渋谷区 地上35階、高さ約180mの「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」 2016年9月の建設状況
-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟-
渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で「渋谷駅南街区」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。
引用資料 東急電鉄(PDF:2015/07/21)
東横線跡地「渋谷駅南街区プロジェクト」工事本格着手 渋谷に高さ180mの超高層ビルが2018年秋誕生
(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.95m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約180室)、ホール、駐車場等
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月上旬
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年秋予定
フロア構成図です。高層部には貸床面積約45,000㎡のハイグレードオフィス、中層部には「東急ホテルズ(出店予定者)」による約180室のホテル、低層部には飲食店を主とした商業施設、そして、 “エンタテイメントシティSHIBUYA“に相応しい、情報発信機能を備えたホールなどを配置します。
(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟
「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」の建設現場を北側から見た様子です。奥のタワークレーンは、埼京線ホームを山手線と並列の位置への移設する工事のために設置されています。
「逆打ち工法」で建設しています。「逆打ち工法」では、最初に1階床を構築し、重機等が乗入れる、「作業床」として使用します。その後、地上部分は上に向かって構築し、地下部分は下に向かって構築します。
1階床を構築しています。
1階床に鉄骨の柱の頭部分がたくさん見えます。
東急建設カラーの「グリーン」のマストのタワークレーンです。
「フロアクライミング方式」のタワークレーンの「ベース架台」です。
渋谷川
「渋谷川」の北側部分が塞がれています。
(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟
地上2階、地下2階の「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟」の建設現場を北西側から見た様子です。この部分は「渋谷駅南街区」の玄関口になります。
見た感じでは「D棟」」は後施工になるようです。「 B-1棟」がほぼ敷地いっぱいに建設されるので、「 D棟」と「渋谷川」の上は、「 B-1棟」の鉄骨建方が本格化した際の作業床として使用されると思われます。
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