国家戦略特区に6件追加提案 「八重洲二丁目南地区」は、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地がある街区を大規模に再開発!
-国家戦略特区に6件追加提案-
5月10日に開かれた「東京圏国家戦略特別区域会議」で、日本橋川沿いでは「八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目中地区、日本橋一丁目東地区」、八重洲エリアでは「八重洲二丁目南地区」、それに「豊島区庁舎跡地」と「浜松町二丁目地区」の6件が追加提案されました。
首相官邸 国家戦略特別区域会議(2016/05/10)
東京圏(第11回)・関西圏(第9回)・仙北市(第4回)
● 八重洲二丁目南地区
「八重洲二丁目南地区」は、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地がある街区を中心とした大規模開発プロジェクトを計画しています。正確な範囲や詳細は不明です。
「八重洲二丁目南地区」を別角度から見た様子です。
約1年前の「八重洲二丁目南地区」です。まさか「国家戦略特区」に追加提案されるような大規模プロジェクトになるとは思わなかったので、今回は撮影しませんでした。
外堀通り沿いには北側から「日東紡ビルディング、八重洲富士屋ホテル、商工中金本店ビル」が並んでいます。「八重洲富士屋ホテル」の土地と建物は、「住友不動産」に2013年4月に売却済みです。
約1年前に「八重洲富士屋ホテル」の本格的な解体が始まりました。現在は更地になっていると思われます。
三井・住友名門烈伝
私が、「八重洲二丁目南地区」が予想を上回る大規模プロジェクトだと知ったのは、週刊ダイヤモンドの2016年4月2日号です。
特集の「三井・住友名門烈伝」の50ページ・51ページに「日本橋から八重洲に戦線拡大 三井不VS住不の仁義なき開発」という見出しがあり、その中に書いてありました。
八重洲二丁目中地区
すぐ北側の「八重洲二丁目中地区」です。なんで「中地区」なんだろう? 前から不思議に思っていましたが、更に南側に大規模な再開発が控えていたので「中地区」だったんですね。
「八重洲二丁目中地区」は、施行面積約20,000㎡、延床面積約380,000㎡となる予定ですが、まだ正確な概要が発表されていません。予定事業協力者として「三井不動産、鹿島建設」が参画しています。
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