ホテルオークラ東京本館建替計画 地上38階、高さ約188mの「(仮称)虎ノ門2-10計画」 2016年6月1日に本体工事着手!
-ホテルオークラ東京本館建替計画-
53年間の歴史を刻んだ「ホテルオークラ東京本館」は、建替え工事のために2015年8月31日(月)を持って閉館しました。2015年9月から既存建物の解体工事が行われていました。
● 2016年6月1日に本体工事に着手!
ホテルオークラ東京本館建替計画である「(仮称)虎ノ門2-10計画」は、当初計画通り2016年6月1日に本体工事に着手しました。
引用資料 新日鉄興和不動産(2016/06/01)
「ホテルオークラ東京本館建替計画」 オフィス事業の取り組みについて ~2019年の完成を目指し、2016年6月1日着工~
主要用途はホテルですが、「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。
オフィス床は、「ホテルオークラ、大成建設、新日鉄興和不動産」などが出資する「SPC(特別目的会社)」が建物完成後に取得する予定です。
「大成建設」と「新日鉄興和不動産」がSPCからオフィスの企画やテナント募集、運営管理業務などオフィス賃貸事業全般を受託します。
ホテルオークラ東京本館建替計画の概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門2-10計画
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
◆ 階数-<高層棟>地上38階、地下4階(運用呼称 地上41階、地下1階)、<中層棟>地上13階、地下4階
◆ 高さ-建物高さ188.65m(高層棟)、最高部約85m(中層棟)
◆ 敷地面積-約20,442㎡(本館全体)
◆ 建築面積-約13,263㎡(本館全体)
◆ 延床面積-約180,097㎡(本館全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎及び杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、駐車場
◆ 客室数-約550室(高層棟約400室+中層棟約150室)
◆ 建築主-ホテルオークラ
◆ 設計者-(仮称)虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、谷口建築設計研究所、観光企画設計、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ)
◆ 施工者-大成建設
◆ 本館閉館-2015年08月31日
◆ 解体工事-2015年09月01日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年06月末予定
(備考) 高さが約195mから建物高さ188.65mに変更になっています。最高部の高さが低くなったのか? 高さ188.65mが建築物もしくは軒高の高さなのか? 現時点では不明です。
「施設構成図」です。「高層棟」と「中層棟」は、地下で一体化します。「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。
引用資料 大成建設(2016/06/01)
「ホテルオークラ東京本館建替計画」オフィス事業の取り組みについて
「秋の芝生広場イメージ」です。
ホテルオークラ東京本館建替計画である「(仮称)虎ノ門2-10計画」の建設予定地です。現在は地上躯体の解体はほぼ終わっているようです。
大倉集古館
美術館の「大倉集古館」は、2014年4月1日より施設改修工事のため休館しています。
ホテルオークラ東京・別館
ホテルオークラ東京の「別館(サウスウイング)」は、1973年12月1日に開業しました。地上13階、地下4階、延床面積約60,000㎡となっています。
「本館」の建て替え期間中も「別館」は営業を続けます。2015年9月1日~新しい本館の開業までの間は、「別館(サウスウイング)」のみの営業になります。
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