総事業費約4000億円 国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 3棟の超高層タワーの大規模プロジェクトが一気に加速 Part3・「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設予定地
-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の大きな地震がありました。被災地の方々は大変な時間を過ごしていると思います。心よりお見舞い申し上げます。
森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年度竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2019年度竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。
さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。
引用資料 森ビル(2016/04/13)
国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 3つの大規模プロジェクトと地下鉄新駅の一体的都市づくりを一気に加速
新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。
拡大・進化する「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。
(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、今までは「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれていたプロジェクトです。
地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ約185m、延床面積約173,020㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ約20m、延床面積約約600㎡の「教会棟」が建設されます。
引用資料 東京都・報道発表資料(2016/01/05)
虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合の設立認可について
ビジネスタワーは、約94,000㎡のグローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を持つオフィスタワーです。
「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」や既存の「銀座線虎ノ門駅」とも連結します。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。
(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業(A-1街区)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目の一部
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部約185m
◆ 敷地面積-約10,100㎡
◆ 延床面積-約173,020㎡
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 設計者- 森ビル
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
◆ 事業協力者-森ビル、西松建設
◆ 着工-2016年度予定
◆ 竣工-2019年度予定
◆ 総事業費-約1,250億円
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の低層部イメージです。中央奥に見えるのは「教会棟」です。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のバスターミナルイメージです。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な、約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。
「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の予定地を南西側から見た様子です。南西角にあった「西松建設」の旧本社ビルの解体工事が行われています。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の予定地を北西側から見た様子です。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の予定地を北東側から見た様子です。北東角にあった「虎ノ門10森ビル」の解体工事が行われています。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の予定地を南東側から見た様子です。
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の間は、歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)で結ばれます。
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