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2016年8月20日 (土)

武蔵小杉地区の超高層タワーマンション建設ラッシュはまだまだ続く 高さ約170mの「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」は2018年度に着工へ!

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-(仮称)小杉駅北口地区開発計画-

 「三井不動産レジデンシャル」が、川崎市中原区に計画する「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」が動きだします。2016年8月から地元向けの説明会を既に4回開催、この中で規模を延床面積約50,000㎡、建物高さ約170mを想定していることを明らかにしました。

 建設通信新聞(2016/08/18)
 三井不レジ/小杉駅北開発計画/規模は延べ約5万㎡

 2017年度の環境アセスメント評価書公告とともに都市計画手続き、既存施設の解体に着手します。2018年度から新築工事に着手し、2021年度の完成を目指します。

 街区には、「ホテル・ザ・エルシィ跡地(現在は駐車場)、旧:NEC小杉ビル、小杉ビルディング」がありますが、「小杉ビルディング」は参加しません。
 建設予定地は、「ホテル・ザ・エルシィ跡地(現在は駐車場)」と「旧NEC小杉ビル」の敷地を合わせた約4,000㎡です。

 計画では、敷地の東側と西側に広場を設けるとともに北側部分は2階レベルで近接するJX日鉱日石エネルギー社宅跡地の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とペデストリアンデッキで接続します。

 施設は、低層3層ににぎわい、文化交流、子育て支援などの機能を盛り込んだ商業ゾーン、高層部に共同住宅を配置します。

(仮称)小杉駅北口地区開発計画の概要
◆ 高さ-建物高さ約170m
◆ 敷地面積-約4,000㎡
◆ 建築面積-約2,500㎡
◆ 延床面積-約50,000㎡
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 環境アセスメント-2017年度予定
◆ 都市計画決定-2017年度予定
◆ 解体工事着手-2017年度予定
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2021年度予定


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「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の予定地を北西側から見た様子です。手前の「ホテル・ザ・エルシィ跡地(現在は駐車場)」と奥の「旧:NEC小杉ビル」が対象です。写真左側に少し見える、「小杉ビルディング」は参加しません。


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小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業
 「プラウドタワー武蔵小杉」と「エクラスタワー武蔵小杉」の間に「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上44階、地下2階、高さ約160m、総戸数約520戸の超高層タワーマンションです。

 完成予想図等の引用資料 
 小杉町3丁目東地区市街地再開発組合 

 順調に進めば、2016年10月に既存施設の解体工事に着手、2017年3月に本体工事に着手、2020年3月の完成を目指しています。

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町三丁目414番他
◆ 階数-地上44階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 施行地区面積-約11,000㎡
◆ 敷地面積-8,347.32㎡
◆ 建築面積-約5,200㎡
◆ 延床面積-約72,900㎡(容積対象床面積約50,000㎡) 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(4階~44階)、商業・業務施設(1階~3階)、公共公益施設(3階・4階に総合自治会館やこども文化センター等)
◆ 総戸数-約520戸
◆ 建築主-小杉町3丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員-三井不動産レジデンシャル、東急不動産、事業協力者-大成建設)
◆ 事業コンサルタント-協同組合都市設計連合
◆ 基本設計-日本設計
◆ 施工者-未定
◆ 解体-2016年10月予定(既存施設の解体工事)
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2020年03月予定



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「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画
 「日本医科大学」は、老朽化した「日本医科大学武蔵小杉病院」を建て替えて、跡地を再開発する計画を進めています。

 「C地区」は、「日本医科大学武蔵小杉病院」の敷地面積20,178.29㎡です。「C地区」は民間に売却する予定です。

 跡地には、地上50階、地下1階、高さ約188m、総戸数約1,500戸の超高層ツインタワーマンションを建設する計画です。事業者には「三菱地所レジデンス、大成建設」が予定されています。

 引用資料 川崎市 リンク切れ
 学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画

C地区の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目304-2、小杉町二丁目298-1の一部 外
◆ 階数-地上50階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-最高部約188m、建物高さ約180m
◆ 区域面積-約41,730㎡
◆ 敷地面積-20,178.29㎡
◆ 建築面積-約10,500㎡
◆ 延床面積-約174,800㎡(共同住宅部分約153,590㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、高齢者向け福祉サービス施設、高齢者向け住宅、健康増進施設、飲食・物販施設等
◆ 総戸数-約1,500戸(総戸数には高齢者向け住宅の戸数は含めていない)
◆ 事業者-三菱地所レジデンス、大成建設
◆ 着工-2020年09月頃予定
◆ 竣工-2023年08月頃予定(工期36ヶ月)


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「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」の「C地区」を南西側から見た様子です。


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