怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷駅周辺 建て替えが計画されているセブン&アイ・ホールディングスの「西武渋谷店」
-西武渋谷店-
現在、渋谷駅周辺はの怒涛の勢いで再開発が行われています。東京駅周辺、虎ノ門・赤坂・六本木地区と並んで東京で一番ホットな再開発エリアです。
セブン&アイ・ホールディングス傘下の「そごう・西武」は、正確な時期、施設の規模、店舗構成などの詳細は未定ですが、「西武渋谷店」を2020年以降に建て替えると発表しています。
「西武渋谷店」は、1968年4月19日に開店しています。施設の老朽化も進んでおり、周辺地域の再開発が進む中で、渋谷へ訪れる人の増加も予想されており、建て替えによりさらなる飛躍を目指します。建て替え後も「西武渋谷店」は、継続出店する予定です。
「西武渋谷店」は、2020年以降の再開発を見据えた取り組みとして、2007年の全館改装以来、8年ぶりとなる改装を実施し、2015年8月21日にリニューアルオープンしました。
渋谷駅周辺の地図です。「西武渋谷店」は、「A館、B館、Loft館、モヴィーダ館、パーキング館」の5館体制で、売場面積約43,236㎡です。
「A館、B館、Loft館、モヴィーダ館、パーキング館」の5館すべてが建て替えられるのかは不明ですが、同時に建て替えると売上が0円になるので、1館ずつ建て替えられると思われます。
私は、「A館」と「B館」は一体構造になり、間を「井ノ頭通」が貫通すると予想しています。規制緩和により道路を挟んだ一体構造のビルが建設可能になっています。
A館
井ノ頭通の南側にある「A館」です。
井ノ頭通
「A館」と「B館」の間には「井ノ頭通」が走っています。道路の下になんと川が流れています。川と言っても「暗渠(あんきょ)」となり上部が塞がれています。
川の名称は「宇田川(うだがわ)」で、「渋谷川」の支流です。「宇田川」は、唱歌「春の小川」のモデルとも言われています。
B館
井ノ頭通の北側にある「B館」です。
モヴィーダ館・パーキング館
公園通沿いにある「モヴィーダ館(写真右)」と「パーキング館(写真左)」です。「モヴィーダ館」は、1999年に「SEED館」から改称しています。
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