JR東日本 田町駅~品川駅間の新駅 「品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要」を正式発表!
-品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)-
JR東日本は9月6日に、「山手線・京浜東北線」の田町駅~品川駅間に設ける「品川新駅(仮称)」のデザインなどを正式に発表しました。
引用資料 JR東日本(PDF:2016/09/06)
品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について
「品川新駅(仮称)」は、JR品川車両基地跡地内に設置します。田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近となります。
● 日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根
「品川新駅(仮称)」が国際交流拠点となる街の中核施設として象徴的なデザインとなることを期待し、世界で活躍している「隈研吾氏」をデザインアーキテクトとして、設計作業を進めています。
日本の魅力を発信していくために、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を、障子をイメージして「膜」や「木」等の素材を活用し、「和」を感じる駅を創ります。また、膜屋根をランダムに折ることで、駅の多様な表情を生み出します。
品川新駅(仮称)の概要
◆ 所在地-JR品川車両基地跡地内
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-建物高さ約30m
◆ 総床面積-約7,600㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-駅施設(駅事務室・旅客便所等)約2,400㎡、店舗(2階、3階)約500㎡、大屋根(約110m×35m)約4,000㎡、吹抜け(約50m×20m)約1,000㎡
◆ 諸設備-可動式ホーム柵(山手線、京浜東北線各ホーム)、エスカレーター×8基(各ホーム4基)、改札内エレベーター 4基(各ホーム24人乗り1基、18人乗り1基)、改札外エレベーター 2基(11人乗り)
◆ 建築主-東日本旅客鉄道
◆ 設計者-東日本旅客鉄道、品川新駅設計共同企業体(ジェイアール東日本コンサルタンツ、ジェイアール東日本建築設計事務所)
◆ デザインアーキテクト-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-品川新駅(仮称)新設工事共同企業体(大林組、鉄建建設)
◆ 準備工事着手-2016年09月
◆ 暫定開業-2020年春予定
◆ 本開業-2024年頃予定(街びらき)
「配置図」です。「品川新駅(仮称)」の設置位置は、JR品川車両基地跡地内の田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近となります。
「3階平面図」と「2階平面図」です。諸設備として、可動式ホーム柵(山手線、京浜東北線各ホーム)、エスカレーター×8基(各ホーム4基)、改札内エレベーター 4基(各ホーム24人乗り1基、18人乗り1基)、改札外エレベーター 2基(11人乗り)を設置します。
● 線路別島式2面4線
並走する「山手線、京浜東北線」は、品川駅以外は同じホームで乗り換えが出来る「方向別複々線」を採用しています。
しかし、「田町駅」を品川方面に過ぎると線路がクロスして「線路別複々線」となります。そのため「品川新駅(仮称)」も「品川駅」と同じ線路別複々線となり、乗り換えの際には別のホームへ移動する必要があります。
「街区側外観イメージ図」です。「えき」から「まち」を見通すことができる大きなガラス面です。
「駅舎内観イメージ図」です。車両基地を見渡すことができるイベントスペースです。
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