JR東海 東海道・山陽新幹線 デュアルスプリームウィング形の次期新幹線車両「N700S」 確認試験車の製作!
-次期新幹線車両・N700S-
「JR東海」は、「N700系」以来のフルモデルチェンジとなる次期新幹線車両に向けた確認試験車(16両)の製作を決定しました。確認試験車では、次期営業車両に反映する新技術の最終確認を行います。
次期新幹線車両の名称は、海道・山陽新幹線車両として定着した、「N700」の名称に「S」を付けて、「N700S」とします。「S」は、N700系シリーズ中、最高の新幹線車両を意味する「Supreme(スプリーム/最高の)」を表しています。
引用資料 JR東海(PDF:2016/06/24)
東海道・山陽新幹線 次期新幹線車両N700S確認試験車の製作について
先頭形状は、「N700系」の形状を踏襲しつつ、三次元形状を考慮したシミュレーション技術を活用して進化させた「デュアル スプリーム ウィング形」の採用により、トンネル突入時の騒音を低減し、更に車体の平滑化や形状見直しにより走行抵抗の低減も図ります。
完成時期は、2018年3月を予定しています。次期営業車両(量産車)は、2020年度を目途に投入する方向で検討を進めています。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」までには、量産車を見る事が出来そうです!
編成両数の自由度アップで海外展開を視野に!
「N700S」は、新開発「デュアルスプリームウィング形」の先頭形状に目が生きますが、編成両数の自由度アップが最大の特徴です。
「N700A」までの床下機器配置を見直し、モジュールの小型化・軽量化を図り、再配置します。これまで8種類あった床下機器設置パターンを、東京方先頭1種、中間車2種、新大阪方1種の合計4種類とシンプル化して、連結パターンに柔軟性を持たせます。
これにより、東海道新幹線の現状16両に加え、九州や山陽で走る8両や12両といった編成にも対応します。編成両数に自由度をもたせ、「世界最軽量」をうたって世界へ打って出ます。
「N700A」の先頭形状は、「エアロダブルウィング形」です。
「N700」です。「N700」と「N700A」の外観はほとんど同じです。
別角度から見た「N700」です。「N700S」のイメージには「標識灯」が描かれていませんが、「N700、N700A」の面構えとはかなり変わるので、営業運転開始が今から楽しみです!
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