品川区 「SONY」創業の地である御殿山エリア 住友不動産が再開発予定している「ソニー旧本社ビル(NSビル)、ソニー御殿山テクノロジーセンター 4号館」の跡地
-ソニー創業の地である御殿山エリア-
ソニーは、大規模なリストラを実施した事により危機を脱しました。一時期はリストラに聖域を設けず、資産売却を加速していました。
ソニー創業の地である品川区の御殿山エリアに保有していた「ソニー旧本社ビル(NSビル)、ソニー御殿山テクノロジーセンター 4号館」も住友不動産に売却しました。
「ソニー」は、1946年に「東京通信工業」として設立されました。翌年に御殿山エリアに移転し、ラジオ、テレビ、ウォークマン、ハンディカムなど次々と画期的な製品を発売して大成功を収めました。
御殿山エリアは「創業の地」とされ、「NSビル」は2007年に品川の新本社ビルが稼働するまで「ソニー」の本社でした。
● 住友不動産は何を建設するのか?
取得した「住友不動産」は、2014年11月19日~2015年9月12日の工期で、地上躯体の解体を行い、現在は更地になっています。「住友不動産」は何を建設するのでしょうか?
ちなみに、北側の「(仮称)御殿山プロジェクト」は、いずれの棟も周辺の景観に配慮して低層となっています。南側の「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、超高層ビル街に生まれ変わりました。低層? 超高層? どちらになるのでしょうか?
北西側から見た様子です。敷地は「直角二等辺三角形」のような形状です。「住友不動産」の看板が掲げられています。
北西角です。
「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっているので覗いてみました。地上躯体はすっかり解体されています。
地下躯体はそのまま残っています。
南西側から見た様子です。
敷地西側の道路です。
敷地南側の道路です。道路の南側は。「品川区立御殿山小学校」です。
(仮称)御殿山プロジェクト
すぐ北側で行われた「(仮称)御殿山プロジェクト」は、ソニー創業の地である品川区の御殿山エリアを「積水ハウス」が再開発したプロジェクトです。
Aブロックの「ガーデンシティ品川御殿山」、Bブロックの「プライムメゾン御殿山EAST」、Cブロックの「御殿山SHビル」、Dブロックの「プライムメゾン御殿山WEST」で構成されています。いずれの棟も周辺の景観に配慮して低層となっています。
北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業
すぐ南側で行われた「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、「パークシティ大崎」として竣工しましたが、「大崎ブライトタワー」などを中心に合計7棟のビルが建設されました。こちらは超高層ビル街に生まれ変わりました。
| 固定リンク
« 千代田区 飯田橋駅周辺では再開発構想が目白押し 「飯田橋駅東地区市街地再開発(飯田橋三丁目6、7)」の予定地 | トップページ | JR東日本 大規模に行われている「中央線御茶ノ水駅付近耐震補強工事」 »
「128 東京都・品川区」カテゴリの記事
- JR大崎駅東口 「大崎駅東口第4地区再開発」の東地区は、地上34階、高さ約132mの「住宅棟」と地上19階、高さ約100mの「業務棟」で構成!(2023.07.16)
- 品川区 踏切6カ所を除却する「東急電鉄大井町線(戸越公園駅付近)連続立体交差化計画」 高架方式を選定!(2023.03.12)
- JR線・東急大井町線・りんかい線「大井町」駅と直結 総延床面積約259,000㎡の「大井町駅周辺広町地区開発」 2023年4月本体工事着手!(2023.03.09)
- 品川区 高さ約150mと高さ約104mの「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」 東京都より権利変換計画の認可!(2023.02.13)
- 武蔵小山駅前4棟目・5棟目 地上41階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!(2023.02.03)