新宿区 国家戦略特区指定案件 西新宿二丁目地区(住友不動産) 「新宿住友ビル」の敷地内に広大なアトリウム空間の整備!
-東京圏国家戦略特別区域-
東京圏国家戦略特別区域会議で、都市計画法の特例対象として6つの都市再生プロジェクトが追加対象とされています。
①有楽町駅周辺地区(東京都等)、②日本橋兜町・茅場町一丁目地区(平和不動産)、③芝浦一丁目地区(野村不動産、NREG東芝不動産)、④三田三・四丁目地区(住友不動産)、⑤虎ノ門一・二丁目地区(森ビル、UR都市機構)、⑥西新宿二丁目地区(住友不動産)の6プロジェクトです。
イメージ等の引用 首相官邸(PDF)
第4回東京圏国家戦略特別区域会議東京都提出資料
今後、国家戦略特別区域諮問会議での審議を経て、正式認定されます。区域計画の認定により、容積率の規制緩和などの措置が受けられることになります。
● 西新宿二丁目地区(住友不動産)
追加対象の6つの都市再生プロジェクトの中に「新宿住友ビル」を含む「西新宿二丁目地区(住友不動産)」が入っています。
昨年、最初にこの情報を見た時に「えっ! あの新宿住友ビルを建て替えるの?」と思いましたが、流石にそれは無かったです(笑)。
西新宿二丁目地区(住友不動産)
「西新宿二丁目地区(住友不動産)」は、 ”都庁前のエリマネと連携した、観光都市としての魅力向上等に資する広大なアトリウム空間の整備” となっています。都市計画の決定等の目途は、2016年中です。
広大なアトリウム空間
「広大なアトリウム空間」のイメージです。
「新宿住友ビル」の敷地南東側に「広大なアトリウム空間」を整備するようです。
新宿住友ビル
「新宿住友ビル」は、地上52階、塔屋2階、地下4階、高さ210.3m、延床面積約172,348㎡ の超高層オフィスビルです。第1次石油ショック直後の1974年3月に竣工しました。
「新宿住友ビル」は、日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを越えました。上から見ると三角形(正確には六角形)のため、愛称は「三角ビル」です。竣工後、40年以上経過しましたが、新宿副都心で存在感を放っています。
私が超高層ビルヲタになったのは、小学校の時に見た新宿住友ビル建設のNHKニュースがきっかけです。だから「新宿住友ビル」には物凄く思い入れがあります。
「新宿住友ビル」の低層部です。写真は南西側部分ですが、南東側部分に広大なアトリウム空間を整備するようです。
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