国家戦略特区に6件追加提案 「八重洲一丁目北地区」は、東京建物が大規模に再開発 「日本橋川」沿いでは5大プロジェクトが連続する凄い事に!
-国家戦略特区に6件追加提案-
5月10日に開かれた「東京圏国家戦略特別区域会議」で、日本橋川沿いでは「八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目中地区、日本橋一丁目東地区」、八重洲エリアでは「八重洲二丁目南地区」、それに「豊島区庁舎跡地」と「浜松町二丁目地区」の6件が追加提案されました。
首相官邸 国家戦略特別区域会議(2016/05/10)
東京圏(第11回)・関西圏(第9回)・仙北市(第4回)
● 八重洲一丁目北地区
「八重洲一丁目北地区」は、「新呉服橋ビルディング、TGビルディング本館、TGビルディング別館」や道路を隔てた日本橋川沿のビル群を一体的に再開発するプロジェクトです。提案事業者は「東京建物」となっています。
これで、「永代通り」と「日本橋川」に挟まれが部分は、西側から「常盤橋街区(三菱地所)、八重洲一丁目北地区(東京建物)、日本橋一丁目1,2街区(三井不動産)、日本橋一丁目中地区(三井不動産、野村不動産)、日本橋一丁目東地区(東急不動産、三井不動産)」の5大プロジェクトが連続する事になります。
「常盤橋街区」を筆頭にいずれも敷地面積が広くかなりの大規模な超高層ビルの建設が予想されます。おまけに「永代通り」より北側は「航空法」による高さ制限がありません。これらがすべて完成すると凄い景観になりそうです。
新呉服橋ビルディング
「八重洲一丁目北地区」の街区西側にある「新呉服橋ビルディング」です。1977年1月に竣工しました。「みずほ信託銀行」の本店が置かれています。
地上21階、地下4階、高さ約112m、延床面積41,005.81㎡の超高層ビルですが、再開発が始まると解体されると思われます。
「新呉服橋ビルディング」を南東側から見た様子です。
TGビルディング(本館・別館)
「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング(本館・別館)」です。手前が「本館」で、奥が「別館」です。
「本館」は1954年10月、「別館」は1970年8月に竣工しました。 地上8階、地下2階で、延床面積は「本館」と「別館」を合わせて27,025.78㎡となっています。
常盤橋街区再開発プロジェクト
「八重洲一丁目北地区」の西側では、「三菱地所」を中心に「常盤橋街区再開発プロジェクト」が行われます。総延床面積約680,000㎡、総事業費は、土地・建物を含め1兆円超と国家プロジェクト並の規模となります。
中心となるのは、地上61階、地下5階、高さ約390m、延床面積約490,000㎡の「B棟」と地上37階、地下5階、高さ約230m、延床面積約140,000㎡の「A棟」です。
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