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2016年4月 8日 (金)

西武ホールディングス 認定民間都市再生事業計画 地上20階、高さ約100mの「西武鉄道池袋ビル建替え計画」

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-西武鉄道池袋ビル建替え計画-
 「西武ホールディングス」は、東京都豊島区にある西武鉄道の池袋旧本社ビルを建て替える計画を進めています。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2015/03/25)
 「池袋旧本社ビル建替え計画」の事業決定について 

 従来の計画の西武池袋線東側の敷地に加え、西側の敷地を取得したことで、合計敷地面積5,530.96㎡となりました。線路上空をまたぐ形で延床面積49,661.63㎡のオフィスビルを建設します。

 総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなり、オフィスフロアの基準階貸室面積は約2,100㎡(約640坪)となります。

 「西武ホールディングス」は、2015年6月16日に「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の起工式を着工に先立ち行いました。現在は本格的に工事が行われています。

● 認定民間都市再生事業計画
 「西武鉄道池袋ビル建替え計画」は、都市再生特別措置法第20条第1項に基づき、2015年9月2日付けで「西武鉄道」から申請のあった民間都市再生事業計画について、同法第21条第1項の規定により認定されています。

 国土交通省(2015/10/16)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について(西武鉄道池袋ビル建替え計画)

西武鉄道池袋ビル建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋一丁目21番23他(地名地番)
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.98m
◆ 敷地面積-5,530.96㎡
◆ 建築面積-3,894.12㎡
◆ 延床面積-49,661.63㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西武鉄道
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林・西武 建設工事共同企業体(大林組、西武建設JV)
◆ 着工-2015年06月16日(起工式)、2015年09月14日(工事開始)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 開業-2019年春予定
◆ 総事業費-約380億円


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「断面イメージ図」です。搭屋を含めた最高部の高さが99.98mになります。完全に1階の「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形になっています。

 地震対策として3階の「機械室」と4階の間に中間免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設現場を北東側から見た様子です。


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撮影時は「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築していました。


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「仮囲い」越しにバリアングルで撮影した様子です。「鉄筋かご」の端と「拡底バケット」が見えます。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設現場を北西側から見た様子です。「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形で、手前の敷地と一体的に再開発されます。線路の路面の高さが1階床の高さとなります。こちら側の路面は地下1階の高さとなります。

 線路の下をビル東側の地下駐車場に抜ける「地下車道」が設けられます。写真左側の開口部は「ビックリガード」です。


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「西武池袋線」の西側の敷地です。この敷地が活用できる事で大型のオフィスビルの建設が可能になりました。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建築計画のお知らせです。

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