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2016年2月

2016年2月29日 (月)

新宿区 地上60階、高さ約209mの「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」 2016年2月下旬の建設状況

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-ザ・パークハウス 西新宿タワー60-

 「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約1.5haの再開発プロジェクトです。約1.5haを「A1地区」~「A5地区」に分けて開発します。

 最大規模の「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97m、総戸数976戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名所は「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」となっています。すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 ザ・パークハウス 西新宿タワー60 

 竣工時点で、最高部208.97mは、超高層タワーマンションでは大阪の「The Kitahama(北浜タワー)」の地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ(最高部209.35m、建築物207.76m)に次ぐ高さになります。

 地上60階は、川崎市の「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」の地上59階を抜き日本一階数が多い超高層タワーマンションになります。

ザ・パークハウス 西新宿タワー60の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A1地区)
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目700番(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩9分、都営大江戸線「西新宿五丁目」駅より徒歩7分、JR山手線「新宿」駅より徒歩18分、都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「中野坂上」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上60階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.97m、軒高199.16m
◆ 敷地面積-7,530.65㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-3,090.32㎡
◆ 延床面積-103,899.60㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-954戸(事業協力者住戸177戸含む、事業協力者店舗15区画、他に管理室、ゲストルーム、ミーティングスペース等)
◆ 建築主-西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合(売主 三菱地所レジデンス、相鉄不動産、丸紅)
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2014年05月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年07月下旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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南東側(十二社通り側)から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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少し引いて見た様子です。


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西側の「神田川」沿いから見た様子です。


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北東側(十二社通り側)から見た様子です。

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2016年2月28日 (日)

港区 地上38階、高さ約205mの「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」 2016年2月下旬の建設状況

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-赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「新日鉄興和不動産」が事業協力者および参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、2014年9月9日に起工式を執り行い、新築工事に着手しました。

 引用資料 新日鉄興和不動産・ニュースリリース(2014/11/13)
 『赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業』 計画概要・事業コンセプトを発表 「世界から選ばれる国際都市東京の顔へ」 ~誰もが住みやすく働きやすい、居心地のよい街づくり~

 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、アメリカ大使館北側の赤坂一丁目地区を再開発して超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。

赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目5番の一部、6番、8番、9番の一部
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅地下通路直結(東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅地下通路接続)
◆ 階数-地上38階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部205.08m
◆ 敷地面積-16,088.32㎡
◆ 建築面積-7,130.00㎡
◆ 延床面積-178,328.01㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用べた基礎
◆ 地震対策-制振構造(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、会議施設、店舗等
◆ 総戸数-約50戸
◆ 建築主-赤坂一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年09月09日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定


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「配置計画図」です。「溜池山王」駅地下道から延伸する地下鉄連絡通路や地下鉄連絡広場を整備します。


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「支持地盤と構造イメージ」です。基礎工法は、「江戸川層」を支持地盤 とする「直接基礎」となっています。

 地震対策として、3種類の制振装置(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)を組み合わせた「ハイブリッド制振装置」を採用しています。下層階には「RC耐力壁」を設置しています。


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北東側から見た様子です。


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早くもこの段階から「カーテンウォール」の取り付けが始まっています。


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北側から見た様子です。


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敷地北側の道路は大幅に拡幅されます。


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南西側から見た様子です。


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南側の「赤坂インターシティ」側から見た様子です。


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南東側の「汐見坂」から見た様子です。私は毎回ここから現場に近付きますが、この先はあの「アメリカ大使館」です。未だに足がすくみます・・・

 「赤坂インターシティ」の建設現場を撮影していて職務質問されたのは2003年秋だったので、もう12年以上経過していますが、未だにトラウマが強烈に残っています。

 でも、厳しい警備のおかげで、日本は世界最高水準の治安が維持されている訳ですから、お巡りさんには感謝しています。

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2016年2月27日 (土)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 「JR飯田橋駅西口仮駅舎工事」が本格化 & 新宿方へのホーム移設工事も始まる!

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JR飯田橋駅-
 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

 現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。


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平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。

 ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「現在の連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
 JR中央線飯田橋駅ホームにおける抜本的な安全対策の着手について


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急曲線区間(曲線半径R=300m)です。急曲線区間(曲線半径R=300m)は、列車とホームの隙間が大きくなります。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。


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JR飯田橋駅西口仮駅舎工事

 「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設するには、仮設の西口駅舎を設ける必要があります。JR東日本の公式HPから工程が発表されることはまず無いので、どのように工事を行うのか妄想するのは楽しいです。

 どこに仮設の西口駅舎を設けるのかな? と思っていたら上記の場所でした。他にスペースが無いので、ここしかありませんね。


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雨の水滴で見づらいですが、「JR飯田橋駅西口仮駅舎工事」の仮駅舎イメージ図です。


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「JR飯田橋駅西口仮駅舎工事」が本格的に行われています。「労災保険関係成立票」によると工期は2015年4月6日~2016年9月30日(予定)となっていました。西口仮駅舎の供用開始は、2016年夏以降になりそうですね。


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アップです。仮設と言っても本格的な駅舎です。こんな大雨の日に撮影するのはおバカな私くらいのものですが、雨の日はビルの撮影が出来ないので、鉄道関係の撮影と決めています。


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別角度から見た様子です。


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JR飯田橋のホームから見た様子です。


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構台を構築して建設しています。


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JR飯田橋駅の西口への連絡通路です。すでに両側と床が仮設になっています。連絡通路は解体されて、新しいホームになります。


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図がボケボケで申し訳ないですが、現地に掲示されていた解体工程表を見ると既存の連絡通路(黄色)の内部に仮設の連絡通路(赤)を設て、外側の解体を行うようです。

 私のような部外者が考えると西口仮駅舎の供用開始後に一気に解体すれば、手間も省け、工費も安上がなのに・・・ と思いますが、段階を踏むのには理由があるんでしょうね。


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西口への連絡通路を外側から見た様子です。


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何か工事を行っています。現地に掲示されていた解体工程表を見ると仮設の連絡通路は、仮設の支柱で支えるようです。


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「牛込橋(早稲田通り)」の北側にJR飯田橋駅の西口があります。ホーム移設にあわせ「西口駅舎」を建て替えます。また、駅舎建替えに合わせて小規模な店舗を計画するとともに、千代田区と連携し駅前広場(約1,000㎡)を整備します。


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「牛込橋(早稲田通り)」を新宿方(南西側)に越えてホームが伸びます。敷地に余裕があるのでホーム設置には問題はありません。

 ホーム移設を計画する範囲の一部は史跡区域(江戸城外堀跡)に指定されています。そのため、文化財に配慮した計画となるよう検討を進めていきます。


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新宿方(南西側)のホーム設置工事もすでに始まっています。


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アップです。


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少し方向を変えた様子です。


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東側は「中央線快速」のためホームは設けません。

旧牛込駅
 この場所にはかつて「牛込駅」がありました。中央線の複々線化に伴い、従来からあった「牛込駅」と「飯田町駅」を統合して中間に飯田橋駅を開業しました。

 そのため、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設するのjは、旧牛込駅の復活とも言えます。


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JR飯田橋「東口」でも工事が行われていました。何の工事かは分かりませんでした。

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2016年2月26日 (金)

千代田区 地上35階、高さ約191mの「(仮称)新日比谷プロジェクト」 2016年2月下旬の建設状況

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-(仮称)新日比谷プロジェクト-
 「三井不動産」は、日比谷公園東側の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地において「(仮称)新日比谷プロジェクト」として一体的な再開発計画を推進しています。

 2015年1月28日に着工し、2015年3月23日に起工式を行いました。「(仮称)新日比谷プロジェクト」は、2018年1月末に竣工する予定です。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2015/03/23)
 2018年 日比谷が再び輝きだす 都心型スマートシティ ~国際ビジネス・芸術文化都心「日比谷」の街づくり~ 「(仮称)新日比谷プロジェクト」着工

 建物4階には11スクリーン、約2,300席の「シネマコンプレックス」の新設に加え、隣接する東京宝塚ビル内のスカラ座・みゆき座(約800席)との一体運営により、全体で13スクリーン、約3,000席の「(仮称)TOHOシネマズ日比谷」が誕生します。

(仮称)新日比谷プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目1番他
◆ 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅直結、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部191.46m
◆ 敷地面積-10,702.32㎡
◆ 建築面積-8,690.23㎡
◆ 延床面積-188,619.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎と直接基礎の併用
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化交流施設、産業支援施設等
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本設計・デザイン監修-日建設計
◆ 設計者(実施設計)・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年01月28日(着工)、2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年01月31日予定


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配置図です。超高層ビルは長方形では無く、四方の側面中央部分が少しくびれています。


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日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備します。


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「(仮称)新日比谷プロジェクト」を北側から見た様子です。タワークレーン4基で建設しています。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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たくさんの「ブレース」が見えます。


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矢印の部分に新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を設置すると思われます。


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HiDAX-R (Revolution)

 「鹿島建設」は、建物用制震ダンパーとして、世界初となる振動エネルギー回生システムVERS (Vibration Energy Recovery System)を搭載した新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を開発しました。

 引用資料 鹿島建設(2015/07/27)
 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置 「HiDAX-R 【Revolution】」を開発

 地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成しました。

 風揺れから震度7の大地震までカバーするのはもちろんのこと、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動に特に高い効果を発揮し、一般的な制震構造と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を劇的に短縮することが可能です。

● 「(仮称)新日比谷プロジェクト」が採用第1号
 「HiDAX-R (Revolution)」は、建設中の「(仮称)新日比谷プロジェクト」を第1号に、「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)」、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事」でも採用が決定しています。


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南側の「日生劇場」との間には、ほとんど隙間がありません。


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東角の「CFT柱」は非常に太いです。


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敷地の北端に「建設現場事務所」が設けられています。

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2016年2月25日 (木)

台東区 「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」の地上部分の鉄骨建方が始まり、タワークレーンも登場 + メチャメチャきれいになったJR御徒町駅南口!

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-(仮称)松坂屋上野店南館建替計画-
 JR御徒町駅の西側で、「松坂屋上野店(マツザカヤ上野店)」を営業する「J・フロントリテイリング」は、松坂屋上野店の「南館」を建て替えて、子会社化した「パルコ」を入居する方針です。

 計画名は「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」で、地上23階、塔屋1階、地下2階、高さ約117m、延床面積約41,000㎡の超高層複合ビルに建て替えられます。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2013/08/26)
 大丸松坂屋百貨店 松坂屋上野店南館の建替えについて 

 フロアは、地下1階が「大丸松坂屋百貨店食品フロア」、地上1階~6階が「パルコ」、地上7階~10階が「TOHOシネマズ」、地上12階~22階が賃貸オフィスになります。

 三菱地所グループがプロジェクトマネジメント支援業務と設計・監理業務(三菱地所設計)を行います。
 地上12階~22階の賃貸オフィス部分のテナントリーシングは、「三菱地所リアルエステートサービス」が担当します。

(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都台東区上野三丁目137番の一部、23番の1、23番の2
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約117m
◆ 敷地面積-5,809.21㎡(駐車場ビル敷地他を含む)
◆ 建築面積-約2,400㎡
◆ 延床面積-約41,000㎡
◆ 構造-鉄骨造及び一部CFT造、地下鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(地下1階)大丸松坂屋百貨店食品フロア、(地上1階~6階)パルコ、(地上7階~10階)TOHOシネマズ、(地上12階~22階)賃貸オフィス
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年08月31日予定
◆ 新南館開業-2017年秋予定
◆ 総事業額-約200億円(本館改装他関連工事を含む)


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「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」の全景です。


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南西側から見た様子です。


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地上部分の鉄骨建方が始まり、タワークレーンも登場しています。


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地上部分の鉄骨建方の様子です。


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タワークレーンの組み立てが始まっていました。マストの色は、竹中工務店カラーのシルバーです。2月22日(月)の午後3時半頃の撮影なので、タワークレーンは完成していると思われます。


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南西側にポツンと1本の鉄骨が建っています。


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北西側から見た様子です。


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「松坂屋上野店 本館」との間にあった道路は工事のために閉鎖されています。


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JR線の最寄り駅は「御徒町駅」になりますが、先に耐震補強&改修工事が完了した北口に続き、南口でも耐震補強&改修工事が行われていましたが、一部の工事を残してほぼ完成していました。


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西側の道路沿いが見違えるようにきれいになりました。橋脚も「鋼板巻き立て工法」により耐震補強が完了しています。


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「JR御徒町駅」の横長のサインがカッコイイです。


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改札外コンコースも見違えるようにきれいになりました。橋脚も「鋼板巻き立て工法」により耐震補強が完了しています。

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2016年2月24日 (水)

千代田区 延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワー「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」 2016年2月下旬の建設状況

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-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京(首都圏)の撮影ツアーのために更新を休んでいました。当初は、1月下旬に行く予定でしたが、。昨年末から原因不明の酷い腰痛に苦しみ延期していました。私は、長距離を歩いても苦にならない、足腰が強いのだけが自慢だったのですが・・・

 まだ腰は痛かったのですが、ネタ不足で毎日の更新が不可能になりかけていたのと、仕事の関係でこの時期を逃すとかなり先まで行けなくなるので強行しました。
 「Perfume(パフューム)」の聖地である「サンストリート亀戸」が2016年3月31日をもって閉館するので、営業終了までに撮影したかったのも大きな理由です(笑)。

 そのため今回は、横須賀や二俣川(横浜)や柏の葉キャンパス(柏市)などの遠くは最初から諦めました。腰に負担をかけないように、ゆっくり歩き、毎日の撮影は早めに終えてなんとかミッションを完了しました。

 本題に戻って、「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約24,000㎡、 敷地面積19,898.68㎡に延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。

 「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/05/11)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事着工のお知らせ

 NTT都市開発 ニュースリリース(PDF:2015/09/03)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 店舗・国際会議室のリーシング及びプロパティ・マネジメント業務受託のお知らせ 

大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約178m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約202,000㎡(A棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(NTT都市開発)
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定

(備考) 建築計画のお知らせでは、「A棟」の高さは179.00m(最高182.00m)となっています。

大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約163m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約152,000㎡(B棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定


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「配置図(イメージ)」です。「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。


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「断面図(イメージ)」です。「A棟」が、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約178m、「B棟」が、地上32階、塔屋1階、地下3階、 高さ約163mとなります。地下と低層部は、A棟とB棟が一体化します。

 地下と低層部の一体化した部分に、大手町地区における地域冷暖房施設のループ化を実現します。
 災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)、帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力を強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)します。


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「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建設現場を南東側から見た様子です。「逆打ち工法」が採用されているのが現地で確認出来たので、逆打ち工法ヲタの私としては、なんとか高い所から撮影出来ないか周囲を見渡しました。


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あった! JR中央線の高架橋です。JR中央線は現場に近い一番西側を走っている上に、山手線や京浜東北線よりも一段高い高架橋となっています。

 東京駅から神田駅に向かう中央線下り(御茶ノ水・新宿・高尾方面)の車内から撮影しました。このあたりではすでにかなり加速しているので手前の方はブレますが、奥の方はなんとか撮影出来ます。


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かなり深く掘削しています。「スロープ」と「山留め壁」が見えます。一段深く掘削した場所に「作業床」を設け、「場所打ちコンクリート杭」の構築と「逆打ち工法」のメインイベントである「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行っています。


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A棟の建設現場
 「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。


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B棟の建設現場
 「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。かなりブレていますが、クローラークレーンで「構真柱(こうしんちゅう)」を吊り上げて建込んでいる様子が分かります。

 写真右側には、「構真柱」が並べられています。この現場は「構真柱」を寝かして組んでいるようです。敷地に余裕が無い場合は、立てて組む場合もあります。


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西側(A棟側)のゲートが開いていました。


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少し角度を変えた様子です。


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「アースドリル掘削機」です。基礎工法は、「杭基礎、一部直接基礎」となっています。アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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「構真柱(こうしんちゅう)」がダンプトラックで運ばれてきました。道路上は長い鉄骨は運べないので、「構真柱」は現地で所定の長さに延長(溶接)します。


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「オールケーシング掘削機」で地中障害物の撤去を行っています。クローラークレーンが吊り上げているミサイルのようなものは「ハンマークラブ」です。

 「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物を、「ハンマークラブ」を勢いよく落下させて挟み込んで吊り上げて撤去します。


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東側(B棟側)のゲートが開いていました。


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東側のこの部分に実物大の「外装モックアップ」を設置すると思われます。「大林組」と書かれているので、「B棟」のモックアップとなります。

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2016年2月13日 (土)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part3・約6,000㎡の広大な屋上緑化

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-二子玉川ライズ-
 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 約6,000㎡の屋上緑化
 商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」の屋上は、多摩川の河岸段丘や等々力渓谷をイメージした約6,000㎡の屋上緑化が行われています。

 3階の地域参加型の食育菜園「菜園広場」、4階のビオトープ「めだかの池」、5階の「原っぱ広場」と多摩川を一望できる「青空デッキ」の4つのテーマのルーフガーデンで自然を身近に体感できます。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


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3階・菜園広場
 3階の地域参加型の食育菜園「菜園広場」です。


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「食育菜園」の部分です。


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ベンチも設置されています。


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4階・めだかの池
 4階のビオトープ「めだかの池」です。「等々力渓谷」に見られる湿性植物群落などの水辺環境をもとにプランニングされています。


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小川が流れています。


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池もあります。


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フェンスが石垣で凝っています。


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5階・原っぱ広場
 5階の「原っぱ広場」です。


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5階の「原っぱ広場」は、「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に隣接して設置されています。


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中央に芝生の広場があります。


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小川も流れています。


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5階・青空デッキ
 5階の「青空デッキ」です。


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5階の「青空デッキ」からは、多摩川を一望できます。

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2016年2月12日 (金)

北区 地上40階、総戸数約540戸の「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」 2016年度に本組合設立!

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-十条駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 JR埼京線の十条駅西口では、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。再開発予定地は、住商併用建物が多く建ち並ぶ地区です。しかし、地域の賑わい創出、安全な交通環境整備、防災性の向上等の都市的課題を抱えています。

 このため、駅前広場や都市計画道路等の都市基盤を整備し、土地の集約・高度利用により、地域生活を支える商業・サービス施設や良質な都市型住宅を整備することで、まちの活力と安全性・防災性の向上を図ります。

 引用資料 東京都都市整備局
 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業(北区決定) 

● 2016年度に本組合設立
 「十条駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の本組合の設立を2016年度にも認可申請する見込です。

 建設通信新聞(2016/02/10)
 16年度に本組合設立/十条駅西口地区再開発/準備組合

 組合設立を経て、2017年度に権利変換計画認可を得て、2018年度の工事着手を目指します。2022年度の竣工を予定しています。

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都北区上十条一丁目、上十条二丁目
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 地区面積-約約17,000㎡
◆ 延床面積-約79,460㎡
◆ 用途-共同住宅、商業、業務、駐車場等
◆ 総戸数-約540戸
◆ 建築主-十条駅西口地区市街地再開発組合(予定) *参加組合員予定者(新日鉄興和不動産、東急不動産)
◆ コンサルタントー日本設計
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2022年度予定
◆ 事業費-約445億円(予定)


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「位置図」です。


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「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の計画図です。高層部の高さの限度は、GL(平均地盤面)+147mとなっています。

 引用資料 北区・公式ホームページ
 十条駅西口地区再開発 


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十条駅付近の連続立体交差化計画
 JR埼京線の十条駅付近では、「JR東日本(東日本旅客鉃道)」の赤羽線(埼京線)の連続立体交差化も計画されています。

 引用資料 北区・公式ホームページ
 JR埼京線(十条駅付近)連続立体交差化計画および関連する道路計画について

 JR十条駅を中心として、延長約3.0km(連続立体交差化予定区間約1.5km)の区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。

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2016年2月11日 (木)

JR東日本・赤羽線(埼京線) 十条駅付近の連続立体交差化計画

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-十条駅付近の連続立体交差化計画-

 「JR東日本(東日本旅客鉃道)」の赤羽線(埼京線)の連続立体交差化計画は、十条駅を中心として、延長約3.0km(連続立体交差化予定区間約1.5km)の区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。

 引用資料 北区・公式ホームページ
 JR埼京線(十条駅付近)連続立体交差化計画および関連する道路計画について

 JR埼京線の十条駅付近においては、補助第85号線などの6ヶ所の踏切があり、多くの自動車や歩行者の通行を妨げ、地域の消防活動や救急活動の支障となっているほか、踏切事故など、地域活動に大きな影響を与えています。

 東京都による連続立体交差化計画の実施により、踏切での交通渋滞の解消、道路と鉄道それぞれの安全性の向上を図ります。


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「連続立体交差化計画の概略図」です。都市計画区間約3.0km、連続立体交差化予定区間約1.5kmとなっています。


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JR十条駅の「断面図」です。現在の「JR十条駅」は、相対式2面2線の地上駅です。高架後も相対式2面2線となります。ホーム延長は約210m、ホーム幅員は約3~7mです。

 JR十条駅の西口では、地上40階、地下2階、総戸数約540戸の超高層タワーマンション「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」も計画されています。


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一般部の「断面図」です。高架工事は、(1)既設線を移設した跡地に高架橋を造る「仮線方式」、(2)既設線の横に新たに高架橋を造る「別線方式」、(3)既設線の真上に高架橋を造る「直上方式」の3つに大別することができますが、「直上方式」を採用するようです。

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2016年2月10日 (水)

葛飾区 京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業 2015年度内着工へ!

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-京成電鉄押上線連続立体交差事業-

 「京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」は、京成電鉄押上線の四ツ木駅から青砥駅までの延長約2.6km(事業区間約2.2km)区間の連続立体交差化及び、附属街路の整備を行うものです。

 引用資料 葛飾区
 京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業 

 「京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」は、用地の買収に難航しており当初計画より大幅に遅れています。

● 2015年度中にも着工!
 工事着手が大幅に遅れていましたが、「日刊建設工業新聞」によると2015年度中にも着工する見通しとなったようです。当初計画より10年遅れの2022年度の事業完了を目指しています。

 日刊建設工業新聞(2016/02/10)
 京成電鉄ら/押上線四ツ木~青砥駅間連立(葛飾区)/4工区分割で15年度内着工へ 

京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業の概要
◆ 事業延長-約2.2km(都市計画決定区間約2.6km)
◆ 事業内容-四ツ木駅~青砥駅間 (京成立石駅)高架化
◆ 除却踏切数-11ヶ所、関連側道整備
◆ 事業完了-2022年度予定
◆ 事業主体-東京都
◆ 事業の施行-東京都、葛飾区、京成電鉄 


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「断面図」です。現在の「京成立石駅」は、相対式2面2線の地上駅です。高架後も相対式2面2線となります。


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京成電鉄「青砥駅」はすでに高架になっています。「青砥駅」は、「京成本線」と「京成押上線」のジャンクションのような役目を果たしています。写真は、京成電鉄・青砥駅の3階(下りホーム)です。
 

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京成電鉄・青砥駅の2階(上りホーム)です。


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都心-空港・郊外直結鉄道の区間として重要

 「押上駅-青砥駅」間を高架化する工事は、「荒川」を挟んで、西側の「京成電鉄押上線(押上駅―八広駅間)連続立体交差事業」と東側の「京成押上線(四ツ木駅から青砥駅間)連続立体交差事業」に分かれています。

 実現するかは別として、「成田空港-新東京駅-羽田空港」を直結する鉄道構想があります。直結鉄道は、都営地下鉄・浅草線の「押上駅~泉岳寺駅」間の約11kmに新たなバイパス地下鉄を建設し、JR東京駅の近くに「新東京駅」を設ける構想です。

 高速化を妨げているネックの区間が、京成押上線の「押上駅-青砥駅」の区間です。この区間は多くの部分が高架化されておらす、多数の踏切が存在します。


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京成電鉄押上線(押上駅―八広駅間)
 
「京成電鉄押上線」では、「押上駅」~「八広駅」間の延長約1.5km(都市計画決定区間約2.3km)の区間で連続立体交差事業が行われています。総事業費は約336億円を予定しています。

 「京成押上線(京成曳舟駅付近)」の上り線は、2013年8月24日(土)から高架に移行しました。「京成押上線(京成曳舟駅付近)」の下り線も2015年8月22日(土)から高架に移行しています。

京成押上線 (押上駅~八広間 )連続立体交差事業の概要
◆ 事業延長-約1.5km
◆ 事業内容-押上駅~八広間 (京成曳舟駅)高架化
◆ 除却踏切数-8ヶ所(除去済みの踏切2ヶ所を含む)、関連側道整備
◆ 事業期間-2000年度~2016年度(予定)
◆ 概算事業費-約336億円 (予定)
◆ 事業主体-東京都
◆ 事業の施行-東京都、墨田区、京成電鉄

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2016年2月 9日 (火)

港区 地上45階と33階の超高層タワーマンション「(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業」 2016年6月に都市計画決定!

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-三田小山町地区-

 「三田小山町地区」の再開発は、「三田小山町東地区第一種市街地再開発事業」、「三田小山町地区第一種市街地再開発事業」、「(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業」の3街区で構成されています。

 すでに、第1弾の「三田小山町東地区第一種市街地再開発事業」は「シティタワー麻布十番」、第2弾の「三田小山町地区第一種市街地再開発事業は「パークコート麻布十番 ザ タワー」として竣工済みです。

● (仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業
 第3弾となる「(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて、合計4棟建設します。延床面積約179,600㎡、総戸数約1300戸の大規模プロジェクトとなります。

 「北街区」には、地上45階、地下1階、高さ約165mの「住宅A棟」と地上10階、高さ約50mの「事務所棟」を建設します。

 「南街区」には、地上33階、地下1階、高さ約125mの「住宅B棟」と地上16階、高さ約66mの「住宅C棟」を建設します。

 「建設通信新聞」によると「三田小山町第3・5地区市街地再開発準備組合」は、2016年6月の都市計画決定に向けて、参加組合員予定者を「三井不動産レジデンシャル、新日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社」に決め、検討を進めているようです。

 建設通信新聞(2016/02/09)
 4者が組合参加予定/6月に都市計画決定/三田小山町第3・5地区市街地再開発準備組合

 順調に進めば2017年度の本組合設立、2018年度の権利変換計画認可を経て、2019年度の着工、2023年度の完成を目指します。

(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業の概要
全体計画
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目10、11の一部の
◆ 敷地面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約10,550㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約179,600㎡(施設全体)
◆ 総戸数-約1,300戸(施設全体)
◆ 建築主-三田小山町第3・5地区市街地再開発準備組合(事業協力者 戸田建設、大成建設)
◆ コンサルタント業務-アール・アイ・エー
◆ 都市計画決定-2015年予定
◆ 解体工事着手-2017年予定
◆ 竣工-2020年予定
◆ 供用開始-2021年予定

北街区
◆ 階数-地上45階、地下1階(住宅A棟)、地上10階、地下1階(事務所棟)
◆ 高さ-約165m(住宅A棟)、約50m(事務所棟)
◆ 敷地面積-約10,900㎡(北街区全体)
◆ 建築面積-約5,900㎡(北街区全体)
◆ 延床面積-約108,200㎡(北街区全体)
◆ 総戸数-約790戸(北街区全体)

南街区
◆ 階数-地上33階、地下1階(住宅B棟)、地上16階、地下1階(住宅C棟)
◆ 高さ-約125m(住宅B棟)、約66m(住宅C棟)
◆ 敷地面積-約9,500㎡(南街区全体)
◆ 建築面積-約4,650㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-約71,400㎡(南街区全体)
◆ 総戸数-約510戸(南街区全体)


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六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た「(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業」の予定地です。


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「(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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「古川」の東側が「(仮称)三田小山町西地区市街地再開発事業」の予定地です。「古川」と「渋谷川」は同じ川で、上流を「渋谷川」、下流を「古川」と呼びます。

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2016年2月 8日 (月)

港区 田町駅東口北地区地区計画 オープンした「みなとパーク芝浦」 

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-みなとパーク芝浦-

 JR田町駅東口では、「田町駅東口北地区地区計画」が行われています。旧東京ガス研究所跡地を中心とした約7.7haを再開発する大規模プロジェクトです。

 その中で最大規模のプロジェクトが「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」です。そのまま再開発するのではなく、「芝浦小学校・幼稚園」と「港区スポーツセンター」を移転させて、空いた部分を大規模に再開発します。

 「みなとパーク芝浦」は、港区最大規模の複合施設として2014年12月22日(月)にオープンしました。主要施設として、芝浦港南地区総合支所、消費者センター、介護予防総合センター「ラクっちゃ」、男女平等参画センター「リーブラ」、港区スポーツセンターなどが入っています。

 当初は「文化芸術ホール棟」も整備する予定でしたが、東日本大震災により、区民の安全・安心の確保を最優先するため整備は中止になりました。
 「文化芸術ホール」は、浜松町の「世界貿易センタービル」周辺の再開発地区「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」に出来る予定です。
 
みなとパーク芝浦の概要
◆ 計画名-田町駅東口北地区公共公益施設 新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目16番1号
◆ 交通う-JR「田町」駅徒歩5分、都営地下鉄「三田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-54.90m
◆ 敷地面積-20,179.06㎡
◆ 建築面積-9,221.60㎡
◆ 延床面積-50,684.66㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-主要施設(芝浦港南地区総合支所、消費者センター、介護予防総合センター「ラクっちゃ」、男女平等参画センター「リーブラ」、港区スポーツセンター)
◆ 建築主-港区
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-鹿島・きんでん・東熱・須賀異業種建設共同企業体
◆ 着工-2011年04月11日(東日本大震災により2011年06月08日に一時中止)、2012年04月01日(工事再開)
◆ 竣工-2014年10月17日(竣工)
◆ オープン-2014年12月22日

(備考) 東京都環境局の竣工後の資料では、工事完了が2014年12月11日となっています。


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「アリーナ棟」を北側から見た様子です。


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「アリーナ棟」北西側の歩道です。


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「アリーナ棟」を東側から見た様子です。全国の自治体から木材を導入し、外装ルーバーや内装材などに使用しています。


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「アリーナ棟」北東側の歩道です。



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「アリーナ棟」北西側のエントランス部分です。


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「サブアリーナ棟」を北側から見た様子です。


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「サブアリーナ棟」北西側のエントランス部分です。


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「サブアリーナ棟」を西側から見た様子です。


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「サブアリーナ棟」を南西側から見た様子です。


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「サブアリーナ棟」の壁面には、日射遮蔽ルーバーが設置されています。手前の「文化芸術ホール棟」が建つ予定だった敷地は、芝生の広場となっています。


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「文化芸術ホール棟」が建つ予定だった敷地です。芝生の広場となっています。「文化芸術ホール」は、浜松町の「世界貿易センタービル」周辺の再開発地区「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」に出来る予定です。


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「愛育病院」と「アリーナ棟」の間です。ここから歩行者デッキが整備されています。将来的には、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」を経由して、JR田町駅まで歩行者デッキで直結します。


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歩行者デッキの側面を見た様子です。


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歩行者デッキです。


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歩行者デッキの南側の地上部には、歩道が整備されていて、植栽も行われています。


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現在は、歩行者デッキがここで終わりですが、将来的には、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」を経由して、JR田町駅まで歩行者デッキで直結します。

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2016年2月 7日 (日)

千代田区 飯田橋サクラパーク Part2:超高層タワーマンション「パークコート千代田富士見 ザ タワー」編

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-飯田橋サクラパーク-
 
 「飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業」は、JR飯田橋駅西口の南側の再開発プロジェクトです。街区全体の正式名称は「飯田橋サクラパーク」となっています。
 
 地上30階、地下2階のオフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」と地上40階、塔屋2階、地下2階の住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」、地上3階の「教会棟」の3棟で構成されています。

 「飯田橋グラン・ブルーム」および「パークコート千代田富士見 ザ タワー」は、2014年6月15日に竣工し、商業ゾーン「飯田橋サクラテラス」は、2014年10月10日にグランドオープンしました。

● パークコート千代田富士見 ザ タワー
 地上40階、塔屋2階、地下2階の住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」は、総戸数505戸(販売総戸数425戸、事業協力者戸数80戸含む)の超高層タワーマンションです。

 住宅棟では、建物部材の中にエネルギー吸収能力を持つダンパーを設け、「制震」と「耐震」を組み合わせた構造としています。
 「制震装置」は壁型タイプで鋼板に接着された粘弾性体が地震時や強風時に変形することにより、建物に加わる力を吸収して、建物の揺れを低減します。
 
パークコート千代田富士見 ザ タワーの概要
◆ 計画名-飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区富士見二丁目10番3(住居表示)
◆ 交通-JR総武線・中央線「飯田橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線「飯田橋」駅徒歩4分、東京メトロ有楽町線「飯田橋」駅徒歩4分、東京メトロ南北線「飯田橋」駅徒歩4分、都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅徒歩4分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.14m
◆ 敷地面積-16,710.50㎡(街区全体)、4,648.59㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-2,592.34㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-68,523.74㎡(住宅棟:容積率対象面積43,448.37㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造 、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(制震ダンパー)と耐震構造を組み合わせた構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-505戸(販売総戸数425戸、事業協力者戸数80戸含む)
◆ 建築主-飯田橋駅西口地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-日建設計・前田建設工業飯田橋駅西口地区市街地再開発事業 施設建築物設計監理共同企業体
◆ 施工者-前田・鹿島建設共同企業体(前田建設工業、鹿島建設JV)
◆ 着工-2011年04月01日(着工)、2011年06月02日(起工式)
◆ 竣工-2014年03月27日(工事完了)、2014年06月15日(竣工)
◆ 入居開始-2014年06月(地権者)、2014年07月(一般分譲)


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「飯田橋サクラパーク」の配置図です。「飯田橋サクラパーク」は、オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」、住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」、教会棟「日本基督教団富士見町教会」の3棟で構成されています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2014/05/29)
 飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業 【オフィス・商業棟】「飯田橋グラン・ブルーム」【住宅棟】「パークコート千代田富士見ザタワー」6月15日竣工、10月10日グランドオープン商業ゾーン「飯田橋サクラテラス」出店店舗決定 


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「飯田橋サクラパーク」を南西側から見た様子です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」を南西側から見た様子です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」を北西側から見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」を西側から見た様子です。住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」側には窓がありません。


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「外濠公園通り」の車道と両側の歩道が綺麗に整備されました。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の下層階を北側から見た様子です。


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「外濠公園通り」沿いです。


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「外濠公園通り」沿いの歩道です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」を南西側から見た様子です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」を南側から見上げた様子です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の下層階を南西側から見た様子です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」南西側の植栽です。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の南西側には広場が整備されています。


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住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」南東側の道路沿いの歩道です。


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街区南東側の道路も車道と両側の歩道が綺麗に整備されました。

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2016年2月 6日 (土)

千代田区 飯田橋サクラパーク Part1:超高層オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」編

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-飯田橋サクラパーク-
 
 「飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業」は、JR飯田橋駅西口の南側の再開発プロジェクトです。街区全体の正式名称は「飯田橋サクラパーク」となっています。
 
 地上30階、地下2階のオフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」と地上40階、塔屋2階、地下2階の住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」、地上3階の「教会棟」の3棟で構成されています。

 「飯田橋グラン・ブルーム」および「パークコート千代田富士見 ザ タワー」は、2014年6月15日に竣工し、商業ゾーン「飯田橋サクラテラス」は、2014年10月10日にグランドオープンしました。

● 飯田橋グラン・ブルーム
 地上30階、地下2階のオフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」は、専有面積が、オフィス71,328.89㎡、店舗4,923.24㎡となっています。
 運営・管理は、「三井不動産(一部業務代行:三井不動産ビルマネジメント、三井不動産商業マネジメント)」が行っています。

 「飯田橋グラン・ブルーム」は、制震ブレースにより建物の揺れを小さくする「制震」構造に加え、耐震・耐火性能の高い「CFT柱」と剛性と耐力に優れた「鋼板耐震壁」を採用し、構造強化を図っています。

飯田橋グラン・ブルームの概要
◆ 計画名-飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区富士見二丁目10番2号(住居表示)
◆ 交通-JR総武線・中央線「飯田橋」駅徒歩1分、東京メトロ東西線「飯田橋」駅徒歩2分、東京メトロ有楽町線「飯田橋」駅徒歩2分、東京メトロ南北線「飯田橋」駅徒歩2分、都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅徒歩2分
◆ 階数-地上30階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.88m
◆ 敷地面積-16,710.50㎡(街区全体)、11,061.91㎡(オフィス・商業棟)
◆ 建築面積-6,851.68㎡(オフィス・商業棟)
◆ 延床面積-124,002.61㎡(街区全体)
◆ 構造-鉄骨造 、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(制震ブレース、鋼板耐震壁)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-飯田橋駅西口地区市街地再開発組合
◆ 設計者・監理者-日建設計・前田建設工業飯田橋駅西口地区市街地再開発事業 施設建築物設計監理共同企業体
◆ 施工者-前田・鹿島建設共同企業体(前田建設工業、鹿島建設JV)
◆ 着工-2011年04月01日 (着工)、2011年06月02日(起工式)
◆ 竣工-2014年06月15日(工事完了、竣工)
◆ オープン-2014年10月10日(グランドオープン)


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「飯田橋サクラパーク」の配置図です。「飯田橋サクラパーク」は、オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」、住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」、教会棟「日本基督教団富士見町教会」の3棟で構成されています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2014/05/29)
 飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業 【オフィス・商業棟】「飯田橋グラン・ブルーム」【住宅棟】「パークコート千代田富士見ザタワー」6月15日竣工、10月10日グランドオープン商業ゾーン「飯田橋サクラテラス」出店店舗決定 


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「飯田橋サクラパーク」をJR飯田橋駅西口から見た様子です。


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「飯田橋サクラパーク」を北側から見た様子です。


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北側には、約1,800㎡の「駅前広場」が整備されています。


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日本基督教団富士見町教会
 教会棟「日本基督教団富士見町教会」です。一足早い2013年8月に竣工しました。「富士見町教会」は、日本基督教団に属するプロテスタントのキリスト教会です。1887年に創立された120余年の歴史を持つ教会です。

日本基督教団富士見町教会の概要
◆ 計画名-飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区富士見二丁目10番1号(住居表示)
◆ 階数-地上3階
◆ 敷地面積-約1,000㎡
◆ 延床面積-約1,673㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 着工-2012年08月
◆ 竣工-2013年08月


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「日本基督教団富士見町教会」を東側から見た様子です。


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「飯田橋サクラパーク」を東側から見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」をJR飯田橋駅西口から見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」の下層階を北側から見た様子です。


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1階「外濠公園通り」側です。上下各1基ずつエスカレーターが整備されています。


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「外濠公園通り」の車道と両側の歩道が綺麗に整備されました。


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飯田橋サクラテラス
 オフィス・商業棟からなる超高層複合ビル「飯田橋グラン・ブルーム」内の1階~3階部分の商業ゾーン「飯田橋サクラテラス」です。

 2014年10月10日(金)にグランドオープンしています(6月下旬~7月上旬に一部店舗が先行オープン)。飲食を中心に、物販・サービスなど、新業態7店舗を含む計25店舗が出店しています。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」を西側から見た様子です。住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」側には窓がありません。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」の下層階を西側から見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」と住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の間を「外濠公園通り」側から見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」と住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の間に、駐車場の出入口が設けられています。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」と住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の間には、商業施設に囲まれた賑わいの空間「パッサージュ」が設けられています。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」と住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」の間を街区南東側の道路越しに見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」を南側から見た様子です。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」の下層階を南側から見た様子です。傾斜地に建設されている事が分かります。街区南東側の道路も車道と両側の歩道が綺麗に整備されました。


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オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」を東側から見た様子です。

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2016年2月 5日 (金)

「岸記念体育会館」が新国立競技場の南側に移転 「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」として整備!

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-岸記念体育会館移転-

 「日本体育協会」は、老朽化が進む「岸記念体育会館」を神宮外苑地区に移転新築します。新会館の名称は「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」です。

 日刊建設工業新聞(2016/02/04) 移転予定地の配置図
 体育協会/岸記念体育会館移転/神宮外苑地区(東京都新宿区)に、17年夏着工へ

 現会館敷地を東京都に売却し、新国立競技場の南側に建設中の「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」の北側の「都立明治公園こもれびテラス」と民有地を東京都が土地区画整理した敷地約3,300㎡に建設します。

 現在、基本設計に入っており、2016年秋に施工者を決める一般競争入札を公告する予定です。新会館の規模は、地上14階、地下1階、最高高さ約60m、建築面積約1,300㎡、延床面積約19,500㎡を予定しています。2017年夏に着工し、2019年春の完成を目指します。

 現在の「岸記念体育会館」は、「国立代々木競技場(第一体育館・第二体育館)」の近くにあります。前回の東京オリンピックがあった1964年に完成しました。


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都立明治公園こもれびテラス

 「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」の建設が予定されている「都立明治公園こもれびテラス」です。


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「都立明治公園こもれびテラス」を北側から見た様子です。


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霞ケ丘アパート

 「都立明治公園こもれびテラス」の西隣には、都営団地「霞ケ丘アパート」があります。「霞ケ丘アパート」は解体されて「新明治公園」になる予定です。


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日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟
 「新国立競技場(仮称)」の整備に伴い、別の場所に建っている「日本スポーツ振興センター(JSC)本部」の事務機能や「日本青年館」の宿泊施設・ホールなどの機能を集約した施設を整備します。

 建設予定地は、解体工事中の国立競技場周辺にある「国立競技場西テニス場」の跡地の敷地面積約6,671㎡です。

 下記の「新宿区景観まちづくり審議会」に非常に詳しいPDF資料が載っています。ただし、総30ページで非常にファイルが大きく重いです。

 引用資料 第56回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟について

 PDF資料の「西側立面図、南側立面図」を見ると高さは、最高部71.85m、軒高69.95mとなっています。

日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟の概要
◆ 所在地-東京都新宿区霞ヶ丘町16番8号
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部71.85m、軒高69.95m
◆ 敷地面積-約6,671㎡
◆ 建築面積-約2,668.4㎡
◆ 延床面積-約32,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-劇場(1,250席)、ホテル(220室)、オフィス、駐車場
◆ 建築主-日本青年館、日本スポーツ振興センター
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-安藤ハザマ
◆ 着工-2015年07月01日予定
◆ 竣工-2017年05月31日予定


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「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」の建設予定地です。「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」は、北隣に建設される予定です。スポーツの拠点が神宮外苑地区に一段と集積します。

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2016年2月 4日 (木)

2015年(1月~12月)の世界新車販売台数ランキング 高級車ブランド(BMW、メルセデスベンツ、アウディ、レクサス)編

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-世界の高級車市場-
 ドイツの高級車ブランドの御三家、「BMW、メルセデスベンツ、アウディ」の2015年の世界新車販売台数が出そろいました。「BMW」がプレミアムブランドのNo1に11年連続で君臨しました。

 「BMW、メルセデスベンツ、アウディ」のグループ会社の別のブランドを除いた純粋のプレミアムブランドだけの2015年の世界新車販売台数はどれくらいか興味があると思います。
 1位はBMWブランドで、2005年から11年連続首位です。2位はメルセデスベンツブランド、3位はアウディブランドとなっています。メルセデスベンツブランドは、2014年の3位から、2015年は2位に浮上しました。

 「アウディ」は、「フォルクスワーゲングループ」です。フォルクスワーゲンは、「排ガス不正問題」の渦中にいます。「アウディ」も少しは影響を受けたのかも知れません。

 世界で4番手のトヨタ自動車の「レクサス」も頑張っていますが、「BMW、メルセデスベンツ、アウディ」は共に「レクサス」の約65万2000台の3倍近くの販売台数を誇っているので、世界の高級車ブランドの御三家です。

2015年世界販売台数ランキング(カッコ内は対前年比)
1位 BMWブランド                 190万5234台( 5.2%)
2位 メルセデスベンツブランド  187万1511台(13.4%
3位 アウディブランド              180万3250台( 3.6%)
4位 レクサス
ブランド             約65万2000台(12.0%)

 5位以下は、GMの「キャデラック」が、27万7868台(前年比7.5%増)、日産自動車の「インフィニティ」が、21万5250台(前年比16.0%増)となっています。フォードの「リンカーン」と本田技研工業の「アキュラ」は調べても分かりませんでした。

 「ポルシェ」は高級スポーツカーメーカーで、プレミアムブランドとは少し違いますが、2015年の世界新車販売台数は、22万5121台(前年比19.0%増)となっています。

 ちなみに一番上のメルセデス・ベンツ「新型Aクラス」は、「メルセデス・ベンツ」と「Perfume(パフューム)」がコラボレーションした「メルセデス・ベンツ Aクラス × Perfume エディション」です。


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BMW
 ドイツの高級車メーカー、BMWグループの2015年の世界新車販売台数は、「BMW、MINI、ロールスロイス」の3ブランドを合わせて過去最高の224万7485台、前年比は6.1%増となりました。

 ブランド別では、「BMW」が前年比5.2%増の190万5234台、「MINI」が前年比12.0%増の33万8466台、「ロールスロイス」が前年比は6.8%減の3785台となっています。


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メルセデスベンツ
 ドイツ自動車大手の「ダイムラー」のメルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2015年世界新車販売は、過去最高の199万0909台、前年比は14.4%増となりました。

 ブランド別では、「メルセデスベンツ」が前年比は13.4%増の187万1511台、「スマート」が前年比は32.9%増の11万9398台となっています。


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アウディ

 ドイツのフォルクスワーゲングループの高級車メーカー、「アウディ」の2015年の世界新車販売台数は、過去最高の180万3250台、前年比は3.6%増となりました。


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レクサス

 トヨタ自動車の高級車ブランド、「レクサス」の2015年(1-12月)の世界新車販売台数は、過去最高の約65万2000台、前年比12.0%増となりました。


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インフィニティ
 日産自動車の海外向け高級車ブランド、「インフィニティ」の2015年(1-12月)の世界新車販売台数は、過去最高の21万5250台、前年比16.0%増となりました。


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ポルシェ
 ドイツのフォルクスワーゲングループの高級スポーツカーメーカー、「ポルシェ」の2015年の世界新車販売台数は、過去最高の22万5121台、前年比19.0%増となりました。

 ちなみにイタリアの高級スポーツカーメーカー、「フェラーリ」の2015年の世界新車販売台数は、過去最高の7664台、前年比6.0%増、「ランボルギーニ」の2015年の世界新車販売台数は、過去最高の3245台、前年比28.0%増となっています。

 高級スポーツカーメーカーでも、生産台数を抑制して高いレベルの希少性を維持し、スーパーカー路線を極める「フェラーリ、ランボルギーニ」とスポーツカー専業からの脱却した「ポルシェ」とは、企業戦略が大きく異なります。

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2016年2月 3日 (水)

江戸川区 JR小岩駅前 延床面積約105,000㎡の「南小岩七丁目地区再開発」 2016年春にも準備組合設立!

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-南小岩七丁目地区再開発-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」周辺では複数の市街地再開発事業が計画されています。第一弾として、「アルファグランデ小岩スカイファースト」が2015年4月下旬に竣工しました。

 駅前広場に隣接する施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区」でも再開発が計画されています。2016年春にも準備組合を設立する予定です。
 2017年の都市計画決定、2018年以降の事業認可を経て本組合を設立し、権利変換計画の認可後に着工します。

 日建建設工業新聞(2016/02/03)
 南小岩7丁目地区再開発(東京都江戸川区)/16年春にも準備組合設立/区が支援強化

 「JR小岩駅」周辺では、他にも「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」、駅の北側では、「小岩駅北口駅前再開発」も計画されています。

南小岩七丁目地区・拠点施設計画素案
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目内
◆ 階数-(住宅棟)地上28階、塔屋2階、地下2階、(商業棟)地上6階、地下3階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部約100m
◆ 敷地面積-約15,000㎡(拠点施設)
◆ 建築面積-約12,000㎡
◆ 延床面積-約105,000㎡(容積対象面積約93,000㎡)、内訳:商業施設約51,000㎡(地下2階~地上6階)、住宅施設約17,000㎡(地上7階~地上28階)、駐車場約24,000㎡(商業約22,000㎡、住宅約2,000㎡)、駐輪場約13,000㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(商業棟)鉄骨造
◆ 総戸数-約240戸


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「南小岩七丁目地区」の再開発予定地には、中小の雑居ビルや民家などが密集しています。


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「土地利用計画案」です。駅前広場に隣接する「拠点施設」の敷地面積約15,000㎡に、延床面積約105,000㎡の再開発ビルが建設される予定です。

 引用資料 第27回勉強会・配布資料(PDF:2015/02/23)
 南小岩七丁目地区勉強会[第27回] 


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「拠点施設計画素案(修正案) 断面図」です(決定したものではありません)。「住宅棟」は、地上28階、塔屋2階、地下2階、最高部の高さ約100mで計画されています。


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アルファグランデ小岩スカイファースト
 第一弾として竣工した「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR総武本線の「小岩駅」から南側にフラワーロード(商店街)を約200mくらい歩いた東側の再開発プロジェクトです。

 地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の超高層タワーマンションです。正式名称は「アルファグランデ小岩スカイファースト」で、2015年4月下旬に竣工しました。


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JR小岩駅です。島式1面2線の高架駅です。総武本線の緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車します。


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(おまけ)
 「カナやん(西野カナ)」のLIVE DVD&Blu-ray ”with LOVE tour” が、2016年2月3日にリリースされました。昨日、「初回限定盤 (Blu-ray)」が自宅に届きました。

 2015年5月~8月に渡って開催された、全国11会場18公演、のべ20万人規模に渡る西野カナ全国アリーナツアー2015「with LOVE tour」の「大阪城ホール」での最終公演(2015年8月23日)を収録した映像パッケージです。
 最後の「Stand Up」の時に、「カナやん」が感極まってボロボロと涙を流しながら歌っているのが何とも印象的です。

 「with LOVE tour」は2公演行きました。最終公演も「大阪城ホール」で見たのですが、アンコールの「LOVE & JOY」の時にタオル回しの準備をしていたら実家から電話がかかってきて大急ぎで外に出ました。かけ直すと、覚悟はしていましたが「母がもうダメかもしれない・・・」という内容でした。
 
 「トリセツ」の途中で戻ってきましたが、その後の事は母の件で頭が真っ白になってほとんど何も覚えていません。母は、それから約1ヶ月後に逝ってしまいました。そのこともあり、私にとって一生忘れられないライブとなりました。

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2016年2月 2日 (火)

東京都市計画神宮外苑地区地区計画 「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の場所を入れ替えて建て替えが計画されている予定地

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-東京都市計画神宮外苑地区地区計画-

 「東京都」は、神宮外苑地区における国立競技場の建替計画の具体化を契機に、同地区一帯の再整備を進めるための「東京都市計画神宮外苑地区地区計画」を決定しています。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2015/04/01)
 神宮外苑地区まちづくりに係る基本覚書を締結

 「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の土地を交換した上で、「秩父宮ラグビー場」を先に取り壊し、2020年の東京オリンピック期間中は「新国立競技場」の駐車場などとして利用します。

 2020年の東京オリンピック翌年以降跡地に新しい球場を建設します。完成は2022年度を想定しています。新球場が完成するまでは、現在の球場を利用します。「秩父宮ラグビー場」は、球場を取り壊したあとで整備します。完成は2025年度を想定しています。


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「対象区域」です(赤線内)。覚書の締結者が「宗教法人明治神宮、独立行政法人日本スポーツ振興センター、一般財団法人高度技術社会推進協会、伊藤忠商事、日本オラクル、三井不動産、東京都」となっているので、赤線内の「青山通り」沿いの既存のビルの再開発が行われる可能性があります。


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宮球場
 「神宮球場」の正式名称は「明治神宮野球場」で、1926年10月に開場しました。東京六大学野球の開催球場として生まれ、1964年からはヤクルトが本拠球場として使用しています。

 1982年にフェアグラウンド人工芝敷設、2008年に外野拡張など幾度も改修工事が行われていますが、施設の老朽化が深刻です。収容能力は34,572人です。

 建て替えではドーム化せずに、規模は広島市の「MAZDAZoom-Zoomスタジアム広島」と同程度と言われていますが、まだ概要等が正式に決まった訳ではありません。


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秩父宮ラグビー場

 「秩父宮ラグビー場」は1947年11月に東京ラグビー場として完成して、1953年から現在の名称になっています。
 収容人数は25,194人で、大学ラグビーやトップリーグが行われ、東大阪市の「近鉄花園ラグビー場」と共に日本ラグビー界の聖地となっています。

 新しいラグビー場は、スタンド全面に屋根が架けられる予定です。これにより、雨や雪の心配なく観戦可能となり、更に移転により高層ビルから離れる事により、強いビル風も軽減されるメリットがあります。


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「秩父宮ラグビー場」を少し引いて見た様子です。

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2016年2月 1日 (月)

港区 港区の「(仮称)文化芸術ホール」の上に超高層ビルが建設され可能性が高い「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」

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-浜松町二丁目地区-

 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が経計画されています。5棟のビルからなる延床面積約369,000㎡の巨大プロジェクトになります。

 第一弾として、「日本生命保険相互会社」と「大林組」がJR浜松町駅西口の浜松町二丁目4地区B街区に建設する「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」の地鎮祭を2015年10月15日に行い、11月1日に本体工事に着工しました。地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ約156mの超高層オフィスビルです。

● 浜松町二丁目C地区市街地再開発事業
 
「浜松町二丁目4地区」には含まれませんが、「B街区」の南側に隣接する「東京都交通局大門庁舎」などがある区画に「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」が計画されています。

 地元地権者により「浜松町二丁目C地区再開発準備組合」が2012年11月設立されています。C街区は敷地面積約6,000㎡です。事業完了予定は2020年度を目指しています。 

 港区は、「浜松町二丁目C地区再開発準備組合」に加入して区有地を活用し、再開発事業で取得する権利床を活用して、市街地再開発事業の中で「(仮称)文化芸術ホール」を整備します。

 引用資料 港区(2015/05/15) 詳細はPDF
 (仮称)文化芸術ホール整備について  

 「(仮称)文化芸術ホール」は、当初はJR田町駅東口の「田町駅東口北地区地区計画」の一部として建設された「みなとパーク芝浦」に整備する予定でしたが、東日本大震災により、区民の安全・安心の確保を最優先するため整備は中止になりました。


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写り込みがひどいですが、世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」の予定地です。「東京都交通局大門庁舎」や港区の区有地などがあります。


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「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」の整備予定地とその周辺図です。


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「配置イメージ図」です。大ホールの南側に「高層棟」を配置するようです。


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「断面イメージ図」です。港区の「(仮称)文化芸術ホール」の上に「高層棟」を配置するようです。

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