千代田区 飯田橋駅中央地区再開発事業 事業協力者として新たに「大成建設」を選定!
-JR飯田橋駅周辺-
JR飯田橋駅周辺は、2000年代前半まで拠点となる施設がほとんどありませんでしたが、「飯田橋プラーノ」に続き、「飯田橋サクラパーク」と再開発が続き、都心の北西側の玄関口として急速に整備が進んでします。
「飯田橋駅」は、JR総武線・中央線、東京メトロ東西線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線とJR線、地下鉄×4線が集まる鉄道交通の要衝でもあります。
● 飯田橋駅中央地区市街地再開発事業
「飯田橋駅中央地区再開発準備組合」は、千代田区飯田橋四丁目及び富士見二丁目の一部他の再開発計画につき、事業協力者として「野村不動産」を選定しました。
「建設通信新聞」によると「飯田橋駅中央地区再開発準備組合」は、事業協力者として野村不動産のほかに新たに「大成建設」を選定したそうです。
建設通信新聞(2016/06/03)
大成建設が参画/飯田橋駅中央再開発/準備組合
街づくりの目標を「駅前広場一体型複合都市拠点の形成」と設定し、JR中央本線と東京メトロ東西線の両飯田橋駅をつなぐように立体的な駅前広場を整備するほか、ゆとりある歩道状空地も設けます。これらの歩行者動線に沿って店舗を配置します。
飯田橋駅中央地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区飯田橋四丁目8番及び9番、富士見二丁目6番の一部
◆ 施行区域面積-約10,000㎡
◆ 従前権利者数-53名(うち、土地所有者41名、借地権者12名)
◆ 従前建物棟数-35棟(登記簿情報による)
◆ 地域地区-商業地域(700%、500%)、第二種住居地域(400%)
◆ 計画建物用途-オフィス、商業、住宅、その他(予定)
◆ スケジュール
2015年09月-飯田橋駅中央地区再開発準備組合設立
2016年度-都市計画決定(予定)
2017年度-組合設立認可(予定)
2018年度-権利変換計画認可(予定)
2019年度-除却・本体工事着工(予定)
2022年度-工事完了・竣工(予定)
「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の位置図です。少し前までは「飯田橋四丁目8番・9番街区」と呼ばれていました。まちづくり協議会が発足して、長期に渡って検討を進めていました。
引用資料 野村不動産(PDF:2015/11/30)
飯田橋駅中央地区再開発事業 本格始動 ~事業協力者に野村不動産選定~ 駅中央地区再開発準備組合、野村不動産)
「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。手前の道路は「目白通り」です。地下には東京メトロ東西線「飯田橋駅」があります。
JR線と「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」予定地の間の道路です。
「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。「飯田橋プラーノ」の北東側に位置しますが、このように雑居ビルが密集しています。
「飯田橋プラーノ」と「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」予定地の間の道路です。道路挟んだ、写真右側奥も再開発対象区域です。
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