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2016年8月14日 (日)

新宿副都心に新たな超高層複合ビル 青梅街道沿い 地上29階、高さ約132m「西新宿6丁目計画(仮称)」の詳細な概要が判明!

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-西新宿6丁目計画(仮称)-

 新宿副都心の「住友不動産新宿グランドタワー」から青梅街道を挟んですぐ南側一帯の雑居ビル群を集約した敷地面積4,430.20㎡に「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していました。

 その後、事業主が「レオパレス21」から「大和ハウス工業」に変更になりました。敷地内の小規模な雑居ビル群を解体すると共に、敷地内の北西側にあった「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転が行われました。

 「東京栄養専門学校」は、敷地内の南西側に新校舎を建設しました。2013年9月に新校舎が完成して移転しました。移転後に旧校舎を解体しました。

 更地になってからすぐに新築工事は行われず、現在は駐車場や仮設店舗として暫定的に使用されています。

● 計画名は「西新宿6丁目計画(仮称)」
 ずっと動きがありませんでしたが、いよいよ動き出すようです。2016年7月21日に開催された「第60回新宿区景観まちづくり審議会」で審議されたようです。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(2016/07/21)
 新宿区景観まちづくり審議会:第60回新宿区景観まちづくり審議会 

 計画名は「西新宿6丁目計画(仮称)」で、地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ131.700m、 延床面積39,669.90㎡で、オフィス、共同住宅、店舗、保育所等で構成される超高層複合ビルが建設されます。

 建築主は変更がなければ「大和ハウス工業」です。設計者は「日本設計・大成建設 設計共同企業体」となっています。

西新宿6丁目計画(仮称)の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目11-1
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部131.700m
◆ 敷地面積-3,886.10㎡
◆ 建築面積-1,421.04㎡
◆ 延床面積-39,669.90㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(地下1階と地上1階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、保育所
◆ 建築主-大和ハウス工業(管理人の推測)
◆ 設計者-日本設計・大成建設 設計共同企業体


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「配置図」です。ビルは正方形のようです。敷地の南西側に「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転しています。


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「フロア構成図」です。地下2階・地下1階が「 駐車場、機械室」、1階・2階が「店舗、オフィス、ロビー」、3階~18階が「オフィス」、19階が「設備フロアー」、20階が「住宅ロビー」、21階~29階が「共同住宅」となっています。

 「鉄筋コンクリート造」が主体の超高層ビルになるようです。地震対策として「免震構造」を採用します。地下1階と地上1階の間に「免震層」を設置しています。


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「西新宿6丁目計画(仮称)」の建設予定地です(写真提供タイム氏)。
 

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敷地の一部は、暫定的に駐車場「タイムズポート西新宿6丁目」となっています(写真提供タイム氏)。


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暫定利用される前はずっと「仮囲い」で囲まれていました。


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暫定利用される前に掲示されていた「開発許可標識」です。開発区域の面積は4,430.20㎡でしたが、敷地面積が3,886.10㎡に減少したのは、敷地の南西側に「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転したため、その分が減ったと思われます。


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「東京栄養専門学校」はの新校舎です。敷地内の南西側に新校舎を建設し、2013年9月に移転しました。


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