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2016年7月26日 (火)

中野区 区役所・サンプラザ地区再整備 事業協力者に「野村不動産」を代表企業とするグループを選定 1万人収容のアリーナを組み込んだ超高層複合ビルを想定?

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-区役所・サンプラザ地区再整備-
 「中野区」は7月25日に、JR中野駅北側で進める「区役所・サンプラザ地区」の市街地再開発事業で、再整備事業計画の策定に向けた検討などを行う事業協力者に「野村不動産」を代表企業とするグループを選定したことを明らかにしました。

 日刊建設工業新聞(2016/07/26)
 東京・中野区/区役所・サンプラザ地区再整備/事業協力者に野村不ら5者グループ 
  
 建設通信新聞(2016/07/26)
 野村不グループを選定/17年度に計画策定/中野区の区役所・サンプラザ地区再整備 

 「野村不動産」を代表企業とするグループの構成企業は「清水建設、住友商事、東急不動産、ヒューリック」です。応募事業者数は3グループでした。

 区域内では、中野区役所本庁舎とサンプラザ両地区の大街区化を図り、アリーナを組み込んだ1万人収容の「集客交流施設」と、MICE(国際的なイベント)を想定して集客交流施設と相乗効果を生み出すホテル、業務、商業、住宅などが入る「多機能複合施設」を建設する計画です。


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「対象範囲」です。再整備事業の対象区域は約48,500㎡で、「中野区役所本庁舎、中野サンプラザ、中野税務署、NTTドコモ中野ビル」などがあります。

 引用資料 中野区・公式HP
 区役所・サンプラザ地区再整備について


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野村不動産グループの当初の案
 中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整備」の事業構築に係る民間事業者として外部学識経験者を含む選定委員会の審査を経て、「三菱地所グループ」と「野村不動産グループ」の2グループを選定していました。

 引用資料 中野区・公式HP(2015/04/07)
 区役所・サンプラザ地区再整備の事業構築に係る民間事業者の提案概要書の公表について

 2015年4月時点では、野村不動産グループの構成企業は「清水建設、住友商事、第一生命保険、東急不動産」となっていましたが、「第一生命保険」と「ヒューリック」が入れ替わったようです。

 2015年4月時点とは、ホールの計画が1万人収容アリーナと大幅に規模が拡大しているので、完成イメージとかなり異なる施設が建設されると思われますが、超高層ビルが含まれるのは間違いないと思われます。


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中野区役所
 
新庁舎の竣工後に再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。

中野区役所の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目8番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 敷地面積-約9,585㎡
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約45,450㎡


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中野サンプラザ

 再開発が計画されている「中野サンプラザ」です。音楽などの複合施設で、コンサート会場(客席数2,222席)として有名です。 開館は1973年6月1日で、開館から40年以上経過しています。

中野サンプラザの概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約92m
◆ 敷地面積-9,529.79㎡
◆ 建築面積-約7,900㎡
◆ 延床面積-約63,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客席数-2,222席
◆ 建築主-雇用促進事業団
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組、フジタ工業、佐藤工業JV
◆ 竣工-1973年01月
◆ 開館-1973年06月01日


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