葛飾区 京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業 2015年度内着工へ!
-京成電鉄押上線連続立体交差事業-
「京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」は、京成電鉄押上線の四ツ木駅から青砥駅までの延長約2.6km(事業区間約2.2km)区間の連続立体交差化及び、附属街路の整備を行うものです。
引用資料 葛飾区
京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業
「京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」は、用地の買収に難航しており当初計画より大幅に遅れています。
● 2015年度中にも着工!
工事着手が大幅に遅れていましたが、「日刊建設工業新聞」によると2015年度中にも着工する見通しとなったようです。当初計画より10年遅れの2022年度の事業完了を目指しています。
日刊建設工業新聞(2016/02/10)
京成電鉄ら/押上線四ツ木~青砥駅間連立(葛飾区)/4工区分割で15年度内着工へ
京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業の概要
◆ 事業延長-約2.2km(都市計画決定区間約2.6km)
◆ 事業内容-四ツ木駅~青砥駅間 (京成立石駅)高架化
◆ 除却踏切数-11ヶ所、関連側道整備
◆ 事業完了-2022年度予定
◆ 事業主体-東京都
◆ 事業の施行-東京都、葛飾区、京成電鉄
「断面図」です。現在の「京成立石駅」は、相対式2面2線の地上駅です。高架後も相対式2面2線となります。
京成電鉄「青砥駅」はすでに高架になっています。「青砥駅」は、「京成本線」と「京成押上線」のジャンクションのような役目を果たしています。写真は、京成電鉄・青砥駅の3階(下りホーム)です。
京成電鉄・青砥駅の2階(上りホーム)です。
都心-空港・郊外直結鉄道の区間として重要
「押上駅-青砥駅」間を高架化する工事は、「荒川」を挟んで、西側の「京成電鉄押上線(押上駅―八広駅間)連続立体交差事業」と東側の「京成押上線(四ツ木駅から青砥駅間)連続立体交差事業」に分かれています。
実現するかは別として、「成田空港-新東京駅-羽田空港」を直結する鉄道構想があります。直結鉄道は、都営地下鉄・浅草線の「押上駅~泉岳寺駅」間の約11kmに新たなバイパス地下鉄を建設し、JR東京駅の近くに「新東京駅」を設ける構想です。
高速化を妨げているネックの区間が、京成押上線の「押上駅-青砥駅」の区間です。この区間は多くの部分が高架化されておらす、多数の踏切が存在します。
京成電鉄押上線(押上駅―八広駅間)
「京成電鉄押上線」では、「押上駅」~「八広駅」間の延長約1.5km(都市計画決定区間約2.3km)の区間で連続立体交差事業が行われています。総事業費は約336億円を予定しています。
「京成押上線(京成曳舟駅付近)」の上り線は、2013年8月24日(土)から高架に移行しました。「京成押上線(京成曳舟駅付近)」の下り線も2015年8月22日(土)から高架に移行しています。
京成押上線 (押上駅~八広間 )連続立体交差事業の概要
◆ 事業延長-約1.5km
◆ 事業内容-押上駅~八広間 (京成曳舟駅)高架化
◆ 除却踏切数-8ヶ所(除去済みの踏切2ヶ所を含む)、関連側道整備
◆ 事業期間-2000年度~2016年度(予定)
◆ 概算事業費-約336億円 (予定)
◆ 事業主体-東京都
◆ 事業の施行-東京都、墨田区、京成電鉄
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