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2016年6月22日 (水)

大和ハウス工業 「豊洲新市場」の隣接街区にホテル、医療、スポーツ施設の複合ビルを建設!

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-TOYOSU22・4-1B街区-

 「大和ハウス工業」は、江東区に建設中の「豊洲新市場」の隣接街区に、地上16階、地下1階、高さ約70m、延床面積約27,500㎡のホテル、医療、スポーツ施設で構成する複合ビルを建設します。

 完成イメージ引用 建設通信新聞(2016/06/22)
 豊洲市場隣接地に複合ビル/2.8万㎡ 17年10月着工/大和ハウス工業 

 日刊建設工業新聞(2016/06/22)
 大和ハウス工業/豊洲埠頭地区(東京都江東区)で複合施設開発/19年5月竣工・開業 

 建設予定地は、東京ガスの所有地である「TOYOSU22」エリア内にある豊洲六丁目の「4-1B街区」です。大和ハウス工業は東京ガスから土地を借り受けて複合ビルを建設します。

 ホテルは330室程度で、国内外の観光客や市場関係者の宿泊を見込みます。地上5階までの低層部には、医療機関やスポーツ施設、飲食・店舗を配置し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに関連したニーズを取り込みたい考えです。

 隣接する「4-1A街区」には、2016年5月に東京ガスの「豊洲スマートエネルギーセンター」が完成しています。周辺では東京都が「新中央卸売市場」の整備を進めています。

 それにしても、ここ最近の「大和ハウス工業」の投資意欲は凄まじいですね! 「大和ハウス工業」は、「豊洲新市場」内に整備予定の観光拠点「千客万来施設」についは辞退しましたが、豊洲には拠点を設けるあたりは抜け目ないですね。「千客万来施設」に関しては、辞職した某都知事と相性が合わなかったのでしょうか?(笑)

大和ハウス工業 TOYOSU22・4-1B街区の概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目(4-1B街区)
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-約70m
◆ 敷地面積-約7,420㎡
◆ 延床面積-約27,500㎡
◆ 構造-鉄骨造 
◆ 用途-ホテル、医療、スポーツ施設
◆ 客室数-約330室
◆ 建築主-大和ハウス工業 
◆ 設計者-伊藤喜三郎建築研究所
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2017年10月予定
◆ 竣工・開業-2019年05月定


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OYOSU22
 土地区画整理事業により新たに生まれた「TOYOSU22」は、 約20haの広大な開発エリアにおいて、住宅・業務・商業などによる複合市街地の形成を目指しています。

 引用資料 東京ガス → TOYOSU22 


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2015年5月の撮影ですが、大和ハウス工業の複合ビルが建設される「4-1B街区」を南側から見た様子です。


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「4-1B街区」を南東側から見た様子です。


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最寄りの駅は、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の「市場前駅(しじょうまええき)」となります。


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(仮称)ダイワロイヤル有明南K区画計画

 「ゆりかもめ」で2駅先の「有明駅」の隣接地では、大和ハウス工業により、「(仮称)ダイワロイヤル有明南K区画計画」が建設中です。

 地上17階、地下1階、高さ64.49m、延床面積約22,500㎡です。ホテルは、「ダイワロイネットホテル (仮称)」になる予定です。

● 遂に3兆円企業となった大和ハウス工業
 「大和ハウス工業」は、2016年3月期の売上高3,192,900百万円(連結決算)、営業利益243,100百万円(連結決算)と遂に売上高が3兆円を超えました。

 数年前までは、ライバルである「積水ハウス」と、売上高で毎年のように抜きつ抜かれつの凄まじい競争を演じていましたが、ここ数年は「大和ハウス工業」がM&A攻勢により売上高を急速に伸ばして、2016年3月期では売上高で1.5倍以上の差がついています。


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