江東区 雁行配置の巨大マンション「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」 2016年2月下旬の建設状況
-パークホームズ豊洲 ザ レジデンスー
「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」は、は東京電力の社宅跡地に建設中の巨大マンションです。元々は、東京電力が店舗、共同住宅、ホテルで構成される複合ビル「(仮称)豊洲5丁目プロジェクト(東電社宅跡地)」を建設する予定でしたが、東日本大震災による福島原発の事故により頓挫しました。
東京電力以外の周囲の敷地も集約化して敷地面積10,591.10㎡に建設中です。事業比率は、「三井不動産レジデンシャル(85%)、三井物産(15%)」となっています。
豊洲と言えば、超高層タワーマンションですが、豊洲の南側半分(豊洲四丁目、豊洲五丁目)は規制により超高層ビルが建設出来ないので、高さを抑えた非常に太いマンションとなっています。
パークホームズ豊洲 ザ レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)江東区豊洲5丁目計画
◆ 所在地-東京都江東区豊洲五丁目6番3(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩5分、ゆりかもめ「豊洲」駅徒歩4分
◆ 階数-地上22階、地下0階
◆ 高さ-最高部74.15m、軒高69.95m
◆ 敷地面積-10,591.10㎡
◆ 建築面積-5,188.73㎡
◆ 延床面積-72,115.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(94本)
◆ 地震対策-免震構造(免震ゴム、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-総戸数690戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル(85%)、三井物産(15%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月01日
◆ 竣工-2017年01月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定
「昭和大学江東豊洲病院」の公開空地から見た様子です。
建物を2つにスライドさせて繋げたような「雁行(がんこう)配置」となっています。
少し角度を変えて見た様子様子です。
基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭(94本)」、地震対策として「免震構造(免震ゴム、オイルダンパー)」を採用しています。
更に、建物中央に2つの吹き抜けを設けた「∞型バンドルチューブ架構」を採用しているので、一般のマンションより高い免震効果が発揮出来ます。
南側から見た様子です。大きすぎて写真に納まりません。
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