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2016年9月

2016年9月30日 (金)

千葉県柏市 地上36階、高さ約129mの超高層ツインタワー「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」 2016年8月末の建設状況

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パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー
 
ツインタワーが3回連続となります。ちなみに私のお気に入りのツインタワーは「E-girls(イー・ガールズ)」の長身コンビで、ファンからツインタワーと呼ばれている「佐藤晴美」と「楓」です(笑)。

 冗談はさておいて、「柏の葉キャンパス駅」の駅前の「148街区」では、「三井不動産レジデンシャル」と「三井不動産」により、超高層ツインタワーマンション「(仮称)柏の葉キャンパス148街区住宅計画」が建設されています。

 東棟の正式名称は「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」となっており、「三井不動産レジデンシャル」により分葉されています。
 西棟は親会社の「三井不動産」により建設されていますが、「非分譲棟」となっているので賃貸になると思われます。

 完成予想図等の引用 公式ホームページ
 パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー

 「開発事業等計画公開板」の数値が修正されていて、東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」が、最高部が130.08mから128.78mに、「柏の葉キャンパス148街区住宅計画(西棟)」が最高部が130.08mから129.00mに変更されていました。

パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワーの概要
◆ 計画名-柏の葉キャンパス148街区住宅計画(東棟)
◆ 所在地-千葉県柏市若柴元堂178-4の一部他(地番)
◆ 交通-つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩3分
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-最高部128.78m
◆ 敷地面積-14,750.00㎡(全体敷地面積)、4,771.38㎡(東棟)
◆ 建築面積-1,712.67㎡(東棟)
◆ 延床面積-33,853.99㎡(東棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(免震装置を1階と2階の間に設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-349戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2014年10月06日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年11月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定

柏の葉キャンパス148街区住宅計画(西棟)の概要
◆ 所在地-千葉県柏都市計画事業柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業148街区の一部
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-最高部129.00m
◆ 敷地面積-14,750.00㎡(全体敷地面積)、6,094.89㎡(西棟)
◆ 建築面積-1,923.92㎡
◆ 延床面積-39,004.86㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-492戸
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2014年10月01日予定(当初計画)
◆ 竣工-2018年03月末日予定


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「全体計画」です。「1」の「東棟」が、「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」となります。「2」の「西棟」は、「非分譲棟」となっているので賃貸になると思われます。


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「ららぽーと柏の葉」から見た様子です。


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東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」は、塔屋を含む最高部に到達していて、タワークレーンも撤去されています。


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東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を東側から見た様子です。


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東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を北東側から見た様子です。


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東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を北西側から見た様子です。


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東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を西側から見た様子です。地震対策として、1階と2階の間に免震層を設ける「中間免震構造」を採用しています。


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東棟の「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を西側から引いて見た様子です。


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「柏の葉キャンパス148街区住宅計画(西棟)」を北東側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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アップです。西棟は「非分譲棟」となっているので賃貸になると思われます。


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ゲートが開いていました。「養生ネット」で隠れていますが、西棟も1階と2階の間に免震層を設ける「中間免震構造」を採用しているように見えます。


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「柏の葉キャンパス148街区住宅計画(西棟)」を北西側から見た様子です。


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アップです。

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2016年9月29日 (木)

川崎市 地上53階、高さ約179mの超高層ツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」 2016年8月末の建設状況

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-パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン-

 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が建設されています。

 当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工され、約1年後に敷地西側の「B地区」が着工しました。正式名称は、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン   


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パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト

 東側の「A地区」を南東側から見た様子です。「A地区」の正式名称は「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」となっています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目276-1他(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩5分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩4分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,498.46㎡(A地区)
◆ 建築面積-5,291.37㎡(A地区)
◆ 延床面積-70,888.49㎡(A地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-592戸(他に店舗7区画、コンベンション施設)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月18日(A地区)
◆ 竣工-2017年12月下旬予定(A地区)
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定 (A地区)


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を南東側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を北西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を北東側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を北東側から見た様子です。北側の「コンベンション施設」の建設も始まっています。


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パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン 
タワーズウエスト
 西側の「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」の正式名称は「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」となっています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228-1、3(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩6分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩5分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,652.65㎡(B地区)
◆ 建築面積-5,060.92㎡(B地区)
◆ 延床面積-70,981.45㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-613戸(他に店舗(区画数未定)、子育て支援施設) 
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2018年12月中旬予定(B地区)
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定(B地区)


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を南東側から見た様子です。タワーズイーストから約1年遅れで竣工予定です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を南西側から引いて見た様子です。


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南西角の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。

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2016年9月28日 (水)

JR中央線国分寺駅直結 超高層ツインタワー「シティタワー国分寺ザ・ツイン(ウエスト・イースト)」 2016年8月末の建設状況

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-シティタワー国分寺ザ・ツイン(ウエスト・イースト)-

 「国分寺駅」は、多くの人々が利用する交通の結節点であり、北口周辺は国分寺市の中心市街地として発展してきました。
 しかし、駅利用者の増加に対して道路や駅前広場の整備が遅れており、再開発が計画されていました。

 特定建築者に選定さている「住友不動産」は、国分寺市が施行する「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」を2015年7月1日に着工しました。共同住宅部分の正式名称は「シティタワー国分寺ザ・ツイン」となっています。

 引用資料 国分寺市・公式HP(2015/07/10)
 国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業 

● 商業施設にはクイーンズ伊勢丹などが出店
 「三越伊勢丹プロパティ・デザイン」は、「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」に伴い設置される西街区の地上1階~4階の商業施設の運営を受託しています。

 1階にはグループ企業の三越伊勢丹フードサービスが展開する「クイーンズ伊勢丹」が出店する予定で、2階~4階の商業施設の詳細については検討中です。

国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)国分寺都市計画事業 国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都国分寺市本町二丁目、三丁目の各一部
◆ 施工区域面積-約21,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約8,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約93,100㎡(施設全体)
◆ 施工者-国分寺市
◆ 特定建築者-住友不動産


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「位置図」です。JR国分寺駅から「西街区」を挟んで、北側に「交通広場」が整備されます。



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シティタワー国分寺 ザ・ツイン ウエスト
 
「西街区」の「シティタワー国分寺 ザ・ツイン ウエスト」の建設現場を北東側から見た様子です。撮影日は、定点観測場所の「セレオ国分寺」9階の「アウトドアガーデン」は、天気が悪くて閉鎖されていました・・・(涙)

シティタワー国分寺 ザ・ツイン ウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)国分寺都市計画事業 国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事・西街区
◆ 所在地-東京都国分寺市本町三丁目3001号(地番)
◆ 交通-JR中央本線「国分寺」駅から徒歩1分、西武鉄道国分寺線「国分寺」駅から徒歩1分、 西武鉄道多摩湖線「国分寺」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部134.9m
◆ 敷地面積-5,460.54㎡
◆ 建築面積-3,947.24㎡
◆ 延床面積-57,317.63㎡(容積対象面積38,187.54㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(軸力フリー制震間柱)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、公益施設
◆ 総戸数-299戸(その他店舗18区画、公益業務施設1区画)   
◆ 建築主-住友不動産(特定建築者および売主)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年06月25日(安全祈願祭)、2015年07月01日(着工)
◆ 竣工-2018年02月下旬予定 
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定


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「シティタワー国分寺 ザ・ツイン ウエスト」の建設現場を北西側から見た様子です。公式ホームページでは構造は「鉄筋コンクリート造」となっていますが、バリバリの「鉄骨造」です。この上に「鉄筋コンクリート造」の共同住宅部分を載せるのでしょうか?

 下が重量が軽い「鉄骨造」で、上が重量が重い「鉄筋コンクリート造」の超高層ビルは、「三田ベルジュビル(ベルジュ三田)」などがありますが、極めて珍しいです。

 それとも建物の外周部分だけが「鉄骨造」で中心部分は「鉄筋コンクリート造」なのでしょうか? 写真を拡大して見てみましたがよく分かりませんでした・・・


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のぞき窓から見た「シティタワー国分寺 ザ・ツイン ウエスト」の建設現場です。基礎工法は、強固な地盤で建物を直接支える「直接基礎」となっています。


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シティタワー国分寺 ザ・ツイン イースト
 
「東街区」の「シティタワー国分寺 ザ・ツイン イースト」の建設現場を北西側から見た様子です。

シティタワー国分寺 ザ・ツイン イースト の概要
◆ 計画名-(仮称)国分寺都市計画事業 国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事・東街区
◆ 所在地-東京都国分寺市本町二丁目3002号(地番)
◆ 交通-JR中央本線「国分寺」駅から徒歩1分、西武鉄道国分寺線「国分寺」駅から徒歩1分、 西武鉄道多摩湖線「国分寺」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下2階 
◆ 高さ-最高部124.8m
◆ 敷地面積-3,043.68㎡
◆ 建築面積-1,795.96㎡
◆ 延床面積-35,801.51㎡(容積対象面積22,779.97㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(軸力フリー制震間柱)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-284戸(事業協力者取得住戸29戸含む、その他店舗12区画)   
◆ 建築主-住友不動産(特定建築者および売主)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年06月25日(安全祈願祭)、2015年07月01日(着工)
◆ 竣工-2018年01月下旬予定 
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定


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「シティタワー国分寺 ザ・ツイン イースト」の建設現場を北東側から見た様子です。


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のぞき窓から見た「シティタワー国分寺 ザ・ツイン イースト」の建設現場です。こちらは一部「鉄骨造」もありますが、基本的には「鉄筋コンクリート造」です。基礎工法は、強固な地盤で建物を直接支える「直接基礎」となっています。


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「西街区」の北側には、「交通広場」が整備されます。


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国分寺駅イメージアップ工事

 「シティタワー国分寺」の建設に合わせて、JR国分寺駅では南北自由通路や改札内を大規模に改修する「国分寺駅イメージアップ工事」が行われています。工期は2016年8月~2017年2月頃の予定です。

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2016年9月27日 (火)

横浜みなとみらい21地区 ブランズタワーみなとみらい & (仮称)MM21-32街区 オフィス計画 2016年8月末の建設状況

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-ブランズタワーみなとみらい-

 「みなとみらい21中央地区32街区」の南半分の敷地面積10,083.34㎡をUR都市機構神奈川地域支社が、入札を行い「東急不動産」が86億7200万円で落札しました。「東急不動産」は、敷地北側に「住宅棟」、敷地南側に「事務所棟」を建設しています。

 住宅棟の計画名は、「(仮称)みなとみらい21 32街区プロジェクト(住宅棟)」で、地上29階、地下1階、高さ99.70m、総戸数228戸の超高層タワーマンションです。正式名称は「ブランズタワーみなとみらい」となっています。すでに全戸完売しています。

ブランズタワーみなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)みなとみらい21 32街区プロジェクト(住宅棟)
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目7番2(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩2分、JR東海道線他「横浜」駅より徒歩20分 
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-99.70m
◆ 敷地面積-3,025.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,419.97㎡
◆ 延床面積-26,448.45㎡(建築確認対象面積)、17,769.96㎡(容積対象床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(地下1階柱頭に免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-228戸
◆ 建築主-東急不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2014年10月01日
◆ 竣工-2017年01月下旬予定
◆ 入居開始-2017年02月下旬予定


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「ブランズタワーみなとみらい」を東側から見た様子です。撮影時は最後のタワークレーンが自力で降下中でした。すでに全戸完売しています。


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基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策として「免震構造(地下1階柱頭に免震装置を設置)」を採用しています。


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「ブランズタワーみなとみらい」を北東側から見た様子です。


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「ブランズタワーみなとみらい」を北側から見た様子です。


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「ブランズタワーみなとみらい」を南西側から見た様子です。「事務所棟」に面する側は部屋が無い部分がかなりあります。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「みらい21中央地区(32街区)」です。


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「ブランズタワーみなとみらい」の最高部です。小さな塔屋が2つあります。 高さ99.70mですが、最高部の高さは100mを超えていると思われます。


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-(仮称)MM21-32街区 オフィス計画-

 「(仮称)MM21-32街区 オフィス計画」は、都市再生特別措置法第20条第1項に基づき、民間都市再生事業計画について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/12/03)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)MM21-32街区 オフィス計画)

(仮称)MM21-32街区 オフィス計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目7番2(地番)
◆ 階数-地上15階、塔屋1階(本棟)、地上6階(駐車場棟)
◆ 高さ-最高部約83m、軒高約78m
◆ 敷地面積-10,704.69㎡(施設全体)、7,058.34㎡(事務所棟)
◆ 建築面積-5,080.00㎡(本棟3,770.00㎡、駐車場棟1,310.00㎡)
◆ 延床面積-55,578.20㎡(本棟48,603.20㎡、駐車場棟6,975.00㎡)
◆ 構造-(本棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(本棟)
◆ 地震対策-免震構造(本棟)
◆ 用途-(本棟)オフィス、物販店舗、駐車場、(駐車場棟)保育所、駐車場
◆ 建築主-東急不動産、三井住友信託銀行
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年10月20日
◆ 竣工-2017年07月31日予定


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「事業区域」です。敷地の形状は、北側の「住宅棟」を避けて「L字型」になっています。


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「フロア構成」です。


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「(仮称)MM21-32街区 オフィス計画」を東側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭(本棟)」、地震対策として、「免震構造(本棟)」を採用しています。


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清水建設カラーのブルーの養生シートの上あたりが「免震層」のようです。


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写真を拡大すると白いラインのあたりに「免震ゴム」らしきものが見えます。


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「(仮称)MM21-32街区 オフィス計画」を北側から見た様子です。カーテンウォールを見ると、「ブランズタワーみなとみらい」に面する側は窓を設けないように見えます。


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「(仮称)MM21-32街区 オフィス計画」を北西側から見た様子です。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。

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2016年9月26日 (月)

浜離宮に舞い降りた丹頂鶴をイメージ 地上37階、高さ約140mの「パークコート浜離宮ザ タワー」 2016年9月の建設状況

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-パークコート浜離宮ザ タワー-

 「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR浜松町駅からも近く交通至便な場所ですが、狭い敷地に建築された多数の木造建築物が残され、低層建築物、非耐火建築物、昭和40年代以前建設の旧耐震基準の建築物が存在し、土地利用の更新が図られていませんでした。

 道路で囲まれた区域面積約7,000㎡を、災害に強い、周辺地区とつながる街づくりを進め、地域全体を牽引していくことを目指し再開発が行われます。敷地の西側に「住宅棟」、東側に「事務所棟」が建設されます。

 「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の超高層タワーマンション部分の正式名称は、「パークコート浜離宮ザ タワー」に決定しいます。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 パークコート浜離宮ザ タワー

パークコート浜離宮ザ タワーの概要
◆ 計画名-浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物
◆ 所在地-東京都港区浜松町一丁目3、4、5番地(地番)
◆ 交通-JR山手線「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線「大門」駅徒歩5分、都営地下鉄三田線「御成門」駅徒歩8分、都営地下鉄大江戸線「汐留」駅徒歩6分、JR山手線 「新橋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部139.90m、軒高132.67m、(事務所棟)最高部約55m
◆ 敷地面積-5,162.36㎡
◆ 建築面積-3,142.33㎡
◆ 延床面積-65,716.86㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(2階と3階の間に免振層を設置)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所
◆ 総戸数-総戸数563戸(販売総戸数330戸、事業協力者戸数233戸含む、他に 店舗3戸、事務所6戸)
◆ 建築主-浜松町一丁目地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年10月以降
◆ 竣工-2019年07月下旬予定
◆ 入居開始-2019年10月下旬予定


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外観デザインは、「浜離宮に舞い降りた丹頂鶴」をイメージしています。地震対策として、「中間免振構造」を採用し、2階と3階の間に「免振層」を設置しています。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「パークコート浜離宮ザ タワー」の建設現場です。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西角の1棟だけ残っていますが、最終的には解体されます。

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2016年9月25日 (日)

新宿・歌舞伎町 「グリーンプラザ新宿」が2016年12月25日に閉館 新宿ミラノ座再開発との一体的再開発への布石?

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-新宿TOKYU MILANO-

 2014年12月31日に閉館した新宿・歌舞伎町の映画館「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地活用に向けた再開発事業が動き出しています。

 「東急建設」の施工で既存施設の解体工事「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2015年12月14日~2016年12月30日(予定)となっています。

 解体されているのは、地上6階、地下2階の「新宿TOKYU MILANO本館」と地上5階、塔屋3階、地下2階の「新宿TOKYU MILANO新館」です。敷地面積は本館と新館を合わせて3,775.3㎡あります。

 周辺では、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ130.25mの超高層ビル「新宿東宝ビル(ホテルグレイスリー新宿)」や「アパホテル<新宿 歌舞伎町タワー>」などが建設され、再開発が盛んになっています。

● グリーンプラザ新宿が2016年12月25日に閉館
 同じ街区の北西側に立地する「グリーンプラザ新宿」は再開発に参加しないため、「新宿TOKYU MILANO本館・新館」の単独再開発事業となる見通しと伝えられていました。

 読者の方から「グリーンプラザ新宿」が2016年12月25日(日)に閉館するとメールを頂きました。早速、公式ホームページを見てみました。
 公式HPには ”この度平成28年12月25日(日)午前10時をもちまして、【グリーンプラザ新宿】【リラックスパシンジュク】は営業を終了させていただくこととなりましたのでご案内申し上げます。” と書かれています。

 グリーンプラザ新宿 公式ホームページ 
 閉店のお知らせ

 J-CASTニュース(2016/09/13)
 歌舞伎町に衝撃 老舗「カプセル」年内閉館に「いつも満室なのに...」 

 あくまでも私の妄想ですが、この時期に閉館するのは、「新宿TOKYU MILANO本館」と「新宿TOKYU MILANO新館」との一体的な再開発の可能性がかなり高いです。
 何が建設されるのか分かりませんが、周辺はホテルの集積地になりつつあるので、東急グループが超高層ホテルを建設するのかも知れませんね。


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「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」が行われています。施主は「東急レクリエーション」、施工は「東急建設」となっています。

 「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」の工期は、2015年12月14日~2016年12月30日(予定)となっています。敷地面積は本館と新館を合わせて3,775.3㎡あります。


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北東側から見た様子です。角のビルが「新宿TOKYU MILANO新館」です。


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少し角度を変えて見た様子です。奥のビルが「新宿TOKYU MILANO本館」です。


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南東側から見た様子です。「新宿TOKYU MILANO本館」です。


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南西側から見た様子です。「新宿TOKYU MILANO本館」です。


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北西側から見た様子です。「新宿TOKYU MILANO本館」です。


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街区の北西側に立地する「グリーンプラザ新宿」です。再開発に参加しないと伝えられていましたが、2016年12月25日(日)に閉館する事が決まりました。一体的に再開発されると発表された訳ではありませんが、今後に注目です!

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2016年9月24日 (土)

中央区 地上24階、高さ約123mの「(仮称)新東京武田ビル」 & 福徳神社と一体となった広場空間「(仮称)福徳の森」 2016年9月の建設状況

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-(仮称)新東京武田ビル-

 「武田薬品不動産、武田薬品工業、三井不動産」の3社共同で推進する「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」地において、2015年2月6日に「(仮称)新東京武田ビル」の地鎮祭が行われ、着工しました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2015/02/06)
 (仮称)新東京武田ビルの着工について

 「(仮称)新東京武田ビル」は、地上24階、地下4階、高さ123.79mで、竣工後は「武田薬品」が現在の東京本社に代わる、新たな東京本社として使用することに加え、1階・2階には一般の方々も自由に出入りすることができる共用スペースを設ける他、地下1階にはテナント(店舗)が入居する予定です。

(仮称)新東京武田ビルの概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋本町二丁目9番1、3-7、13-16、20
◆ 階数-地上24階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部123.79m、軒高123.29m
◆ 敷地面積-2,741.31㎡(北街区)
◆ 建築面積-2,215.01㎡(北街区)
◆ 延床面積-45,116.29㎡(北街区)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、博物館、集会所、駐車場、駐輪場
◆ 建築主-武田薬品不動産
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年02月06日(地鎮祭)
◆ 竣工-2017年10月末予定


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「(仮称)新東京武田ビル」の位置図です。


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街区の「(仮称)新東京武田ビル」
 「(仮称)新東京武田ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。


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竹中工務店カラーの「シルバー」のマストのタワークレーン2基で建設しています。


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「(仮称)新東京武田ビル」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「(仮称)新東京武田ビル」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「(仮称)新東京武田ビル」の建設現場を南東側から見た様子です。


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南街区の「(仮称)福徳の森」
 南街区の「(仮称)福徳の森」の完成予想図です。「福徳神社」と一体となった広場空間「(仮称)福徳の森」を整備します。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2014/10/23)
 日本橋における新たな「地域コミュニティの核」が誕生 「福徳神社」竣工・「(仮称)福徳の森」概要決定


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「福徳神社」です。


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「(仮称)福徳の森」となる「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画 南街区新築工事」の建設現場を南西側から見た様子です。

 地上部は、約1,000㎡の敷地中央には、イベント等多目的な利用が可能な広場を設けるとともに、広場を囲むような形で豊富な木々を植え、都心の森を演出します。

 広場地下には、地下通路を介して「COREDO室町2」と繋がる商業空間を設け、地上のみならず地下にも賑わいを創出します。


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北側から見た様子です。植栽はすでに終わっています。


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南街区の東側に建設された地上2階、地下2階の建物は「店舗、駐車場」になるようです。


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「(仮称)福徳の森」となる「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画 南街区新築工事」の建設現場を南東側から見た様子です。


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敷地北東側の白い賃貸マンション「パンテオン日本橋三越前」は再開発に参加しません。

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2016年9月23日 (金)

「日本橋再生計画」第2ステージ 地上26階、高さ約142mの「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」 2016年9月の建設状況

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-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「日本橋三井タワー」北側の一帯の再開発プロジェクトです。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。

 2016年1月29日に「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」の起工式を行いました。1ヶ月以上前の2015年12月17日にすでに着工しています。

 引用資料 三井不動産(2016/01/29)
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」着工 ~「日本橋再生計画」第二ステージの中核プロジェクト・日本橋における「都心型スマートシティ」を実現するミクストユースの大規模再開発 

日本橋室町三丁目地区再開発事業A地区の概要
◆ 計画名-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町三丁目10番
◆ 交通-東京メトロ銀座・半蔵門線「三越前」駅地下直結、JR横須賀・総武快速「新日本橋」駅地下直結、JR中央・山手・京浜東北線「神田」駅徒歩4分、 JR各線「東京」駅徒歩9分
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部約142m
◆ 地区面積-約21,000㎡
◆ 敷地面積-11,483.91㎡
◆ 建築面積-約8,600㎡ 
◆ 延床面積-約168,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 基本設計-日本設計
◆ 実施設計-KAJIMA DESIGN(鹿島建設)
◆ 監理-日本設計
◆ デザインアーキテクト-Pelli Clarke Pelli Architectts,inc (ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン)
◆ 施工者-鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同企業体(鹿島建設、清水建設、佐藤工業JV)
◆ 着工-2015年12月17日(着工)、2016年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 総事業費-約1,265億円(B地区含む)


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「位置図」です。再開発予定地は「日本橋三井タワー」北側の一帯です。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。


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「断面イメージ」です。5階~25階が「オフィスフロア」、4階が「機械室」、3階が「ホール」、地下1階~地上2階が「商業施設」となります。

 オフィスフロアは、基準階専有面積が約4,300㎡(約1,300坪)と都心最大級のフロアプレートを実現しており、効率的な執務室のレイアウトが可能となります。


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「A地区」を北東側から見た様子です。


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「A地区」を南東側から見た様子です。


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ゲートが開きました。


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「クラムシェル」が見えます。地下を掘削しています。


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「A地区」を南東側から引いて見た様子です。


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南東角の黒いビル「海老屋ビル」は、今回の再開発には参加しません。「海老屋ビル」は1988年竣工なので新しいビルという訳ではありません。

 各ビルのオーナーやテナントにはビルに対してそれぞれの想いや愛着があります。北川景子主演の ドラマ「家売るオンナ」の第10話(最終話)を見てそう思いました。


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「A地区」を南西側から見た様子です。


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「A地区」を北西側から見た様子です。


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HiDAX-R (Revolution)

 「鹿島建設」は、建物用制震ダンパーとして、世界初となる振動エネルギー回生システムVERS (Vibration Energy Recovery System)を搭載した新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を開発しました。

 引用資料 鹿島建設(2015/07/27)
 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置 「HiDAX-R 【Revolution】」を開発

 地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成しました。

 風揺れから震度7の大地震までカバーするのはもちろんのこと、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動に特に高い効果を発揮し、一般的な制震構造と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を劇的に短縮することが可能です。

● 3棟目の採用
 「HiDAX-R (Revolution)」は、建設中の「(仮称)新日比谷プロジェクト」を第1号に、「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)」、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事」でも採用されます。


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B地区
 「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」は、「江戸通り」を挟んだ北側の「三井第二別館ビル」が再開発対象となります。

B地区の概要
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-約26m
◆ 敷地面積-約1,390㎡
◆ 延床面積-約3,390㎡
◆ 用途-公共公益施設、駐車場等

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2016年9月22日 (木)

千代田区 「富士ビル・東京商工会議所ビル・東京會舘ビル」を一体的に建て替え 地上30階、高さ約約150mの「(仮称)丸の内3-2計画」 2016年9月の建設状況

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-(仮称)丸の内3-2計画-
 「(仮称)丸の内3-2計画」は、「富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビル」の3棟を一体的に建て替えるプロジェクトです。

 「(仮称)丸の内3-2計画」は、着工に先立ち2015年11月11日に地鎮祭が行われ、2015年11月16日に着工しました。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/11/11)
 三菱地所・東京商工会議所・東京會舘による共同プロジェクト 「(仮称)丸の内3-2計画」 着工 

(仮称)丸の内3-2計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目2番他 
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m、軒高約140m
◆ 敷地面積-9,935.02㎡
◆ 建築面積-8,355.06㎡
◆ 延床面積-173,190.18㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、会議室、バンケット、店舗、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所、東京商工会議所、東京會舘
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2015年01月19日~2015年11月15日
◆ 着工-2015年11月11日(地鎮祭)、2015年11月16日(着工)
◆ 竣工-2018年10月中旬予定


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フロア構成図です。

低層部
 「低層部」については、「三菱地所、東京商工会議所、東京會舘」による区分所有となり、「三菱地所」による丸の内仲通り路面店舗を中心とした店舗、「東京商工会議所」による貸し会議室、賃貸オフィスおよび東商事務局、「東京會舘」によるバンケットを配置します。

高層部
 「高層部」は、皇居外苑を正面に望む賃貸オフィスとなり、「三菱地所」と「東京會舘」が共有します。


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「(仮称)丸の内3-2計画」の建設現場を北西側から見た様子です。


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逆打ち工法

 「アースドリル掘削機」です。「アースドリル掘削機」は通常は「場所打ちコンクリート杭」の構築に使用しますが、この現場の基礎工法は「直接基礎」です。

 「アースドリル掘削機」は、「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みのために使用されています。その事からこの現場は「逆打ち工法」が採用されている事が分かります。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)丸の内3-2計画」の建築計画のお知らせです。建築面積と延床面積が修正されていました。高さも最高部149.995m、軒高約140mから最高部約150m、軒高約140mに修正されていました。

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2016年9月21日 (水)

渋谷区 地上35階、高さ約180mの「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」 2016年9月の建設状況

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-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で「渋谷駅南街区」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。

 引用資料 東急電鉄(PDF:2015/07/21)
 東横線跡地「渋谷駅南街区プロジェクト」工事本格着手 渋谷に高さ180mの超高層ビルが2018年秋誕生

(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.95m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約180室)、ホール、駐車場等
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月上旬
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年秋予定


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フロア構成図です。高層部には貸床面積約45,000㎡のハイグレードオフィス、中層部には「東急ホテルズ(出店予定者)」による約180室のホテル、低層部には飲食店を主とした商業施設、そして、 “エンタテイメントシティSHIBUYA“に相応しい、情報発信機能を備えたホールなどを配置します。


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(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト  B-1棟
 「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト  B-1棟」の建設現場を北側から見た様子です。奥のタワークレーンは、埼京線ホームを山手線と並列の位置への移設する工事のために設置されています。


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「逆打ち工法」で建設しています。「逆打ち工法」では、最初に1階床を構築し、重機等が乗入れる、「作業床」として使用します。その後、地上部分は上に向かって構築し、地下部分は下に向かって構築します。


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1階床を構築しています。


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1階床に鉄骨の柱の頭部分がたくさん見えます。


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東急建設カラーの「グリーン」のマストのタワークレーンです。


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「フロアクライミング方式」のタワークレーンの「ベース架台」です。


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渋谷川
 「渋谷川」の北側部分が塞がれています。


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(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟
 地上2階、地下2階の「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟」の建設現場を北西側から見た様子です。この部分は「渋谷駅南街区」の玄関口になります。

 見た感じでは「D棟」」は後施工になるようです。「 B-1棟」がほぼ敷地いっぱいに建設されるので、「 D棟」と「渋谷川」の上は、「 B-1棟」の鉄骨建方が本格化した際の作業床として使用されると思われます。

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2016年9月20日 (火)

港区 JR田町駅直結の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」 & 移転して一部供用開始した「芝浦公園」

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-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト-
 「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めていますが、2015年9月28日に、A棟及びホテル棟、またスマートエネルギーセンター(B棟Ⅰ期工事)の起工式を行い、2015年10月1日に着工しました。

 引用資料 三井不動産(2015/09/28)
 「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」着工 -東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結の大規模複合開発- 


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「配置図」です。


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A棟・ ホテル棟

 「A棟」と「ホテル棟」の概要図です。「A棟」ではオフィス店舗を始めとした機能を、「ホテル棟」では宿泊機能を設けることで多様な機能を集積・連携させた駅直結の複合拠点を形成します。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/11/20)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)TGMM芝浦プロジェクト(A棟・ホテル棟)) 

(仮称)TGMM芝浦プロジェクト A棟の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目11番3他
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-最高部168.98m
◆ 敷地面積-10,717.535㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 建築面積-8,384.81㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 延床面積-148,964.17㎡(A棟、ホテル棟) *容積対象面積128,606.98㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭兼用直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2018年05月01日予定

(仮称)TGMM芝浦プロジェクト ホテル棟の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目1番20ほか
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-10,717.535㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 建築面積-8,384.81㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 延床面積-148,964.17㎡(A棟、ホテル棟) *容積対象面積128,606.98㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2018年05月01日予定


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「A棟」の建設現場を南側から見た様子です。


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「A棟」は、タワークレーン3基で建設しています。


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「A棟」の建設現場を東側から見た様子です。


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「A棟」の建設現場をJR田町駅のホームから見た様子です。


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アップです。


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B棟
 「B棟」のフロア構成です。高層階に「スカイロビー」がありますが、部外者が入れるかは分かりません。もし入る事が出来たら素晴らしい眺望が期待出来そうです。

 「B棟」には、「スマートエネルギーセンター」を設け、隣接する「A棟」へ熱・電気を供給するとともに、近隣の公共街区に構築した既存のスマートエネルギーネットワークと連携することにより災害時の都市機能の継続性を強化することで地域の防災対策拠点を形成します。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/11/30)
 日都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)TGMM芝浦プロジェクト(B棟))  

(仮称)TGMM芝浦プロジェクト B棟の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目11番3他
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約180m(Ⅰ期工事約22m)
◆ 敷地面積-13,659.59㎡
◆ 建築面積-6,870.00㎡
◆ 延床面積-149,940.00㎡(Ⅰ期工事含む) *容積対象面積128,610.00㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、物販店舗、飲食店舗、駐車場、その他(地域冷暖房施設)
◆ 建築主-(Ⅰ期工事)東京ガス、(Ⅱ期工事)三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-清水建設(スマートエネルギーセンター)
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-(Ⅰ期工事)2018年春予定、(Ⅱ期工事)2019年12月31日予定


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「B棟」の建設現場を北側から見た様子です。先行して、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト B棟Ⅰ期(先行部)新築工事」が行われています。「B棟」の本体はまだ着工していません。


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港区立しばうら保育園・あっぴい芝浦

 「港区スポーツセンタープール棟」は、解体しないで港区が建物をリニューアルして「生活支援施設棟」としました。

 1階が一時預かり「あっぴい芝浦」、2階・3階が港区立「しばうら保育園」、4階が人工芝の全天候型園庭(天井が開閉式)となっています。


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「東京モノレール」高架下にあった「芝浦公園」は閉鎖されています。


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移転した芝浦公園
 
「芝浦公園」の移転工事が行われています。


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新しい「芝浦公園」は、最終的にはこのような配置になります。


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新しい「芝浦公園」は、一部供用開始されています。


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「遊戯広場」です。


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「投球場」です。


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「投球場」の内部です。


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「草地広場」は養生中のため入れません。


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「芝生」の間違いかと思いましたが、本当に草を養成していました。私の自宅の近くの公園に草地広場がありますが、草地は芝生以上にフカフカです。ただすぐに草ボーボーになるので、メンテナンスが大変です。

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2016年9月19日 (月)

中央区 地上27階、高さ約145mの「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)」 2016年9月の建設状況

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-日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 日本橋二丁目地区では大規模な再開発が進行中です。一番北側には住友不動産の「東京日本橋タワー」が竣工し、続いて「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区~D街区の市街地再開発が行われています。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2014/11/13)
 「日本橋再生計画」第2ステージ進行 -重要文化財髙島屋日本橋店を核とした新たなビジネス・商業・文化拠点誕生- 「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」着工

 A街区~D街区の計4街区に、総延床面積約282,000㎡(髙島屋日本橋店含む)の再開発施設を建設します。

● A街区
 「A街区」は、「高島屋新館」と「太陽生命日本橋ビル」跡地の再開発プロジェクトです。「A街区」は、2014年11月7日に着工済みです。

 地上27階、塔屋2階、地下5階、高さ144.935mの超高層オフィスビルで、2階には「エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)」が入ります。

(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋二丁目17番1号
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-144.935m
◆ 敷地面積-2,991.31㎡
◆ 建築面積-2,717.90㎡
◆ 延床面積-60,142.88㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)
◆ 建築主-日本橋二丁目地区市街地再開発組合
◆ 設計者-日本橋二丁目再開発事業 日本設計・プランテック設計共同体(日本設計、プランテック)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年11月07日
◆ 竣工-2018年07月下旬予定


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「街区平面図」です。


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「計画断面図」です。


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「A街区」を北東側から見た様子です。


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大林組カラーの「オレンジ」のマストのタワークレーン2基で建設しています。


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「A街区」を東側から見た様子です。


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「制振装置」らしきものが見えます。養生ネットでよく見えませんが、「粘性体制震壁」もしくは「粘弾性ダンパー」のように見えます。


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「A街区」を北西側から見た様子です。


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「A街区」を南西側から見た様子です。

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2016年9月18日 (日)

千代田区 地上35階、高さ約191mの「(仮称)新日比谷プロジェクト」 2016年9月の建設状況

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-(仮称)新日比谷プロジェクト-
 「三井不動産」は、日比谷公園東側の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地において「(仮称)新日比谷プロジェクト」として一体的な再開発計画を推進しています。

 2015年1月28日に着工し、2015年3月23日に起工式を行いました。「(仮称)新日比谷プロジェクト」は、2018年1月末に竣工する予定です。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2015/03/23)
 2018年 日比谷が再び輝きだす 都心型スマートシティ ~国際ビジネス・芸術文化都心「日比谷」の街づくり~ 「(仮称)新日比谷プロジェクト」着工

 建物4階には11スクリーン、約2,300席の「シネマコンプレックス」の新設に加え、隣接する東京宝塚ビル内のスカラ座・みゆき座(約800席)との一体運営により、全体で13スクリーン、約3,000席の「(仮称)TOHOシネマズ日比谷」が誕生します。

(仮称)新日比谷プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目1番他
◆ 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅直結、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部191.46m
◆ 敷地面積-10,702.32㎡
◆ 建築面積-8,690.23㎡
◆ 延床面積-188,619.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎と直接基礎の併用
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化交流施設、産業支援施設等
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本設計・デザイン監修-日建設計
◆ 設計者(実施設計)・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年01月28日(着工)、2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年01月31日予定


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配置図です。超高層ビルは長方形では無く、四方の側面中央部分が少しくびれています。


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日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備します。


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「日比谷公園」から見た様子です。


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最近の東京の超高層ビルは巨大なビルが多いのですが、このビルもメチャメチャ巨大で圧倒されます。地上35階なのに高さが191.46mもあって階高が高いのでビルの体積が大きいので巨大に見えるのだと思います。


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「日比谷公園」の大噴水前から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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オフィス部分のカーテンウォールはほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」となっていますが、ギザギザに取り付けられています。


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ノコギリの刃見たいにギザギザです。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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「ブレース」が見えます。


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HiDAX-R (Revolution)

 「鹿島建設」は、建物用制震ダンパーとして、世界初となる振動エネルギー回生システムVERS (Vibration Energy Recovery System)を搭載した新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を開発しました。

 引用資料 鹿島建設(2015/07/27)
 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置 「HiDAX-R 【Revolution】」を開発

 地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成しました。

 風揺れから震度7の大地震までカバーするのはもちろんのこと、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動に特に高い効果を発揮し、一般的な制震構造と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を劇的に短縮することが可能です。

● 「(仮称)新日比谷プロジェクト」が採用第1号
 「HiDAX-R (Revolution)」は、建設中の「(仮称)新日比谷プロジェクト」を第1号に、「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)」、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事」でも採用されます。

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2016年9月17日 (土)

さいたま新都心 JR東日本の「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」 & 営業再開した「さいたまスーパーアリーナ」

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-さいたま新都心ビル(仮称)新築事業-
 JR東日本は、さいたま新都心にホテル(5階~10階に159室)、商業施設(2階~4階)、オフィス(11階~18階)、ブライダル施設(19階・20階)、子育て支援施設(1階)で構成する「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」を建設中です 

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/11/05)
 地域活性化を目的としたホテルの開発・改装について

さいたま新都心ビル(仮称)新築事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心11番1
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-96.83m
◆ 敷地面積-4,919.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,359.42㎡
◆ 延床面積-29,557.65㎡(容積対象面積26,478.26㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(5階~10階に159室)、商業施設(2階~4階)、オフィス(11階~18階)、ブライダル施設(19階・20階)、子育て支援施設(1階)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年04月30日予定
◆ 開業-2017年初夏予定


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「計画断面図」です。地下2階・地下1階が「駐車場・機械室」、1階が「子育て支援施設」、2階~4階が「商業施設」、5階~10階が159室の「ホテル」、11階~18階が「オフィス」、19階・20階が「ブライダル施設」となります。


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北東側から見た「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」の建設現場です。半年前は全く姿が無かったのに一気に建ち上がっていて驚きました。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。東側壁面に「マストクライミング方式」のタワークレーンが設置されています。「鉄骨造」での「マストクライミング方式」のタワークレーンは非常に珍しいです。

 もう1基のタワークレーンは「フロアクライミング方式」ですが、西隣には「NTTドコモさいたまビル」があるので、西側寄りに「フロアクライミング方式」のタワークレーンが設置出来なかったための苦肉の策だと思われます。


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南東側から見た下層階の様子です。


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ペデストリアンデッキを挟んで、南側は「ランド・アクシス・タワー(明治安田生命さいたま新都心ビル)」です。

 ペデストリアンデッキに水たまりが出来ていますが、「さいたま新都心」に着くと台風10号の影響で、土砂降りの大雨が降ってきました。前が見えないくらいの凄い雨でしたが、15分くらいで止みました。


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「JRさいたま新都心駅」とペデストリアンデッキで直結する好立地です。


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南西側から見た様子です。


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西隣の「NTTドコモさいたまビル」との隙間はこれくらいしかありません。地震の時に大丈夫でしょうか? 高さがほぼ同じなのでビルの振動の周期がほぼ同じなのでしょうか?


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南西側から見た下層階の様子です。


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西隣の「NTTドコモさいたまビル」とは構造的には全く別のビルになりますが、増築という形式になります。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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さいたまスーパーアリーナ

 埼玉県は、「さいたまスーパーアリーナ」の大規模改修工事を実施しました。「コミュニティアリーナ大型映像装置改修、外壁改修等」でした。

 「さいたまスーパーアリーナ」は、2016年2月15日~2016年5月11日の間は休館していましたが、5月12日からメインアリーナの営業を再開しました。


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パッと見は前と同じなのでどこが改修されたのかよく分かりません・・・

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2016年9月16日 (金)

西武ホールディングス 地上20階、高さ約100mの「西武鉄道池袋ビル建替え計画」 2016年9月の建設状況

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-西武鉄道池袋ビル建替え計画-
 「西武ホールディングス」は、東京都豊島区にある西武鉄道の池袋旧本社ビルを建て替える計画を進めています。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2015/03/25)
 「池袋旧本社ビル建替え計画」の事業決定について 

 従来の計画の西武池袋線東側の敷地に加え、西側の敷地を取得したことで、合計敷地面積5,530.96㎡となりました。線路上空をまたぐ形で延床面積49,661.63㎡のオフィスビルを建設します。

 総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなり、オフィスフロアの基準階貸室面積は約2,100㎡(約640坪)となります。

 「西武ホールディングス」は、2015年6月16日に「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の起工式を着工に先立ち行いました。現在は本格的に工事が行われています。

西武鉄道池袋ビル建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋一丁目21番23他(地名地番)
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.98m
◆ 敷地面積-5,530.96㎡
◆ 建築面積-3,894.12㎡
◆ 延床面積-49,661.63㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西武鉄道
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林・西武 建設工事共同企業体(大林組、西武建設JV)
◆ 着工-2015年06月16日(起工式)、2015年09月14日(工事開始)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 開業-2019年春予定
◆ 総事業費-約380億円


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「断面イメージ図」です。搭屋を含めた最高部の高さが99.98mになります。完全に1階の「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形になっています。

 地震対策として3階の「機械室」と4階の間に中間免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設現場を北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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東側のゲートです。


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西側のゲートです。


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巨大な鉄骨の柱が姿を現しています。柱が斜めになっているので、完成イメージにもある巨大なトラス構造の柱の根元部分だと思われます。


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北西側から見た様子です。「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形で、手前の敷地と一体的に再開発されます。線路の路面の高さが1階床の高さとなります。こちら側の路面は地下1階の高さとなります。

 線路の下をビル東側の地下駐車場に抜ける「地下車道」が設けられます。写真左側の開口部は「ビックリガード」です。


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「西武池袋線」の西側の敷地です。この敷地が活用できる事で大型のオフィスビルの建設が可能になりました。


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「西武池袋線」沿いに巨大な「鉄骨鉄筋コンクリート造」の梁を構築しています。「西武池袋線」を支えると共に、この上に西端のトラス構造の巨大な柱を構築すると思われます。

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2016年9月15日 (木)

横浜みなとみらい21地区 BLUE HARBOR TOWER みなとみらい & (仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい & オーケーみなとみらい 2016年8月末の状況

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-(仮称)MM59街区B区画開発計画-

 横浜市は、「いきものがかり」の10周年ライブ「超いきものまつり2016 地元でSHOW!! ~海老名でしょー!!!~ / ~厚木でしょー!!!~」の「海老名運動公園」でのライブの前に大急ぎで撮影しました。

 「横浜みなとみらい21地区」の撮影が終わると大雨が降ってきました。ライブも大雨でびしょびしょに濡れてしましました・・・(涙)

 本題に戻って、横浜みなとみらい21地区では、「MM59街区」の東側の敷地Bの9,113.12㎡を「岡田ビル」が取得し、共同住宅、ホテル、商業施設が併設された複合施設を建設中です。

 「レジデンス棟」は、地上27階、地下1階、高さ97.70m、総戸数355戸、「ホテル棟」は、地上20階、地下1階、高さ約80mです。 

 レジデンス棟の正式名称は、「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」で、売主は「近鉄不動産、三井不動産レジデンシャル」となっています。ホテル棟は、「(仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい」となっています。

BLUE HARBOR TOWER みなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)MM59街区B区画開発計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目3番4(地番)他
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅徒歩8分、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩9分、JR東海道本線他「横浜」駅徒歩16分
◆ 階数-地上27階、地下1階(レジデンス棟)、地上20階、地下1階(ホテル棟)
◆ 高さ-97.70m(レジデンス棟)、約80m(ホテル棟)
◆ 敷地面積-9,113.12㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,372.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-61,576.32㎡(施設全体)、37,332.70㎡(レジデンス棟)
◆ 構造-(レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、(ホテル棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(合計40本、レジデンス棟部分のみ)
◆ 地震対策-中間免震構造(建物の2階と3階の間に免震装置を設置、レジデンス棟部分のみ)
◆ 用途-共同住宅、宿泊施設、店舗
◆ 総戸数-355戸(販売総戸数305戸、非分譲住戸数50戸含む)
◆ 建築主-岡田ビル(売主 近鉄不動産、三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年11月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年02月中旬予定(レジデンス棟)
◆ 入居開始-2017年04月上旬予定(レジデンス棟)


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「(仮称)MM59街区B区画開発計画」を南東側から見た様子です。


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「(仮称)MM59街区B区画開発計画」の下層階を南東側から見た様子です。「レジデンス棟」と「ホテル棟」の1~2階には多彩なショップ&サービス施設と共に保育施設が計画されており、日々の暮らしをサポートします。


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「(仮称)MM59街区B区画開発計画」を南西側から見た様子です。


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「(仮称)MM59街区B区画開発計画」の下層階を南西側から見た様子です。


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BLUE HARBOR TOWER みなとみらい

 「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」です。地上27階、地下1階、高さ97.70m、総戸数355戸(販売総戸数305戸、非分譲住戸数50戸含む)のタワーマンションです。


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「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」を北東側から見た様子です。基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭(合計40本、レジデンス棟部分のみ)」を採用しています。


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「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」の下層階を北東側から見た様子です。地震対策として「中間免震構造」を採用しており、建物の2階と3階の間に「免震装置」を設置しています。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」です。少しだけ見えます。


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(仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい

 「(仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい」です。地上20階、地下1階、高さ約80mで、1階・,2階が店舗、3階~18階が客室、19階がレストラン、20階がフロントとなります。

 ビスタホテルグループの旗艦店となる「(仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい」 は、客室数232室の宿泊主体型で、2017年夏の開業予定です。


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「(仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい」の最高部です。19階がオーシャンビューのレストラン、20階がフロントとなります。


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オーケーみなとみらい

 「オーケー」は、「MM59街区」の西側の敷地Aに地上11階、地下0階、高さ43.63m、延床面積48,995.02㎡の「オーケーみなとみらい」を建設しました。

 本社が東京都大田区から移転する予定です。9階~11階の3層が「オーケー」の本社となりますが、公式ホームページを見てみましたが、9月15日現在でまだ本社は移転していません。本社の移転日は調べても分かりませんでした。

● オーケー
 私は、関西人なので「オーケー」には全くなじみがありません。調べてみると非上場ですが、2016年3月期の売上高3,073億円、売上前年比108.9%、経常利益151億円、実質無借金経営の優良企業でした。


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オーケーみなとみらい店

 「オーケーみなとみらい」を南西側から見た様子です。下層階の「オーケーみなとみらい店」は、2016年9月24日(土)にオープンする予定です。

 フロア構成は、1階が専門店2店舗(2016年10月中旬以降開店)、2階が「オーケー ディスカウント・センター みなとみらい店(売場面積2,721.52㎡)、3階が直営の焼肉店・軽食店(11月下旬頃開店)、専門店5店舗(11月中旬以降開店)で、4階~8階が駐車場(駐車台数555台)となっています。


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ビルの正式名称は「オーケーみなとみらい」のようです。


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「オーケーみなとみらい」を南東側から見た様子です。


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「オーケーみなとみらい」を北東側から見た様子です。駐車場のスロープ見えます。

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2016年9月14日 (水)

(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー 地上54階、最高高さ約222mで、「竹中工務店」の施工により2017年2月に着工!

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-

 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2016/04/13)
 国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 3つの大規模プロジェクトと地下鉄新駅の一体的都市づくりを一気に加速

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー
 「日刊建設工業新聞」によると「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」は、「竹中工務店」の施工で、2017年2月に着工するようです。

 日刊建設工業新聞(2016/09/14)
 森ビル/愛宕山周辺地区i地区新築計画(東京都港区)/施工は竹中工務店に

 港区の環境アセスメントの資料では、地上56階、地下4階、高さ(最高部約225m、建築物約220m)となっていましたが、地上54階、塔屋1階、地下4階、高さ(最高部約222m、建築物約215m)に変更になったようです。

 計画名は「(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画」のようです。このような具体的なデータが出てきたということは、現地に「建築計画のお知らせ」が掲示された可能性が高いです。

 総戸数約600戸を計画しており、外国人の滞在者も想定した国際的な居住機能を導入します。長期滞在型の分譲・賃貸住宅を中心に、多様な滞在ニーズに対応するため低中層部に短・中期滞在型のサービスアパートメントを配置します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーの概要  
◆ 計画名-(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目2-6他
◆ 階数-地上54階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部約222m、建築物約215m
◆ 敷地面積-約6,536㎡
◆ 延床面積-約122,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-共同住宅、店舗、子育て支援施設、スパ等
◆ 総戸数-約600戸(分譲、賃貸、サービスアパートメント)
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者-竹中工務店(外観デザイン-インゲンホーフェン・アーキテクツ)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年02月予定
◆ 竣工-2020年04月末予定


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拡大・進化する「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の外観イメージです。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の低層部イメージです。「虎ノ門ヒルズ 森タワー」と歩行者デッキで結ばれます。


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街区を北西側から見た様子です。既存建物の解体工事が行われています。

● ジャマイカ大使館
 この建物群の中の「虎ノ門八束ビル」の2階に「ジャマイカ大使館」があります。2016年9月14日現在、「ジャマイカ大使館」の公式ホームページを見る限りまだ移転していないようです。

 でも移転する時は「ウサイン・ボルト」のように猛烈な速さで行うと思います(笑)。「ウサイン・ボルト」ですが、2020年の東京オリンピックにも出て欲しいですね!



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現在は「竹中工務店」により「愛宕山周辺地区(I地区)既存建物除去工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2016年2月1日~2017年1月31日(予定)となっています。


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「虎ノ門ヒルズ 森タワー」に面した街区北側の道路沿いの様子です。何棟か解体工事が終わって、跡地では「埋蔵文化財発掘調査」が行われていました。


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街区を北東側から見た様子です。「虎ノ門9森ビル」の解体工事が行われています。


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街区西側の道路沿いの様子です。こちら側も本格的に解体工事が始まっています。


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街区を南西側から見た様子です。


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街区の南側には「竹中工務店」の現場事務所が設けられています。


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撮影時(9月2日)は、街区内にはまだ立ち入り可能でした。


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道路沿いの建物以外の解体工事は終わっています。


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「虎ノ門9森ビル」の解体工事を裏側から見た様子です。

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2016年9月13日 (火)

港区 浜松町二丁目4地区B街区 地上29階、高さ約156mの「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」 2016年9月の建設状況

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-ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事-

 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「(仮称)浜松町駅西口開発計画」が計画されています。「A街区」と「B街区」の5棟のビルからなる総延床面積約369,000㎡の巨大プロジェクトになります。

 「日本生命保険相互会社」と「大林組」がJR浜松町駅西口の浜松町二丁目4地区B街区に建設する「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」の地鎮祭を10月15日に現地で行い、2015年11月1日に本体工事に着工しました。

 「建築計画のお知らせ」の計画名は、「浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト」ですが、正式名称は「ニッセイ浜松町クレアタワー」になると思われます。

● 都市再生特別措置法
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項に基づき、2015年10月30日付けで「日本生命保険相互会社、大林組」から申請のあった 民間都市再生事業計画について、同法第21条第1項の規定により認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/12/09)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について(浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト)) 

ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事の概要
◆ 計画名-浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番2他
◆ 交通-JR・東京モノレール「浜松町」駅徒歩2分、都営地下鉄「大門」駅直結
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約156m
◆ 敷地面積-7,646.56㎡(事業区域面積)、7,373.12㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-5,411.44㎡
◆ 延床面積-99,195.46㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会場、サービス業を営む店舗、診療所、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-日本生命保険相互会社、大林組(用地の持ち分割合は日本生命保険相互会社が80%、大林組が20%)
◆ 基本設計・監理者-日建設計(デザインアーキテクト・技術コンサル)
◆ 実施設計-大林組
◆ 施工者-大林・大末・太啓・岩田地崎 建設共同企業体(大林組、大末建設、太啓建設、岩田地崎建設JV)
◆ 着工-2015年10月15日(地鎮祭)、2015年11月01日(本体工事)
◆ 竣工-2018年08月31日予定


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「位置図」です。


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「フロア構成」です。 地上29階、塔屋1階、地下3階となっています。非常用発電機やコージェネレーションシステムなど重要な機械設備を7階・8階に配置し、「BCP(事業継続計画)」対策にも万全を期します。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「B街区」です。


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「逆打ち工法」で建設しています。「逆打ち工法」では、最初に1階床を構築し、重機等が乗入れる、「作業床」として使用します。その後、地上部分は上に向かって構築し、地下部分は下に向かって構築します。


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1階床を構築しています。


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1階床に鉄骨の柱の頭部分がたくさん見えます。


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敷地中央部分です。


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一番北側に「建設現場事務所」が設けられています。


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「浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト」の建築計画のお知らせです。建築面積と延床面積が修正されていました。

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2016年9月12日 (月)

新宿区 地上60階、高さ約209mの「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」 2016年9月の建設状況

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-ザ・パークハウス 西新宿タワー60-

 「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約1.5haの再開発プロジェクトです。約1.5haを「A1地区」~「A5地区」に分けて開発します。

 最大規模の「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97m、総戸数976戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名所は「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」となっています。すでに全戸完売しています。 

 竣工時点で、最高部208.97mは、超高層タワーマンションでは大阪の「The Kitahama(北浜タワー)」の地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ(最高部209.35m、建築物207.76m)に次ぐ高さになります。

 地上60階は、川崎市の「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」の地上59階を抜き日本一階数が多い超高層タワーマンションになります。

ザ・パークハウス 西新宿タワー60の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A1地区)
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目700番(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩9分、都営大江戸線「西新宿五丁目」駅より徒歩7分、JR山手線「新宿」駅より徒歩18分、都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「中野坂上」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上60階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.97m、軒高199.16m
◆ 敷地面積-7,530.65㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-3,090.32㎡
◆ 延床面積-103,899.60㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-954戸(事業協力者住戸177戸含む、事業協力者店舗15区画、他に管理室、ゲストルーム、ミーティングスペース等)
◆ 建築主-西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合(売主 三菱地所レジデンス、相鉄不動産、丸紅)
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2014年05月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年07月下旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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南東側(十二社通り側)から見た様子です。


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南東側(十二社通り側)から見た下層階の様子です。


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南西側から見上げた様子です。


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床板が吊り上げられていました。「プレキャストコンクリート」に白い「ボイド型枠」と鉄筋の「トラス筋」が取り付けてあります。床は「中空ボイドスラブ」である事が分かります。

 「ボイドスラブ」は、スラブを厚く施工する工法なので、「防音性能、断熱性能」などが向上します。また中空のためコンクリートを少なくすることにより、建物自体の重量が軽くなり「柱、梁」などが小さく出来ます。


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南西側から見た下層階の様子です。


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壁面に「スローガン」が掲示されていました。


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西側の「神田川」沿いから見た様子です。


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南西側の「神田川」沿いから見た様子です。

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2016年9月11日 (日)

台東区 地上23階、高さ約117mの「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」 2016年9月の建設状況

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-(仮称)松坂屋上野店南館建替計画-
 JR御徒町駅の西側で、「松坂屋上野店(マツザカヤ上野店)」を営業する「J・フロントリテイリング」は、松坂屋上野店の「南館」を建て替えて、子会社化した「パルコ」を入居する方針です。

 計画名は「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」で、地上23階、塔屋1階、地下2階、高さ約117m、延床面積約41,000㎡の超高層複合ビルに建て替えられます。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2013/08/26)
 大丸松坂屋百貨店 松坂屋上野店南館の建替えについて 

 フロアは、地下1階が「大丸松坂屋百貨店食品フロア」、地上1階~6階が「パルコ」、地上7階~10階が「TOHOシネマズ」、地上12階~22階が賃貸オフィスになります。

 三菱地所グループがプロジェクトマネジメント支援業務と設計・監理業務(三菱地所設計)を行います。
 地上12階~22階の賃貸オフィス部分のテナントリーシングは、「三菱地所リアルエステートサービス」が担当します。

(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都台東区上野三丁目137番の一部、23番の1、23番の2
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約117m
◆ 敷地面積-5,809.21㎡(駐車場ビル敷地他を含む)
◆ 建築面積-約2,400㎡
◆ 延床面積-約41,000㎡
◆ 構造-鉄骨造及び一部CFT造、地下鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(地下1階)大丸松坂屋百貨店食品フロア、(地上1階~6階)パルコ、(地上7階~10階)TOHOシネマズ、(地上12階~22階)賃貸オフィス
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年08月31日予定
◆ 新南館開業-2017年秋予定
◆ 総事業額-約200億円(本館改装他関連工事を含む)


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南西側から見た「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」の全景です。


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「カーテンウォール」の取り付けがかなり進んでいます。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北側から見た様子です。


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更に北側から引いて見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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南東側から見上げた様子です。


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北東側から見上げた様子です。


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「松坂屋上野店 本館」との間にあった道路は工事のために閉鎖されています。


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「仮囲い」に掲示されている完成予想図です。デザインがかなり変更になるようです。

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2016年9月10日 (土)

2020年東京オリンピック 座席数約12,700席(オリンピック開催時約15,000席)の「有明アリーナ」 建築計画のお知らせ掲示!

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-有明アリーナー
 2020年の東京オリンピックで使用される競技施設「有明アリーナ」の建設が動き出します。「有明アリーナ」は座席数約12,700席(オリンピック開催時約15,000席)で、オリンピックでは「バレーボール(インドア)」の会場となります。

 有明地区には、既存施設の改修を行う「有明テニスの森」以外に、「有明アリーナ、有明BMXコース、有明体操競技場」の3競施設が新たに建設されますが、「有明アリーナ」以外は仮設のため大会終了後には解体されます。

 「有明アリーナ」は大会終了後、様々な室内競技大会やコンサートなどのイベントを行うことができる大規模体育館となります。そのため機材搬入用の大型車が入れるようメーンアリーナの床はコンクリートとなります。

 首都圏では、「代々木第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ6ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。

有明アリーナの概要
◆ 計画名-有明アリーナ(仮称)
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目7番6他
◆ 階数-地上5階
◆ 高さ-約37m
◆ 敷地面積-約36,576㎡
◆ 建築面積-約25,500㎡
◆ 延床面積-約47,000㎡
◆ 座席数-約12,700席、約15,000席(オリンピック開催時)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-体育館、観覧場等
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2019年12月予定
◆ 落札額-360億2880万円(税込み)


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「有明アリーナ」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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2000年~2005年にかけて「有明貯木場」が埋め立てられた部分に建設されます。


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現在は草ボーボーです。


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敷地面積約36,576㎡なのでかなり広いです。


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敷地内は埋め立て後ずっと立入禁止となっています。


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「有明アリーナ(仮称)」の建築計画のお知らせです。東京都の最近の「建築計画のお知らせ」は2回に分けて掲示されます。これは「外観図、配置図」が掲載されている1回目のバージョンです。当たり前ですが、東京都知事の名前が「小池百合子」になっています(笑)。


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「立面図」です。


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「配置図」です。

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2016年9月 9日 (金)

青山通りのランドマーク エイベックス・グループ・ホールディングスの本社ビル「(仮称)南青山3丁目プロジェクト」 & 解体された「青山ベルコモンズ」

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-(仮称)南青山3丁目プロジェクト-
 「エイベックス・グループ・ホールディングス」は、東京都港区にある本社ビルの建て替えを行っています。
 解体されたのは、「エイベックスビル」と青山通りに接するペンシルビルの「エイベックス・グリーンビル」の2棟です。

 跡地にには、地上18階、地下2階、高さ102.60m、延床面積28,412.49㎡の新しいエイベックス・グループ・ホールディングスの本社ビル「(仮称)南青山3丁目プロジェクト」が建設されています。

 引用資料 エイベックス・グループ(PDF:2014/05/08)
 2014年3月期通期連結業績説明資料

(仮称)南青山3丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区南青山三丁目5番2外
◆ 階数-地上18階、地下2階
◆ 高さ-最高部102.60m
◆ 敷地面積-5,065.79㎡
◆ 建築面積-2,522.99㎡
◆ 延床面積-28,412.49㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-エイベックス・グループ・ホールディングス
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2014年09月17日~2016年02月08日予定
◆ 着工-2015年07月01日
◆ 竣工-2017年10月31日予定
◆ 建替え事業費-約143億円(解体費用等を含む)


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「青山通り」に架かる歩道橋から見た建設現場です。


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タワークレーン1基で建設されています。


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大林組カラーの「オレンジ」のマストのタワークレーンです。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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青山ベルコモンズ跡地

 「黒川紀章氏」の設計で、「青山通り」のランドマークとしてファッション産業の一時代を築いた「青山ベルコモンズ」が解体されています。地上躯体は完全に姿を消しています。

 「北青山二丁目14番6号他既存建物解体工事」として、青山通りとキラー通りの交差点角に立地する「青山ベルコモンズ」と「北青山ティースビル」を合わせて解体しています。


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(おまけ)
 「エイベックス・グループ・ホールディングス」と言えば「安室ちゃん(安室奈美恵)」です。昨日(9月8日)、大阪の「フェスティバルホール」で行われた「安室ちゃん」のライブに行ってきました。

 安室ちゃんは、2016年8月19日(よこすか芸術劇場)~2017年3月31日(東京国際フォーラム ホールA)まで、全国33都市88公演のホールツアー「namie amuro LIVE STYLE 2016-2017」を行っています。あのバキバキでキレキレのライブを7ヶ月ちょっとで88公演も行う殺人的スケジュールです。

 全国33都市88公演もあるので体力の消耗を考えているのか? アリーナツアーより曲数が少なかったです。全25曲、約1時間52分でした。時間は短かったけれど、めっちゃめっちゃ楽しかったです。

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2016年9月 8日 (木)

中央区 地上32階、高さ約175mの「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)」 2016年9月の建設状況

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-日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 日本橋二丁目地区では大規模な再開発が進行中です。一番北側には住友不動産の「東京日本橋タワー」が竣工し、続いて「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区~D街区の市街地再開発が行われています。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2014/11/13)
 「日本橋再生計画」第2ステージ進行 -重要文化財髙島屋日本橋店を核とした新たなビジネス・商業・文化拠点誕生- 「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」着工

 A街区~D街区の計4街区に、総延床面積約282,000㎡(髙島屋日本橋店含む)の再開発施設を建設します。

● C街区
 「C街区」には、「三井不動産」などが超高層ビルを建設します。「C街区」は、2014年12月22日に着工しています。

 地上32階、塔屋1階、地下5階、高さ174.666mで、低層階には「髙島屋日本橋店」の新店舗が入居します。南側の「髙島屋日本橋店」とは空中廊下でつなげます。
 「髙島屋日本橋店」の既存店舗と合わせた総売場面積は約25%増の約62,000万㎡になります。
 
 南側の「髙島屋日本橋店」との間の「区道284号線」は再整備され、地上は「歩行者専用道路」になり、地下には「地下通路・駅前広場空間」が整備されます。

(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)の概要 
◆ 所在地-東京都中央区日本橋二丁目17番3
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-174.666m
◆ 敷地面積-6,023.84㎡
◆ 建築面積-5,300.72㎡
◆ 延床面積-147,762.17㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-百貨店、オフィス、店舗
◆ 建築主-日本橋二丁目地区市街地再開発組合
◆ 設計者-日本橋二丁目再開発事業 日本設計・プランテック設計共同体(日本設計、プランテック)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年12月22日
◆ 竣工-2018年12月下旬予定



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「街区平面図」です。


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「計画断面図」です。


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「C街区」を北西側から見た様子です。


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なかなか地上に姿を現しませんでしたが、地上に姿を現すと猛烈なスピードで伸び始めました。


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低層階には「髙島屋日本橋店」の新店舗が入居するので鉄骨建方が複雑な形状で行われています。


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なんとも凄い「ブレース」ですね!


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この階が「構造切替階」になるようです。商業施設とオフィスでは大幅に柱の位置が異なるので、構造を切り替える必要があります。

 三井不動産の資料を見るとによると「機械室」と書いてあるフロアがあります。その階が「構造切替階」となると思われます。その上の階がオフィスの「スカイロビー」になるようです。 


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東西に比べて南北の幅は狭いです。


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北面では一部で柱に「カーテンウォール」の取り付けが始まっていました。


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北側の中央が凹んでいました。この部分の鉄骨建方は後施工となるようです。ほぼ敷地いっぱいに建設しているため、タワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」として場所を確保しているようです。


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「C街区」を北東側から見た様子です。


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柱が曲がっています。


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これらの「ブレース」群に「鹿島建設」が開発した新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を設置すると思われます。間違っていたらゴメンナサイ・・・


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HiDAX-R (Revolution)

 「鹿島建設」は、建物用制震ダンパーとして、世界初となる振動エネルギー回生システムVERS (Vibration Energy Recovery System)を搭載した新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を開発しました。

 引用資料 鹿島建設(2015/07/27)
 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置 「HiDAX-R 【Revolution】」を開発

 地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成しました。

 風揺れから震度7の大地震までカバーするのはもちろんのこと、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動に特に高い効果を発揮し、一般的な制震構造と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を劇的に短縮することが可能です。

 「HiDAX-R (Revolution)」は、建設中の「(仮称)新日比谷プロジェクト」を第1号に、「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)」、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事」でも採用が決定しています。


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「HiDAX-Rの内部機構概念図」です。


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「C街区」を南東側から見た様子です。

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2016年9月 7日 (水)

JR東日本 田町駅~品川駅間の新駅 「品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要」を正式発表!

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-品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)-
 
JR東日本は9月6日に、「山手線・京浜東北線」の田町駅~品川駅間に設ける「品川新駅(仮称)」のデザインなどを正式に発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/09/06)
 品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について 

 「品川新駅(仮称)」は、JR品川車両基地跡地内に設置します。田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近となります。

● 日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根
 「品川新駅(仮称)」が国際交流拠点となる街の中核施設として象徴的なデザインとなることを期待し、世界で活躍している「隈研吾氏」をデザインアーキテクトとして、設計作業を進めています。

 日本の魅力を発信していくために、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を、障子をイメージして「膜」や「木」等の素材を活用し、「和」を感じる駅を創ります。また、膜屋根をランダムに折ることで、駅の多様な表情を生み出します。

品川新駅(仮称)の概要
◆ 所在地-JR品川車両基地跡地内
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-建物高さ約30m
◆ 総床面積-約7,600㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-駅施設(駅事務室・旅客便所等)約2,400㎡、店舗(2階、3階)約500㎡、大屋根(約110m×35m)約4,000㎡、吹抜け(約50m×20m)約1,000㎡
◆ 諸設備-可動式ホーム柵(山手線、京浜東北線各ホーム)、エスカレーター×8基(各ホーム4基)、改札内エレベーター 4基(各ホーム24人乗り1基、18人乗り1基)、改札外エレベーター 2基(11人乗り)
◆ 建築主-東日本旅客鉄道
◆ 設計者-東日本旅客鉄道、品川新駅設計共同企業体(ジェイアール東日本コンサルタンツ、ジェイアール東日本建築設計事務所)
◆ デザインアーキテクト-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-品川新駅(仮称)新設工事共同企業体(大林組、鉄建建設)
◆ 準備工事着手-2016年09月 
◆ 暫定開業-2020年春予定
◆ 本開業-2024年頃予定(街びらき)


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「配置図」です。「品川新駅(仮称)」の設置位置は、JR品川車両基地跡地内の田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近となります。


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「3階平面図」と「2階平面図」です。諸設備として、可動式ホーム柵(山手線、京浜東北線各ホーム)、エスカレーター×8基(各ホーム4基)、改札内エレベーター 4基(各ホーム24人乗り1基、18人乗り1基)、改札外エレベーター 2基(11人乗り)を設置します。

● 線路別島式2面4線
 並走する「山手線、京浜東北線」は、品川駅以外は同じホームで乗り換えが出来る「方向別複々線」を採用しています。

 しかし、「田町駅」を品川方面に過ぎると線路がクロスして「線路別複々線」となります。そのため「品川新駅(仮称)」も「品川駅」と同じ線路別複々線となり、乗り換えの際には別のホームへ移動する必要があります。


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「街区側外観イメージ図」です。「えき」から「まち」を見通すことができる大きなガラス面です。


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「駅舎内観イメージ図」です。車両基地を見渡すことができるイベントスペースです。


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新宿区 地上31階、高さ約145mの「(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2016年9月6日に起工式を挙行!

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-四谷駅前地区第一種市街地再開発事業-
 
「(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR・東京メトロ四ツ谷駅の北西側一帯で計画されている大規模な再開発プロジェクトです。

 地区面積約24,000㎡で、廃止になった「財務省公務員宿舎」や「旧四谷第三小学校」跡地などを中心に多数の雑居ビルや病院等で構成されていた区画です。

● 2016年9月6日に起工式を挙行!
 施行者である「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」は、「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の起工式を2016年9月6日に執り行いました。今後工事に着手します。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2016/09/06)
 「四谷駅前再開発事業」着工 ~四谷のランドマークとなる駅前大規模・多機能開発~ 

四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都新宿区本塩町1-1外
◆ 交通-JR中央本線・総武線「四ツ谷」駅から徒歩1分、東京メトロ丸ノ 内線・南北線「四ツ谷」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部144.68m
◆ 地区面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-17,931.82㎡
◆ 建築面積-約10,200㎡
◆ 延床面積-約139,700㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
用途-オフィス、店舗、共同住宅、集会場、駐車場
総戸数-60戸
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 特定事業参加者-三菱地所、第5メック都市開発特定目的会社(三菱地所、阪急電鉄、太陽生命保険が出資するSPC)
◆ 実施設計-大成建設
◆ 基本設計・総合監理-日本設計・三菱地所設計共同企業体(日本設計、三菱地所設計)
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年09月
◆ 竣工-2019年10月下旬予定
◆ 総事業費-約840億円


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「四ツ谷駅から見た外観」です。


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「配置図」です。


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南東側から見た様子です。既存建物の地上躯体の解体はすべて終わっています。手前の道路は「外堀通り」です。


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北東側から見た様子です。手前の道路は「外堀通り」です。


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北西側から見た様子です。北西角には仮設店舗が設けられています。


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西側の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。すっかり更地になっています。奥に見えるタワークレーンは上智大学「ソフィアタワー」の建設現場です。


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撮影時は「民間建物解体工事、埋蔵文化財調査」となっていました。民間建物は解体されて見当たらなかったのですが、地下躯体の解体を行っていたのでしょうか?


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。


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2016年9月 6日 (火)

あまりの巨大さにビックリ! 地上38階、高さ約205mの「赤坂インターシティ AIR」 2016年9月の建設状況

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赤坂インターシティ AIR-
 「新日鉄興和不動産」が事業協力者および参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、2014年9月9日に起工式を執り行い、新築工事に着手しました。

 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、アメリカ大使館北側の赤坂一丁目地区を再開発して超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。

 施設の正式名称は「赤坂インターシティ AIR(エア)」に決定しています。「赤坂インターシティ AIR」は、「新日鉄興和不動産」の「インターシティ」シリーズ5つ目のプロジェクトとなります。

赤坂インターシティ AIRの概要
◆ 計画名-赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目5番の一部、6番、8番、9番の一部
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅地下通路直結(東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅地下通路接続)
◆ 階数-地上38階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部205.08m(TP+214.23m)
◆ 敷地面積-16,088.32㎡
◆ 建築面積-7,130.00㎡
◆ 延床面積-178,328.01㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用べた基礎
◆ 地震対策-制振構造(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、会議施設、店舗等
◆ 総戸数-約50戸
◆ 建築主-赤坂一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年09月09日(起工式)
◆ 竣工-2017年08月31日予定


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「配置計画図」です。「溜池山王」駅地下道から延伸する地下鉄連絡通路や地下鉄連絡広場を整備します。

 引用資料 新日鉄興和不動産・ニュースリリース(2014/11/13)
 『赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業』 計画概要・事業コンセプトを発表 「世界から選ばれる国際都市東京の顔へ」 ~誰もが住みやすく働きやすい、居心地のよい街づくり~



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「支持地盤と構造イメージ」です。基礎工法は、「江戸川層」を支持地盤 とする「直接基礎」となっています。

 地震対策として、3種類の制振装置(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)を組み合わせた「ハイブリッド制振装置」を採用しています。下層階には「RC耐力壁」を設置しています。


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南東側の「汐見坂」から見た低層部です。東側の「共同住宅」部分の外観は完成しています。家賃は目が飛び出るほど高いんでしょうね・・・

 「アメリカ大使館」を警備するお巡りさんが見えないギリギリまで近づいてみました。この付近の撮影は2003年秋から始めましたが、毎回ここは足がすくみます・・・


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南東側の「汐見坂」から見た「赤坂インターシティ AIR」です。「汐見坂」から見た「赤坂インターシティ AIR」はとにかく巨大で、あまりの巨大さにビックリします。

 延床面積178,328.01㎡なので、東京の超高層ビルの中では特に延床面積が広い訳ではありませんが、超巨大なビルに見えます。

● ビルの大きさは、延床面積ではなく地上部分の体積!
 見かけのビルの大きさは、延床面積ではなく地上部分の体積です。最近のビルは1階あたりの階高が非常に高いので必然的に体積が大きくなります。「住友不動産六本木グランドタワー」もそうですが、とにかく巨大です。

 「赤坂インターシティ AIR」の延床面積178,328.01㎡ですが、パッと見は延床面積220,000㎡~230,000㎡クラスのビルに見えます。


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南東側の「汐見坂」からもう少し引いて見た様子です。


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南西側から見た様子です。この角度から見るとスリムなビルに見えます。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。東側の「共同住宅」部分の構造がよく分かります。


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北東側から見た下層階の様子です。敷地北側の道路は大幅に拡幅されます。


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「首都高速道路環状線」越しの北西側から見た様子です。


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「首都高速道路環状線」越しの南西側から見た様子です。


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2016年9月 5日 (月)

タワークレーンが合計7基の壮観な建設現場 延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワー「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」 2016年9月の建設状況

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-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約24,000㎡、 敷地面積19,898.68㎡に延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。

 「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/05/11)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事着工のお知らせ

 NTT都市開発 ニュースリリース(PDF:2015/09/03)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 店舗・国際会議室のリーシング及びプロパティ・マネジメント業務受託のお知らせ 

大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約178m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約202,000㎡(A棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(NTT都市開発)
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定

(備考) 建築計画のお知らせでは、「A棟」の高さは179.00m(最高182.00m)となっています。

大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約163m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約152,000㎡(B棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定


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「配置図(イメージ)」です。「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。


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「断面図(イメージ)」です。「A棟」が、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約178m、「B棟」が、地上32階、塔屋1階、地下3階、 高さ約163mとなります。地下と低層部は、A棟とB棟が一体化します。

 地下と低層部の一体化した部分に、大手町地区における地域冷暖房施設のループ化を実現します。
 災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)、帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力を強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)します。


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「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建設現場を南東側から見た様子です。タワークレーンが合計で7基の壮観な建設現場となっています。

 手前の「A棟」の建設現場には、大林組カラーの「オレンジ」のマストのタワークレーンが3基、奥の「B棟」の建設現場には、竹中工務店カラーの「シルバー」のマストのタワークレーンが4基稼働しています。


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A棟の建設現場

 「A棟」の建設現場を南西側から見た様子です。敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。竹中工務店カラーの「シルバー」のマストのタワークレーンが4基稼働しています。


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「A棟」の建設現場を南側から見た様子です。多くの工事現場はすぐにゲートを閉めるのですが、この現場は規模が大きいので、ひっきりなしに工事車両が出入りします。そのためほぼすべてのゲートが開いている状態でした。ビルヲタ的にはうれしい現場です。


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竹中工務店カラーの「シルバー」のマストのタワークレーンの「ベース架台」が見えます。鉄骨造なので、「フロアクライミング方式」のタワークレーンとなっています。


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「A棟」の建設現場を南東側から見た様子です。「逆打ち工法」で建設されています。


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「A棟」と「B棟」の連結部分です。


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通常は連結部分の鉄骨建方は後施工になりますが、この現場は一部鉄骨建方を先に行って、上に構台を設置して「クローラークレーン」を載せています。ほぼ敷地いっぱいに建設しているので、このような工夫をしているのだと思われます。


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B棟の建設現場

 「B棟」の建設現場を南西側から見た様子です。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。大林組カラーの「オレンジ」のマストのタワークレーンが3基稼働しています。


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「B棟」の建設現場を南東側から見た様子です。「逆打ち工法」で建設されています。


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「B棟」の建設現場を東側から見た様子です。


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2016年9月 4日 (日)

「住友不動産六本木グランドタワー」は泉ガーデンの一部? 住友不動産六本木グランドタワー1階の「駅前広場 & オフィスエントランス」はメチャメチャ奇麗で超豪華!

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-住友不動産六本木グランドタワー-

 東京(首都圏)の撮影ツアーのために更新を休んでいました。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。

 この季節のビル巡りは無謀でした・・・ 猛暑の中を長距離歩くので、毎日5リットルくらい水やジュースを飲んでいましたが、何度か熱中症の直前までいきました。一時的に意識が遠のいたり、歩きながら猛烈な眠気に襲われました。

 なぜバリバリの「太陽のSEASON」に行ったのかというと「いきものがかり」の10周年ライブ「超いきものまつり2016 地元でSHOW!! ~海老名でしょー!!!~ / ~厚木でしょー!!!~」の「海老名運動公園」でのライブに合わせて行ったためです。まさに「熱情のスペクトラム」のような撮影ツアーでした(笑)。

 本題に戻って、「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス(旧:六本木プリンスホテル)」を中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。

 正式名称は、業務棟が「住友不動産六本木グランドタワー」、住宅棟が「六本木グランドタワーレジデンス」に決定しています。

 「住友不動産六本木グランドタワー」は当初は2016年3月末に竣工する予定でしたが、現在も外構工事が続いています。
 公式ホームページを見ても竣工予定は「平成28年」と書かれているだけで正確にはまだ発表されていません。

● 1階の「駅前広場&オフィスエントランス」は超豪華!
 外構工事は続いていますが、住友不動産六本木グランドタワーの1階にある「駅前広場」と「オフィスエントランス」は供用開始されています。

 「駅前広場」と「オフィスエントランス」は、メチャメチャ奇麗で超豪華です。「住友不動産」のフラッグシップとなるこのビルに賭ける物凄い執念を感じました。

住友不動産六本木グランドタワーの概要
◆ 計画名-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業南街区施設建築物
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目2番1号(業務棟)、東京都港区六本木三丁目2番2号(住宅棟)
◆ 交通-東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅直結、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩5分、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王」駅徒歩8分、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩10分
◆ 階数-(業務棟)地上40階、塔屋2階、地下5階、(住宅棟)地上27階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(業務棟:4FLより)230.76m、(住宅棟)109.05m
◆ 敷地面積-17,371.73㎡南街区全体)
◆ 建築面積-9,413.44㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-202,500.74㎡(南街区全体)
◆ 構造-(業務棟)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(住宅棟)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(業務棟)直接基礎、(住宅棟)杭基礎
◆ 地震対策-(業務棟)免震構造「積層ゴムアイソレーター、U字鋼材ダンパー、オイルダンパー」、制振構造「粘性制振壁」、(住宅棟)免震構造
◆ 用途-(業務棟)オフィス、カンファレンスセンター、店舗他、(住宅棟)共同住宅
◆ 総戸数-226戸(権利者住戸含む)
◆ 建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成・大林建設共同企業体(大成建設、大林組)
◆ 着工-2013年10月28日
◆ 竣工-2016年03月末(当初計画)
◆ オープン-2016年04月末(六本木グランドタワーレジデンス入居開始)、2016年秋頃予定(住友不動産六本木グランドタワー)
◆ 総事業費-約1,141億円


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配置図です。

 引用資料 公式ホームページ
 住友不動産六本木グランドタワー 

 私は「住友不動産六本木グランドタワー」も「泉ガーデン」の一部になると予想していましたが、この配置図を見る限り別々です。


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「1階図面」です。東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅」西口改札(新設)からダイレクトアクセスとなっています。


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東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅」もしくは「泉ガーデンタワー」と接続する通路です。


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駅前広場
 その先には、住友不動産六本木グランドタワー1階の超豪華な「駅前広場」が広がっています。


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少し角度を変えた様子です。あまりの豪華さに感動して、猛暑の中を歩いた疲れが吹っ飛んで夢中で撮影しました(笑)。素晴らしいの一言です。思わず涙が出そうになりました。


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IZUMI GARDEN
 なんと「IZUMI GARDEN」の文字が! 私は、「住友不動産六本木グランドタワー」も「泉ガーデン」の一部になると予想していました。予想が当たって思わず「勝った!」と心で叫びました(笑)。

 まだ「住友不動産」からは正式な発表はありませんが、業務棟の「住友不動産六本木グランドタワー」と住宅棟の「六本木グランドタワーレジデンス」がある街区は「泉ガーデン」の一部になるようです。


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「六本木一丁目駅」西口改札(新設)と直結
 東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅」もしくは「泉ガーデンタワー」と接続する通路側に振り返った様子です。

 写真右側奥に「開口部」が見えます。撮影時点(9月2日)ではまだ供用開始されていませんでしたが、この部分で東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅」西口改札(新設)と直結すると思われます。


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北側寄りから見た1階の「駅前広場」です。


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グラデーションがある照明が非常に凝っています。


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オフィスエントランス
 1階の「オフィスエントランス」です。受付に係員がいるのでビルは一部稼働しているようです。


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よく見ると天井の照明と床のタイルのデザインを合わせています。凝ってますね!


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奥に「フラッパーゲート(セキュリティゲート)」が見えます。


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フラッパーゲート(セキュリティゲート)
 ガラス越しに見た「フラッパーゲート(セキュリティゲート)」です。


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ステーションロビー
 「フラッパーゲート(セキュリティゲート)」の奥は、3層吹き抜け高さ12mの開放感ある「ステーションロビー」となっています。

 オフィスのロビーというよりも超高級ホテルのロビーという感じですね。こんな豪華なビルで仕事の出来る方は羨ましい限りです。


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「駅前広場」の西隣は「中庭」となっています。


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中庭

 「中庭」です。「中庭」という名称なので、完成時は移動可能な植栽等が置かれると思われます。


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シャトルエレベーター

 「シャトルエレベーター」の1階部分です。「中庭」に面して設置されています。29階の「スカイロビー」と直結する4基の「シャトルエレベーター」の「かご」が見えます。


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29階の「スカイロビー」と直結する4基の「シャトルエレベーター」を見上げた様子です。


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