千代田区 「富士ビル・東京商工会議所ビル・東京會舘ビル」を一体的に建て替え 地上30階、高さ約約150mの「(仮称)丸の内3-2計画」 2016年9月の建設状況
-(仮称)丸の内3-2計画-
「(仮称)丸の内3-2計画」は、「富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビル」の3棟を一体的に建て替えるプロジェクトです。
「(仮称)丸の内3-2計画」は、着工に先立ち2015年11月11日に地鎮祭が行われ、2015年11月16日に着工しました。
引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/11/11)
三菱地所・東京商工会議所・東京會舘による共同プロジェクト 「(仮称)丸の内3-2計画」 着工
(仮称)丸の内3-2計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目2番他
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m、軒高約140m
◆ 敷地面積-9,935.02㎡
◆ 建築面積-8,355.06㎡
◆ 延床面積-173,190.18㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、会議室、バンケット、店舗、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所、東京商工会議所、東京會舘
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2015年01月19日~2015年11月15日
◆ 着工-2015年11月11日(地鎮祭)、2015年11月16日(着工)
◆ 竣工-2018年10月中旬予定
フロア構成図です。
低層部
「低層部」については、「三菱地所、東京商工会議所、東京會舘」による区分所有となり、「三菱地所」による丸の内仲通り路面店舗を中心とした店舗、「東京商工会議所」による貸し会議室、賃貸オフィスおよび東商事務局、「東京會舘」によるバンケットを配置します。
高層部
「高層部」は、皇居外苑を正面に望む賃貸オフィスとなり、「三菱地所」と「東京會舘」が共有します。
「(仮称)丸の内3-2計画」の建設現場を北西側から見た様子です。
逆打ち工法
「アースドリル掘削機」です。「アースドリル掘削機」は通常は「場所打ちコンクリート杭」の構築に使用しますが、この現場の基礎工法は「直接基礎」です。
「アースドリル掘削機」は、「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みのために使用されています。その事からこの現場は「逆打ち工法」が採用されている事が分かります。
南西側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
「(仮称)丸の内3-2計画」の建築計画のお知らせです。建築面積と延床面積が修正されていました。高さも最高部149.995m、軒高約140mから最高部約150m、軒高約140mに修正されていました。
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