中央区 月島三丁目地区第一種市街地再開発事業 地上58階、高さ約199mに規模を拡大!
-月島三丁目地区第一種市街地再開発事業-
月島地区や勝どき地区では怒涛の勢いで再開発が行われています。その波は「サンシティ銀座EAST」以外は超高層ビルが無かった「月島三丁目地区」にも波及しており、「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
「建設通信新聞」の2014年12月10日の報道では、3棟、総延床面積約13万㎡規模を想定、最大規模の「A地区」には、共同住宅、商業・業務、保育園、地域貢献施設などで構成する地上50階、地下2階、高さ約175m、総戸数約1,000戸の超高層タワーマンションを計画というものでした。
● 規模を拡大!
「建設通信新聞」から久しぶりに続報が出ました。更に規模を拡大して、パワーアップするようです。「A地区」は、高さが約24m伸びて約199mとなります。
建設通信新聞(2016/08/25)
延14万㎡からの増床検討/年度内に都市計画素案/月島三丁目再開発準備組合
現時点の3地区の総延床面積は約14万㎡となります。月島西仲通り商店街沿いの「A地区」は住宅、商業・業務、保育園、地域貢献施設からなる地上58階、地下1階、延床面積約135,000㎡を想定しています。
地下は1階減り、地上は8階増え、延床面積は約12,000㎡増床しました。これに伴い高さは約24m伸び約199mとなります。住宅戸数も約100戸増の約1,100戸を計画しています。
月島三丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区月島三丁目18、19と20の一部、21~23と24の一部
◆ 階数-地上58階、地下1階(A地区)、地上5階(B-1地区)、地上7階(B-2地区)
◆ 高さ-約199m(A地区)
◆ 敷地面積-約10,100㎡(A地区)、約500㎡(B-1地区)、約900㎡(B-2地区)
◆ 延床面積-約135,000㎡(A地区)、約1,400㎡(B-1地区)、約3,400㎡(B-2地区)
◆ 用途-(A地区)共同住宅、商業・業務、保育園、地域貢献施設、(B-1地区)児童遊園、店舗、グループホーム、(B-2地区)共同住宅
◆ 総戸数-約1,100戸(A地区)、約35戸(B-2地区)
◆ 建築主-月島三丁目地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-五洋建設、首都圏不燃建築公社
◆ コンサルタント-(設計業務)大建設計、(全体調整)パシフィックコンサルタンツ
施行区域の南東側は、もんじゃ焼きで有名な「月島西仲通り商店街(月島もんじゃストリート)」の四番街に面しています。
「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」を東側から見た様子です。
「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」を北側から見た様子です。
「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」を西側から見た様子です。
街区南側の「THEパームス月島ルナガーデン(ユズデンタル月島)」は、先に単独で建て替えたため再開発には加わりません。
隅田川沿いの「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業 B-1地区」です。「B-1地区」の正確な範囲は分かりませんが、「児童遊園」に隣接する場所です。
隅田川沿いの「児童遊園」です。
隅田川沿いの中央にあるこれらの建物群は再開発には加わりません。
隅田川沿いの「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業 B-2地区」です。「B-2地区」の正確な範囲は分かりませんが、手前の更地と奥の建物が範囲だと思われます。
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