港区 地上27階の「新橋一丁目プロジェクト」 実施設計・施工は「大林組」に決定 2016年8月にも地下躯体の解体に着手!
-東新ビル跡地-
「NTT都市開発」は、東京都港区新橋一丁目で開発プロジェクトを始動しています。「東新ビル」の跡地を開発する「新橋一丁目開発事業」です。
東京電力が所有していた「東新ビル」は、東日本大震災により福島第一原発の事故が発生し、多額の賠償費用をねん出するための資産売却の一環として手放され、「NTT都市開発」が2012年9月に250億5000万円で取得しました。その後、地上躯体が解体されています。
● 新橋一丁目プロジェクト
「日刊建設工業新聞」によるとNTT都市開発は、「新橋一丁目プロジェクト」の実施設計・施工者を「大林組」に決め、契約を締結したそうです。
完成イメージ引用 日刊建設工業新聞(2016/05/17)
NTT都市開発/新橋一丁目プロジェクト(東京都港区)/実施設計・施工は大林組に
2016年8月にも地下部分の解体工事を始め、引き続き複合ビルの新築工事に移り、2019年度上期の竣工を目指します。
新橋一丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区新橋一丁目1-13
◆ 交通-新橋駅(JR線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線)より徒歩3分、内幸町駅(都営地下鉄三田線)より徒歩2分
◆ 階数-地上27階、地下2階
◆ 高さ-不明
◆ 敷地面積-3,071.04㎡
◆ 延床面積-約35,800㎡(ホテル延床面積約10,400㎡)
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-ホテル(18階~27階)、オフィス、店舗
◆ 総客室数-267室
◆ 建築主-NTT都市開発(ホテル事業者 九州旅客鉄道)
◆ 設計者-日建設計(基本設計)、大林組(実施設計)
◆ 施工者-大林組
◆ 地下躯体解体-2016年08月予定
◆ 竣工-2019年度上期予定
位置図です。
引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/11/30)
新橋一丁目敷地におけるオフィス・ホテル複合開発に関するお知らせ
「新橋一丁目プロジェクト」の建設予定地を北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
南東側から見た様子です。西側の「日比谷通り」との間には、地上10階、地下1階、高さ約58mの「日比谷ビルディング」が建設中です。
「日比谷ビルディング」は、敷地面積が1,048.39㎡あるので、これがプラスされたらもう少し大きなビルが建設可能でした。なかなか再開発はビルヲタの思い通りにはなりません・・・
南西側から見た様子です。奥のビルは「第一ホテル東京」です。
第一ホテル東京
「第一ホテル東京」です。地上21階、塔屋1階、地下5階、高さ107.4mですが、「新橋一丁目プロジェクト」はもっと高くなります。完成イメージを見ると高さ130mくらいありそうです。
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