東京ビッグサイト(東京国際展示場) 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて大規模に拡張 総展示面積約100,000㎡に!
-東京ビッグサイト(東京国際展示場)-
「東京都財務局」は、江東区有明にある「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」で、総延床面積66,495.10㎡の増築棟の建設に着手します。
2016年6月24日に予定価格321億9000万円の「東京国際展示場(28)増築工事」の一般競争入札(WTO対象)を公告しました。
引用資料 東京都・公式ホームページ(PDF)
東京ビッグサイトの計画の目的及び内容
日刊建設工業新聞([2016/06/24)
東京都財務局/東京国際展示場増築(江東区)WTO入札公告/10月5日開札
2016年10月5日に開札して落札予定者を決め、12月の定例都議会で契約締結の承認を得ます。2017年1月以降に着工し、2019年6月の完工を目指します。
増築後の「東京ビッグサイト」は、2020年東京大会において「IBC(国際放送センター)、MPC(メインプレスセンター)」として利用される計画となっています。
● 規模の小さい日本の国際展示場
東京ビッグサイトは国内最大となる約80,000㎡の総展示面積を有する展示会場です。増築棟が完成すると展示面積約20,000㎡が追加されて、総展示面積約100,000㎡となります。
世界標準とも言われる「展示面積100,000㎡」が一つの指標となっています。増築が完成すると世界標準の最低ラインである100,000㎡になんとか到達します。
しかし、世界は遥かに先を行っています。将来的には最低でも展示面積200,000㎡無いと展示会の国際的な誘致合戦を勝ち抜く事は出来ないと言われています。
東京ビッグサイト増築棟の概要
◆ 計画名-東京国際展示場増築工事
◆ 所在地-東京都江東区有明三丁目11-1ほか
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部約40m
◆ 敷地面積-131314.85㎡(施設全体)、約33,000㎡(増築棟)
◆ 建築面積-26,069.37㎡(増築棟)
◆ 延床面積-66,495.10㎡(増築棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-鋼管杭、既製コンクリート杭
◆ 用途-展示場
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年01月01日予定
◆ 竣工-2019年06月30日予定
「東京ビッグサイト増築棟」の予定地です。
「位置図」です。
「緑地計画図」です。
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