東京駅八重洲北口の新たなランドマーク 竣工した「鉄鋼ビルディング(TEKKO BUILDING)」の「本館 & 南館」
-鉄鋼ビルディング(TEKKO BUILDING)-
東京駅八重洲北口側で「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」の建て替えがプロジェクトである「(仮称)新鉄鋼ビル」の建設が行われました。
北側に地上26階、塔屋1階、地下3階、最高高さ131.40mの「本館」、南側に地上20階、塔屋1階、地下3階、最高高さ99.45mの「南館」が建設されました。建設中には「本館」は「オフィス棟」、「南館は「にぎわい施設棟」と呼ばれていました。
2015年10月31日に竣工し、2015年12月1日に商業施設ゾーン先行開業、2016年2月4日にグランドオープンしました。
「南館」の6階から最上階の19階まで、サービスアパートメントの世界的リーディングカンパニーである「オークウッド」が、サービスアパートメント「オークウッドプレミア東京(123室)」を2016年2月4日(木)にオープンしました。
鉄鋼ビルディング(TEKKO BUILDING)の概要
◆ 計画名-(仮称)新鉄鋼ビル
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
◆ 階数-地上26階、塔屋1階、地下3階(本館)、地上20階、塔屋1階、地下3階(南館)
◆ 高さ-最高部131.40m(本館)、最高部99.45m(南館)
◆ 敷地面積-7,399.67㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約5,600㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約116,600㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 地震対策-中間層免震構造(本館は3階と4階の間、南館は5階と6階の間に天然ゴム系積層ゴム支承、U型鋼材ダンパー、オイルダンパーの3種類の免震材料を設置)
◆ 用途-(本館)オフィス、店舗舗、貸会議室、駐車場、(南館)サービスアパートメント、ラウンジ、フィットネス、店舗、空港リムジンバス発着場
◆ 建築主-鉄鋼ビルディング
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成・増岡組建設共同企業体(大成建設、増岡組JV)
◆ 着工-2013年04月15日
◆ 竣工-2015年10月31日
◆ オープン-2015年12月01日(商業施設ゾーン先行開業)、2016年02月04日(グランドオープン)
「本館」を北東側から見た様子です。オフィスフロアは、天井高2,950mm、基準階貸室面積約2,390㎡の無柱空間となっています。
「本館」の下層階を北東側から見た様子です。「本館」は、地震対策として「中間層免震構造」を採用しています。3階と4階の間に「免震層」を設置しています。
「天然ゴム系積層ゴム支承、U型鋼材ダンパー、オイルダンパー」の3種類の免震材料を建物の中間部に設けて、地震の影響を最小限にする構造となっています。
「本館」は南北に非常に長いです。
「本館」の外堀通り沿いの歩道です。
「本館」を南東側から見た様子です。
「本館」の下層階を南東側から見た様子です。
「南館」を北東側から見た様子です。
「本館」との連結部分と「南館」の下層階を北東側から見た様子です。
「南館」を南東側から見た様子です。6階から最上階の19階までが、サービスアパートメント「オークウッドプレミア東京(123室)」となっています。
「南館」の下層階を南東側から見た様子です。「南館」は、地震対策として「中間層免震構造」を採用しています。5階と6階の間に「免震層」を設置しています。
「天然ゴム系積層ゴム支承、U型鋼材ダンパー、オイルダンパー」の3種類の免震材料を建物の中間部に設けて、地震の影響を最小限にする構造となっています。
「南館」を南側から見た様子です。
「南館」の下層階を南側から見た様子です。
「南館」の南東側です。
「南館」の南東角です。
裏側の「丸の内トラストシティ」との谷間です。南北に通り抜ける事が出来ます。
「南館」の西面です。いかにもビルの裏側という感じの外壁です。
「南館」側は結構スペースがあります。この部分は「丸の内トラストシティ」の敷地です。
「南館」と「本館」の間くらいで「外堀通り」側に抜ける事が出来ます。
「本館」の西面です。
「本館」側はかなり狭いです。この部分は「鉄鋼ビルディング」の敷地です。
更に北進すると「本館」の北西角に出ます。
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