプロムナード」です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160162
北側部分の東側の「イベント広場」です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160163
「イベント広場」の植栽です。ベンチもあります(敷地内)。


Tokyoshinagawa160164
「イベント広場」の「湿生花園」です(敷地内)。


Tokyoshinagawa160165
湿生花園では、「カルガモ」がお昼寝中でした(敷地内)。


Tokyoshinagawa160166
「イベント広場」のには小さな丘もあります(敷地内)。

|

2016年1月 8日 (金)

港区 竣工した地上32階、高さ約155mの巨大なオフィスビル「品川シーズンテラス」 Part1・タワー棟編

Tokyoshinagawa160111
-品川シーズンテラス-
 「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」は、「東京都下水道局」が「芝浦水再生センター」で実施する雨天時貯留池の建設にあわせ、上部空間を利用し業務・商業系ビルを建設するプロジェクトです。

 地上32階、地下1階、高さ155.27m、延床面積206,025.07㎡(下水道施設含む)の巨大なオフィスビルが建設されました。
 タワー棟は、1フロア約1,500坪(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアとなっています。正式名称は「品川シーズンテラス」です。

 「品川シーズンテラス」は、2015年2月25日に竣工し、3月19日に竣工式を行い、商業ゾーン「品川シーズンテラスSHOP&RESTAURANT」を含む「品川シーズンテラス」全体が、2015年5月28日にグランドオープンしました。

品川シーズンテラスの概要
◆ 計画名-芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目2番70号
◆ 交通-JR「品川」駅徒歩6分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部155.27m、軒高144.32m
◆ 敷地面積-49,547.86㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,128.39㎡
◆ 延床面積-206,025.07㎡(下水道施設含む)
◆ 構造-地上:鉄骨造(柱CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、減衰機能付き積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス(5階~31階)、店舗、集会場、駐車場等
◆ 建築主-NTT都市開発、大成建設、ヒューリック、東京都市開発、東京都下水道局
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ、NTT都市開発、大成建設、日本水工設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年02月22日
◆ 竣工-2015年02月12日(工事完了)、2015年02月25日(竣工)、2015年03月19日(竣工式)
◆ オープン-2015年05月28日(全体のグランドオープン)


Tokyoshinagawa160112
南東側から見た様子です。タワー棟は、1フロア約1,500坪(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアのためめちゃめちゃ太い超高層ビルです。


Tokyoshinagawa160113
「断面図」です。オフィス(5階~31階)、店舗、集会場、駐車場等で構成されています。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/03/19)
 「品川シーズンテラス」 5月28日グランドオープン 


Tokyoshinagawa160114
少し角度を変えて見た様子です。


Tokyoshinagawa160115
南西側から見た様子です。


Tokyoshinagawa160116
南西側から見た下層階の様子です。地震対策として「免震構造」を採用しています。地震による揺れを緩やかにする「天然ゴム系積層ゴム支承」、揺れを減衰させる「減衰機能付き積層ゴム支承」、地震のエネルギーを吸収する「オイルダンパー」を建物に最も適したバランスで配置しています。

 4階の部分に窓がありませんが、この部分は免震層ではなく「機械式駐車場」です。免震層は1階床の下に設置されています。


Tokyoshinagawa160117
西側の「アネックス棟」です。


Tokyoshinagawa160118
「品川シーズンテラス」のロゴです。


Tokyoshinagawa160119
アプローチ部です。階段もしくはエスカレーターを上るとエントランスがあります。ここから北側に抜ける事も出来ます。


Tokyoshinagawa160123
北側から見た様子です。


Tokyoshinagawa160124
「品川シーズンテラス」の北側です。4階の部分に窓がありませんが、この部分は「機械式駐車場」です。


Tokyoshinagawa160120
北側から見た様子です。


Tokyoshinagawa160121
北側から見た下層階の様子です。


Tokyoshinagawa160122
北側から引いて見た様子です。北側には人工地盤の上に、樹木、水辺、広々とした芝生の広場「ノースガーデン」が整備されています。

|

2016年1月 7日 (木)

JR東日本 旧武蔵野操車場跡地に開業した「武蔵野線」で最も新しい駅「吉川美南駅」 Part2・吉川美南駅の橋上駅舎編

Saitamayoshikawa51
-吉川美南駅(よしかわみなみえき)-

 「吉川美南駅(よしかわみなみえき)」は、埼玉県吉川市にあるJR東日本の「武蔵野線」の駅です。「旧武蔵野操車場跡地」に「請願駅」として建設されました。

 「吉川美南駅」の開業は2012年3月17日で、「武蔵野線」では最も新しい駅です。「旧武蔵野操車場跡地」は、「三郷市(みさとし)」側の開発はほぼ終わっていますが、「吉川市(よしかわし)」側の開発は進行中のため、2014年度の一日平均乗車人員は2,975人と「武蔵野線」では最も少なく、唯一10,000人を下回っています。

 「吉川美南駅」は、相対式1面1線+島式1面2線=2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎となっています。
 西口と東口が整備されましたが、西口側は「旧武蔵野操車場跡地」の開発が急ピッチで行われていますが、東口側は一面が田園地帯です。

吉川美南駅のホーム
◆ 1番線ホーム-(武蔵野線下り)新松戸・西船橋・東京方面
◆ 2番線ホーム-(武蔵野線下り)新松戸・西船橋・東京方面の一部の列車、(武蔵野線上り)南越谷・南浦和・西国分寺・府中本町方面の一部の列車
◆ 3番線ホーム-(武蔵野線上り)南越谷・南浦和・西国分寺・府中本町方面

(備考) 基本的には、上り列車が3番線ホーム、下り列車が1番線ホームからの発着となります。


Saitamayoshikawa52
改札内コンコースから見た「発車標」と「改札口」です。


Saitamayoshikawa53
改札内コンコースを1番線ホーム側に見た様子です。「吉川美南駅」は、橋上駅舎となっています。


Saitamayoshikawa54
1番線ホーム側の「エスカレーター(上り・下り×各1基)」です。南越谷・南浦和方面にあります。


Saitamayoshikawa55
1番線ホーム側の「エレベーター」です。中央にあります。


Saitamayoshikawa56
1番線ホーム側の「階段」です。新松戸・西船橋方面にあります。


Saitamayoshikawa57
改札内コンコースを3番線・2番線ホーム側に見た様子です。


Saitamayoshikawa58
3番線・2番線ホーム側の「エスカレーター(上り・下り×各1基)」です。南越谷・南浦和方面にあります。


Saitamayoshikawa59
3番線・2番線ホーム側の「エレベーター」です。中央にあります。


Saitamayoshikawa60
3番線・2番線ホーム側の「階段」です。新松戸・西船橋方面にあります。


Saitamayoshikawa61
東口です。東口側は一面が田園地帯です。


Saitamayoshikawa62
西口です。西口側は「旧武蔵野操車場跡地」の開発が急ピッチで行われています。

|

2016年1月 6日 (水)

港区 地上36階、高さ約185mの「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」 2016年1月6日(水)に再開発組合の設立認可!

Tokyotoranomon15011
-(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業-
 やっとWindows8からWindows8.1にアップデートしました(笑)。2016年1月12日(米国時間)を過ぎると、Internet Explorerのセキュリティ アップデートを受けらなくなるからです。
 動かないソフトが出たら嫌だったので今まで先延ばししてきましたが、とりあえずインストールしているソフトがすべて動いたのでホッとしています。

 本題に戻って、「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合」の設立を2016年1月6日(水)に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/01/05)
 虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合の設立認可について 

 地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ約185m、延床面積約173,020㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ約20m、延床面積約約600㎡の「教会棟」が建設されます。

 2016年に「虎ノ門10森ビル」や「旧西松建設本社ビル」などの解体工事に着手、2017年2月に本体に着工、2019年12月に竣工する予定です。総事業費は約1,250億円を見込んでいます。

(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目17~20
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階(高層棟)、地上4階(教会棟)
◆ 高さ-最高部約185m(高層棟)、約20m(教会棟)
◆ 延床面積-約173,020㎡(高層棟)、約600㎡(教会棟)
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等 
◆ 構造-(高層棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(教会棟)鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発準備組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 事業協力者-森ビル、西松建設
◆ 着工-2017年02月予定
◆ 竣工-2019年12月予定
◆ 総事業費-約1,250億円


Tokyotoranomon16011
「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」の位置図です。


Tokyotoranomon16012
「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。

 「虎ノ門ヒルズ」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。


Tokyotoranomon16013
「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。


Tokyotoranomon15121
「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。


Tokyotoranomon15016
「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。このあたりに「教会棟」が建設されます。


Tokyotoranomon16014
配置図を見ると「虎ノ門ヒルズ」のこのあたりに「歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)」を設置するようです。

|

2016年1月 5日 (火)

JR東日本 旧武蔵野操車場跡地に開業した「武蔵野線」で最も新しい駅「吉川美南駅」 Part1・吉川美南駅のホーム編

Saitamayoshikawa11
-吉川美南駅(よしかわみなみえき)-

 お正月から「Perfume」のメンバー「のっち」とお笑いタレント「マンボウやしろ」の交際が話題になっています。クールビューティーの「のっち」とブサイク芸人ランキングで殿堂入りの「マンボウやしろ」のなんとも不思議な組み合わせです。
 真偽はともかく、Perfumeファンとしてはショックだけれど、男としては「よくやった!」と応援したい複雑な心境です・・・(笑)

 本題に戻って、「吉川美南駅(よしかわみなみえき)」は、埼玉県吉川市にあるJR東日本の「武蔵野線」の駅です。「旧武蔵野操車場跡地」に「請願駅」として建設されました。

 「吉川美南駅」の開業は2012年3月17日で、「武蔵野線」では最も新しい駅です。「旧武蔵野操車場跡地」は、「三郷市(みさとし)」側の開発はほぼ終わっていますが、「吉川市(よしかわし)」側の開発は進行中のため、2014年度の一日平均乗車人員は2,975人と「武蔵野線」では最も少なく、唯一10,000人を下回っています。

 「吉川美南駅」は、相対式1面1線+島式1面2線=2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎となっています。
 西口と東口が整備されましたが、西口側は「旧武蔵野操車場跡地」の開発が急ピッチで行われていますが、東口側は一面が田園地帯です。

吉川美南駅のホーム
◆ 1番線ホーム-(武蔵野線下り)新松戸・西船橋・東京方面
◆ 2番線ホーム-(武蔵野線下り)新松戸・西船橋・東京方面の一部の列車、(武蔵野線上り)南越谷・南浦和・西国分寺・府中本町方面の一部の列車
◆ 3番線ホーム-(武蔵野線上り)南越谷・南浦和・西国分寺・府中本町方面

(備考) 基本的には、上り列車が3番線ホーム、下り列車が1番線ホームからの発着となります。


Saitamayoshikawa12
3番線・2番線ホームの北西端から北西側(南越谷・南浦和方面)を見た様子です。


Saitamayoshikawa13
3番線・2番線ホームの北西端です。


Saitamayoshikawa14
3番線・2番線ホームは島式となっています。


Saitamayoshikawa15
ホーム床は、アスファルトでは無く、「路面タイル」で綺麗に美装化されています。


Saitamayoshikawa16
自動販売機の「本田翼」があまりにも可愛かったので1枚(笑)。


Saitamayoshikawa29
「発車標」です。外側(南側)の3番線ホームは「(武蔵野線上り)南越谷・南浦和・西国分寺・府中本町方面」となります。

 内側の2番線ホームは「(武蔵野線上り)南越谷・南浦和・西国分寺・府中本町方面の一部の列車、(武蔵野線下り)新松戸・西船橋・東京方面の一部の列車」となります。
 基本的には、上り列車が3番線ホーム、下り列車が1番線ホームからの発着となるので、2番線の「発車標」は1行表示と狭く、なおかつ多くの時間帯で表示されていません。


Saitamayoshikawa17
一番北西側に上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


Saitamayoshikawa18
次に「エレベーター」があります。


Saitamayoshikawa19
次に「待合室」があります。


Saitamayoshikawa20
一番南東側に「階段」があります。


Saitamayoshikawa21
「ベンチ」です。


Saitamayoshikawa22
3番線・2番線ホームの南東端です。


Saitamayoshikawa23
3番線・2番線ホームの南東端から南東側(新松戸・西船橋方面)を見た様子です。


Saitamayoshikawa24
線路2本を挟んで1番線ホームがあります。


Saitamayoshikawa25
1番線ホームは、相対式1面1線となっています。1番線ホームは「武蔵野線下り」となります。


Saitamayoshikawa26
一番北西側に上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


Saitamayoshikawa27
次に「エレベーター」があります。


Saitamayoshikawa28
一番南東側に「階段」があります。

|

2016年1月 4日 (月)

横浜市 地上49階、高さ約185mのトリプル超高層タワーマンション「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地

Yokohamatakashima160111
-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-

 「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。

 中心となる「C地区(C-1地区、C-2地区)」には、地上49階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約185mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-地上49階、塔屋2階、地下2階(C-1地区、C-2地区A棟、C-2地区B棟)
◆ 高さ-最高部約185m、軒高約165m(C-1地区、C-2地区A棟、C-2地区B棟)
◆ 敷地面積-(C地区全体)約27,600㎡、(C-1地区)約10,600㎡、 (C-2地区)約17,000㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,000㎡、(C-1地区)約4,200㎡ 、(C-2地区)約6,800㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約229,800㎡、(C-1地区)約85,300㎡、(C-2地区)約144,500㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約165,600㎡、(C-1地区)約63,600㎡、(C-2地区)約102,000㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ コンサルタント-パシフィックコンサルタンツ
◆ 着工-2018年予定
◆ 竣工-2022年予定
◆ 供用開始-2022年予定


Yokohamatakashima15033
「東高島駅北地区まちづくり土地利用方針図」です。点線部分の運河は埋め立てられます。

 引用資料 横浜市環境創造局(リンク切れ)
 (仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画に係る計画段階配慮書の縦覧のお知らせ


Yokohamatakashima15034
「施設配置計画図」です。「C-1地区」に「タワー棟」、「C-2地区」に「タワーA棟、タワーB棟」の合計3棟の超高層タワーマンションが建設されます。


Yokohamatakashima160112
横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「東高島駅北地区」です。


Yokohamatakashima160113
奥に、JR貨物(日本貨物鉄道)の貨物駅「東高島駅」が見えます。「東高島駅」の北西側が「D-1地区」と「D-2地区」になります。


Yokohamatakashima160114
「東高島駅」の北西側の運河は埋め立てられます。運河の部分は「C-1地区」と「C-2地区」になります。「C-1地区」に「タワー棟」、「C-2地区」に「タワーA棟、タワーB棟」の合計3棟の超高層タワーマンションが建設されます。


Yokohamatakashima160115
運河の北西側の陸地の一部も「C-1地区」と「C-2地区」となります。


Yokohamatakashima160116
「東高島駅北地区」を北側から見た様子です。この部分の奥が「B地区」となります。


Yokohamatakashima160117
一番北西側の運河も埋め立てられます。運河と運河に隣接する陸地が「A地区」、運河の先が「E地区」となります。


Yokohamatakashima160118
運河を西側から見た様子です。運河は埋め立てられて「A地区」となります。


Yokohamatakashima160119
東高島駅北地区の南西側にある「台場公園」です。「台場公園」も再開発区域に含まれ、再整備されます。

|

2016年1月 3日 (日)

東京メトロ日比谷線の新駅予定地付近 「桜田通り」の西側 新たに国家戦略特区に認定された「虎ノ門一丁目・二丁目地区」

Tokyomori151277
-虎ノ門一丁目・二丁目地区-
 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「森ビル」は、今後10年間に虎ノ門・六本木エリアを中心とした約10ヶ所で、総区域面積約22ha、総延床面積約220万㎡に及ぶ再開発プロジェクトを推進する方針を明らかにしています。総事業費は約1兆円に上る見通しです。

 引用資料 森ビル(PDF:2015/11/25)
 2016年3月期中間決算のお知らせ 

 東京メトロ日比谷線の「神谷町駅」と「霞ヶ関駅」の間に新駅が建設される予定です。新駅の整備予定地は、「虎ノ門ヒルズ」のすぐ西側の「桜田通り」の地下です。

 新駅の建設に触発されるように「虎ノ門ヒルズ」を挟んで北側の「(仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業」と南側の「(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)開発事業」が動き出そうとしています。

 「桜田通り」の西側の「虎ノ門一丁目・二丁目地区」も動き出そうとしています。2015年6月には、「国家戦略特区」に認定されています。事業主体は「森ビル、UR都市機構」です。
 事業の概要は、「日比谷線新駅の地下広場の整備による交通結節機能と地域の回遊性強化、周辺地域と連携する国際ビジネス交流拠点の整備」となっています。

 森ビルの2016年3月期中間決算のお知らせに載っている資料では、ばんやりとした範囲しか示されていませんが、森ビルの通称「ナンバービル」を中心として再開発が行われると思われます。都市計画の決定等の目途は「平成29年中」となっています。


Tokyotoranomon150254
東京メトロ日比谷線の新駅建設予定地
 「桜田通り」の「虎の門二丁目交差点」南側の地下に「東京メトロ日比谷線」の新駅が建設される予定です。


Tokyotoranomon150256
「虎の門二丁目交差点」の南西側のブロックです。写真右側が「住友不動産虎ノ門ビル」、写真左側が「虎ノ門11森ビル」です。このあたりが「虎ノ門一丁目・二丁目地区」の北端になると思われます。


Tokyomori16011
「虎ノ門一丁目・二丁目地区」の中央あたりです。


Tokyotoranomon150260
「虎ノ門一丁目・二丁目地区」の予定地の一部は更地になっています。


Tokyomori16012
写真左側が「虎ノ門36森ビル」、写真右側が「虎ノ門37森ビル」です。このあたりが「虎ノ門一丁目・二丁目地区」の南端になると思われます。

|

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »