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2016年10月

2016年10月31日 (月)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 Part1・供用開始された仮設の「西口駅舎」

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JR飯田橋駅-
 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

 現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。


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平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。

 ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「旧連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
 JR中央線飯田橋駅ホームにおける抜本的な安全対策の着手について


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飯田橋駅改良工事に伴い、2016年8月7日(日)より「西口駅舎」の位置が変わりました。


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JR飯田橋駅西口仮駅舎

 「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設するには、連絡通路と西口駅舎を閉鎖する必要があるので、仮設の「西口駅舎」を設ける必要があります。他にスペースが無いので、ここしかありません。


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この先には、旧西口駅舎への連絡通路がありましたが、閉鎖されて階段が設置されています。


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仮設の「西口駅舎」への階段です。


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「跨線橋」です。


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「跨線橋」を西側に振り返った様子です。


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改札内から見た「改札口」です。


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改札外から見た「改札口」です。


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「きっぷうりば」です。


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仮設の「西口駅舎」を南東側から見た様子です。


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仮設の「西口駅舎」には、「エレベーター」が設置されていないため、車椅子等を利用する方は、エレベーターが設置されている東口を利用する必要があります。


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仮設の「西口駅舎」を北東側から見た様子です。

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2016年10月30日 (日)

銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業 銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」 2017年4月20日(木)オープン!

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-銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業-

 「松坂屋銀座店」は2013年6月30日(日)で閉店しました。「松坂屋銀座店」を中心に合計17棟(合計延床面積約74,294㎡)は再開発のため解体されました。

 「J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事」は、銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」を2014年4月2日に着工しました。

● GINZA SIXが2017年4月20日(木)オープン!
 2017年1月末の竣工を目指し現在開発が進む「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」は、施設名称を「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に、商業施設の開業日を2017年4月20日(木)に決定しました。

 引用資料 公式ホームページ
 GINZA SIX

 銀座エリア最大の商業施設面積約47,000㎡、銀座エリア最大241店舗(物販210、飲食24、サービス7)もの多彩なブランドが集結するワールドクラスクオリティの商業空間を実現します。

 銀座の象徴である中央通りに面した全長(間口)約115mに、世界を代表する6つのラグジュアリーブランドが旗艦店として2~5層の大型メゾネット店舗を構え、個性的なファサードにより銀座の新たな顔を創り出します。

 6つのラグジュアリーブランドの旗艦店は、「① The House of Dior (仮)(ザ ハウス オブ ディオール) 、② CÉLINE(セリーヌ) CÉLINE(セリーヌ)、③ SAINT LAURENT(サンローラン)、④ Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ & アーペル) 、⑤ VALENTINO(仮)(ヴァレンティノ)、⑥ FENDI(フェンディ)」です。

GINZA SIXの概要
◆ 計画名-銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地 -東京都中央区銀座六丁目1-1他
◆ 階数-地上13階、地下6階
◆ 高さ-約66m(建築基準法上の高さ約56m)
◆ 敷地面積-9,077.49㎡
◆ 建築面積-8,921.10㎡
◆ 延床面積-148,711.83㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-店舗、オフィス、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
◆ 建築主-銀座六丁目10地区市街地再開発組合
◆ 運営-GINZA SIXリテールマネジメント(大丸松坂屋百貨店、森ビル、L Real Estate、住友商事が共同出資)
◆ 設計者-銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体(鹿島建設、谷口建築設計研究所JV)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年04月02日
◆ 竣工-2017年01月31日予定
◆ 開業-2017年04月20日予定


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「中央吹き抜けイメージ」です。


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「松坂屋銀座店」跡地を含む2つの街区(銀座六丁目10番、11番)を一体的に整備する再開発事業です。


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の全体概要です。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2016/10/26)
 世界のGINZAを次のステージへ。銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」2017年4月20日誕生。 


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の2016年10月28日の建設状況です。外観がほぼ姿を現しています(写真提供bgds氏)。


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オフィス部分には庇(ひさし)があります(2016年9月1日撮影)。

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2016年10月29日 (土)

女、26歳、居酒屋勤務、結婚の予定なし。でも、“家”を買います。 NHKドラマ「プリンセスメゾン」 第1回のロケ地は建設中の「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」

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-プリンセスメゾンー
 
2016年10月25日(火)から連続8回のNHKBSプレミアムドラマ「プリンセスメゾン」が始まりました。 ”女、26歳、居酒屋勤務、結婚の予定なし。でも、“家”を買います。” 20代後半の女性が「マンション購入」を目標に生きるリアル体験型ドラマです。

 NHK公式ホームページ → プリンセスメゾン 

 第1回の舞台は、「持井不動産」が分譲する江東区豊洲の「MJ MAISON TOYOSU WEST」です。「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」の外観がそのまま使われていました。

 モデルルームの実物の50分の1の模型と大規模な豊洲の1日のジオラマは、「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」の公式ホームページのモデルルームの内部と全く同じでした。これにはちょっと感動してしまいました。モデルルームの閉館後にロケを行ったと思われます。

 第2回(11月1日放送)は、 ”タワーマンションの部屋を見に行き、その眺望のすばらしさに感動する。” という内容です。
 予告に「アーバンドック パークシティ豊洲」を見上げるシーンが登場していました。このドラマは「三井不動産レジデンシャル」が全面協力していると思われます。ビルヲタ必見のドラマです!

パークホームズ豊洲 ザ レジデンス
 「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」は、は東京電力の社宅跡地に建設中の巨大マンションです。元々は、東京電力が店舗、共同住宅、ホテルで構成される複合ビル「(仮称)豊洲5丁目プロジェクト(東電社宅跡地)」を建設する予定でしたが、東日本大震災による福島原発の事故により頓挫しました。

 東京電力以外の周囲の敷地も集約化して敷地面積10,591.10㎡に建設中です。事業比率は、「三井不動産レジデンシャル(85%)、三井物産(15%)」となっています。

パークホームズ豊洲 ザ レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)江東区豊洲5丁目計画
◆ 所在地-東京都江東区豊洲五丁目6番3(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩5分、ゆりかもめ「豊洲」駅徒歩4分
◆ 階数-地上22階、地下0階
◆ 高さ-最高部74.15m、軒高69.95m
◆ 敷地面積-10,591.10㎡
◆ 建築面積-5,188.73㎡
◆ 延床面積-72,115.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(94本)
◆ 地震対策-免震構造(免震ゴム、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-総戸数690戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル(85%)、三井物産(15%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月01日
◆ 竣工-2017年01月下旬予定
◆ 入居開始-2017年04月上旬予定


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「東電堀」越しに見た様子です。


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「昭和大学江東豊洲病院」の公開空地から見た様子です。建物を2つにスライドさせて繋げたような「雁行(がんこう)配置」となっています。


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西側から見た様子です。基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭(94本)」、地震対策として「免震構造(免震ゴム、オイルダンパー)」を採用しています。

 更に、建物中央に2つの吹き抜けを設けた「∞型バンドルチューブ架構」を採用しているので、一般のマンションより高い免震効果が発揮出来ます。


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北側から見た様子です。

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2016年10月28日 (金)

横浜みなとみらい21地区 三菱地所の「(仮称)MM21地区47街区開発計画」 「コーエーテクモゲームス」が本社を移転! 

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-(仮称)MM21地区47街区開発計画-

 「三菱地所」は、横浜市みなとみらい21地区に所有する「47街区」の一部(敷地面積約8,670㎡)で、「(仮称)MM21地区47街区開発計画」を進めます。
 延床面積約37,000㎡で計画されており、主要用途は、オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等となる予定です。

 「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の延床面積約37,000㎡のうち、「コーエーテクモゲームス」は、約26,000㎡を取得する予定です。
 「コーエーテクモゲームス」は、コーエーテクモグループ経営統合10周年の記念事業として、オフィスならびにライブハウス型ホールを取得し、本社を移転します。
 
 取得予定の複合施設は約1,600人収容規模の本社オフィスと、 約2,000人収容のコンサート等を開催できるライブハウス型ホールを備え、2019年度竣工の予定です。

 コーエーテクモホールディングス(2016/10/27)
 横浜・みなとみらい21地区に本社オフィスとライブハウス型ホールを取得!

 横浜市記者発表資料(PDF:2016/10/27)
 株式会社コーエーテクモゲームス、横浜みなとみらいへの本社・音楽ホールの立地を決定!

● 現在の本社は日吉駅近く
 「コーエーテクモホールディングス」の本社は、東急東横線の日吉駅に近い横浜市港北区箕輪町一1丁目にあります。

 2016年3月期の連結決算では、売上高38,332百万円、営業利益11,069百万円となっています。 グループの社員数は1,645人、このうち1,000人超が「コーエーテクモゲームス」の社員とみられます。

 横浜市みなとみらい21地区への本社移転後は、日吉の拠点は大幅に縮小される可能性があります。まあ同じ横浜市内の移転なので、横浜市にとってはプラスマイナスゼロでしょうか?

(仮称)MM21地区47街区開発計画の概要
◆ 所在地-横浜市西区みなとみらい四丁目3番(47街区)
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩10分、みなとみらい線「新高島」駅徒歩2分
◆ 敷地面積-約8,670㎡
◆ 延床面積-約37,000㎡、約26,000㎡(コーエーテクモゲームス取得部分)
◆ 用途-オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等
◆ 工期-2017年度~2019年度予定


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地です。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/10/27)
 「(仮称)MM21地区47街区開発計画」着手 -みなとみらい21地区にコーエーテクモゲームスが本社を移転-

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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地です。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地には、暫定施設の「スーパーオートバックス横浜みなとみらい」などが建っています。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地のすぐ北側には、「横浜歯科医療専門学校 みなとみらい新校舎」が、2016年8月に開校しています。

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2016年10月27日 (木)

中央区 旧ブリヂストン本社ビル跡地 地上23階、高さ約149mの「(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事」が本格着工!

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京橋一丁目東地区-
 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。

 引用資料 戸田建設 新着情報(2016/03/07)
 京橋一丁目東地区における都市計画の決定について

京橋一丁目東地区・全体の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番、8番の一部、9番、10番の一部
◆ 区域面積-約16,000㎡
◆ 工期-2016年度~2023年度予定


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「配置図」です。


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「京橋一丁目東地区」の再開発予定地です。


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A街区

 「A街区」のブリヂストン旧本社ビル「ブリヂストンビル(永坂産業京橋1丁目ビル、松本ビル)」跡地です。ブリヂストンの本社機能は、「東京スクエアガーデン」に移転しています。

 「A街区」は、敷地面積2,813.74㎡です。地上23階、地下2階、高さ149.22m、延床面積41,713.58㎡の超高層ビルが建設されます。2016年6月15日に着工したようです。

京橋一丁目東地区・A街区の概要
◆ 計画名-(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目10番他
◆ 階数-地上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.22m
◆ 敷地面積-2,813.74㎡
◆ 建築面積-2,204.99㎡
◆ 延床面積-41,713.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接地業鉄筋 コンクリートべた基礎
◆ 用途-オフィス、美術館、自動車車庫
◆ 建築主-永坂産業(ブリヂストンの資産管理会社)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月15日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「A街区」を北側から見た様子です。「三点式パイルドライバ」が見えます。「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しています。


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「A街区」を南東側から見た様子です。


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最新の「(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されています。


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C街区
 
「京橋一丁目東地区」の「C街区」です。地上躯体の解体は終わっています。地上7階、地下1階、高さ約32m、延床面積約9,300㎡のオフスビルが建設されます。

京橋一丁目東地区・C街区の概要
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-最高部GL+約32m
◆ 敷地面積-約1,450㎡
◆ 延床面積-約9,300㎡
◆ 用途-オフィス、駐車場等
◆ 事業主体-全国信用協同組合連合会
◆ 着工-2016年度予定
◆ 竣工-2018年度予定


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B街区

 戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」を中心とする「B街区」は、敷地面積約6,150㎡です。地上28階、地下3階、高さ約173m、延床面積約101,500㎡規模の超高層ビルが建設されます。予定工期は、2021年度~2023年度と東京オリンピックの後になります。

京橋一丁目東地区・B街区の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部GL+約173m
◆ 敷地面積-約6,150㎡
◆ 延床面積-約101,500㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、文化施設、駐車場等
◆ 事業主体-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2023年度予定


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「B街区」を北東側から見た様子です。

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2016年10月26日 (水)

港区 地上26階、高さ約114mの「(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業」 2016年9月の建設状況

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-港南一丁目地区基盤整備・建設工事-

 JR品川駅港南口(東口)の港南二丁目に「品川フロントビル」がありますが、道路を隔てた北側の港南一丁目に「港南一丁目市街地住宅」がありました。

 「港南一丁目市街地住宅」は建て替えられます。建て替えの理由は、老朽化と一般居住部分が耐震基準を満たしていないためです。ビルを所有していたのは、「はとバスの東京バスツアー」で有名な「はとバス」と「UR都市機構」です。

 計画名は「(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業」と非常に長く、地上26階、地下2階、高さ114.36mの「オフィス、集合住宅、店舗、保育所」で構成される超高層複合ビルが建設される予定です。2016年7月20日に着工したようです。

港南一丁目地区基盤整備・建設工事の概要
◆ 計画名-(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目6番5号 外
◆ 階数-地上26階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.36m
◆ 敷地面積-3,969.84㎡
◆ 建築面積-1,758.23㎡
◆ 延床面積-36,598.10㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、集合住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-139戸
◆ 建築主-はとバス、UR都市機構(都市再生機構)
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日東設計事務所(建築基準法による確認済の標識より)
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年07月20日
◆ 竣工-2019年02月上旬予定


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建設現場は、JR品川駅港南口(東口)の近くです。2016年7月20日に本体工事に着工したようです。


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「ソイルセメント柱列壁工法」と「シートパイル(鋼矢板)」で構築した「山留め壁」が見えます。えび茶色の鉄骨は「山留め壁」を支える「切梁」です。


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南西側から見た様子です。


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最新の「(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業」の建築計画のお知らせです。「建築面積、延床面積」が変更されていました。


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「建築基準法による確認済」の標識です。工事監理者も「大成建設」かと思っていましたが、「日東設計事務所」でした。

 多くの場合は、「設計者」と「工事監理者」は兼任の場合が多いですが、「設計者」と「工事監理者」が違う事も時々あります。チェック機能が働いていいと思います。

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2016年10月25日 (火)

港区 地上22階、高さ約129mの「(仮称)芝公園1丁目ビル計画」 2016年9月の建設状況

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(仮称)芝公園1丁目ビル計画-
 「パナソニック」は、2013年3月期に巨額赤字を計上する見込みとなったため、財務体質改善のために地下鉄御成門駅前にあった「東京パナソニックビル1号館、東京パナソニックビル2号館、東京パナソニックビル3号館」を売却しました。

 東京タワー東側の日比谷通りの「御成門交差点」の南東側に「東京パナソニックビル1号館」がありました。
 「東京パナソニックビル1号館」は解体され、跡地には「住友不動産」により、地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ129.00mの超高層オフィスビル「(仮称)芝公園1丁目ビル計画」が建設中です。

(仮称)芝公園1丁目ビル計画の概要
◆ 所在地-東京都港区芝公園一丁目2番2他
◆ 階数-地上22階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部129.00m
◆ 事業区域面積-10,521.57㎡
◆ 敷地面積-3,710.24㎡
◆ 建築面積-1,770.86㎡
◆ 延床面積-32,695.44㎡(容積対象面積27,978.16㎡)
◆ 構造-鉄造骨、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭
◆ 用途-オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2015年06月01日(地下解体も含む)、2015年10月10日(新築工事開始)
◆ 竣工-2018年02月28日予定(工事完了)


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「外観イメージ」です。

● 都市再生特別措置法
 都市再生特別措置法第20条第1項に基づき、2015年10月9日付けで「住友不動産」から申請のあった民間都市再生事業計画について、同法第21条第1項の規定により認定しました。

 引用資料 国土交通省・記者発表資料(2015/11/20)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)芝公園1丁目ビル計画) 


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「概要図」です。下層階が「エントランス、カンファレンス」、上層階が「オフィス」となります。


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「周辺状況」です。敷地面積は3,710.24㎡ですが、事業区域面積は10,521.57㎡と広いです。「日比谷通り」側に、公園①663.46㎡、公園②1,649.06㎡が整備されます。


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東京タワーの「特別展望台」から見た様子です。


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「乗入れ構台」が見えます。「順打ち工法」で、地下躯体を構築中です。茶色の鉄骨は「山留め壁」を支える「切梁」です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

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2016年10月24日 (月)

千葉駅改良・駅ビル建替工事他 新しいJR千葉駅が2016年11月20日(日)に第Ⅰ期開業! 東口改札・コンコースが線路上空の3階に移転

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-千葉駅改良・駅ビル建替工事他-

 現在のJR千葉駅は、区画整理の一環として1963年に現在の「東千葉駅」がある場所から移転してきたものです。総武本線と成田線が共用だっため、当初は4面8線(現在は5面10線)で開業しました。

 その後の千葉市の人口急増により、ホームの増設、千葉都市モノレールの乗り入れなど改良が重ねられてきましたが、根本的な改良をせず継ぎ足して拡張してきました。

 千葉駅のコンコースは高架下にあり、天井が低い上に柱が林立しています。また東口と西口が別フロアで分かりにくく、千葉都市モノレールの駅との接続も不便でした。また老朽化も進み、こうした状況を改善すべく、「千葉駅改良・駅ビル建替工事他」に踏み切りました。

 「千葉駅改良・駅ビル建替工事他」は、延床面積約73,800㎡(駅施設・コンコース約16,400㎡、エキナカ約8,000㎡、駅ビル約49,400㎡)のホームを覆う巨大駅舎を建設する大規模プロジェクトです。
 建替え前は、延床面積約27,000㎡(駅施設・コンコース約10,000㎡、エキナカ約2,000㎡、駅ビル約15,000㎡)だったので、3倍近くに大幅に規模を拡大します。

● 2016年11月20日(日)に第Ⅰ期開業!
 千葉駅の工事は、基礎工事において予想を超える地中障害物により工程が遅延したため、新駅舎の開業時期を変更しましたが、第Ⅰ期(駅機能、コンコースを3階に移設、エキナカ3階店舗)が、2016年11月20日(日)に開業します。

 引用資料 JR東日本・千葉支社(PDF:2016/08/26)
 あたらしい千葉駅が11月20日に誕生します 

 第Ⅱ期開業(エキナカ全面開業、駅ビル先行開業(2階以上))は2017年夏以降の予定で、全面的な開業となる第Ⅲ期開業は2018年夏以降の予定です。

千葉駅改良・駅ビル建替工事他の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市中央区新千葉一丁目1番2他
◆ 階数-地上7階、地下1階(建築計画のお知らせでは地上8階、地下1階)
◆ 高さ-42.83m
◆ 敷地面積-25,816.19㎡(施設全体)
◆ 建築面積-22,142.30㎡(施設全体)
◆ 延床面積-73,743.36㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-駅施設・コンコース(約16,400㎡)、エキナカ(約8,000㎡)、駅ビル(約49,400㎡)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2011年10月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 開業スケジュール(予定)
 ● 2016年11月20日-第Ⅰ期開業(駅機能、コンコースを3階に移設、エキナカ3階店舗開業)
 ● 2017年夏以降-第Ⅱ期開業(エキナカ全面開業、駅ビル先行開業(2階以上))
 ● 2018年夏以降-第Ⅲ期開業(全面的な開業)


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「千葉駅3階 平面図」です。現在高架下1階の千葉駅東口改札・コンコースが線路上空の3階に移転し、わかりやすく、安全・安心で、明るく開放感のある駅に生まれ変わります。


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「フロア構成と開業時期」です。2017年夏以降に第Ⅱ期開業、2018年夏以降に第Ⅲ期開業を予定しています。


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西口改札側の「跨線橋」から見た北側の様子です。ホームを覆う巨大駅舎の建設が行われています。


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橋上駅舎は、西口改札側の「跨線橋」までは到達しませんが、4番線と5番線の軌道上に設ける「西口連絡通路」で直結します。


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西口改札側の「跨線橋」から見た南側の様子です。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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連絡通路で、西口再開発ビルや西口のペデストリアンデッキと直結します。


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橋上駅舎の下です。


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最終的には、既存のホームは解体されて新しく造り替えられます。


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ホーム上に橋上駅舎を支える新しい巨大な柱が林立しています。


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階段の途中にも橋上駅舎を支える新しい巨大な柱が姿を現しています。この階段もやがて解体されるので、今だけ見られる面白い光景です。


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橋上駅舎を支える新しい巨大な柱の基礎は「場所打ちコンクリート杭」です。難しいのが、天井が低く狭い空間での「場所打ちコンクリート杭」を構築です。

 JR東日本によると下記の理由により大口径の杭(杭径3.0m)の「場所打ちコンクリート杭」を構築する必要があったそうです。
 これらを解決するために「孔壁防護併用場所打ち杭工法(仮称)」と「超低空頭場所打ち杭工法(仮称)」が採用されました。

杭径3.0mが必要なの理由
◆ 線路直上に6層、高さ約30mの駅ビル
◆ 柱が少なく開放的な空間を採用した駅ビル
◆ コスト・工期の観点から地中梁なし
◆ 柱が既存高架橋を貫通し、脚が長い


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東口の改札内コンコースです。新しい巨大な柱と撤去される予定の既存の柱が混在しています。


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東口の改札口を改札外コンコースから見た様子です。


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「千葉駅改良・駅ビル建替工事他」の建築計画のお知らせです。2010年11月8日から掲示されているようですが、今回初めて見つける事が出来ました。


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(おまけ)
 「京セラドーム大阪」で行われた「Perfume(パフューム)」のライブ ”Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」 Dome Edition” に行ってきました。5月に「サンドーム福井」、6月に「和歌山ビッグホエール」に行ったので、今回が3度目となります。

 NEW ALBUM「COSMIC EXPLORER」を引っさげての、約2年ぶりとなる全国ツアーです。第一弾が全国7都市15公演を巡る全国アリーナツアー、第二弾が北米ツアー、第三弾が追加公演として行われている今回のドームツアーとなります。

 第一弾の全国アリーナツアーでは、初めての会場を多く選んだため、大都市の「東京、名古屋、大阪、福岡」の会場が入っていませんでした。今回のドームツアーは、それらを補う「名古屋、大阪、福岡」の3都市となっています。

「COSMIC EXPLORER」 Dome Editionの日程
① 2016年10月22日(土) 京セラドーム大阪
② 2016年10月23日(日) 京セラドーム大阪
③ 2016年11月03日 (木・祝) ナゴヤドーム
④ 2016年11月04日 (金) ナゴヤドーム
⑤ 2016年11月12日 (土)  福岡ヤフオク!ドーム


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(おまけ)
 チケットです。チケットは全て「座席指定券 引換券」となっています。


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(おまけ)
 座席の位置(座席番号)は公演当日に入場の際に入場口で発券される「座席指定券」で、初めて分かります。スタンド席の「1塁下段 7通路」でした。

 私は、全体が見渡せるスタンド席が結構好きです。ドームなので、米粒くらいしか見えないと覚悟していましたが、センターステージに比較的近く非常によく見えました。

 セットもセットリストも第一弾の全国アリーナツアーとは大幅に変更になっていました。特にセットはドームに合わせて大幅にパワーアップしていました。私的には第一弾の全国アリーナツアーより遥かに楽しかったです。

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2016年10月23日 (日)

川崎市 竣工した地上47階、高さ約158.mの「パークタワー新川崎」 テナントは2016年11月にオープン!

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-パークタワー新川崎-

 川崎市の「JR鹿島田駅」と「JR新川崎駅」の間に「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されました。

 2つのプロジェクト「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟」と「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 生活利便施設棟」で構成されています。

 「住宅棟」は、地上47階、地下2階、高さ158.40m、総戸数670戸(事業協力者戸数12戸含む、他に店舗3区画、事業協力者用店舗16区画)となっています。正式名称は「パークタワー新川崎」です。

 「生活利便施設棟」は、地上5階、地下1階、延床面積約17,000㎡(店舗面積約11,000㎡)となっています。2015年3月26日(木)に「新川崎スクエア」として先行してオープンしました。

● テナントは2016年11月にオープン!
 
いろいろあって工事が一部やり直しになりました。当初計画では、竣工が2015年3月中旬予定、入居開始が2015年5月下旬予定でしたが、1年以上遅れて2016年7月に竣工しました。

 下層階のテナント(1階15区画、3階1区画)は2016年11月オープン予定です。共同住宅の入居開始は2017年1月中旬予定となっています。

パークタワー新川崎の概要
◆ 計画名-(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1201番(地番)
◆ 交通-JR横須賀線「新川崎」駅徒歩3分、JR湘南新宿ライン「新川崎」駅徒歩3分、JR南武線「鹿島田」駅徒歩4分
◆ 階数-地上47階、地下2階(住宅棟)
◆ 高さ-158.40m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-6,131.20㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-4,813.52㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-76,064.73㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(4種類の免震ゴム×40台、オイルダンパー×12本、弾性すべり支承×8台)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-670戸(事業協力者戸数12戸含む、他に店舗3区画、事業協力者用店舗16区画)
◆ 建築主-鹿島田駅西部地区再開発株式会社(出資者:三井不動産、三井不動産レジデンシャルなど)、売主(三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・ 監理者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年08月01日
◆ 竣工-2016年07月
◆ 入居開始-2017年01月中旬予定


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北東側から見上げた様子です。


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北西側から見た様子です。


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「パークタワー新川崎」の基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策として「中間免震構造」を採用しています。

 1階と2階の間に「免震装置(4種類の免震ゴム×40台、オイルダンパー×12本、弾性すべり支承×8台)」を設置しています。


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下層階はテナント(1階15区画、3階1区画)となっており、2016年11月オープン予定です。


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エントランス付近を北東側から見た様子です。


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エントランス付近を北西側から見た様子です。


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エントランスには「車寄せ」がありまあす。


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エントランスのアップです。


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R鹿島田駅とJR新川崎がペデストリアンデッキで直結 
 JR鹿島田駅」側から見た様子です。「JR鹿島田駅」と「パークタワー新川崎」は、ペデストリアンデッキで直結します。


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「JR鹿島田駅」側のペデストリアンデッキが延長されています。


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「パークタワー新川崎」の南側に、ペデストリアンデッキが整備されています。この先で90度曲がって、「パークタワー新川崎」と「新川崎スクエア」の間にペデストリアンデッキが整備されています。ペデストリアンデッキは、西側に隣接する「新川崎スクエア」の3階と接続されています。


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「ペデストリアンデッキ」の下の1階部分はテナントとなっています。


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新川崎スクエア
 
2015年3月26日(木)にオープンした「新川崎スクエア」です。「新川崎スクエア」には、北側に3階床レベルでペデストリアンデッキが整備されています。

 「JR新川崎駅」側のペデストリアンデッキ(JR新川崎駅~新川崎スクエアの手前)は、2014年10月6日から供用開始されています。


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「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟」の建築計画のお知らせです。竣工後の公式HPの物件概要と「敷地面積、建築面積、延床面積」が一致しているので、確定した数値だと思われます。

 階数は、地上46階、地下2階となっていますが、公式HPでは、地上47階、地下2階となっています。建築基準法の階数と運用上の階数の違いかも知れません。

 高さは165.00mとなっていましたが、158.40mに変更されています。6.60mも低くなっていますが、実際に低くなったのか? 最高部と建築物もしくは軒高との違いなのか? 分かりません。

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2016年10月22日 (土)

横浜みなとみらい21地区 世界最大級の化粧品研究施設「(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター」 開発事業のお知らせ標識

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-(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター-

 「資生堂は、「みなとみらい21地区56-2街区」に化粧品研究施設「(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター」を建設する計画です。

 完成予想図引用 みなとみらいエリアマネジメント
 (仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター 

 概要は、地上16階、地下1階、高さ77.96m、延床面積58,226.05㎡、総事業費は300億~400億円(うち土地取得費65億5287万4194円)の見込みで、化粧品研究施設としては世界最大級となります。

(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンターの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区高島一丁目2番52ほか10筆(みなとみらい21地区56-2街区)
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-77.96m   
◆ 開発事業区域面積-7,022.52㎡
◆ 敷地面積-6,543.81㎡
◆ 建築面積-3,911.42㎡
◆ 延床面積-58,226.05㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(研究所)、店舗、駐車場
◆ 建築主-資生堂
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年10月24日予定
◆ 竣工-2019年02月15日予定
◆ オープン-2009年04月予定


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地上14階、塔屋1階、地下2階、高さ69.4mの時の「イメージパース」です。ほぼ別の建物と言っていいくらい変更になっています。

 引用資料 横浜市財務局(2015/3/26)
 みなとみらい21地区56-2街区の 事業予定者を決定しました 



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街区図です。青い部分が「56-2街区」で、「(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター」の建設予定地です。


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「(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター」の建設予定地です。


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計画通りなら2016年10月24日に「鹿島建設」の施工で着工予定です。


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「みなとみらい21地区56-2街区」は、北側で横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」に直結しています。


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「(仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター」の開発事業のお知らせです。

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2016年10月21日 (金)

中央区 地上32階、高さ約170mの「KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)」 2016年11月25日(金)オープン!

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-KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)-

 東京駅近くの京橋二丁目では、「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。複合施設の名称は「KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)」に決定しています。

 2つのプロジェクトで構成されおり、計画名は「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(再開発棟)」と「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(歴史的建築物棟)改修工事」となっています。

● 2016年11月25日(金)にオープン!
 
「KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)」の開業日は、2016年11月25⽇(⾦)に決定しています。出店予定の全34店舗のラインナップも発表されています。

 引用資料 日本土地建物(PDF:2016/09/20)
  “京橋エリア”の新たなランドマーク「京橋エドグラン」 開業日が2016年11月25日(金)に決定 “旗艦店”や“新業態初出店”などを含む全34店舗のラインナップを発表 
 
KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)の概要
◆ 計画名-京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(再開発棟)
◆ 所在地-東京都中央区京橋二丁目2番1
◆ 交通-東京メトロ銀座線「京橋」駅直結、JR「東京」駅徒歩5分
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部170.37m、軒高163.30m
◆ 敷地面積-7,994.44㎡(施設全体)
◆ 建築面積-5,182.84㎡(再開発棟)
◆ 延床面積-113,553.53㎡(再開発棟) *歴史的建築物棟含まず
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎-直接基礎、一部場所打ち杭(アースドリル工法、拡底杭)
◆ 地震対策-中間層免震構造
◆ 用途-オフィス(66,592.58㎡)、店舗(2,845.99㎡)、公共公益施設(2,384.51㎡)、駐⾞場(234台)
◆ 建築主-京橋二丁目西地区市街地再開発組合(参加組合員 日本土地建物、東京建物、清水建設)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2016年10月31日予定
◆ 開業-2016年11月25日予定


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街並み景観に配慮した施設計画

 「京橋エドグラン」は、保存・再生した歴史的建築物棟「明治屋京橋ビル」と、新築する再開発棟の2棟で構成されます。

 引用資料 日本土地建物(PDF:2016/01/19)
 ビジネスや賑わい、観光の拠点として注目される“京橋エリア”の新たなランドマーク「KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)」に名称決定~2016年秋に開業予定~ 

 中央通りから見て右側に「明治屋京橋ビル」、左側に再開発棟の低層部が位置します。これらは建物の高さを合わせることで街並み景観への配慮を行っています。


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中間層免震構造を採用

 「京橋エドグラン」は、7階の下に「免震層」を備えた「中間層免震構造」を採用しています。加えて、通常時の風荷重や中規模地震以下に対しては免震層を固定してダンパーによる集中制振とし、大地震時にはロックが外れて免震装置が機能する「弾性ロック機構」を国内で初めて導入しました。 



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北東側(中央通り側)から見た様子です。オフィス部分はスリムに見えますが、東西の幅が広いので、オフィスの準階貸室面積は 2,714.30㎡(821.07坪)とかなり広いです。


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北東側(中央通り側)から見た下層階の様子です。中央通りから見て右側に「明治屋京橋ビル」、左側に再開発棟の低層部が位置します。これらは建物の高さを合わせることで街並み景観への配慮を行っています。


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街区北側の道路です。


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歴史的建築物の「明治屋京橋ビル」は、改修工事を実施して保存され、「免震構造」のビルに生まれ変わりました。外壁の美装化も行われピカピカになっています。


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「明治屋京橋ビル」は、2015年8月31日から業務を開始しています。「明治屋京橋ストアー」は、2015年9月16日に新装オープンしています。


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東側(中央通り側)から見た様子です。


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7階下の低層部とオフィスの切り替え部分に「免振層」を備えた「中間層免震構造」を採用しています。「免震層」の下は高さ約31mの吹き抜け空間です。


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再開発棟の低層部です。「明治屋京橋ビル」と高さを合わせることで街並み景観への配慮を行っています。


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再開発棟の低層部を南東側(中央通り側)から見た様子です。


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南東側(中央通り側)から見た様子です。


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南東側(中央通り側)から見た下層階の様子です。


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街区南側の道路です。


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南西側(柳通り側)から見たの様子です。


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南西側(柳通り側)から見た下層階の様子です。


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柳通り側から見た高さ約31mの吹き抜け空間です。


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最新の「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(再開発棟)」の建築計画のお知らせです。高さが微妙に変更になっています。

 延床面積は「日本土地建物」のニュース&トピックスでは、「113,553.53㎡(34,349.94坪)*歴史的建築物棟含まず」となっています。どちらが正しいのかよく分かりません・・・

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2016年10月20日 (木)

渋谷区 東京メトロ銀座線「渋谷駅」の移設工事 2016年11月に4日間、銀座線の一部区間を終日運休して軌道を南側に移設!

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-東京メトロ銀座線・渋谷駅の移設工事-

 怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷地区ですが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」は渋谷駅街区基盤整備に合わせて大規模なリニューアル工事を進めています。

 現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の3階に位置していますが、現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に移設します。

 2016年11月に4日間、銀座線の一部区間を終日運休して、渋谷駅の軌道を南側に移設します。今回の移設で、新しいホームを構築するスペースを確保します。 

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線路切替工事のために運休

 「東京メトロ」では、銀座線渋谷駅移設に伴う線路切替工事のため2016年11月5日(土)~11月6日(日)及び2016年11月19日(土)~11月20日(日)の計4日間、銀座線の「渋谷~表参道間」と「青山一丁目~溜池山王間」を終日運休します。

 引用資料 東京メトロ(2016/09/13)
 銀座線渋谷駅 線路切替工事のため 銀座線 渋谷~表参道間、青山一丁目~溜池山王間を運休します 

 工事当日は、「表参道~青山一丁目間」、「溜池山王~浅草間」で折返し運転を実施します。また、東京メトロ、都営地下鉄、JR、各私鉄にて振替輸送を実施します。


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新・銀座線ホーム平面図(イメージ)
 現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に「銀座線渋谷駅」を移設します。

 引用資料 東京メトロ(PDF)
 銀座線渋谷駅改良工事編 

 現在、東口広場及び明治通りに7基ある銀座線の橋脚が3基となります。橋脚を減少させることで高架下の空間を広げ、駅前広場空間の拡充や道路交通の円滑化を図ります。


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新・銀座線ホーム断面図(イメージ)
 新しいホームは、現在の相対式2面2線から島式1面2線に変更します。ホーム幅を従来の約1.7倍に拡幅し、ホーム上の混雑を緩和させるほか、ホームドアを設置することにより安全性を向上させます。


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1回目の移設
 軌道を南側に移設して新しいホームを構築するスペースを確保します。移設はこれが1回目です。工事の進行に合わせてあと3回移設が行われ、最終的な軌道の場所が確定します。


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どのように移設工事を行うのか皆目見当がつきませんが、1回目の移設で、南側に弧を描いて膨らむ線形になると思われます。


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現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の地上3階部分にホームがある相対式2面2線の高架駅です。

 東京メトロ銀座線とJR腺を運行しながら、JR腺以東の「東急百貨店東横店」を解体する超難工事がほぼ終わっています。

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2016年10月19日 (水)

中央区 地上36階、高さ約129mの「パークシティ中央湊 ザ タワー」 & 地上22階の「シティタワー銀座東」

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-パークシティ中央湊 ザ タワー-
 「(仮称)湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、大川端リバーシティ21の隅田川を挟んだ対岸部の再開発プロジェクトです。

 中心となる「B街区」には、地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ128.96m、総戸数416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)の「パークシティ中央湊 ザ タワー」が建設中です。

 引用資料 公式ホームページ
 パークシティ中央湊 ザ タワー 

パークシティ中央湊 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業 B街区
◆ 所在地-東京都中央区湊二丁目101番(地番)
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩6分、東京メトロ有楽町線「新富町」駅徒歩8分、JR「東京」駅徒歩20分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部128.96m、軒高127.64m
◆ 敷地面積-3,682.95㎡
◆ 建築面積-2,092.08㎡
◆ 延床面積-45,045.59㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎を併用)、杭基礎は場所打ちコンクリート杭×36本
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に積層ゴム等の免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、工場、駐車場
◆ 総戸数-416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)
◆ 建築主-湊二丁目東地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年02月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年11月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定


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街区図です。「A街区、B街区、C1街区、D1街区、D2街区、D3街区、D4街区」に分かれています。「パークシティ中央湊 ザ タワー」は、「B街区」になります。


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「パークシティ中央湊 ザ タワー」を南東側から見た様子です。


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基礎工法は、直接基礎と杭基礎を併用し、その両者が複合して建物荷重に抵抗する「パイルド・ラフト基礎」を採用しています。 杭基礎として場所打ちコンクリート杭を36本構築しています。地震対策として「免震構造(建物と基礎の間に積層ゴム等の免震装置を設置)」を採用しています。


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「パークシティ中央湊 ザ タワー」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ中央湊 ザ タワー」を北西側から見た様子です。


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「パークシティ中央湊 ザ タワー」を北東側から見た様子です。


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「C1街区」を南西側から見た様子です。


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隅田川沿いに整備中の「広場」です。


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シティタワー銀座東

 「A街区」を北東側から見た様子です。「A街区」には住友不動産により、地上22階、地下1階、高さ76.00mのマンション「(仮称)湊二丁目計画」が建設されます。

 正式名称は「シティタワー銀座東」に決定しており、早くも公式HPがオープンしています。でも、ここって銀座??? まあ銀座の東には違い無いですが・・・(笑)

シティタワー銀座東の概要
◆ 計画名-(仮称)湊二丁目計画
◆ 所在地-東京都中央区湊二丁目100番1,2,3,4,13(地番)
◆ 交通-JR京葉線「八丁堀」駅から徒歩5分、 東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅から徒歩5分、東京メトロ有楽町線「新富町」駅から徒歩7分
◆ 階数-地上22階、地下1階
◆ 高さ-最高部76.00m、軒高69.98m
◆ 敷地面積-4,400.73㎡(販売対象面積4,476.51㎡)
◆ 建築面積-2,157.36㎡
◆ 延床面積-30,790.23㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、SOHO、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-492戸(共同住宅404戸、SOHO88戸(非分譲住戸9戸含む))
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2016年10月01日
◆ 竣工-2019年03月中旬予定
◆ 入居開始-2019年04月下旬予定


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「A街区」を北西側から見た様子です。「A街区」は「パークシティ中央湊 ザ タワー」が建設されている「B街区」の西隣の街区になります。


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「(仮称)湊二丁目計画」の建築計画のお知らせです。

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2016年10月18日 (火)

中央区 超巨大なトライスター型タワーマンション「KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)」 もうすぐ竣工!

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-KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)-

 「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」は、超巨大な超高層タワーマンション「THE TOKYO TOWERS」のすぐ北側に建設されている再開発計画です。

 3街区に分かれ中心となる「B-1街区」には、地上53階、地下2階、高さ178.78m、総戸数1,420戸(販売総戸数1,318戸、事業協力者戸102戸を含む、他に公益施設・店舗)の超高層タワーマンションが建設中です。

 正式名称は「KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)」で、超巨大な「トライスター型」のタワーマンションになります。
 総戸数1,420戸は、マンション1棟あたりの総戸数が「THE TOKYO TOWERS」に次いで国内2番目になります。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。 

KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)の概要
◆ 計画名-勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事(B-1街区)
◆ 所在地-東京都中央区勝どき五丁目1400番
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩6分
◆ 階数-地上53階、地下2階
◆ 高さ-最高部178.78m、軒高175.13m
◆ 敷地面積-10,878.09㎡
◆ 建築面積-5,915.90㎡
◆ 延床面積-161,697.33㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造 、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(VDコアフレーム工法)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設等
◆ 総戸数-1,420戸(販売総戸数1,318戸、事業協力者戸102戸を含む、他に公益施設・店舗)
◆ 建築主-勝どき五丁目地区市街地再開発組合(売主 鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住友商事、野村不動産)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2013年09月01日
◆ 竣工-2016年12月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定


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「晴海客船ターミナル」の展望台から見た様子です。「KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)」は、上から見ると「Y字型」の超巨大な「トライスター型」のタワーマンションです。


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「勝鬨橋(かちどきばし)」の北側から見た様子です。


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アップです。


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最高部です。


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南側から見た様子です。近くで見ると笑ってしまうくらい大きいです!


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地震対策として「制振構造」を採用しています。世界初の採用となる、3つの棟を組み合わせる「VDコアフレーム工法」を採用しています。


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南側から見た下層階の様子です。基礎工法は湾岸部では珍しい「直接基礎」を採用しています。この辺りは、比較的浅い部分に堅固な支持層があるので、すぐ近くの「THE TOKYO TOWERS」も「直接基礎」です。


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東側から見た様子です。手前の高架橋は建設中の「環状第2号線」です。


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西側から見上げた様子です。


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西側から見た下層階の様子です。


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北側から見た下層階の様子です。

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2016年10月17日 (月)

渋谷区 地上47階、高さ約230mの「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」 2016年9月の建設状況

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-渋谷駅地区駅街区開発計画-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

● 日本最大級の規模を誇る屋外展望施設を設置!
 渋谷を訪れる人々に対する都市の魅力をさらに高めるため、「東棟」の最上部に、屋外と屋内からなる展望施設を設置します。

 引用資料 東京急行電鉄(PDF:2015/07/02)
 渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)への展望施設設置について ~日本最大級の規模を誇る屋外展望施設が渋谷駅直上に誕生~

 超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは日本最大級の規模を誇り、その開放感は圧倒的です。渋谷随一の高さから、代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木・都心方面、そして富士山に至るまで、遮るものがない素晴らしい眺望が広がります。

渋谷駅地区駅街区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。


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「屋外展望施設と富士山の眺望イメージ」です。


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「渋谷ヒカリエ」のスカイロビーから見た「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」の建設現場です。上から見られる無料の定点観測スポットがあるのはビルヲタにとって本当に有難いです。


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南側部分です。


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「構真柱(こうしんちゅう)」です。「構真柱」があるので、この現場は「逆打ち工法」が採用されている事が分かります。

逆打ち工法
 
「逆打ち工法」では、1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階→地下5階→地下6階→地下7階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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歩道橋から見た「構真柱」です。「クローラークレーン」で吊り上げられています。


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「構真柱」を建込んでいるのか? 組み立てているのか? よく分かりませんでしたが、建込んでいるように見えました。

 この現場は敷地に余裕が無いので、「構真柱」を「掘削孔」に立てて組んでします。敷地に余裕がある場合は寝かして組みます。


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「アースドリル掘削機」です。「アースドリル掘削機」は通常は「場所打ちコンクリート杭」の構築に使用しますが、この現場の基礎工法は「直接基礎、一部杭基礎」で、基本的に「直接基礎」です。「アースドリル掘削機」は、「構真柱」の建込みのために使用されています。


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北側部分です。


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JR渋谷駅の「山手線」と「埼京線」の連絡通路から見た南側部分です。


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「アースドリル掘削機」です。


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JR渋谷駅の「山手線」と「埼京線」の連絡通路から見た北側部分です。


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北側から見た様子です。この現場は東西南北の四方から見る事が出来るのでビルヲタにとっては非常に有難いです。


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最新の「渋谷駅地区駅街区開発計画」の建築計画のお知らせです。数値が少しだけ変更になっていました。

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2016年10月16日 (日)

JR品川駅の大規模改良工事 線路切換工事を2016年11月19日・20日に実施 新しい6番線・7番線のホームを供用開始!

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-JR品川駅の大規模改良工事-

 「JR品川駅」では、2011年から東海道線の東京方への折返し機能の整備、および車両基地のスリム化を目的とした大規模な駅の改良工事を行っています。

 現在は、「6番線」と「7番線」を閉鎖して改良工事を行っていますが、使用停止していた6番線と7番線を使用開始するため、線路切換工事を2016年11月19日(土)10時20分頃~20日(日)6時20分頃まで、およそ20時間かけて実施します。

 JR東日本は、車両基地をスリム化して生まれた土地を大規模に再開発します。そのために西側を走っていた軌道を段階的に再開発区域の東側に移設する工事を行っています。

● 移設後は現東海道上り本線(5番線)を使用停止
 移設の完了後に、現在は「東海道上り本線(5番線)」として使用されているホームを閉鎖して、改良工事を行います。このように玉突きのように工事を行い、最終的にはすべての軌道を再開発区域の東側に移設します。


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「東海道線品川駅線路切換工事概要」です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/09/13)
 東海道線品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について 


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「東海道線品川駅線路切換工事概要」の一部を拡大してみました。改良工事の終わったホームと軌道は、北側を大幅に東側に振っている様子が分かります。


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7番線

 「7番線」の工事の様子です。


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「7番線」のホームと軌道は、北側を大幅に東側に振っている様子が分かります。


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5番線ホームの仮囲いから見た「7番線」の工事の様子です。


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6番線

 「6番線」の工事の様子です。


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「6番線」のホームと軌道の北側部分です。


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「6番線」のホームと軌道は、北側を大幅に東側に振っている様子が分かります。


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5番線

 移設の完了後に、現在は「東海道上り本線(5番線)」として使用されているホームを閉鎖して、改良工事を行います。


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現在の「5番線ホーム」は、「6番線」の工事のためにホームが「仮囲い」で仕切られています。


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現在の「5番線ホーム」の北側は直線ですが、改良工事が完了して供用開始される時には、北側を大幅に東側に振ります。


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駅ナンバリング(品川駅編)

 JR東日本は、首都圏エリアへ駅ナンバリングを順次導入しています。品川駅「JK20 京浜東北線」です。


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品川駅「JT03 東海道線」です。

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2016年10月15日 (土)

JR東日本 船橋駅南口の駅ビル「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」 2017年度末に開業!

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-JR船橋駅南口駅ビル(仮称)-

 さて問題です! JR東日本の千葉県内で、最も乗車人員が多い駅はどこでしょうか? やっぱり県庁所在地のある千葉駅?

 答えは「船橋駅」です。「船橋駅」の2015年の乗車人員は、1日平均137,173人で千葉県内で最も多いです。
 ちなみに2位が「西船橋駅」の134,362人、3位が「柏駅」の123,104人、「千葉駅」は意外にも4位で104,503人です。

 そのJR船橋駅の南口の駅員の事務所ビル跡地に、ショッピングセンターやビジネスホテルが入居する駅ビル「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」が建設中です。

● 開業が2017年度末に延期
 当初計画では、2016年春開業を予定していましたが、2017年度末に延期されています。建築資材や人手不足による人件費の高騰を受け、2013年6月、2014年8月の入札がいずれも不調に終わったため、着工延期を余儀なくされていました。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2014/12/11)
 JR船橋駅南口駅ビル(仮称)の着工について 

 「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」は、地上10階、地下1階、延床面積約9,800㎡です。1階~5階は「ジェイアール東日本都市開発」が運営するショッピングセンター、6階~10階はJR系のビジネスホテル「ホテルメッツ」が入居します。

 道路上にまたがるペデストリアンデッキの整備も進め、駅周辺の回遊性を高めます。歩行者が駅前にある既存の商業施設「船橋FACE」や「西武船橋店」の方向に抜けやすくします。

JR船橋駅南口駅ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市本町七丁目1-1
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-約44m
◆ 延床面積-約9,800㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ショッピングセンター、ビジネスホテル
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年03月
◆ 竣工-2017年度末予定


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東側の既存ペデストリアンデッキから見た「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」の建設現場です。


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「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」の南側にはペデストリアンデッキを設置し、既存ペデストリアンデッキと接続を行い、駅周辺利便性・回遊性を向上します。


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西側の「西武船橋店」の2階までペデストリアンデッキが伸びます。


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「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」の建設現場を南東側から見た様子です。


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西側の「西武船橋店」の2階から見た「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」の建設現場です。


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「JR船橋駅南口駅ビル(仮称)」の建設現場を南西側から見た様子です。

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2016年10月14日 (金)

中央区 ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー(Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE) & オープンした「亀島川緑道」

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-ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー-

 「(仮称)中央区新川2丁目計画」は、「旧キリン本社ビル」と「カヤヌマビル」の再開発プロジェクトです。地上30階、地下1階、高さ99.985m、総戸数387戸の超高層タワーマンションが建設中です。

 正式名称は「ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー(Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE)」となっています。すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(完売)
 ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー

ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニューの概要
◆ 計画名-(仮称)中央区新川2丁目計画
◆ 所在地-東京都中央区新川二丁目3番1(地番)
◆ 交通-JR山手線「東京」駅より徒歩16分、JR京葉線「八丁堀」駅より徒歩1分、東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅より徒歩9分、東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅より徒歩4分
◆ 階数-地上30階、地下1階(30階部分は階段室・ELV機械室) 
◆ 高さ-99.985m
◆ 敷地面積-3,011.97㎡
◆ 建築面積-1,525.12㎡
◆ 延床面積-38,452.06㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に免震装置「積層ゴムアイソレーター、弾性すべり支承、オイルダンパー」を配置)、連層耐震壁
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-387戸
◆ 建築主-東京建物、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2014年12月上旬
◆ 竣工-2017年10月上旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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配置図です。上から見ると長方形ではなく変則的な六角形です。


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南東側から見た様子です。


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基礎は「直接基礎」となっています。隅田川のすぐ近くですが、支持層(N値50以上の固い地層)が地盤面から約-10mと比較的浅い位置にあります。


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地震対策として建物と基礎の間に免震装置(積層ゴムアイソレーター、弾性すべり支承、オイルダンパー)を配置する「基礎免震構造」を採用しています。また「連層耐震壁」を採用し、建物の強度と変形性能を確保します。


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南側から見た様子です。


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南西側の「高橋」の上か見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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「亀島川」沿いから見た様子です。


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「亀島川」沿いから引いて見た様子です。


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亀島川緑道

 亀島川沿いには「亀島川緑道」が2016年4月にオープンしています。亀島川の水辺を活かした親水性の高い緑道で、四季の草花を楽しみながら散策ができます。

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2016年10月13日 (木)

横浜みなとみらい21地区 外観が完成したみなとみらいエリア最大級のオフィスビル「横浜野村ビル」

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-横浜野村ビル-

 「みなとみらい21中央地区46街区」の「横浜野村ビル」は、リーマンショック前に計画されました。一番最初は地上29階、地下2階、高さ約150m、次に地上26階、地下2階、高さ約130m、次に地上21階、地下2階、高さ約109mと3度に渡って計画概要が変更になりました。

 変更になっても着工する事はありませんでしたが、2015年3月2日に着工されました。 概要は、地上17階、地下0階、 高さ89.00mとなっています。

 引用資料 野村不動産・ニュースリリース(PDF:2015/02/27)
 みなとみらいエリア最大級『横浜野村ビル』着工 

 「横浜野村ビル」は、基準階面積1,200坪を超えるみなとみらいエリア最大規模クラスのオフィスビルとなります。「横浜野村ビル」のオフィスフロアには「野村総合研究所」が入居を予定しています。

 地震対策として、「中間免震構造」を採用します。中圧ガスを利用したデュアルフュエル式非常用発電機とコージェネレーションシステムを採用し、BCP(事業継続計画)性能を強化します。

横浜野村ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)横浜野村ビル計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目4番11
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅徒歩4分、「みなとみらい」駅徒歩6分、JR線他「横浜」駅徒歩11分
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-.89.00m
◆ 敷地面積-8,962.40㎡
◆ 延床面積-約81,656㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年03月02日
◆ 竣工-2017年01月末予定


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見たみなとみらい21中央地区46街区の「横浜野村ビル」です。外観は完成しています。


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最高部です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見上げた様子です。


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地震対策として、「中間免震構造」を採用しています。窓が無い部分が「免震層」だと思われます。


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南側から見た様子です。

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2016年10月12日 (水)

東天紅「上野本店」跡地 地上36階、高さ約131mの「ブリリアタワー上野池之端」 2016年9月の建設状況

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ブリリアタワー上野池之端
 中華レストランを展開する「東天紅は、「上野本店」と隣接する「東天紅平成ホール」を売却しました。「東天紅」は隣接地へ移転し、高い耐震性能、環境性能を備える新店舗を建設しました。

 「(仮称)上野池之端プロジェクト」は、東天紅の「旧上野本店」跡地に建設中の地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ131.20mの超高層タワーマンションです。正式名称は「ブリリアタワー上野池之端」となっています。

 引用資料 東京建物(PDF:2016/03/15)
 多くの文化施設を内包する上野恩賜公園に近接、8 駅15 路線が利用可能な超高層タワー型分譲マンション 『Brillia Tower 上野池之端』 3 月19 日ゲストサロンオープン(完全予約制)

ブリリアタワー上野池之端の概要
◆ 計画名-(仮称)上野池之端プロジェクト
◆ 所在地-東京都台東区池之端一丁目7番3(地番)
◆ 交通-JR山手線、京浜東北線、高崎線、宇都宮線、常磐線、常磐・成田線、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅より徒歩10分、東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩4分、東京メトロ銀座線「上野広小路」駅より徒歩8分、都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅より徒歩8分、京成本線「京成上野」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部131.20m、軒高123.20m
◆ 敷地面積-2,985.37㎡
◆ 建築面積-1,033.03㎡ 
◆ 延床面積-36,113.29㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(粘弾性ダンパー、粘性体制震壁) 
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-361戸(うち、事業協力者住戸34戸を含む)   
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 外装・デザイン監修-日建ハウジングシステム
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 解体工事-2015年03月02日~2016年01月30日
◆ 着工-2016年02月01日
◆ 竣工-2019年06月中旬予定
◆ 入居開始-2019年06月中旬予定


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上野恩賜公園から見た東天紅「上野本店」の新店舗と「ブリリアタワー上野池之端」の建設現場です。


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上野恩賜公園から見た「ブリリアタワー上野池之端」の建設現場です。


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南東側から見た様子です。


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敷地南側部分です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。基礎は約34mの深さにある強固な地盤である「東京礫層(とうきょうれきそう)」を支持層とする杭基礎です。


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敷地北側部分です。奥の建物は「東京大学医学部附属病院」です。


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北東側から見た様子です。

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2016年10月11日 (火)

中央区 事業スケジュールが見直された地上48階、高さ約178mの「パークタワー晴海」 公式ホームページが復活!

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-パークタワー晴海-

 トリトンスクエア東側一帯に広がる敷地面積約132,000㎡の広大な敷地では、「東京都市計画事業晴海二丁目土地区画整理事業・基盤整備工事」の名称で区画整理事業が行われました。

 「C1街区」には「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」が、「C2街区」には「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」が建設されました。

 「C2街区」の北東側の区画の敷地面積19,161.72㎡を「三井不動産レジデンシャル」が2回に分けて取得しました。
 「三井不動産レジデンシャル」は、地上48階、地下1階、高さ178.49m、総戸数1,084戸の巨大な超高層タワーマンション「(仮称)中央区晴海二丁目計画」を建設中です。正式名称は「パークタワー晴海」となっています。

● 事業スケジュールの見直し
 「パークタワー晴海」は、事業スケジュールの見直しが行われ、オープンしていた公式ホームページは閉鎖されていました。2016年9月になって再び公式ホームページがオープンしています。

 完成予想図等引用 公式ホームページ
 パークタワー晴海 

 竣工は当初計画では、2017年5月下旬予定(入居開始2017年9月下旬予定)でしたが、2019年5月下旬予定(入居開始2019年9月下旬予定)と2年延期されています。

パークタワー晴海の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区晴海二丁目計画
◆ 所在地-東京都中央区晴海二丁目104番、105番(地名地番)
◆ 交通-交通東京メトロ有楽町線「月島」駅徒歩12分、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩15分、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩15分
◆ 階数-地上48階、地下1階
◆ 高さ-最高部178.49m、軒高169.99m
◆ 敷地面積-19,161.72㎡
◆ 建築面積-5,124.17㎡
◆ 延床面積-120,841,10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-DFS制振構造+免震構造
◆ 用途-共同住宅、保育所、店舗
◆ 総戸数-1,084戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年08月01日
◆ 竣工-2019年05月下旬予定
◆ 入居開始-2019年09月下旬予定


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事業スケジュールの見直し前に「仮囲い」に掲示してあった完成予想図です。公式ホームページの新しい完成予想図と違いがありません。総戸数も1,084戸で変更ありません。


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晴海大橋から見た様子です。


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晴海大橋から見た「パークタワー晴海」の建設現場です。


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アップです。「アースドリル掘削機」と「拡底バケット」が見えます。撮影時点でまだ「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築していました。

 約半年ごとの重機の変遷を見ていると、正確な事は分かりませんが、1度構築した「場所打ちコンクリート拡底杭」を再度構築しているように見えます。基礎工事をやり直しているようです。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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最新の「パークタワー晴海」の建築計画のお知らせです。


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「パークタワー晴海」の建設現場の東隣にあった生コンクリート製造販売の「晴海小野田レミコン」の工場が解体されて更地になっています。将来的には、この敷地にも超高層タワーマンションが建つようです。

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2016年10月10日 (月)

港区 竣工した地上27階、高さ約109mの超高級賃貸マンション「六本木グランドタワーレジデンス」

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-住友不動産六本木グランドタワー-

 「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス(旧:六本木プリンスホテル)」を中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。

 正式名称は、業務棟が「住友不動産六本木グランドタワー」、住宅棟が「六本木グランドタワーレジデンス」に決定しています。

 「六本木グランドタワーレジデンス」は、「住友不動産六本木グランドタワー」に先行して、2016年3月末に竣工し、2016年4月末から入居開始しています。

六本木グランドタワーレジデンスの概要
◆ 計画名-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業南街区施設建築物 住宅棟
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目2番2号
◆ 交通-東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」徒歩2分、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」徒歩7分、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」徒歩9分
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-109.05m
◆ 敷地面積-17,371.73㎡南街区全体)
◆ 建築面積-9,413.44㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-202,500.74㎡(南街区全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-226戸(権利者住戸含む)
◆ 建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成・大林建設共同企業体(大成建設、大林組)
◆ 着工-2013年10月28日
◆ 竣工-2016年03月末
◆ 入居開始-2016年04月末


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東京タワーの「特別展望台」から見た様子です。


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配置図です。

 引用資料 公式ホームページ
 住友不動産六本木グランドタワー 

 まだ「住友不動産」からは正式な発表はありませんが、業務棟の「住友不動産六本木グランドタワー」と住宅棟の「六本木グランドタワーレジデンス」がある街区は「泉ガーデン」の一部になるようです。


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六本木グランドタワーレジデンス

 「六本木グランドタワーレジデンス」は、地上27階、塔屋2階、地下2階、高さ109.05m、総戸数226戸(権利者住戸含む)の超高級賃貸マンションです。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見上げた様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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街区西側の「なだれ坂」です。南側が高いかなりの傾斜地となっています。


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西側は急な坂道になっています。


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「六本木グランドタワーレジデンス」の部分だけでもこれくらい高低差があります。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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住宅棟の「六本木グランドタワーレジデンス」と業務棟の「住友不動産六本木グランドタワー」の接続部分です。


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更に北側寄りから見た様子です。


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更に北側寄りから見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「六本木グランドタワーレジデンス」の東側です。撮影時は外構工事の真っ最中でした。

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2016年10月 9日 (日)

地上40階、高さ約230mの「住友不動産六本木グランドタワー」 2016年10月から本格稼働 「テレビ東京」は2016年11月7日から放送設備の切り替え!

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-住友不動産六本木グランドタワー-

 「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス(旧:六本木プリンスホテル)」を中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。

 正式名称は、業務棟が「住友不動産六本木グランドタワー」、住宅棟が「六本木グランドタワーレジデンス」に決定しています。

 「住友不動産六本木グランドタワー」は、順次使用を開始していますが、本格稼働は2016年10月を予定しています。
 「テレビ東京」は、2016年8月からオフィスを順次移転し、2016年11月7日から放送設備の切り替えを予定しています。

住友不動産六本木グランドタワーの概要
◆ 計画名-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業南街区施設建築物
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目2番1号
◆ 交通-東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅直結、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩5分、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王」駅徒歩8分、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩10分
◆ 階数-(建築基準法)地上40階、塔屋2階、地下5階、(運用)地上43階、搭屋2階、地下2階
◆ 高さ-230.76m(4FLより)
◆ 敷地面積-17,371.73㎡南街区全体)
◆ 建築面積-9,413.44㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-202,500.74㎡(南街区全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴムアイソレーター、U字鋼材ダンパー、オイルダンパー)、制振構造(粘性制振壁)
◆ 用途-オフィス、カンファレンスセンター、店舗他
◆ 建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成・大林建設共同企業体(大成建設、大林組)
◆ 着工-2013年10月28日
◆ 竣工-2016年03月末(当初計画)
◆ オープン-2016年10月(住友不動産六本木グランドタワー)


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東京タワーの「特別展望台」から見た様子です。「泉ガーデンタワー」と外壁の色を揃えています。


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配置図です。

 引用資料 公式ホームページ
 住友不動産六本木グランドタワー 

 まだ「住友不動産」からは正式な発表はありませんが、業務棟の「住友不動産六本木グランドタワー」と住宅棟の「六本木グランドタワーレジデンス」がある街区は「泉ガーデン」の一部になるようです。


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住友不動産六本木グランドタワー

 「住友不動産六本木グランドタワー」です。総貸室面積103,620.51㎡(31,346.01坪)、1フロア1,000坪超の大規模な超高層賃貸オフィスビルです。


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テレビ東京

 最高部です。塔があります。入居する「テレビ東京」のテレビ塔だと思われます。「テレビ東京」は、2016年8月からオフィスを順次移転し、2016年11月7日から放送設備の切り替えを予定しています。

 「テレビ東京」は、1985年に本社を虎ノ門四丁目の「日経電波会館」に移転しました。事業の拡大や社員の増加に伴って、周辺のビルにスタッフルームなどを分散配置してきましたが、放送マスター設備(4Kなど)の更新を機に約30年ぶりに本社機能を移転する事になりました。

 「六本木グランドタワー」には、総務人事局、営業局、ネットワーク局、経理局、編成局、制作局、アニメ局、技術局、報道局(報道番組センター)などの本社機能のほとんどが入りますが、報道局(取材センター、ニュースセンター)、スポーツ局は「日経電波会館」へ、報道局(ニュースセンター)などは「住友新虎ノ門ビル」となります。


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北西側から見た様子です。


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撮影時は外構工事の真っ最中で凄い事になっていました。


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北西側から見上げた様子です。


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シャトルエレベーター
 ビル外側の構造物は、1階(改札階)と29階の「スカイロビー」と直結する4基の「シャトルエレベーター(分速300m、1基当たり最大90名乗り)」です。

 28階が「免震フロア」、29階が「スカイロビー」となります。地震時に「免震層」を挟んでビルは揺れ方が大きく異なります。そのため「免震層」を貫通しない外付けの「シャトルエレベーター」を採用したのだと思われます。


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北西側から見た下層階の様子です。


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下層階は巨大な吹き抜けになっています。


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街区西側の「なだれ坂」です。南側が高いかなりの傾斜地となっています。


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南西側から見上げた様子です。南西側の壁面には、このビルの外観上の大きな特徴である出っ張りがあります。


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北東側の「泉ガーデンタワー」の北側から見た様子です。


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北東側の壁面にも出っ張りがあります。


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六本木グランドプラザ

 地上3階、地下1階、高さ19.95mと規模が小さいですが、北街区にはショップ&レストランの「六本木グランドプラザ」が整備されています。


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「六本木グランドプラザ」は、一部店舗がオープンしています。


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「六本木グランドプラザ」には、「駅前広場」や「オフィスエントランス」、東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅」への入口があります。

● 「駅前広場&オフィスエントランス」は超豪華!
 住友不動産六本木グランドタワーの1階にある「駅前広場」と「オフィスエントランス」は供用開始されています。
 
 「住友不動産六本木グランドタワー」は泉ガーデンの一部? 住友不動産六本木グランドタワー1階の「駅前広場 & オフィスエントランス」はメチャメチャ奇麗で超豪華!

 「駅前広場」と「オフィスエントランス」は、メチャメチャ奇麗で超豪華で、素晴らしいの一言です。「住友不動産」のフラッグシップとなるこのビルに賭ける物凄い執念を感じます。

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2016年10月 8日 (土)

港区 青山霊園近く 地上26階、高さ約105mの超高級タワーマンション「パークコート青山 ザ タワー」 2016年9月の建設状況


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-パークコート青山 ザ タワー-

 「青山霊園」近くに「(仮称)港区南青山二丁目計画」が建設されています。地上26階、地下1階、高さ105.04mの超高層タワーマンションです。正式名称はパークコート青山 ザ タワー」となっています。

 場所的にも超の上に超が付く超高級マンションになります。地上26階で、最高部105.04mと随分階高が高いです。用途は「共同住宅」のみとなっているので、下層階の店舗で階高を稼いでいる訳ではありません。

  公式ホームページには、 ”世界は曲線でできている。テクノロジー、デザイン、アートの曲線的進化を、この住まいに結集する。” と書いてあります。

パークコート青山 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)港区南青山二丁目計画
◆ 所在地-東京都港区南青山二丁目27番1(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅徒歩3分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
◆ 階数-地上26階、地下1階
◆ 高さ-最高部105.04m、軒高99.01m
◆ 敷地面積-3,910.57㎡
◆ 建築面積-1,946.40㎡
◆ 延床面積-27,787.42㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-163戸(総販売戸数163戸(一般販売住戸99戸、事業協力者販売住戸64戸))
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年09月14日
◆ 竣工-2018年03月下旬予定
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定


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「仮囲い」に掲示されていた「パークコート青山 ザ タワー」の下層階の完成イメージです。


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「パークコート青山 ザ タワー」の建設現場を南側から見た様子です。


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タワークレーン 2基で建設しています。


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南東側から見た様子です。   


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東側から見た様子です。   


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北西側から見た様子です。なんとなく外観が分かります。


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2つに割れている部分です。


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敷地東側の幹線道路です。


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敷地東側の幹線道路が綺麗に再整備されました。


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(おまけ)
 「パークコート青山 ザ タワー」の建設現場のすぐ北側に「青山一丁目交差点」があります。青山一丁目交差点の南西角に「本田技研工業」の本社があります。


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(おまけ)
 「本田技研工業」の本社1階のショールーム「Honda ウエルカムプラザ青山」には、「新型NSX」が展示されています。

 「パークコート青山 ザ タワー」が買える方は、「新型NSX」を余裕で買えると思います。「パークコート青山 ザ タワー」に住んで、「新型NSX」でドライブ! こんな贅沢な生活を1度でいいのでしてみたいです・・・(涙)

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2016年10月 7日 (金)

中野区の「区役所・サンプラザ地区再整事業」 選定された「野村不動産グループ」の案は巨大な超高層複合ビル 完成イメージを公開!

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-区役所・サンプラザ地区再整事業

 中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整事業」の事業協力者に選定した「野村不動産グループ(野村不動産、清水建設、住友商事、東急不動産、ヒューリック)」と、土地区画整理事業の施行予定者の都市再生機構とそれぞれ事業推進協定を結びました。

 日刊建設工業新聞(2016/10/07)
 東京・中野区/区役所・サンプラザ地区再整備/野村不らと事業推進協定締結

 引用資料 中野区公式ホームページ(2016/10/06)
 区役所・サンプラザ地区再整備事業に係る事業協力者の選定結果について 

 アリーナを組み込んだ1万人収容の「集客交流施設」とMICE(国際的なイベント)を想定して集客交流施設と相乗効果を生み出すホテル、業務・商業施設、住宅などが入る「多機能複合施設」を建設する計画です。


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「区役所・サンプラザ地区再整事業」のイメージの一部を拡大した様子です。当初の案からかなり変更になっています。具体的な概要は公表されていませんが、高さ200mはありそうです。


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「計画概要(想定)」です。


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野村不動産グループの当初の案
 中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整備」の事業構築に係る民間事業者として外部学識経験者を含む選定委員会の審査を経て、「三菱地所グループ」と「野村不動産グループ」の2グループを選定していました。

 引用資料 中野区・公式HP(2015/04/07)
 区役所・サンプラザ地区再整備の事業構築に係る民間事業者の提案概要書の公表について 



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「区役所・サンプラザ地区再整事業」の予定地です。


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中野サンプラザ

 再開発が計画されている「中野サンプラザ」です。音楽などの複合施設で、コンサート会場(客席数2,222席)として有名です。 開館は1973年6月1日で、開館から40年以上経過しています。

中野サンプラザの概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約92m
◆ 敷地面積-9,529.79㎡
◆ 建築面積-約7,900㎡
◆ 延床面積-約63,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客席数-2,222席
◆ 建築主-雇用促進事業団
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組、フジタ工業、佐藤工業JV
◆ 竣工-1973年01月
◆ 開館-1973年06月01日


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中野区役所
 
新庁舎の竣工後に再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。

中野区役所の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目8番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 敷地面積-約9,585㎡
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約45,450㎡

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2016年10月 6日 (木)

港区 地上44階、高さ約170mの超高級タワーマンション「パークコート赤坂檜町ザ タワー」 2016年9月の建設状況

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-パークコート赤坂檜町ザ タワー-

 「東京ミッドタウン」の北西側に「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されています。北側が「赤坂通り」に面する逆三角形状のエリアです。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下1階、高さ約170m、延床面積44,443.25㎡、総戸数322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)で、正式名称は「パークコート赤坂檜町ザ タワー」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
 パークコート赤坂檜町ザ タワー

 隣接する「東京ミッドタウン」との高低差を解消するため、歩行者専用道路を新設し、歩行者動線を強化します。
 エレベーターを併設してバリアフリーへの対応を図るほか、災害時の避難や救援救護の物資輸送にも機能する動線ネットワークを整備します。

● 全戸完売
 「パークコート」を冠した名称、「東京ミッドタウン」の隣接地という立地から分譲価格は驚く程高額でした。分譲された住戸の平均坪単価がなんと約1,000万円です。

 最高価格はなんと15億円で、15億円の住戸は最上44階の北向きの専有面積約203㎡です。それも含めてすでに全戸完売しています。

パークコート赤坂檜町ザ タワーの概要
◆ 計画名-赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都港区九丁目313(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線「六本木」駅徒歩9分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩3分
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約170m、軒高約163m
◆ 敷地面積-4,656.24㎡(他に私道負担8.41㎡有り)
◆ 建築面積-1,887.63㎡
◆ 延床面積-44,443.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁:4階~20階、壁式摩擦ダンパー:2階、3階、21階~37階)、屋上にリニアモーターAMD(アクティブマスダンパー)を設置
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、小規模多機能型居宅介護施設
◆ 総戸数-322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)
◆ 建築主-赤坂九丁目北地区市街地再開発組合(売主 三井不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年02月26日
◆ 竣工-2018年02月下旬予定
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定


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南西側(東京ミッドタウン側)の高台から見た「パークコート赤坂檜町ザ タワー」の建設現場です。


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地震対策として、「免震構造」と「制震構造」を併用します。免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁<4階~20階>、壁式摩擦ダンパー<2階、3階、21階~37階>)となっています。

● 日本初の「リニアモーターAMD」搭載分譲マンション
 屋上に「AMD(アクティブマスダンパー)」を設置し、重りをリニアモーターで制御する先進技術で地震時の後揺れを抑止し、風揺れにも対応します。


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北東側の「赤坂通り」に架かる歩道橋から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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「コンクリートミキサー車」です。


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再開発区域内の北東側です。再開発前は「港区立中之町幼稚園」がありました。仮園舎に移転していますが、再開発が完了すると戻ってきます。

 再開発区域内にあった「港区立桑田記念児童遊園」は、再開発完了後に「港区立中之町幼稚園」があった北東側に移動して開園予定です。

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2016年10月 5日 (水)

横浜みなとみらい21地区 「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の開発事業のお知らせ

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-みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業-

 横浜市は、「パシフィコ横浜」の隣接地に「新たなMICE施設整備事業」を計画しています。「MICE(マイス)」とは、Meeting(企業等の会議)、Incentive travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際機関等が行う会議)、Exhibition(イベントや展示会)の総称です。

 横浜市は、「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」をPFI事業として実施する入札を行い、「竹中工務店グループ」を落札者として決定しています。

 引用資料 横浜市・文化観光局(PDF:2015/08/31)
 「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の落札者が決定しました 

 引用資料 リゾートトラスト(PDF:2015/08/31)
 『みなとみらい21中央地区 20 街区MICE施設整備事業』におけるホテル事業展開予定について 

 「竹中工務店グループ」は、代表企業「竹中工務店 (統括管理、設計、建設)」、構成員「小俣組(建設)、日本管財(維持管理・保全)、三菱UFJリース(資金調達)」、協力会社「佐藤総合計画(設計、工事監理)」、その他企業「リゾートトラスト(民間収益事業)」が参画しています。


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MICE施設

 「MICE施設」は、2015年12月~2020年3月(予定)が設計・建設期間、2020年4月(予定)が供用開始、2040年3月31日がPFI事業の事業終了(予定)となっています。

MICE施設の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目9番他
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-最高部約36.35m
◆ 敷地面積-約30,700㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約29,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約98,000㎡(施設全体)
◆ 用途-多目的ホール、会議室(大会議室8室、中会議室10室、小会議室12室)


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民間収益施設
 
「民間収益施設」には、「リゾートトラスト」進出します。会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部(仮称)」と一般高級ホテルを併設します。

 「横浜ベイコート倶楽部(仮称)」は、「東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」、「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」に続くハイエンドブランド、“ベイコート倶楽部”として3つ目の施設となります。

 一般高級ホテルは、MICE誘致の相乗効果を図るため、国際会議に出席する政府要人の宿泊にも対応可能な客室を有するホテルを予定しています。2020年春頃のホテル開業を目指しています。

民間収益施設の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目9番他
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部約60m
◆ 敷地面積-約30,700㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約29,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約98,000㎡(施設全体)
◆ 用途-ホテル(一般利用ホテル、会員制ホテル)


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「パシフィコ横浜」です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の予定地です。


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の予定地を南東側から見た様子です。敷地の南側に「MICE施設」が整備されます。


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の予定地を北西側から見た様子です。敷地の北側に「民間収益施設」が整備されます。


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の開発事業のお知らせです。


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」の配置図です。

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2016年10月 4日 (火)

X-Knowledge(エクスナレッジ) 「日本のビルベスト100」を出版しました!

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-日本のビルベスト100-

 2016年10月初旬に「X-Knowledge(エクスナレッジ)」から「日本のビルベスト100」を出版しました! B5、157ページ、1,944円(税込)です。

 X-Knowledge(エクスナレッジ) → 日本のビルベスト100 

 Amazon → 日本のビルベスト100 

 過去に、産経新聞出版「東京工事中!ナビ」とエイ出版社「未来の地図 東京・首都圏版」の原稿の執筆した事がありましたが、すべての記事を自分で書いたのは今回が初めてでした。 

 出版元の「エクスナレッジ」は、月刊誌「建築知識」をはじめとして建築分野では日本最大規模の出版社です。私は「鉄筋コンクリート造」とか「鉄骨造」の構造をこの出版社の本で勉強しました。

 よく知っていた出版社だったので、出版の話が来た時にすぐにOKしました。軽い気持ちで受けたのですが、こんなに記事を書くのが大変だとは思いませんでした・・・

● 100棟の選択に四苦八苦
 日本の高さ100m以上の超高層ビルの中から「Landmark(ランドマーク編)」、「Form(見た目編)」、「History(歴史編)」、「Technology(技術編)」をそれぞれ25棟ずつ、合計100棟選びました。

 地域のバランスや新旧のバランスを考慮して、25棟ずつ、合計100棟を選ぶのは、難解なパズルを解くようで、非常に難しかったです。100棟に絞るために泣く泣く削ったビルがたくさんあります。

● 記事の執筆とチェックに四苦八苦
 
 ブログなら間違いは「ゴメンナサイ・・・」で済みますが、本となるとそうはいきません。一から徹底的に調べ直しました。
 調べ直すと自分のホームページ「超高層ビルとパソコンの歴史」のデータベースのデータの間違いが何ヶ所も見つかりました。

 また、延床面積を例に挙げると専門書や公式ホームページを見ても2つ3つ違う数値が出てくるのはザラで、いったいどれが正しいのか? と悩みました。

 3段階の原稿チェックがありましたが、限られた時間内での記事の間違い探しは、チェックのたびに気が狂いそうになりました(笑)。

● なかやん氏とショーケン氏の素晴らしい写真
 出版にあたって、「BLUE STYLE COM 」の「なかやん氏」と「OSAKAビル景」の「ショーケン氏」に沢山の素晴しい写真を提供して頂きました。心から感謝を申し上げます。


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中身はこんな感じです。基本的には超高層ビルの入門書ですが、マニアックな事もかなり書いています。

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リニア中央新幹線プロジェクト 超難工事となる「中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)」 2016年9月の建設状況

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-リニア中央新幹線プロジェクト-

 「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。

 現在は、本格的な「土留め壁」の構築に備えて、JR東海の自社用地と港区管理の区道で、準備工事が行われています。


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工事施工ヤード位置

 「工事施工ヤード位置」です。JR東海の自社用地と港区管理の区道を使用します。

 引用資料 JR東海・ニュースリリース(2016/01/20)
 中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について

 
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工事位置

 「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)」と「中央新幹線品川駅新設(南工区)」に分かれています。

 リニア中央新幹線の「品川駅」は、施工延長約450mです。このうち、東京方の北工区は施工延長約150m、名古屋方の南工区は施工延長約300mとなっています。
 北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」が担当、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」が担当します。


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土留め壁構築
 
最初に「土留め壁」の構築を行います。大規模な「連続地中壁」が構築されます。


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品川駅の施工手順

 起点となる「品川駅」の施工手順です。「品川駅」の工事は開削工法で行われますが、東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。

 東海道新幹線の「品川駅」の真下の地下約40mに設置します。新幹線のホームに並行する形で、最大幅約60mの巨大な地下空間に島式2年4線ホームを建設します。各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。


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「NTT ドコモ品川ビル」の南側あたりが「土留め壁」を構築する北端となります。


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「NTT村」の西側の区道です。途中で「北工区」と「南工区」に分かれます。道路は4車線ありますが、2車線を占有して工事は行われます。この部分に「土留め壁」を構築します。


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土留め壁の施工手順

 「土留め壁」は、「H形鋼」を建込む一般的な「ソイルセメント柱列壁」ではなく、「鉄筋かご」を建込む「RC地中連続壁」となります。

 南工区には「大林組」が入っているので、東京スカイツリーの建設現場で活躍した「スーパーケリー掘削機」や「ハイドロフレーズ掘削機」が見られるかも知れません。


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「JR品川イーストビル」の下です。


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「JR品川イーストビル」の下でも「土留め壁」を構築します。


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「RC地中連続壁」を施工する掘削機には、クレーン搭載型と低空頭型の2種類がありますが、天井が低いこの部分では「低空頭型」が活躍すると思われます。


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「品川グランドコモンズ」の西側の区道です。


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南端はこのあたりまで「土留め壁」を構築します。更に南側は別工事になります。

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2016年10月 3日 (月)

「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の再開発 「(仮称)丸の内1-3計画」は、地上29階、高さ約150m、総延床面積約178,000㎡!

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-(仮称)丸の内1-3計画-

 「三菱地所」は、千代田区丸の内一丁目の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を「(仮称)丸の内1-3計画」として、一般社団法人全国銀行協会、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に、3者の共同事業により、一体的に建て替えることに合意しています。

● 地上29階、最高高さ約150mの超高層ビル
 「(仮称)丸の内1-3計画」の概要が不明でしたが、今朝の「日刊建設工業新聞」により概要が判明しました。

 日刊建設工業新聞(2016/10/03)
 三菱地所、全銀協ら/みずほ銀行前本店ビル解体着手/丸の内1-3計画が始動 

 「日刊建設工業新聞」によると、「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の解体完了後に、2棟のビルを建設します。総延床面積は約178,000㎡となる予定です。

 2棟の内訳は、高い方の「タワー棟」が、地上29階、塔屋2階、地下4階、最高高さ約150m、低い方の「アネックス棟」が、地上8階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約55mとなります。

 先行して「みずほ銀行前本店ビル」の解体工事が始まっています。解体工事の工事名は「みずほ銀行前本店ビル地上解体工事」で、「大林組、大成建設、清水建設JV」の施工で行われいています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

(仮称)丸の内1-3計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番
◆ 階数-(タワー棟)地上29階、塔屋2階、地下4階、(アネックス棟)地上8階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部約150m、(アネックス棟)最高部約55m
◆ 敷地面積-約6,925㎡(みずほ銀行前本店ビル)+約1,421㎡(銀行会館)+約2,890㎡(東京銀行協会ビル)
◆ 延床面積-約178,000㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、(地下部)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗、その他
◆ 建築主-三菱地所、一般社団法人全国銀行協会、みずほフィナンシャルグループ
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)   解体工事は大林組・大成建設・清水建設JV
◆ 解体工事-(みずほ銀行前本店ビル)2016年10月01日~2017年11月30日予定
◆ 着工-2017年12月予定
◆ 竣工-2020年度予定


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「(仮称)丸の内1-3計画」の位置図です。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/11/27)
 銀行会館・東京銀行協会ビル・みずほ銀行前本店ビルの建て替え着手決定 「(仮称)丸の内1-3計画」始動 ~大手町・丸の内・有楽町エリアにおける国際金融拠点機能強化


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みずほ銀行前本店ビル
 「みずほ銀行前本店ビル」を北東側から見た様子です。先行して「みずほ銀行前本店ビル」の解体工事が始まっています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

 「三菱地所」は、「みずほ銀行前本店ビル」の信託受益権を「みずほフィナンシャルグループ」に譲渡すると発表しています。

 信託受益権は賃料収入を得られる権利を証券化したもので、譲渡価格は1590億円です。「みずほフィナンシャルグループ」は信託受益権を買い戻す形になります。

 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/11/27)
 固定資産信託受益権譲渡に関するお知らせ

みずほ銀行前本店ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1号
◆ 階数-地上15階、地下5階
◆ 高さ-約69m
◆ 敷地面積-約6,925㎡
◆ 延床面積-約75,994㎡
◆ 竣工-1973年12月
◆ 信託受益者-みずほフィナンシャルグループ(予定)


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「みずほ銀行前本店ビル」を南東側から見た様子です。


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銀行会館
 「銀行会館」を南西側から見た様子です。

銀行会館の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番5号
◆ 階数-地上8階、地下4階
◆ 敷地面積-約1,421㎡
◆ 延床面積-約18,052㎡
◆ 竣工-1965年
◆ 所有者-一般社団法人全国銀行協会


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東京銀行協会ビル
 「東京銀行協会ビル」を南西側から見た様子です。竣工が1993年9月なのでまだ築23年です。

東京銀行協会ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番27号
◆ 階数-地上19階、地下4階
◆ 高さ-88.2m
◆ 敷地面積-約2,890㎡
◆ 延床面積-約32,575㎡
◆ 竣工-1993年09月
◆ 所有者-一般社団法人全国銀行協会、三菱地所


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「東京銀行協会ビル」の下層階を南西側から見た様子です。大正5年に建てられた煉瓦造の「東京銀行集会所」の外壁のうち、2面を残し内側に新築のビルが建てられました。


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「東京銀行協会ビル」の下層階を南東側から見た様子です。


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街区の北西側には先行して「三井住友銀行東館」が建設されました。「三井住友銀行東館」も含めた4者の共同事業だったら理想的な形状のツインタワーが建設できたのですが、なかなかビルヲタの思い通りにはなりません・・・

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2016年10月 2日 (日)

千代田区 地上21階、高さ約109mの「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」 2016年9月の建設状況

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-(仮称)内幸町二丁目プロジェクト-

 「ケネディクス(不動産ファンド)、東急不動産、日本政策投資銀行」の3社は、「旧:日本長期信用銀行本店ビル」を建て替えています。

 「旧:日本長期信用銀行本店ビル」は、日比谷公園の南側に1993年8月に竣工しました。地上22階、地下5階、高さ約130m、延床面積62,423.66㎡の超高層ビルでした。
 「日本長期信用銀行」は、かつて存在した長期信用銀行です。「長銀(ちょうぎん)」の愛称で親しまれていました。

 3社の共同事業として「グリーンアセットインベストメント特定目的会社」を通じて「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」を、2015年5月15日付で新築工事に着手しました。

(仮称))内幸町二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町二丁目16番1号(地番)
◆ 階数-地上21階、地下4階
◆ 高さ-108.965m
◆ 敷地面積-6,089.61㎡
◆ 敷地面積-3,121.86㎡
◆ 延床面積-67,125.65㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎 (一部杭基礎)
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー式)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-グリーンアセットインベストメント特定目的会社(ケネディクス、東急不動産、日本政策投資銀行)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2013年09月20日~2015年07月31日
◆ 着工-2015年05月15日
◆ 竣工-2017年06月30日予定


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北東側から見た様子です。


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撮影時にすでに塔屋を含む最高部に到達していました。


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北東側から見た下層階の様子です。1階東側は吹き抜けになるようです。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。1階東側の吹き抜けは南端まで伸びているようです。


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東西には狭いですが、南北にはかなり長いビルとなっています。

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2016年10月 1日 (土)

渋谷区 地上23階、高さ約115mの「神宮前計画」 2016年9月の建設状況

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-神宮前計画-
 安室ちゃんは、2016年8月19日~2017年3月31日まで、全国33都市88公演のホールツアー「namie amuro LIVE STYLE 2016-2017」を行っています。

 昨日、2017年分のファンクラブ先行の抽選がありましたが、見事に全部外れました。掲示板等を見ても落選祭りになっていました。
 2016年に2公演当たったのがせめてもの救いです。新曲CD購入特典は当たる気がしないので、このツアーは2公演で終わりそうです。最低でも3公演は行きたかったのに・・・

 本題に戻って、
「JR原宿駅」前から続く「竹下通り」と「明治通り」が交差する北西側で、「神宮前計画」の建設が行われています。地上23階、塔屋3階、地下3階、高さ115.30m、延床面積43,173.60㎡の超高層オフィスビルです。

 このプロジェクトは、着工後に工事がストップしていました。約7年半くらい工事が止まっていましたが、ほぼ同じ概要で工事が再開されています。

神宮前計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目5番10他
◆ 階数-地上23階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-115.30m
◆ 敷地面積-6,427.06㎡
◆ 敷地面積-3,013.45㎡
◆ 延床面積-43,173.60㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート像、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-原宿タウン特定目的会社
◆ 設計者・監理者-松田平田設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2004年11月15日
◆ 竣工-2017年09月30日予定


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「国立代々木競技場第一体育館」北東側の歩道橋から見た様子です。撮影時は塔屋を構築中でした。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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「竹下通り」から見た様子です。


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「竹下通り」は落書きが酷いですが、「神宮前計画」の竹下通り側の仮囲いもこの状態です・・・

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