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2016年7月

2016年7月31日 (日)

大手町ホトリア 竣工した地上22階、高さ約115mの「大手門タワー・JXビル」

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-大手町ホトリア-

 「(仮称)大手町1-1計画(A棟・B棟)新築工事」は、「りそな・マルハビル」と「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建て替えプロジェクトです。
 地上22階、棟屋2階、地下5階、高さ114.85mの「A棟」と地上29階、棟屋2階、地下5階、高さ149.95mの「B棟」の2棟の超高層ビルが建設中です。

 街区の名称は、「大手町ホトリア」に決定しています。 ”皇居外苑濠の「ほとり」+ia(場所を表す名詞語尾)” であり、「お濠のほとりに豊かな空間を」という意味を込めています。隣接する大手センタービルも「大手町ホトリア」に含まれます。

 建物名称は、「JXホールディングス」と共同で開発したA棟が「大手門タワー・JXビル」、B棟が「大手町パークビルディング」に決定しています。
 更に、A棟・B棟の地下に一体で整備する商業ゾーン名称は「ホトリア Shops & Restaurants」、A棟・B棟の間に整備する約2,8000㎡の緑豊かな広場は「ホトリア広場」となります。

● 大手門タワー・JXビル
 「りそな・マルハビル」の建て替えプロジェクトである「(仮称)大手町1-1計画(A棟・B棟)新築工事」のA棟は、区分所有者である「三菱地所」と「JXホールディングス」が共同で開発しました。

 正式名称は「大手門タワー・JXビル」で、2015年11月16日に竣工しました。オフィスフロアには、「JXグループ」の本社機能が入居する他、「三菱地所」が賃貸オフィスとして運用しています。竣工時に満室で稼働しています。

大手町ホトリア 大手門タワー・JXビルの概要(A棟)
◆ 計画名-(仮称)大手町1-1計画(A棟・B棟)新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目1番2号(住居表示)
◆ 階数-地上22階、棟屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部114.85m、軒高99.95m
◆ 敷地面積-6,898.38㎡
◆ 敷地面積-4,138.11㎡
◆ 延床面積-107,571.33㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、柱一部CFT構造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(制震ブレース等)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱地所、JXホールディングス、大手町デベロップメント特定目的会社
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事共同企業体(鹿島建設、NIPPO)
◆ 着工-2013年02月20日(地鎮祭)
◆ 竣工-2015年11月11日(工事完了)、 2015年11月16日(竣工)


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最高部です。塔屋の高さが約15mあります。


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「カーテンウォール」は、「柱・梁カバー形式」の「PCカーテンウォール」となっています。


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「大手町ホトリア 大手門タワー・JXビル」の下層階を南西側から見た様子です。敷地内地下を「東京メトロ東西線」が弧を描くように横切っています。「東京メトロ東西線」をまたいで「メガトラス」をかけてビルを支えています。


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「大手町ホトリア 大手門タワー・JXビル」の下層階を北西側から見た様子です。


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南西角です。


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エントランスです。


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オフィスフロアには、「JXグループ」の本社機能が入居する他、「三菱地所」が賃貸オフィスとして運用しています。


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西側の「内堀通り」沿いの「ホトリア広場」です。


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「ホトリア広場」の水景です。


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「ホトリア広場」側の柱です。


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南側の「永代通り」沿いです。


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隣接する「大手センタービル」との境目です。「大手センタービル」も「大手町ホトリア」に含まれます。


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2016年7月30日 (土)

国家戦略特区 地上24階、高さ約120m「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地

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-虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業-
 虎ノ門駅前において計画を進めている「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物等整備事業として、内閣総理大臣の認定を受けています。

 「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、外堀通りと桜田通りの交差点に面した「森村ビル」を核に、「勧銀不二屋ビル、大手町建物虎ノ門ビル」などが建つ2つの街区を一体的に再開発するプロジェクトです。

 引用資料 野村不動産(PDF:2016/04/13)
 「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ ~虎ノ門駅の機能拡充・国際的ビジネス交流拠点の強化~ 

 このプロジェクトには、地権者として「森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、虎ノ門リアルエステート、住友不動産」の5社、参加組合員として「野村不動産、東京地下鉄」の2社が参画しています。

虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目3番、6番
◆ 階数-地上24階、地下3 階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約2,780㎡
◆ 延床面積-約47,080㎡(容積率対象面積約38,110㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 事業主体-虎ノ門駅前地区市街地再開発組合
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2020年03月予定


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「位置図」です。


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「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。写真中央が「森村ビル」、写真左側が「勧銀不二屋ビル」、写真右側が「大手町建物虎ノ門ビル」です。


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「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。北側(写真左側)の「森村ビル」と南側の「大手町建物虎ノ門ビル」が対象です。


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「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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北側の「外堀通り」沿いです。この部分は地上と地下が大きく変わります。


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地上には約800㎡の「地上駅前広場」が新設されます。


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「地上・地下駅前広場の整備イメージ」です。地下には、約600㎡の「地下駅前広場」が新設されます。


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2016年7月29日 (金)

中央区 オリンピックの選手村となる「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の特定建築者予定者が決定!

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-晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業に-
 
東京都は、「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」に2016年4月に着手し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村の整備と大会後のレガシーとなるまちづくりに取り組んでいます。

 2016年5月に、東京2020大会時には選手用の宿泊施設として一時使用し、大会後は住宅となる建物などを建築する特定建築者の募集を開始したところ、1者の民間事業者(グループ)から応募がありました。審査の結果、特定建築者予定者が決定しました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/07/28)
 晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の特定建築者予定者を決定しました 

 1者の民間事業者(グループ)から応募と言っても日本を代表するデベロッパーはほぼ全社が参加しています。正に国家プロジェクトと言っても過言ではありんません。

特定建築者予定者のグループ構成員(11社)
● 三井不動産レジデンシャル(代表会社)
● エヌ・ティ・ティ都市開発
● 新日鉄興和不動産
● 住友商事
● 住友不動産
● 大和ハウス工業
● 東急不動産
● 東京建物
● 野村不動産
● 三井不動産
● 三菱地所レジデンス

晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区晴海五丁目の一部
◆ 階数-(高層棟)地上50階、(板状棟)地上14階~18階 、(商業棟)地上4階
◆ 高さ- 約180m
◆ 事業区域面積-約18ha(施設全体)
◆ 敷地面積-約133,900㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約47,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約677,900㎡(施設全体)
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-約5,650戸
◆ 特定建築者-三井不動産レジデンシャル(代表会社)、エヌ・ティ・ティ都市開発、 新日鉄興和不動産、 住友商事、住友不動産、大和ハウス工業、東急不動産、東京建物、野村不動産、 三井不動産、 三菱地所レジデンス
◆ 着工-2017年01月予定
◆ 竣工(暫定)-2019年12月目途予定(大会時に必要な部分の整備完了)
◆ 事業完了-2024年度予定(大会後改修工事)


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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東京タワーの「特別展望台」から見た「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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北東側から見た様子です。


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2016年7月28日 (木)

西武ホールディングス 港区にある3つ(高輪、品川、芝公園)のプリンスホテルを複合開発 ホテル・商業施設・オフィス・住宅などの複合化!

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-プリンスホテルを複合開発-
 「建設通信新聞」によると「西武ホールディングス」の社長は7月27日に、「東京ガーデンテラス紀尾井町」のグランドオープン式典の中で、東京都港区にある3つのプリンスホテルを2020年以降に複合開発する方針を示しました。

 建設通信新聞(2016/07/28)
 プリンスホテルを複合開発/20年以降に港区の3施設/西武HD 

 「高輪、品川、芝公園」の各ホテルについて、ホテル単体の建て替えではなく、商業施設やオフィス、住宅などの複合化によって収益性の向上を目指します。

 複合開発のメリットについて、「東京ガーデンテラス紀尾井町では、オフィス、商業、レジデンスの複合化によって、ホテル単体に比べて5倍の収益を生み出す」と述べ、収益に大きく貢献するとの見方を示しました。

● 高輪・品川のプリンスホテル村
 品川駅は、羽田空港の国際化や2027年のリニア中央新幹線の開業で「東京の玄関口」として期待が高まっています。
 JR品川駅の西口には「プリンスホテル村」と言っていいくらいプリンスホテル系列のホテルがあります。

 北側のブロックには、最高級の「ザ・プリンス さくらタワー東京」、次のランクの「グランドプリンスホテル高輪」と「グランドプリンスホテル新高輪」があります。
 それらの敷地内には、「大宴会場 飛天」や「国際館パミール」などの巨大な宴会場や庭園を配置しています。

 南側のブロックには超巨大ホテル「品川プリンスホテル」があります。超高層棟の「メインタワー」、品川駅側にある横長の「イーストタワー」、円筒形の「アネックスタワー」、北側の「ノースタワー」で構成されています。

 敷地内には、都市型水族館「エプソン アクアパーク品川」、シネマコンプレックス「品川プリンスシネマ」、高級賃貸住宅「品川プリンス・レジデンス」などもあります。


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東京プリンスホテル

 「芝公園」のプリンスホテルは、「東京タワー」の北東側、「増上寺」の北側にある「東京プリンスホテル」を指していると思われます。


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「東京プリンスホテル」は、東京オリンピックに合わせて1964年に完成しました。建物が老朽化している上に、敷地を有効活用しているとは言えません。


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ザ・プリンス パークタワー東京

 「芝公園」のプリンスホテルは、「東京タワー」の南東側、「増上寺」の南側にある「ザ・プリンス パークタワー東京」も指していると思われます。

 「ザ・プリンス パークタワー東京」の北側には、広大な芝生の「屋外庭園」があり、開発余地があります。「芝公園」との境界線が分かりにくいですが、Googleマップを見ると「屋外庭園」はかなり広いです。


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「ザ・プリンス パークタワー東京」です。地上30階、塔屋1階、地下3階、高さ(最高部104.40m、軒高99.40m)です。設計者は「(基本設計)丹下健三・都市・建築研究所、(実施設計)
鹿島建設」です。

 2005年04月11日に「東京プリンスホテルパークタワー」としてオープンしましたが、「ザ・プリンス パークタワー東京」に改称されています。


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2016年7月27日 (水)

横浜市 商業施設とマンションの大規模複合施設「大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画認可!

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-大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業-

 「大船駅北第二地区市街地再開発組合」が、横浜市栄区笠間二丁目で施行している「大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業」において、2016年7月25日に横浜市より権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 東急不動産(2016/07/26)
 大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業 権利変換計画認可 大船駅直結1分 商業施設と一体の大規模マンション 

 「大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業」は、JR大船駅徒歩1分という好立地での再開発で、商業施設と一体の大規模マンションを建設します。

 2階にペデストリアンデッキを設けることで、駅からの直接アクセスが可能になります。住宅棟に併設する低層棟を大規模商業施設とすることで、近隣住民にとってっも便利な施設となります。

● 東急不動産が参加組合員として参画
 再開発事業は、1999年に再開発準備組合が設立され、商業施設や住宅、駅前広場を中心とした大船駅駅前エリアおいて再開発の検討が進められていました。

 「東急不動産」は、2014年4月に事業協力者として参画し、2015年1月の本組合設立の認可公告を受け参加組合員となりました。そのためマンション部分は「ブランズタワー」になる可能性が高いです。

大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市栄区笠間二丁目2番地 他
◆ 交通-JR「大船」駅徒歩1分
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約75m
◆ 施行区域-17,240.62㎡
◆ 敷地面積-8,837.96㎡
◆ 延床面積-65,861.27㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業施設 等
◆ 総戸数-253戸
◆ 建築主-大船駅北第二地区市街地再開発組合(組合員 東急不動産) 
◆ 事業コンサルタント-佐藤不動産鑑定コンサルティング
◆ 設計者-梓設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年01月予定
◆ 竣工-2020年12月予定


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「位置図」です。JR大船駅の北東側になります。すぐ南側の川が、鎌倉市との境界腺です。


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「大船駅笠間口(敷地 南西側)より」の再開発イメージです。


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「仲通り商店街側(敷地 南側)より」の再開発イメージです。


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JR大船駅の東口では、鎌倉市により「大船駅東口市街地再開発事業」も計画されています。

 引用資料 鎌倉市・公式ホームページ
 大船駅東口市街地再開発事業 

 横浜市の「大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業」のすぐ南側になります。このあたりに横浜市と鎌倉市の境界線があります。

 JR大船駅も横浜市と鎌倉市の境界上に位置していますが、所在地は鎌倉市となっています。大船駅には「湘南モノレール」の駅もあり、鉄道交通の要衝となっています。


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2016年7月26日 (火)

中野区 区役所・サンプラザ地区再整備 事業協力者に「野村不動産」を代表企業とするグループを選定 1万人収容のアリーナを組み込んだ超高層複合ビルを想定?

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-区役所・サンプラザ地区再整備-
 「中野区」は7月25日に、JR中野駅北側で進める「区役所・サンプラザ地区」の市街地再開発事業で、再整備事業計画の策定に向けた検討などを行う事業協力者に「野村不動産」を代表企業とするグループを選定したことを明らかにしました。

 日刊建設工業新聞(2016/07/26)
 東京・中野区/区役所・サンプラザ地区再整備/事業協力者に野村不ら5者グループ 
  
 建設通信新聞(2016/07/26)
 野村不グループを選定/17年度に計画策定/中野区の区役所・サンプラザ地区再整備 

 「野村不動産」を代表企業とするグループの構成企業は「清水建設、住友商事、東急不動産、ヒューリック」です。応募事業者数は3グループでした。

 区域内では、中野区役所本庁舎とサンプラザ両地区の大街区化を図り、アリーナを組み込んだ1万人収容の「集客交流施設」と、MICE(国際的なイベント)を想定して集客交流施設と相乗効果を生み出すホテル、業務、商業、住宅などが入る「多機能複合施設」を建設する計画です。


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「対象範囲」です。再整備事業の対象区域は約48,500㎡で、「中野区役所本庁舎、中野サンプラザ、中野税務署、NTTドコモ中野ビル」などがあります。

 引用資料 中野区・公式HP
 区役所・サンプラザ地区再整備について


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野村不動産グループの当初の案
 中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整備」の事業構築に係る民間事業者として外部学識経験者を含む選定委員会の審査を経て、「三菱地所グループ」と「野村不動産グループ」の2グループを選定していました。

 引用資料 中野区・公式HP(2015/04/07)
 区役所・サンプラザ地区再整備の事業構築に係る民間事業者の提案概要書の公表について

 2015年4月時点では、野村不動産グループの構成企業は「清水建設、住友商事、第一生命保険、東急不動産」となっていましたが、「第一生命保険」と「ヒューリック」が入れ替わったようです。

 2015年4月時点とは、ホールの計画が1万人収容アリーナと大幅に規模が拡大しているので、完成イメージとかなり異なる施設が建設されると思われますが、超高層ビルが含まれるのは間違いないと思われます。


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中野区役所
 
新庁舎の竣工後に再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。

中野区役所の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目8番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 敷地面積-約9,585㎡
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約45,450㎡


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中野サンプラザ

 再開発が計画されている「中野サンプラザ」です。音楽などの複合施設で、コンサート会場(客席数2,222席)として有名です。 開館は1973年6月1日で、開館から40年以上経過しています。

中野サンプラザの概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約92m
◆ 敷地面積-9,529.79㎡
◆ 建築面積-約7,900㎡
◆ 延床面積-約63,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客席数-2,222席
◆ 建築主-雇用促進事業団
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組、フジタ工業、佐藤工業JV
◆ 竣工-1973年01月
◆ 開館-1973年06月01日


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2016年7月24日 (日)

新宿副都心 地上43階、高さ約160mの「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」

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西新宿五丁目地区
 西新宿五丁目では、「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」が建設中です。

 再開発の区割りがややこしいですが、北側から「西新宿五丁目北地区」、「西新宿五丁目中央北地区」、「西新宿五丁目中央南地区」に分かれています。 
  
西新宿五丁目中央南地区
 「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」は、西新宿五丁目5、13他の施行区域面積約8,000㎡を想定しています。
 
 引用資料 第58回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業 

 地上43階、地下1階、高さ約160m、総戸数約460戸の「住宅棟」と、地上3階の「施設棟」の一体型を想定しています。「施設棟」は区域内の事務所、店舗に加え、保育所で構成する予定です。

西新宿五丁目中央南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目5、13他
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 施行区域面積-約8,000㎡
◆ 敷地面積-約5,930㎡
◆ 建築面積-約3,500㎡
◆ 延床面積-約57,500㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場
◆ 総戸数-約460戸
◆ 建築主-西新宿五丁目中央南地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2020年度予定


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。「十二社通り」を挟んで、西新宿五丁目(西側)と西新宿六丁目(東側)は、再開発された場所とされていない場所がまだら模様に存在しています。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の配置図です。超高層の「住宅棟」と低層の「施設棟」で構成されます。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の断面図です。「住宅棟」は、地上43階、地下1階ですが、塔屋が2層あるようです。「施設棟」は、地上3階、地下1階となっています。

 「住宅棟」の地下1階の下に「免震ビット」のようなものがあります。「住宅棟」は地震対策として、「基礎免震構造」を採用するのかも知れません。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。手前の通りは「十二社通り」です。

 歩いているとあまり高低差を感じませんが、このあたりは「神田川」沿いの低地で、海抜は約25mだそうです。東京都庁周辺が海抜約40mなので、約15m程度低い事になります。


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「十二社通り」沿いは、グレーのマンション手前までが範囲のようです。低層の「西京信用金庫西新宿支店」と「玉木ビル」は含まれるようです。


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「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」の建設現場から道路を挟んで南側が再開発の対象地区となります。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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新宿区 地上43階、高さ約170mと地上37階、高さ約150mの超高層ツインタワー「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」

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-西新宿五丁目北地区防災街区整備事業-

 西新宿五丁目では、「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」が建設中です。

 「西新宿五丁目中央北地区」の北側の西新宿五丁目北地区でも再開発が計画されています。「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」で、「A地区、B地区、C地区」の3地区に分けて再開発が行われる予定です。

 引用資料 第56回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業について 

西新宿五丁目北地区防災街区整備事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目
◆ 階数-(A地区)地上43階程度、(B地区)地上37階程度、(C地区)4階程度
◆ 高さ-(A地区)最高部約170m、(B地区)最高部約150m、(C地区)約20m
◆ 区域面積-約25,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約13,520㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約140,0000㎡(施設全体)
◆ 用途-(A地区)共同住宅、オフィス、店舗、(B地区)共同住宅、SOHO、店舗、(C地区)公益施設、共同住宅、店舗
◆ 建築主-西新宿五丁目北地区防災街区整備準備組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 総戸数-約1,000戸(A地区約650戸、B地区約350戸、C地区約6戸)
◆ 事業コンサルタント-R&D新建築都市研究所
◆ 設計者-山下設計
◆ 着工-2017年度予定
◆ 竣工-2019年度予定


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配置図です。北側から、「A地区、B地区、C地区」の3地区に分けて再開発が行われる予定です。


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断面図です。「A地区」が地上43階程度、「B地区」が地上37階程度、「C地区」が4階程度となっています。図面を拡大すると高さが書いてあります。

 「A地区」が最高高さ約170m、建物高さ約160m、「B地区」が最高高さ約150m、建物高さ約140mとなっています。塔屋の高さが約10mあります。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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東側の「十二社通り」沿い建物群です。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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西新宿五丁目中央北地区 B地区
 「西新宿五丁目北地区」の南西側の「神田川」沿いに三角形の「東京電力」の用地があります。「東京電力」の用地は、「西新宿五丁目北地区」には含まれていません。

 「東京電力」の用地には、変電所(東京電力淀橋変電所)などがありますが、「西新宿五丁目中央北地区 B地区」として「再開発等促進区決定済」となっているので、いずれ再開発されると思われます。


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2016年7月23日 (土)

中央区 竣工した地上53階、高さ約187mの「CAPITAL GATE PLACE(キャピタルゲートプレイス)」

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-CAPITAL GATE PLACE(キャピタルゲートプレイス)-

 中央区の月島では「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業」の建設が行われました。

 「Ⅰ街区」には、地上53階、塔屋1階、地下2階、高さ187.00mの超高層タワーマンションを中心とした施設、「Ⅱ街区」には、地上12階 地下1階、高さ37.8m、総戸数47戸の賃貸マンションです。

 「Ⅰ街区」は、地上11階、総戸数78戸の「ザ・レジデンス」、地上53階、総戸数624戸の「ザ・タワー」、商業施設の「ザ・モール」、パーティルームやウェルネススタジオ等を有する共用施設の「ザ・コモン」で構成されます。

 「ザ・レジデンス」は、一足先の2013年8月下旬に竣工しました。「ザ・タワー」は、2015年8月1日に全体竣工、2015年9月下旬に入居開始しました。

CAPITAL GATE PLACE THE TOWERの概要
◆ 計画名-月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事(Ⅰ街区)
◆ 所在地-東京都中央区月島一丁目5番1号
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「月島」駅徒歩1分、都営大江戸線「月島」駅徒歩1分
◆ 階数-地上53階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部187.00m、軒高181.00m
◆ 敷地面積-5,687.12㎡(Ⅰ街区)
◆ 建築面積-3,727.88㎡(Ⅰ街区)
◆ 延床面積-83,834.88㎡(Ⅰ街区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(ザ・コモン)直接基礎、(ザ・レジデンス)場所打ちコンクリート拡底杭、(ザ・タワー)パイルド・ラフト基礎=場所打ちコンクリート拡底杭38本と直接基礎の複合
◆ 地震対策-制震構造(境界梁ダンパーを2階~35階に各4台ずつ設置、間柱型ダンパーを3階~34階に各4台ずつ設置/11階・12階・22階・23階は2台)
◆ 用途-共同住宅、店舗、医療施設、公益施設
◆ 総戸数-総戸数702戸(ザ・タワー624戸、ザ・レジデンス78戸、事業協力者住戸207戸含む、他に店舗・事務所等35区画)
◆ 建築主-月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、野村不動産)
◆ 設計者-安井建築設計事務所、清水建設
◆ 監理者-安井建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年02月15日(Ⅰ街区)
◆ 竣工-2013年08月下旬(ザ・レジデンス)、2015年04月20日(工事完了)、2015年08月01日(ザ・タワーおよび全体竣工)
◆ 入居開始-2013年10月下旬(ザ・レジデンス)、2015年09月下旬(ザ・タワー)


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街区図です。


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南側から見た下層階の様子です。


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一足先の2013年8月下旬に竣工した地上11階、総戸数78戸の「ザ・レジデンス」です。


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中央の「THE COMMON」です。


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東側から見上げた様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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「清澄通り」沿いです。


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清澄通りの反対側(敷地北西側)の通りです。


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「THE GARDEN」の植栽です。


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中央の広場「THE GARDEN」です。一般の通行者も反対側に抜ける事が出来ます。


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パークアクシス月島 マチュアスタイル
 北東側の「Ⅱ街区」には、地上12階 地下1階、高さ37.8m、総戸数47戸の賃貸マンションが建設されました。正式名称は「パークアクシス月島 マチュアスタイル」で、2015年10月30日に竣工しています。


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2016年7月22日 (金)

新宿副都心 西新宿六丁目西第5東地区 「住友不動産」が西第5東地区の土地をほぼ集約化?

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-西新宿六丁目西第5東地区-
 新宿副都心は、「公園通り」から東側はほぼ再開発が終わりましたが、公園通り西側の「西新宿六丁目」は、再開発が終わった場所と終わっていない場所がまだら模様になっています。

 「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」と「コンシェリア西新宿TOWER’S WEST」に挟まれた「西新宿六丁目西第5地区東」でも再開発が計画されています。

 地権者任意による「西新宿六丁目西第5ブロック東地区土地基盤整備準備組合」は、共同建て替え、再開発事業、区画整理事業など、さまざまな事業手法を視野に入れ、まちづくりについての検討を進めていましたが、土地基盤整備準備組合は、2015年末に組織を解散しました。

 今後は、事業協力者として参画していた「住友不動産」が、建て替えを検討していく模様のようです。開発手法に加え、単独開発となるかどうかは現時点で未定となっています。


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「西新宿六丁目西第5東地区」を南側がら見た様子です。敷地の形状は、南側を頂点とした三角形です。区域面積は約6,000㎡です。


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東側の道路を「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」沿いに北上します。


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ずっと「仮囲い」で囲まれています。


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かなり北上しましたが、「仮囲い」内の建物が解体されて更地化されています。土地の集約化がかなり進んでいるようです。

 なんとなく組合が解散した理由が分かったような気がしました。私の勝手な想像なので間違っているかも知れませんが、土地の集約化がほぼ終わり、単独開発が可能になったので組合が必要無くなったということではないでしょうか?


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北東側から見た様子です。


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「西新宿六丁目西第5東地区」の東側です。東側はこの建物しか残っていませんでした。


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「西新宿六丁目西第5東地区」の中央を南北に貫く道路です。


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北西側から見た様子です。西側は写真左端の建物しか残っていませんでした。


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2016年7月21日 (木)

港区 地上45階、高さ約165mと地上33階、高さ約125mの「三田小山町西地区市街地再開発事業」

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三田小山町西地区市街地再開発事業-
 三田小山町地区の再開発の第3弾となる「三田小山町西地区市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて、合計4棟建設します。延床面積約179,600㎡、総戸数約1300戸の大規模プロジェクトとなります。

 「北街区」には、地上45階、地下1階、高さ約165mの「住宅A棟」と地上10階、高さ約55mの「事務所棟」を建設します。

 「南街区」には、地上33階、地下1階、高さ約125mの「住宅B棟」と地上16階、高さ約80mの「住宅C棟」を建設します。

 引用資料 港区公式HP(2016/02/22)
 三田小山町西地区に関する都市計画案について(リンク切れ)

 順調に進めば2017年度の本組合設立、2018年度の権利変換計画認可を経て、2019年度の着工、2023年度の完成を目指します。

三田小山町西地区市街地再開発事業の概要
全体計画
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目10、11の一部
◆ 敷地面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約10,550㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約179,600㎡(施設全体)
◆ 総戸数-約1,300戸(施設全体)
◆ 建築主-三田小山町第3・5地区市街地再開発準備組合
◆ 参加組合員-三井不動産レジデンシャル、新日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社
◆ 事業協力者-戸田建設、大成建設
◆ コンサルタント業務-アール・アイ・エー
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2023年度予定

北街区
◆ 階数-地上45階、地下1階(住宅A棟)、地上10階、地下1階(事務所棟)
◆ 高さ-約165m(住宅A棟)、約55m(事務所棟)
◆ 敷地面積-約10,900㎡(北街区全体)
◆ 建築面積-約5,900㎡(北街区全体)
◆ 延床面積-約108,200㎡(北街区全体)
◆ 総戸数-約790戸(北街区全体)

南街区
◆ 階数-地上33階、地下1階(住宅B棟)、地上16階、地下1階(住宅C棟)
◆ 高さ-約125m(住宅B棟)、約80m(住宅C棟)
◆ 敷地面積-約9,500㎡(南街区全体)
◆ 建築面積-約4,650㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-約71,400㎡(南街区全体)
◆ 総戸数-約510戸(南街区全体)


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配置図です。北街区の住宅A棟は、上から見ると「Yの字」を描いて3方向に翼を広げたような「トライスター型」の超高層タワーマンションです。


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「三田小山町西地区市街地再開発事業」の予定地です。


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「三田小山町西地区市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。こちら側に北街区の「事務所棟」が建設されます。


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「三田小山町西地区市街地再開発事業」の予定地の中央くらいを東西に走る道路です。このあたりが「北街区」と「南街区」を分ける道路になります。


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2016年7月20日 (水)

渋谷区 表参道と明治通りが交差する「神宮前交差点」 新たなランドマークとなる「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」を建設!

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-神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」は、東京の顔とも言えます。東側角にはランドマークとなる「東急プラザ表参道原宿」が建設されました。
 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」は、西側角に新たなランドマークを建設するプロジェクトです。

 高度利用地区に指定されたことで、容積率は50%アップします。高さ制限が定められ、建築物の高さの限度は、高層部60m、中層部45m、低層部30mとなっています。

 神宮前六丁目地区では、魅力的なまちなみ形成や防災性の向上などを目指して、まちづくりの検討を行ってきました。 2016年6月6日に6つの都市計画を決定・変更しました。

 引用資料 渋谷区(2016/06/06)
 神宮前六丁目地区まちづくり 

 2016年度末の本組合設立、2017年度末の権利変換認可取得、2018年度の着工、2020年の東京オリンピックまでの完成を目指しています。

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前六丁目地内
◆ 階数-地上11階、地下3階
◆ 建築物の高さの限度-高層部60m、中層部45m、低層部30m
◆ 敷地面積-約3,070㎡
◆ 建築面積-約2,350㎡
◆ 延床面積-約22,100㎡(容積対象床面積15,400㎡)
◆ 用途-店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場
◆ 建築主-神宮前六丁目市街地再開発準備組合(準備組合員 東急不動産、東京地下鉄、コロンバン)
◆ コンサルタントー日建設計、タウンブラニングパートナー
◆ 事務局-東急不動産

(備考) GLは、T.P.+23.5mとなっています。再開発予定地の海抜は、平均地盤面で23.5mということです。


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「位置図」と「区域図(拡大)」です。


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「配置図」と「断面図」です。上層階はセットバックした形状とします。


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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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神宮前交差点の西側角に建っている「コープオリンピア アネックス」が再開発の中心となります。「東急不動産」が2013年9月に取得しています。


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表参道沿いは、ユニークな外観の「ベロックスビル」手前までが範囲です。「ベロックスビル」は含みません。


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明治通り沿いは、街区内の道路東側の建物群も含みます。明治通り沿いの小規模宅地を含めた街区一体化により、区道630号を廃止して変形五又路を解消します。


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東側角には、神宮前交差点のランドマークとなっている「東急プラザ表参道原宿」が建っています。


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2016年7月19日 (火)

中央区 ベイシティ晴海 竣工した「ベイサイドタワー晴海」

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-ベイサイドタワー晴海-
 ソフトバンクグループが、イギリスの半導体設計大手「ARM(アーム)ホールディングス」を買収することで合意したと発表しました。
 買収総額はなんと約240億ポンド(約3.3兆円)! 日本企業によるM&A(合併・買収)としては過去最大規模となります。孫正義社長にはいつも驚かされますね(笑)。

 本題に戻って、「(仮称)晴海三丁目西地区第一種市街地再開発事業計画 B街区」は、「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」から「れいめい橋公園通り」を挟んだ南側に建設された地上33階、地下2階、高さ115.21mの超高層タワーマンションです。

 最後まで分譲か賃貸か不明でしたが、賃貸となりました。こんなに最後まで分譲か賃貸か分からなかった超高層タワーマンションは私が知っている限りでは初めてです。正式名称は「ベイサイドタワー晴海」となっています。

ベイサイドタワー晴海の概要
◆ 計画名-(仮称)晴海三丁目西地区第一種市街地再開発事業計画 B街区
◆ 所在地-東京都中央区晴海三丁目16番1号
◆ 交通-都営大江戸線「勝どき」駅徒歩10分、都営大江戸線「月島」駅徒歩17分、新交通ゆりかもめ「新豊洲」駅徒歩歩19分
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-最高部115.21m、軒高109.65m
◆ 敷地面積-6,123.32㎡
◆ 建築面積-2,830.34㎡
◆ 延床面積-37,520.28㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(中間階免震)
◆ 用途-共同住宅(賃貸)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-前田建設工業
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2012年08月01日
◆ 竣工-2015年09月28日(工事完了)


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北側から見た「ベイサイドタワー晴海」の下層階の様子です。


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2階の一部は「有効空地」として歩行者等に解放されています。


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北西側から見た「ベイサイドタワー晴海」です。


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北西側から見た「ベイサイドタワー晴海」の下層階の様子です。1階と2階の間の窓が無い部分が「免震層」です。内部には「積層ゴム」などが設置されています。

 「ベイサイドタワー晴海」は、基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策として「免震構造(中間階免震)」を採用しています。


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西側から見た「ベイサイドタワー晴海」です。


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西側から見た「ベイサイドタワー晴海」の下層階の様子です。


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南西側から見た「ベイサイドタワー晴海」です。


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南西側から見た「ベイサイドタワー晴海」の下層階の様子です。


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「ベイサイドタワー晴海」は、2階と地上の一部が「有効空地」として歩行者等に解放されています。


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2階の「有効空地」の西側部分です。


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2階の「有効空地」の南側部分です。


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敷地西側の「有効空地」を南側から見た様子です。


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敷地西側の「有効空地」を北側から見た様子です。


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「れいめい橋公園通り」沿いです。


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2016年7月18日 (月)

北区 地上40階、総戸数約540戸「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の予定地

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-十条駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 JR埼京線の十条駅西口では、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。再開発予定地は、住商併用建物が多く建ち並ぶ地区です。しかし、地域の賑わい創出、安全な交通環境整備、防災性の向上等の都市的課題を抱えています。

 このため、駅前広場や都市計画道路等の都市基盤を整備し、土地の集約・高度利用により、地域生活を支える商業・サービス施設や良質な都市型住宅を整備することで、まちの活力と安全性・防災性の向上を図ります。

 「十条駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の本組合の設立を2016年度にも認可申請する見込です。
 組合設立を経て、2017年度に権利変換計画認可を得て、2018年度の工事着手を目指します。2022年度の竣工を予定しています。

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都北区上十条一丁目、上十条二丁目
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高層部の高さの限度-GL(平均地盤面)+147m
◆ 地区面積-約約17,000㎡
◆ 延床面積-約79,460㎡
◆ 用途-共同住宅、商業、業務、駐車場等
◆ 総戸数-約540戸
◆ 建築主-十条駅西口地区市街地再開発組合(予定) *参加組合員予定者(新日鉄興和不動産、東急不動産)
◆ コンサルタントー日本設計
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2022年度予定
◆ 事業費-約445億円(予定)


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現地に掲示されている駅前広場のイメージです。


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現地に掲示されている低層部のイメージです。


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「位置図」です。

 引用資料 東京都都市整備局
 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業(北区決定


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「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の計画図です。高層部の高さの限度は、GL(平均地盤面)+147mとなっています。

 引用資料 北区・公式ホームページ
 十条駅西口地区再開発 


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JR十条駅の駅前広場です。駅前広場の南側を中心に再開発が行われます。


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駅前広場の西側も再開発の対象です。


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街区の西側寄りの道路です。道路の両側共に再開発が行われます。


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街区の西側寄りの道路を南側から見た様子です。


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道路の西側部分です。


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道路の東側部分です。こちら側に超高層棟が建設されます。


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街区の東側寄りの道路を南側から見た様子です。


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この部分に「十条駅西口地区市街地再開発準備組合」の事務所があります。本組合の設立を2016年度にも認可申請する見込です。


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街区を南東側から見た様子です。


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2016年7月17日 (日)

JR東日本・赤羽線(埼京線) 「十条駅付近の連続立体交差化計画」により大きく変わるJR十条駅

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-十条駅付近の連続立体交差化計画-

 「JR東日本(東日本旅客鉃道)」の赤羽線(埼京線)の連続立体交差化計画は、十条駅を中心として、延長約3.0km(連続立体交差化予定区間約1.5km)の区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。

 引用資料 北区・公式ホームページ
 JR埼京線(十条駅付近)連続立体交差化計画および関連する道路計画について

 JR埼京線の十条駅付近においては、補助第85号線などの6ヶ所の踏切があり、多くの自動車や歩行者の通行を妨げ、地域の消防活動や救急活動の支障となっているほか、踏切事故など、地域活動に大きな影響を与えています。

 東京都による連続立体交差化計画の実施により、踏切での交通渋滞の解消、道路と鉄道それぞれの安全性の向上を図ります。


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「連続立体交差化計画の概略図」です。都市計画区間約3.0km、連続立体交差化予定区間約1.5kmとなっています。


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JR十条駅の「断面図」です。現在の「JR十条駅」は、相対式2面2線の地上駅です。高架後も相対式2面2線となります。ホーム延長は約210m、ホーム幅員は約3~7mです。


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メインの「北口改札」です。


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「JR十条駅」のホームから北側を見た様子です。ホームのすぐ北側に「十条道踏切」があります。


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現在の「JR十条駅」は、相対式2面2線の地上駅です。1番ホーム「埼京線(赤羽・大宮・川越方面)」と2番ホーム「埼京線(池袋・新宿・りんかい線方面)」との間は、跨線橋で結ばれています。


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「跨線橋」です。


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「跨線橋」から北側を見た様子です。


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ホームのすぐ南側に「仲道踏切」があります。


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南側の「仲道踏切」から「JR十条駅」を見た様子です。写真右側の2番ホーム「埼京線(池袋・新宿・りんかい線方面)」の南側に「南口改札」があります。


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「仲道踏切」から南側を見た様子です。


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2016年7月16日 (土)

西武鉄道所沢駅 線路上空および東口に巨大な駅ビルを建設する「所沢駅東口駅ビル計画」 2016年7月15日に起工式を実施! 

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-西武鉄道所沢駅-

 西武鉄道の「所沢駅」は、単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線、計3面5線を有する地上駅です。「所沢駅」は、西武鉄道の拠点駅ですが、お世辞にも使い勝手のいい駅とは言えませんでした。

 そこで、2009年12月から約3年半にわたって「所沢駅改良工事」が行われました。ホーム中央の線路上空に新しい橋上駅舎を建設、2013年6月末にはすべての工事が完了しました。

● 所沢駅東口駅ビル計画
 次の段階として「所沢駅東口駅ビル計画」の建設を行います。将来の西口開発計画も見据えながら、利便性が高い「コミュニティ型の商業施設を中心とした駅ビルの開発」を進めます。

 2016年8月の新築工事着工に先立ち、2016年7月15日に起工式を執り行いました。合わせて、「特設Webサイト」を開設しました。

 引用資料 西武プロパティーズ
 所沢駅東口駅ビル計画(特設Webサイト) 

 「所沢駅東口駅ビル計画」は、既存の駅舎・駅ナカ商業施設「エミオ所沢」を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設の開発を行います。

所沢駅東口駅ビル計画の概要
◆ 所在地-埼玉県所沢市くすのき台一丁目1番1他
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-29.65m
◆ 敷地面積-約39,400㎡(西武鉄道ビル敷地を含む)
◆ 延床面積-約116,000㎡(増築約66,400㎡、既存約49,600㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 店舗面積-約18,500㎡(店舗数 約120店舗) 
◆ 事業主-西武鉄道(運営・管理 西武プロパティーズ、住友商事グループ)
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-西武・前田 建設共同企業体(西武建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2016年07月15日(起工式)、2016年08月(新築工事着工)
◆ 竣工-2020年06月予定
◆ 開業-(Ⅰ期)2018年春予定、(Ⅱ期)2020年夏予定
◆ 事業費-268億円


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「改札前吹抜」のイメージです。


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「2階(改札階)平面図」です。「Ⅰ期工事」と「Ⅱ期工事」に分けて工事を行います。


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「所沢エリアの開発スケジュール」です。東口の敷地を中心としたエリアで開発する「Ⅰ期工事」と既存駅舎や西口の既存商業施設敷地を含むエリアの「Ⅱ期工事」の2つの計画から成り立っています。

 「Ⅰ期工事」では、東口側の商業店舗と、商業施設へ直接出入りできる新たな改札を2018年春頃、「Ⅱ期工事」では、線路上空の商業店舗等と南側の新改札を2020年夏頃の開業を予定しています。

● 西口開発計画
 「Ⅱ期工事」の完了後に「西口開発計画」を行います。所沢駅の南西側にある「所沢車両工場」の跡地が対象となります。広域集客型の商業を核とした大規模開発を計画しています。


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「所沢駅改良工事」により誕生した橋上駅舎です。


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「とこてらす」から見た改札内コンコースです。


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改札外の「中央自由通路」です。この南側に「所沢駅東口駅ビル計画」が建設されます。


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改札口です。「所沢駅改良工事」で、西口・橋上改札が統合されたので、改札口はこの1ヶ所のみです。「所沢駅東口駅ビル計画」の「Ⅰ期工事」で、商業施設へ直接出入りできる新たな改札口、「Ⅱ期工事」で、南側に改札口が新設されます。


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2016年7月15日 (金)

住友不動産 泉ガーデンタワーに「総合ビルディングギャラリー」を開設 東京都内各所で開発中の新築ビルの完成模型やジオラマなどを展示!

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-住友不動産・総合ビルディングギャラリー-
 アメリカで、「Pokemon GO(ポケモンGO)」が空前の大ヒットとなり大きなニュースとなっています。株式市場では「ポケモノミクス」という用語まで生まれています(笑)。日本で配信が開始されたら任天堂の株価は更に高騰しそうですね!

 本題に戻って、「住友不動産」は、東京メトロ南北線六本木一丁目駅直結の「泉ガーデンタワー」に「総合ビルディングギャラリー」を開設しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2016/07/13)
 六本木に大規模新規プロジェクトの発信拠点「総合ビルディングギャラリー」開設 

 「総合ビルディングギャラリー」は、着工間もない段階から多くの問い合わせが寄せられる、1フロア面積1,000坪クラスの物件情報を前倒しで紹介していくことを目的にオープンしました。

 東京都内各所で開発中の新築ビルのパネル、完成模型(100分の1)、共用部の完成イメージパースや専有部からの眺望、六本木・麻布十番エリアのジオラマなど多数展示しています。

 個人的には「六本木・麻布十番エリアのジオラマ」と「完成模型展示コーナー」が楽しみです。ニュースリリースを見た限りでは、私の様な一般人が見学する事が出来るのかは分かりませんでした。見学できるのなら今度首都圏を撮影に行った際には是非寄ってみたいです。


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「六本木・麻布十番エリアのジオラマ」です。「国家戦略特区」に指定されている「六本木五丁目西地区」が赤く塗られています。

 「六本木五丁目西地区」は、「森ビル」と「住友不動産」の2社を中心として行われる超ビッグプロジェクトです。


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「完成模型展示コーナー」です。「住友不動産六本木グランドタワー」と「六本木グランドタワーレジデンス」の完成模型です。


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「泉ガーデンタワー」のエントランスです。


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「泉ガーデンタワー」のエントランスは、1階床レベルの高さになります。傾斜地に建っているので同じ高さでも「アークヒルズ サウスタワー」側は地下1階となっています。


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「泉ガーデンタワー」は、目の前に東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」の改札があり、駅直結となっています。


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南側から見た様子です。


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2016年7月14日 (木)

JR東日本 上野駅の「公園口改札」を歩行者動線に合わせて北側に移設 & 東京都と台東区が公園口周辺を再整備

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-JR上野駅-

 「JR東日本、東京都、台東区」は、JR上野駅・公園口周辺の再整備を計画しています。今後、国内外からの観光客の増加が見込まれるため、公園口から「上野公園(上野恩賜公園)」までの歩行アクセスを改善するのが狙いです。

 スムーズな動線を確保するため公「公園口改札」を北側に移設するほか、公園入り口広場の整備や園路のロータリー化、駅前を走る区道の相互通行化などを予定しています。
 「上野公園のメーンエントランス」として、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年7月の全体完成を目指します。

 建設通信新聞(2016/07/14)
 動線円滑化へ改札移設/上野駅・公園口周辺を再整備/JR東日本、東京都、台東区 

 現在の「公園口改札」は、「東京文化会館」前の中途半端な場所にあります。それを「東京文化会館」と「国立西洋美術館」との間の歩行者動線の延長上に移設します。
 これにより「上野公園(上野恩賜公園)」の西側にある「上野動物園」まで、改札からほぼ一直線でアクセスできるようになります。

 東京都は、「上野公園(上野恩賜公園)」の入り口部分に駅前広場を整備するほか、園路をロータリー化して人の流れを円滑化させます。
 公園と駅の間には、特別区道台第58号線が通っているものの、現在は一方通行となっています。そのため台東区は、区道の相互通行化に向けた工事を進めます。


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JR上野駅を東側から見た様子です。


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「公園口改札」を「東京文化会館」と「国立西洋美術館」との間の歩行者動線の延長上に移設します。現在はこの部分に「大連絡橋通路(跨線橋)」がありますが、これを大幅に拡幅すると思われます。

 移設された「公園口改札」の正面に駅前広場を整備するほか、園路をロータリー化して人の流れを円滑化させます。


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JR上野駅のホームです。


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JR上野駅は、駅の南側上空に「上野駅東西自由通路(愛称:パンダ橋)」があるため東西の連絡は不便ではありません。

 「上野駅東西自由通路(愛称:パンダ橋)」は、オープンスペースが少ないJR線の東側の人々が、大災害時に「上野公園」に避難しやすいように建設された「跨線橋(こせんきょう)」です。


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2016年7月13日 (水)

秋葉原 住友不動産が、地上23階、高さ約135mの超高層オフィスビル「(仮称)外神田一丁目計画」を建設!

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-(仮称)外神田一丁目計画-

 「住友不動産」は、千代田区の秋葉原に、地上23階、高さ約135mの超高層オフィスビル「(仮称)外神田一丁目計画」を建設します。

 日刊建設工業新聞(2016/07/13)
 住友不/東京・秋葉原に23階建てオフィスビル、17年2月着工めざす

 建設予定地は、秋葉原電気街の一画に位置する千代田区外神田一丁目9番4他で、昌平橋通り沿いの「A敷地(敷地面積約2,058㎡)」と道路を挟んで東隣の「B敷地(敷地面積約1,206㎡)」の二つの敷地が対象となります。

 着工は2017年2月1日予定、竣工は2019年5月末日予定となっています。他の方のブログなどを見ると予定地には7月1日に「建築計画のお知らせ」が掲示されたようです。

● B敷地からA敷地に容積率移転
 「A敷地」には、地上23階、地下1階、高さ約135m、延床面積約26,855㎡の超高層オフィスビルを建設します。地下階に「機械式駐車場」、地上1階に「エントランスホール」、2階に「設備機械室」、3階以上に「オフィスフロア」を配置します。地震対策として、2階と3階の間には「中間免震層」を設けます。

 「B敷地」には、地上2階、高約25m、延床面積約955㎡の商業施設を建設します。開発に当たっては総合設計制度と一団地認定制度の活用を想定しています。「B敷地」の規模が小さいのは、「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転するためです。


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「(仮称)外神田一丁目計画」の予定地は、秋葉原の電気街の中でも中心の通りである「中央通」の西側で、「中央・総武緩行線」の北側となります。


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A敷地

 「A敷地」を南西側の昌平橋交差点から見た様子です。この敷地にはかつて北側に「ヤマギワ」、南西側に「オノデン」が建っていました。

 「A敷地」には、途上23階、地下1階、高さ約135m、延床面積約26,855㎡の超高層オフィスビルを建設します。


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「A敷地」を北西側から見た様子です。かつてこちら側の「ヤマギワ」が建っていました。


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「A敷地」を南東側から見た様子です。


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B敷地

 「B敷地」を南西側から見た様子です。この敷地にはかつて「エディオン秋葉原本店(旧石丸電気本店)」が建っていました。
 2005年夏に放送されたフジテレビのドラマ「電車男」では、「石丸電気本店」がロケ地として何度か使われていました。早いもんで、あれから11年も経過しました。

 「B敷地」には、地上2階、高約25m、延床面積約955㎡の商業施設を建設します。「B敷地」の規模が小さいのは、「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転するためです。


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「B敷地」を南西角が透明のアクリル板になっていたので内部を覗いてみました。


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2016年7月12日 (火)

北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト 「都営青山北町アパート」を建て替え 跡地を大規模に再開発!

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-都営青山北町アパート-
 
この記事でこのブログの3,000記事目となります。スタートが2007年4月24日だったので、早いもんで開始して9年以上経過しました。
 ここ数年は、ブログタイトルとブログ内容が一致していないので大変申し訳なく思っています。今後とも頑張って更新しますのでよろしくお願いします。

 本題に戻って、「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 東京都 報道発表資料(2016/01/19)
 北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト事業実施方針  

 都有地の面積は約4.0haで、「青山通り周辺地区まちづくりガイドライン」の範囲は約5.8haとなっています。「都営青山北町アパート」を高層・集約化して建て替えるとともに、低層部に保育園と児童施設を併設し、児童遊園を整備します。

 また、創出用地を活用して、民間活力等をいかしつつ、青山通り沿道との一体的なまちづくりを段階的に推進し、周辺の豊かなにぎわい・文化・緑をつなぐ最先端の文化・流行の発信拠点を形成します。


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「配置図」です。敷地の南西側が「居住推進ゾーン」、北東側が沿道一体開発を検討する「業商複合ゾーン」となります。

 引用資料 東京都都市整備局(PDF:2016/02)
 都営青山北町アパートでの 開発整備に係る説明会

● 居住推進ゾーン(都営住宅建替事業、民活事業)
 多様なライフスタイルに合わせ、官民が連携して快適な居住環境を整備します。

● 業商複合ゾーン(沿道一体型開発検討区域)
 クリエイティブ産業の集積を促す質の高いオフィス機能や、にぎわいの核となる商業機能、交流を促す文化教育機能を持つ施設を複合的に配置し、文化・流行の発信に寄与する地域の拠点を整備します。


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居住推進ゾーン
 
居住推進ゾーンは2地区に分けられ、南西側が「A地区(都営住宅建替事業区域)」、北東側が「B地区(民活事業区域)」となります。


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敷地の南西側が「居住推進ゾーン」です。


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「居住推進ゾーン」と「業商複合ゾーン」の間の道路です。


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北東側の「業商複合ゾーン」です。


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中央部分を「青山通り」に抜ける道路です。先に見える通りが「青山通り」です。


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2016年7月11日 (月)

東京都港湾局 青海地区に世界最大規模のクルーズ客船に対応する新客船埠頭を整備 沖合に新客船ふ頭を建設中!

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-クルーズ客船の客船ふ埠頭備-
 世界的に大型クルーズ客船による観光が大ブームとなっています。アジアでも中国を中心として大型クルーズ客船による観光が急増しています。

 博多港のクルーズ船寄港回数(国内航路を含む)は、2015年の259回は2位に2倍近い差をつけてダントツで日本一です。海外からの観光客は、飛行機でやって来るイメージですが、福岡市では「大型クルーズ船」でやって来ます。

 2015年(1月~12月)、外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数は、1位は「博多港」の259回(前年115回)、2位は「長崎港」の131回(前年75回)、3位は「横浜港」の125回(前年146回)となっています。

 引用資料 国土交通省(2016/01/19)
 2015年のクルーズ船の寄港実績等について(速報値) ~訪日クルーズ旅客数は、前年比2.7倍の112万人となりました~  

 首都圏の港は、大型クルーズ客船に対して後手に回っています。というのも首都圏の拠点である横浜港の「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」と東京港の「晴海ふ頭」が共に超大型クルーズ客船が接岸出来ないためです。

 世界最大のクルーズ客船は、同型の3隻「オアシス・オブ・ザ・シーズ」、「アルーア・オブ・ザ・シーズ」、「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」です。全長361.0m×幅64.9m×高さ72.0m、総トン数225,282トンと桁違いの巨大さです。

 「横浜ベイブリッジ」の桁下高制限55m、「レインボーブリッジ」の桁下高制限52mがあるため航行出来ません。
 
● 青海地区に新客船ふ埠頭の整備
 そこで東京都港湾局は、「レインボーブリッジ」の手前に新客船埠頭の整備に乗り出しています。世界最大級のクルーズ客船にも対応できるよう、2020年オリンピック・パラリンピック大会までに、新たな客船ふ頭の整備を進めています。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2015/12/25)
 新客船ふ頭ターミナルビルの概要について

 整備されるターミナルビルは、地上4階、高さ約35m×奥行約40m×幅約130m、計画面積約15,000㎡となっています。

 ここ最近の円高や熊本地震により、「インバウンド(訪日外国人旅行)」の前年対比の伸びは急速に鈍っています。中国人による高級品の爆買いバブルもほぼ終了しました。
 しかし、このようなインフラは目先では無く、長期的視点を持って整備する必要があります。整備しないと何も始まりません。


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新客船ふ頭の整備位置です。


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「ターミナルビルの外観イメージ」です。


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「ゆりかもめ」の車窓から見た「新客船ふ頭」の建設の様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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アップです。


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2016年7月10日 (日)

墨田区 東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業 高架化と同時に「とうきょうスカイツリー駅」を東側に移設!

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-とうきょうスカイツリー駅-
 「東武伊勢崎線(愛称:東武スカイツリーライン)」の「とうきょうスカイツリー駅」と「曳舟駅」は高架になっています。
 
 しかし、「とうきょうスカイツリー駅」~「曳舟駅」の間の一部が地上を走っています。ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」は、長年「開かずの踏切」として問題になっていました。
 
 朝のピーク時は遮断機が降下したままとなり、さらに「東京スカイツリー」の開業により交通渋滞に拍車がかかっています。 
 このため、渋滞緩和を目的として、墨田区が事業主体となって事業区間約900mを連続立体交差(高架化)する事が決まりました。
 
 引用資料 墨田区・公式ホームページ
 東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業
 
 この区間のみが高架になっていなかったのは、かつて地上部に貨物駅を併設していたためです。貨物駅を廃止した後も、「留置線」があるため高架工事が出来ませんでした。
 
 着工準備期間が2012年度~2016年度予定、事業施工期間が2017度年~2023年度予定となっています。「留置線」は廃止されるのかな? と思っていましたが、2線だけ残るようです。

● とうきょうスカイツリー駅を東側に移設!
 「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」に合わせて、「とうきょうスカイツリー駅」を東側に移設します。


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連続立体交差化計画の概要図

 「連続立体交差化計画の概要図」です。墨田区が事業主体となって事業区間約900mを連続立体交差(高架化)します。


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とうきょうスカイツリー駅を東側に移設
 
「とうきょうスカイツリー駅部」の断面図です。「とうきょうスカイツリー駅」は、東側に移設されます。現在は島式1面2線ですが、2面3線になります。「留置線」は2線となります。


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「東京スカイツリーイーストタワー」30階の無料展望スペースから見た様子です。「留置線」が見えます。


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伊勢崎線2号踏切

 ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」です。南側に隣接する「京成押上線」は地下を走っています。


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とうきょうスカイツリー駅(TS-02)
 「業平橋駅(なりひらばしえき)」は、墨田区にある東武鉄道伊勢崎線の駅でした。「東京スカイツリー」開業前の2012年3月17日に「とうきょうスカイツリー駅」へ改称されました。
 
 「東京スカイツリー」の開業に合わせて、ホームの美装化、ホーム屋根の架け替え、コンコースの拡幅、改札口の増設(1ヶ所→2ヶ所)、エレベーターの移設・大型化(定員8名→30名)、その他の大規模な改修工事が行われました。


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現在の駅は島式1面2線です。「東京スカイツリー」の開業に合わせて、ホームの美装化、ホーム屋根の架け替えなどが行われましたが、東側に移設後は廃止されます。


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押上駅北口交通広場の整備

 「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」に合わせて、北側に「押上駅北口交通広場」が整備されます。

 南側(スカイツリータウン側)の交通広場とは、高架下を使ってショートカットで抜けられる「歩行者専用道路」が整備されるので便利になります。


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押上駅北口交通広場は、マンションの「エスタガーデン」の南側を中心に整備されます。「東武電鉄本社ビル」の手前あたりまでが交通広場になるようです。


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2016年7月 9日 (土)

怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷駅周辺 建て替えが計画されているセブン&アイ・ホールディングスの「西武渋谷店」

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-西武渋谷店-

 現在、渋谷駅周辺はの怒涛の勢いで再開発が行われています。東京駅周辺、虎ノ門・赤坂・六本木地区と並んで東京で一番ホットな再開発エリアです。

 セブン&アイ・ホールディングス傘下の「そごう・西武」は、正確な時期、施設の規模、店舗構成などの詳細は未定ですが、「西武渋谷店」を2020年以降に建て替えると発表しています。

 「西武渋谷店」は、1968年4月19日に開店しています。施設の老朽化も進んでおり、周辺地域の再開発が進む中で、渋谷へ訪れる人の増加も予想されており、建て替えによりさらなる飛躍を目指します。建て替え後も「西武渋谷店」は、継続出店する予定です。


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「西武渋谷店」は、2020年以降の再開発を見据えた取り組みとして、2007年の全館改装以来、8年ぶりとなる改装を実施し、2015年8月21日にリニューアルオープンしました。


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渋谷駅周辺の地図です。「西武渋谷店」は、「A館、B館、Loft館、モヴィーダ館、パーキング館」の5館体制で、売場面積約43,236㎡です。

 「A館、B館、Loft館、モヴィーダ館、パーキング館」の5館すべてが建て替えられるのかは不明ですが、同時に建て替えると売上が0円になるので、1館ずつ建て替えられると思われます。

 私は、「A館」と「B館」は一体構造になり、間を「井ノ頭通」が貫通すると予想しています。規制緩和により道路を挟んだ一体構造のビルが建設可能になっています。


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A館

 井ノ頭通の南側にある「A館」です。


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井ノ頭通

 「A館」と「B館」の間には「井ノ頭通」が走っています。道路の下になんと川が流れています。川と言っても「暗渠(あんきょ)」となり上部が塞がれています。

 川の名称は「宇田川(うだがわ)」で、「渋谷川」の支流です。「宇田川」は、唱歌「春の小川」のモデルとも言われています。


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B館

 井ノ頭通の北側にある「B館」です。


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モヴィーダ館・パーキング館

 公園通沿いにある「モヴィーダ館(写真右)」と「パーキング館(写真左)」です。「モヴィーダ館」は、1999年に「SEED館」から改称しています。


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2016年7月 8日 (金)

柏の葉キャンパス 三井不動産レジデンシャル 「(仮称)柏の葉163街区計画新築工事」の建設予定地

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-(仮称)柏の葉163街区計画新築工事-

 「建設データバンク」を見ていると「(仮称)柏の葉163街区計画新築工事」というのがありました。長らく更地のままだった「163街区」が開発されるようです。

 建設データバンク → (仮称)柏の葉163街区計画新築工事

 ネットで調べてみると「開発事業等構想公開板」が現地に掲示されているようで、地上20階の「A棟」、地上10階の「B棟」、地上3階の「商業棟」の3棟が建設されるようです。

 個人のブログ 柏の葉STORY(東側立面図あり)
 163街区のマンション計画

(仮称)柏の葉163街区計画新築工事の概要
◆  所在地-千葉県柏市柏都市計画事業柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業区域内163街区1画地
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 高さ-59.90m
◆ 敷地面積-5,204.26㎡
◆ 建築面積-3.,411.49 ㎡
◆ 延床面積-20,855.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-176戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2016年11月15日予定
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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東側から見た様子です。


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163街区
 「163街区」を北東側から見た様子です。三井不動産レジデンシャルにより「(仮称)柏の葉163街区計画新築工事」が建設されます。


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162街区

 東隣の「162街区」を北西側から見た様子です。「162街区」は、南側に「アベニューガーデン柏の葉」などが建っていますが、北側は更地です。


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151街区(パークシティ柏の葉キャンパス一番街)

 北側の「151街区」は、「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」となっています。合計5棟、総戸数977戸の大規模マンションが建設されました。

 「A棟」が地上35階、「B棟」が地上18階、「C棟」が地上34階、「D棟」が地上18階、「E棟」が地上32階となっています。


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つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅

 最寄りの駅は、「つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅」となります。


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「つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅」のホームです。


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2016年7月 7日 (木)

横浜市 地上44階、高さ約190mの「(仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧により詳細が判明!

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-横浜駅きた西口鶴屋地区-
 「(仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」は、JR東日本が建設している「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」と一体的に整備されます。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高約190m、延床面積約80,000㎡で、共同住宅、宿泊施設、複合施設で構成される超高層ビルが建設されます。

● 環境影響評価書の縦覧
 2016年7月5日(火)~2016年8月3日(水)まで、横浜市環境影響評価条例に基づき、「(仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書の縦覧が行われており、下記の電子縦覧で詳細を見る事が出来ます。

 縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。

 引用資料 横浜市環境創造局(2016/07/05)
 (仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価書の縦覧について 

 「Ⅰ工区」は新設工事、「Ⅱ工区」はペデストリアンデッキの工事と工区を分け、施工を実施していく予定です。

 工事工程(予定)を見ると、「Ⅰ工区」は2018年1月から解体工事の準備工事が始まり、2018年2月から解体工事に着手、2018年7月から新設工事の準備工事が始まり、2018年8月から「山留め工事」に着手、2022年1月末に躯体工事が完了する予定のようです。

横浜駅きた西口鶴屋地区の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目の一部
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m
◆ 敷地面積-約6,650㎡
◆ 建築面積-約4,980㎡
◆ 延床面積-約80,000㎡(容積対象床面積約55,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、宿泊施設、複合施設
◆ 建築主-横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 供用開始-2022年春予定


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「(仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」のイメージです。

 引用資料 首相官邸(2015/11/26) 資料4の部分
 (東京圏、関西圏、新潟市)国家戦略特別区域法第8条第3項及び第4項に基づく公表及び申出について


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「施設断面図」です。高さは、最高部約190m、軒高約180mです。1階~4階までが「複合施設」、7階~13階までが「ホテル」、14階~43階までが「共同住宅」、最上階の44階が「グローバルスカイコモンズ」となっています。


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「施設配置図」です。


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対象事業実施区域と「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」との位置関係です。「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」で整備されるペデストリアンデッキにより、「駅前棟」と「鶴屋町棟」に接続されます。


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「(仮称)横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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北西角の「神奈川県遊技場協同組合」のビルは、再開発には参加しません。


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南側から見た予定地です。


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2016年7月 6日 (水)

浜離宮恩賜庭園を臨む竹芝エリア 地上26階、高さ約120mの「竹芝ウォーターフロント開発計画」 JR東日本が正式発表!

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-竹芝ウォーターフロント開発計画-
 
「リオデジャネイロオリンピック」が、2016年8月5日~8月21日まで開催されます。残り1ヶ月を切りました。日本選手団の活躍が楽しみですね。

 「安室ちゃん」の「Hero」がNHKのテーマソングに決定していますが、昨日、HHKオフィシャル・ミュージックビデオが公開されました。相変わらず、安室ちゃんはお美しい!

 NHK → オフィシャルサイト

 YouTube
 安室奈美恵「Hero」NHKオフィシャル・ミュージックビデオ 

 本題に戻って、昨日(7月5日)、「竹芝ウォーターフロント開発計画」についてJR東日本から正式発表がありました。概要等は2016年3月15日に公開された「環境影響調査計画書」と変わりませんが、より詳細が分かりました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/07/05)
 竹芝ウォーターフロント開発計画について~文化・芸術を実感できる活気あるエリアの創出を目指します~ 

 予定地は、新交通ゆりかもめ竹芝駅の北側で、「JR東日本浜松町社宅、劇団四季の劇場があるJR東日本アートセンター、シーサイドホテル芝弥生(芝弥生会館)」などが建っている場所です。

 地上26階、地下2階、高さ約120mの「高層棟」、地上5階、地下1階、高さ約40mの「劇場棟」、地上10階、地下1階、高さ約30mの「駐車場棟」3棟が建設されます。

竹芝ウォーターフロント開発計画の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目22-1 他
◆ 階数-(高層棟)地上26階、地下2階、(劇場棟)地上5階、地下1階、(駐車場棟)地上10階、地下1階
◆ 高さ-約120m(高層棟)、約40m(劇場棟)、約30m(駐車場棟)
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、劇場、駐車場
◆ 敷地面積-約23,000㎡
◆ 延床面積-約103,000㎡
◆ 事業者-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 着工-2017年予定
◆ 竣工-2020年予定
◆ 開業-2020年春以降(順次開業予定)


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「竹芝ウォーターフロント開発計画」の予定地です。


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「計画地」です。すぐ近くでは、地上39階、地下2階、高さ約210mの超高層ビルなどが建設される「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」が動き出しています。これから竹芝地区は大きく変わりそうですね。


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「配置図」と「断面図」です。地上26階、地下2階、高さ約120mの「高層棟」、地上5階、地下1階、高さ約40mの「劇場棟」、地上10階、地下1階、高さ約30mの「駐車場棟」3棟が建設されます。

 地上26階、地下2階、高さ約120mの「高層棟」は、低層階が商業施設、中層階がオフィス、高層階がホテルとなります。ホテルは、インターナショナルブランドと提携したラグジュアリーホテルが開業予定です。

 敷地面積は約23,000㎡と広いのですが、延床面積は約103,000㎡と容積率がかなり低いような気がしますが、「浜離宮恩賜庭園」のすぐ近くなので規制が厳しいのでしょうか?


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2016年7月 5日 (火)

JR東日本 板橋駅改良・バリアフリー化工事 Ⅱ期計画では板橋口側(JR用地、板橋区用地)を大規模に再開発!

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板橋駅改良・バリアフリー化工事- 
 「板橋駅(いたばしえき)」は、東京都板橋区にあるJR東日本の島式1面2線を有する地上駅です。「赤羽線」の駅ですが、運行系統上は「埼京線」となっています。

 「板橋駅」は、バリアフリー整備が未了だったためバリアフリー化工事が行われています。それに合わせて駅の改良工事も行われています。

 JR東日本は、駅改良工事を滝野川口及び駅構内をⅠ期計画として先行着手し、東京電力管路移転工事後に板橋口をⅡ期計画として開発する予定です。

 Ⅱ期計画では、北側の「JR用地」と南側の「板橋区用地」を一体開発する予定です。具体的ににはまだ決まっていませんが、超高層タワーマンションを中心とした施設になるようです。住宅延床面積約43,400㎡(容積対象面積35,500㎡)までが可能なようです。

 引用資料 板橋区(PDF:2015/06/19)
 板橋駅前用地(B用地)とJR駅舎用地との一体的活用について 


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「平面図」です。


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「横断面図」です。


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現地に掲示してあった「改札イメージ」です。


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ホームと改札階を結ぶ階段は「北側(十条側)」の1ヶ所のみです。ホーム北側(十条側)のホーム床には、ゴムマットが敷かれています。


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ホーム上に「仮囲い」が設置されています。


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Ⅰ期計画の「滝野川口駅ビル」の建設予定地です。地上5階(1階~2階が駅施設・店舗、3階~5階がフィットネス)、施設面積約5,700㎡の駅ビルが建設されます。


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滝野川口側の南側には、貨物駅跡の広い敷地があります。「日本貨物鉄道(JR貨物)」の貨物駅は、1999年に廃止されています。


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板橋口側の「JR用地」です。南側の「板橋区用地」と共にⅡ期計画で、一体開発される予定です。具体的ににはまだ決まっていませんが、超高層タワーマンションを中心とした施設になるようです。


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板橋口側の「板橋区用地」です。北側の「JR用地」と共にⅡ期計画で、一体開発される予定です。


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2016年7月 4日 (月)

幕張新都心若葉住宅地区 6棟の超高層タワーマンションの第一弾 地上37階、高さ約133m「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」 着工に向けて建設現場事務所を設置!

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-幕張新都心若葉住宅地区-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 全区画一括土地分譲で、募集区画は8区画(総面積175,808.59㎡)、参考価格(全8区画の総額)271億2209万8,000円となっていましたが、280億円で土地を取得しました。

 当初は、JR京葉線沿いに地上46階、高さ約150mの3棟の超高層タワーマンションを建設して、残る区画は最高18階となっていましたが、最終的には6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。

 首相官邸  国家戦略特別区域会議(2016/04/11)
 第1回 千葉市ドローン宅配等分科会 

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上46階、総戸数797戸、竣工2020年予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2019年予定


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について


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(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
 
第一弾として「B-7街区」に、地上37階、高さ132.89mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が建設されます(写真提供bgds氏)。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 階数-地上37階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m 
◆ 敷地面積-20,518.63㎡
◆ 建築面積-8,312.73㎡
◆ 延床面積-68,944.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-637戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日予定
◆ 竣工-2019年04月30日予定


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隣接地で、「建設現場事務所」と仮囲いの設置が始まったようです。隣接地も同じ建築主なので、「建設現場事務所」を敷地外に設ける可能性があります。

 着工は、2016年7月1日(予定)だったので、この作業が着工に相当するのかも知れません。いつも写真を提供して頂いている「bgds氏」に送って頂きました(写真提供bgds氏)。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供bgds氏)。


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2016年7月 3日 (日)

ホームドアはここまで進化した! デジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドア 東京急行電鉄が実証実験を開始! 

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-デジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドア-

 私はホームドア大好き人間なのでこのブログでも頻繁に特集しています。前からホームドアの戸袋部分に「デジタルサイネージ」を設置すればいいのにと思っていましたが、遂に登場しました。まさに究極のホームドアです!

 「
東京急行電鉄、日本信号、三菱電機、旭硝子」は、共同で「デジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドア」を開発し、2016年6月27日より東横線「武蔵小杉駅」で実証実験を開始しました。7月以降大井町線「溝の口駅でも実証実験を開始します。

 引用資料 東京急行電鉄(2016/06/23)
 デジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドアを共同開発 

 
旭硝子が開発したガラス一体型デジタルサイネージ「infoverre®(インフォベール)」を三菱電機および日本信号が制作するホームドアの戸袋部分に設置し、東急電鉄がコンテンツ配信の仕組みと運用モデルを構築します。

 今回の実証実験では、鉄道業界では最大規模となる55インチサイズの「デジタルサイネージ」を組み込んだホームドアを設置し、屋外環境での技術的課題を検証します。


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「マルチメディアホームドアイメージ」
です。
 
 
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ホームドア(東京急行電鉄)
 東急大岡山駅(おおおかやまえき)に設置されている東京急行電鉄の従来のタイプの
ホームドアです。


 
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戸袋移動型ホーム柵の実証実験(西武鉄道)
 扉の数や位置が異なる電車に対応し、柵が自在に移動してドアが開閉する「ドラえもんの”どこでもドア”」のようなホームドアの実証実験が、埼玉県所沢市の西武鉄道「新所沢駅」で行われました。実証実験の期間は、2013年8月31日~2014年2月下旬まででした。

 従来のホームドアは、ドアの数はもちろんですが、車両の長さやドアの位置がほぼ同じでないと導入出来ません。
 これに対して、「戸袋移動型ホーム柵」は、電車の扉の位置にあわせて、ホームドアを収納する戸袋も一緒に移動するのが最大の特徴です。


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大開口ホームドア(東京メトロ)
 「東京メトロ」は、ドアの位置や幅が異なる車両が混在している路線へのホームドアの早期設置を目指し、二重引き戸による大開口ホームドアの実証実験を行いました。

 東京メトロ東西線の「妙典駅(千葉県市川市)」の1番線ホームに、1開口分だけ設置しました。2015年3月7日~2015年9月頃まで、機器運用及び通過列車による風圧の影響等について実証試験を実施しました。


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昇降式ホーム柵(JR東日本)
 「JR東日本」は、2015年3月28日から、拝島駅の八高線拝島駅上りホーム(5番線)で「昇降式ホーム柵」の試験運用を開始しています。

 「ホームドア(可動式ホーム柵)」は、高額な設置コストが、さらなる普及の妨げとなっています。「昇降式ホーム柵」は、安全を確保する「仕切り」が左右にではなく上下に動くものです。


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昇降式ホーム柵(JR西日本)
 
JR西日本の「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 JR西日本は、神戸線の「六甲道駅」の上り線3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置し、2014年12月13日~2015年3月末まで試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ったため、2015年4月以降も継続設置されています。JR京都線の「高槻駅」にも導入されています。


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2016年7月 2日 (土)

JR東日本 ほぼ駅を造り替える新橋駅改良工事 バリアフリー設備整備工事が完了した東海道線ホーム

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-JR新橋駅-
 「新橋駅」では、ほぼ駅の造り替えに相当する大規模な改良工事が行われています。「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。

 バリアフリー整備が未了だった「新橋駅」ですが、「バリアフリー設備整備工事」が行われています。東海道線ホーム×1面、山手線・京浜東北線ホーム×2面、横須賀線ホーム×1面にそれぞれエレベーターを設置します。また、地上コンコースと地下コンコースを連絡するエレベーターを設置します。

 「バリアフリー設備整備工事」は、東側の東海道線ホームから行われており、東海道線ホーム×1面のバリアフリー化が完了しています。


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「東海道線ホーム(1番のりば、2番のりば)」の一番北側に「階段」があります。


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次に「階段+エスカレーター×1基」があります。


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次に「エレベーター」があります。


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次に「階段+エスカレーター×1基」があります。


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更に南側です。


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「Suicaグリーン券専用」の券売機です。


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一番南側に「階段+エスカレーター×1基」があります。東海道線ホームには、合計で「階段4ヶ所、エスカレーター×3基、エレベーター×1基」が整備されています。


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「東海道線ホーム(1番のりば、2番のりば)」の更に南側です。
 

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1階の改札内コンコースから見た「階段+エスカレーター×1基」です。


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1階の改札内コンコースから見た「エレベーター」です。


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2016年7月 1日 (金)

東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーンの開発 住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム ホテル3棟(総客室数1704室)など総延床面積約80,000㎡を整備・運営!

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-東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーンの開発- 

 「東京航空局」は6月30日に、羽田空港跡地のうち国際線地区に隣接する第2ゾーン、約43,000㎡の開発事業で、土地の貸し付け先に決めた住友不動産を代表企業とする「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム」の計画概要を明らかにしました。

 引用資料 国土交通省(2016/06/30)
 東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーンの開発に係る民間事業者選定に関する審査講評及び選定事業者の提案概要の公表 

 建設通信新聞(2016/07/01)
 1704室ホテルなど全体で延べ8万㎡/跡地第2ゾーン/羽田空港 

 日刊建設工業新聞(2016/07/01)
 東京航空局/羽田空港跡地第2ゾーン開発(東京都大田区)/住友不PTの計画概要発表      

 「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム」は、代表企業が「住友不動産」、構成員が「住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設工業」となっています。

 総延床面積約79,879㎡で、用途は「宿泊施設、複合業務施設、飲食・物販等商業施設、バスターミナル 等」となっています。2020オリンピック・パラリンピック競技大会前の2020年6月までに全面開業を目指します。

● 多様な旅行者のニーズに応じた3棟のホテル
 ホテルは、多様な旅行者のニーズに応じた3棟(総客室数1,704室)が建設されます。タイプは「ラグジュアリー、ハイグレード、スタンダード」の3グレードで、「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営します。ラグジュアリーホテルのブランドは、外資系ホテルブランドを予定しています。

◆ ラグジュアリーホテル-地上12階、延床面積約9,437㎡、客室数154室
◆ ハイグレードホテル-地上12階、延床面積約20,626㎡、客室数644室
◆ スタンダードホテル-地上12階、延床面積約23,652㎡、客室数906室


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配置図及び計画概要

 「配置図及び計画概要」です。「ラグジュアリーホテル、ハイグレードホテル」は、多摩川沿い配置します。ハイグレードホテルの南側には、高速バスの発着拠点となる「バスターミナル」を整備します。

 「羽田空港国際線旅客ターミナル」とスタンダードホテルを結ぶ橋梁形式の連絡通路「ディスカバー・ジャパン・プロムナード(延長200m)」を設けます。

 
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「羽田空港国際線旅客ターミナル」とは、連絡通路「ディスカバー・ジャパン・プロムナード」で直結します。

 
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最寄りの駅の1つである東京モノレールの「羽田空港国際線ビル駅」です。  
 
 
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最寄りの駅の1つである京浜急行電鉄の「羽田空港国際線ターミナル駅」です。


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建設予定地は、楕円形の立体駐車場の西側です。


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