« 港区 森ビルの「(仮称)愛宕山周辺地区(F・G地区)開発事業」は、「愛宕グリーンヒルズ」に? | トップページ | 「住友不動産」のビジネスモデルを確立した第一号物件「住友三田ビル」 跡地に竣工した「住友不動産三田ビル(バンダイナムコ未来研究所)」 »

2016年8月 6日 (土)

ベイシティ晴海 竣工した地上52階、高さ約180mの超高層ツインタワー「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」 高さが265cm高くなった?

Tokyoharumi160811
-DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)-

 「(仮称)晴海三丁目西地区A2・A3街区計画」は、地上52階、塔屋1階、地下1階、高さ179.95mの超高層ツインタワーマンションです。

 正式名称は「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」です。総戸数1,450戸ですが、その他にSOHO216区画、店舗2区画があります。

 フランス語で、1は「un(アン)」、2は「deux(ドゥ)」、3は「trois(トロワ)」ですが、「DEUX TOURS」を直訳すると「2つの塔」となります。
 2棟の名称は、北東側にあるA2街区が「EAST棟」、南西側にあるA3街区が「WEST棟」となります。

 2015年9月17日に本体工事が完了し、2016年4月上旬から入居開始されています。「住友不動産」らしくじっくりと腰を落ち着けて販売を行っているのでまだ完売していません。そのため公式ホームページが見られるのでビルヲタ的には助かります。

● 高さが265cm高くなった?
 「建築計画のお知らせ」での高さは177.30mとなっていましたが、東京都環境局から公表されている竣工後の数値は179.95mとなっています。実際に設計変更で高くなったのか? 建築物もしくは軒高との違いなのか? は分かりません。

 東京都環境局(竣工後の数値)
 DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール) (分譲住宅) 

 それにしても東京都の正確な数値を公開するシステムは素晴らしい情報公開ですね。もう10年以上行っていますが、他の都市も見習って欲しいです。

DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)の概要
◆ 計画名-(仮称)晴海三丁目西地区A2・A3街区計画
◆ 所在地-東京都中央区晴海三丁目102番(地番)
◆ 交通-都営大江戸線「勝どき」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上52階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-179.95m
◆ 敷地面積-15,222.35㎡(A2街区・A3街区合計)
◆ 建築面積-10,073.63㎡(A2街区・A3街区合計)
◆ 延床面積-174,801.03㎡(容積対象面積121,776.90㎡/A2街区・A3街区合計)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(基礎免震および中間階免震併用、免震装置は積層ゴムとオイルダンパー等)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-1450戸(他にSOHO216区画、店舗2区画)
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2012年12月18日
◆ 竣工-2015年09月17日(工事完了) 
◆ 入居開始-2016年04月上旬

(注意)
  面積等は、公式ホームページの数値です。東京都環境局から公表されている竣工後の数値は、敷地面積と建築面積は同じですが、延床面積が174,800.36㎡となっています。


Tokyoharumi160812
「朝潮小橋」からの見た「ベイシティ晴海」のトリプルタワーです。


Tokyoharumi160813
「WEST棟」を西側から見上げた様子です。


Tokyoharumi160814
「WEST棟」の下層階を西側から見た様子です。窓が無い部分が「免震層」です。地震対策として「免震構造(基礎免震および中間階免震併用、免震装置は積層ゴムとオイルダンパー等)」を採用しています。


Tokyoharumi160815
「WEST棟」を南側から見た様子です。


Tokyoharumi160816
「WEST棟」を東側から見た様子です。


Tokyoharumi160817
「朝潮運河」側の「キャナルエントランス」です。「WEST棟」と「EAST棟」の連結部分にエントランスが設けられています。


Tokyoharumi160818
「れいめい橋公園通り」側から見た。「WEST棟」と「EAST棟」の連結部分です。連結部分のデッキは、風を通す「風の丘」という名称です。


Tokyoharumi160819
「れいめい橋公園通り」側には、「グランドエントランス」が設けられています。ラグジュアリーホテルのような「車寄せ」まであります。


Tokyoharumi160820
「EAST棟」を西側から見た様子です。


Tokyoharumi160821
「EAST棟」の下層階を西側から見た様子です。窓が無い部分が「免震層」です。地震対策として「免震構造(基礎免震および中間階免震併用、免震装置は積層ゴムとオイルダンパー等)」を採用しています。


Tokyoharumi160822
「EAST棟」を南側から見た様子です。


Tokyoharumi160823
「EAST棟」の下層階を南側から見た様子です。「免震層」がよく分かります。


Tokyoharumi160824
「EAST棟」と「ベイシティ晴海スカイリンクタワー」の連結部分を「朝潮運河」側から見た様子です。


Tokyoharumi160825
「EAST棟」と「ベイシティ晴海スカイリンクタワー」の連結部分を「れいめい橋公園通り」側から見た様子です。


Tokyoharumi160826
街区の名称は「ベイシティ晴海」です。


Tokyoharumi160827
「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」は、2階と地上の一部が「有効空地」として歩行者等に解放されています。


Tokyoharumi160828
敷地南西側の「月の森」です。敷地内には、500本以上もの中・高木を植樹し、四季折々の風景が楽しめる植栽計画を導入しています。


Tokyoharumi160829
「朝潮運河」沿いには遊歩道が整備されています。


|

« 港区 森ビルの「(仮称)愛宕山周辺地区(F・G地区)開発事業」は、「愛宕グリーンヒルズ」に? | トップページ | 「住友不動産」のビジネスモデルを確立した第一号物件「住友三田ビル」 跡地に竣工した「住友不動産三田ビル(バンダイナムコ未来研究所)」 »

123 東京都・中央区」カテゴリの記事