港区 地上44階、高さ約170mの超高級タワーマンション「パークコート赤坂檜町ザ タワー」 2016年9月の建設状況
-パークコート赤坂檜町ザ タワー-
「東京ミッドタウン」の北西側に「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されています。北側が「赤坂通り」に面する逆三角形状のエリアです。
概要は、地上44階、塔屋2階、地下1階、高さ約170m、延床面積44,443.25㎡、総戸数322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)で、正式名称は「パークコート赤坂檜町ザ タワー」となっています。
完成予想図引用 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
パークコート赤坂檜町ザ タワー
隣接する「東京ミッドタウン」との高低差を解消するため、歩行者専用道路を新設し、歩行者動線を強化します。
エレベーターを併設してバリアフリーへの対応を図るほか、災害時の避難や救援救護の物資輸送にも機能する動線ネットワークを整備します。
● 全戸完売
「パークコート」を冠した名称、「東京ミッドタウン」の隣接地という立地から分譲価格は驚く程高額でした。分譲された住戸の平均坪単価がなんと約1,000万円です。
最高価格はなんと15億円で、15億円の住戸は最上44階の北向きの専有面積約203㎡です。それも含めてすでに全戸完売しています。
パークコート赤坂檜町ザ タワーの概要
◆ 計画名-赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都港区九丁目313(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線「六本木」駅徒歩9分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩3分
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約170m、軒高約163m
◆ 敷地面積-4,656.24㎡(他に私道負担8.41㎡有り)
◆ 建築面積-1,887.63㎡
◆ 延床面積-44,443.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁:4階~20階、壁式摩擦ダンパー:2階、3階、21階~37階)、屋上にリニアモーターAMD(アクティブマスダンパー)を設置
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、小規模多機能型居宅介護施設
◆ 総戸数-322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)
◆ 建築主-赤坂九丁目北地区市街地再開発組合(売主 三井不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年02月26日
◆ 竣工-2018年02月下旬予定
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定
南西側(東京ミッドタウン側)の高台から見た「パークコート赤坂檜町ザ タワー」の建設現場です。
地震対策として、「免震構造」と「制震構造」を併用します。免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁<4階~20階>、壁式摩擦ダンパー<2階、3階、21階~37階>)となっています。
● 日本初の「リニアモーターAMD」搭載分譲マンション
屋上に「AMD(アクティブマスダンパー)」を設置し、重りをリニアモーターで制御する先進技術で地震時の後揺れを抑止し、風揺れにも対応します。
北東側の「赤坂通り」に架かる歩道橋から見た様子です。
タワークレーン2基で建設しています。
「コンクリートミキサー車」です。
再開発区域内の北東側です。再開発前は「港区立中之町幼稚園」がありました。仮園舎に移転していますが、再開発が完了すると戻ってきます。
再開発区域内にあった「港区立桑田記念児童遊園」は、再開発完了後に「港区立中之町幼稚園」があった北東側に移動して開園予定です。
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