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2016年7月10日 (日)

墨田区 東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業 高架化と同時に「とうきょうスカイツリー駅」を東側に移設!

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-とうきょうスカイツリー駅-
 「東武伊勢崎線(愛称:東武スカイツリーライン)」の「とうきょうスカイツリー駅」と「曳舟駅」は高架になっています。
 
 しかし、「とうきょうスカイツリー駅」~「曳舟駅」の間の一部が地上を走っています。ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」は、長年「開かずの踏切」として問題になっていました。
 
 朝のピーク時は遮断機が降下したままとなり、さらに「東京スカイツリー」の開業により交通渋滞に拍車がかかっています。 
 このため、渋滞緩和を目的として、墨田区が事業主体となって事業区間約900mを連続立体交差(高架化)する事が決まりました。
 
 引用資料 墨田区・公式ホームページ
 東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業
 
 この区間のみが高架になっていなかったのは、かつて地上部に貨物駅を併設していたためです。貨物駅を廃止した後も、「留置線」があるため高架工事が出来ませんでした。
 
 着工準備期間が2012年度~2016年度予定、事業施工期間が2017度年~2023年度予定となっています。「留置線」は廃止されるのかな? と思っていましたが、2線だけ残るようです。

● とうきょうスカイツリー駅を東側に移設!
 「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」に合わせて、「とうきょうスカイツリー駅」を東側に移設します。


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連続立体交差化計画の概要図

 「連続立体交差化計画の概要図」です。墨田区が事業主体となって事業区間約900mを連続立体交差(高架化)します。


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とうきょうスカイツリー駅を東側に移設
 
「とうきょうスカイツリー駅部」の断面図です。「とうきょうスカイツリー駅」は、東側に移設されます。現在は島式1面2線ですが、2面3線になります。「留置線」は2線となります。


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「東京スカイツリーイーストタワー」30階の無料展望スペースから見た様子です。「留置線」が見えます。


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伊勢崎線2号踏切

 ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」です。南側に隣接する「京成押上線」は地下を走っています。


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とうきょうスカイツリー駅(TS-02)
 「業平橋駅(なりひらばしえき)」は、墨田区にある東武鉄道伊勢崎線の駅でした。「東京スカイツリー」開業前の2012年3月17日に「とうきょうスカイツリー駅」へ改称されました。
 
 「東京スカイツリー」の開業に合わせて、ホームの美装化、ホーム屋根の架け替え、コンコースの拡幅、改札口の増設(1ヶ所→2ヶ所)、エレベーターの移設・大型化(定員8名→30名)、その他の大規模な改修工事が行われました。


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現在の駅は島式1面2線です。「東京スカイツリー」の開業に合わせて、ホームの美装化、ホーム屋根の架け替えなどが行われましたが、東側に移設後は廃止されます。


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押上駅北口交通広場の整備

 「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」に合わせて、北側に「押上駅北口交通広場」が整備されます。

 南側(スカイツリータウン側)の交通広場とは、高架下を使ってショートカットで抜けられる「歩行者専用道路」が整備されるので便利になります。


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押上駅北口交通広場は、マンションの「エスタガーデン」の南側を中心に整備されます。「東武電鉄本社ビル」の手前あたりまでが交通広場になるようです。


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